1998年4月24日 作成


新婚旅行編(2日目) 4月7日 (1998年4月6日〜14日 計9日間)

●ハイデルベルク 〜 ハイデルベルク市内半日観光(ハイデルベルク城、学生牢跡、大学広場、カールテオドール橋など) 〜 ローテンブルク バスで移動(185km) 〜 ローテンブルク着後自由行動
<ローテンブルク泊>:HOTEL EISENHUT


ハイデルベルクの街並みとカールテオドール橋

 今日の午前中は、ハイデルベルクの市内観光です。まずは丘の上の古城、ハイデルベルク城へやってきました。

 城のテラスから眺める風景は、左のようにとても良いです。これで晴れていれば気持ちいいのですが、あいにく朝から小雨がぱらついていました。

 こうして見渡すと日本と違って、どの家もみな赤い三角屋根をしているんですね。話によると、景観を損ねないようにと家を建てるにもいろいろと規制があるらしいですよ。

 中央に見える橋が、カールテオドール橋です。



エリザベス門

 城内にあるこの門は、エリザベス門と言うそうです。愛妻家フリードリヒX世によって、王妃エリザベス・ステュワートの19才の誕生祝いとして、1615年にたった一夜で築かせたとか。

 このほか城の地下には、22万リットル以上も入るという巨大なワインの大樽がありました。そこでは、ワインの試飲コーナーなどもありました。

 それにしても辺りにいる観光客は全て日本人ばかりですねぇ。お土産屋さんには、しっかり日本語で「いらっしゃいませ」って書いてあるじゃないですか。




学生牢跡

 バスでハイデルベルク城から町中に降りてくると町中の散策です。まずは名門ハイデルベルク大学へ行きました。

 その昔、酒に酔って羽目をはずしたり、ケンカなどの騒ぎを起こした学生は、大学独自の法によって裁かれ、この学生牢に入れられていたそうです。この牢に入ることは一種の名誉で、壁から天井までご覧のように記念の落書きがぎっしり。中には自分の写真を張り込んだりしているものもありましたよ。

 他には大学広場、大学図書館などなど・・。それから、ここでは免税店にも案内してもらいました。
 


カールテオドール橋から見上げるハイデルベルク城

 カールテオドール橋から見上げるハイデルベルク城もなかなかかっこいいですね。

 ネッカー川に架けられたこの橋は、18世紀後半に選帝候カールテオドールによって架けられたのでそう呼ばれており、地元の人にはドイツ語で、`古い橋`という愛称で親しまれているそうです。




雨の中バスで移動

 ハイデルベルクの町を後にし、ローテンブルクに向けてバスで出発です。

 ハイデルベルクを出発すると雨足も強まってきました。ハイデルベルクからローテンブルクまでは185kmの道のり。単調な高速道路を延々と走り続け、バスの中ではみんなぐっすり寝てしまいました。なのに添乗員さんは1人マイクをもってガイドしていました。(誰も聞いていない・・・)




城壁に囲まれた石段の町ローテンブルク

 ローテンブルクに到着するとまずはホテルでチェックイン。部屋に荷物を置いて、町中の散策です。

 一応自由時間だったのですが、添乗員さんが案内して欲しい人はロビーに集合して下さいって言ったら、みんな添乗員さんについていくことになりました。

 聖ヤコブ教会をはじめ、議員宴会会館、マルクト広場、市庁舎など見所は全て案内してくれました。この街は端から端まで数百メートルしかないので歩いてもそれほど苦ではありませんでした。
 名物菓子シュネーバル(雪の玉の意)を買ってみましたが凄いボリューム!でした。

 右の写真が、もっともドイツらしい写真が撮れるショットらしい(?)です。


ローデンブルクで発見したマクドナルド

 こんな町中にもマクドナルドはありました。そうそう、ヨーロッパに来てからまだ自分たちだけで食事をしたことが無かったんです。マクドナルドならメニューも知ってるしなんとかなりそうと言うわけで、思い切って冒険です。

 もちろん我々がドイツ語を話せる訳がありません。とりあえずコーラを買ってみようと思い、「コーラ、One Please!」。ん?。店員のお姉さんが首を傾げてしばし沈黙・・・・(^_^;)。どうして通じないの?。もういちど今度は「コカコーラ、One Please!!」。すると、今度は納得したようにうなずいて、「OK! コカコーラ」と言って無事に買うことができました。一体なんだったんだろう??。

 たったコーラを買うだけなのにやけに緊張してしまいましたね。ふー。ドイツ語が話せなくても片言(?)の英語でもなんとかなることが分かりました。




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