１９９８年４月２０日　作成

新婚旅行編（１日目）　（１９９８年４月６日〜１４日　計９日間）

●東京（成田）発１３：００　〜　ＪＡＬ４０７便　〜　ドイツ・フランクフルト着１８：００　〜　ハイデルベルクへバスで移動（９５ｋｍ）
＜ハイデルベルク泊＞ホテル名：ＨＯＬＩＤＡＳＹ　ＩＮＮ　ＣＲＯＷＮＥ　ＰＬＡＺＡ

東京成田空港にて

　昨日は、東京都の八王子市にて結婚式を挙げた後、車でそのまま成田へ直行しました。成田では空港近くのホテルにて前泊し、今日は、ホテルから空港まで送迎してもらいました。車の方は、結婚式の荷物と一緒にホテルでしばらく留守番です。

　今回の荷物はスーツケース２個です。大きな方はまあ下にキャスターがあるからなんとかなりましたが、相当な重さですね。特に団地から車へ運ぶときには苦労しました。小さい方は、今のところは空です。帰るときは、こっちにもおみやげが満載の予定？です。

　私たち２人は、初めての海外旅行、そして初めての空の旅です。と言うことは、もちろん空港へ来たのも初めての訳で、空港へ着いてからしばらく一体どこへ行けばいいんだーとうろうろしてました。やっと日本航空のＪＴＢデスクを見つけて、ホッとしたところで記念撮影です。

日本航空（ＪＡＬ）４０７便

　ＪＴＢのデスクで受付を済ませ、一通りの説明を受けた後、身軽になった私たちは空港見物をすることに。再集合の時間までは空港内を探索していました。
　
　この飛行機が今日これから乗り込むボーイング７４７、ＪＡＬ４０７便です。飛行機をこんな間近で眺めるのはもちろん初めてですが、こんな大きなものが空を飛ぶのか〜と１人で感心していました。

　再集合の時間１１：２０となり、再びＪＴＢデスクの回りに今回の旅行に参加する５組の新婚＆夫婦が集まりました。一通り軽く挨拶を済ませると、航空券を渡され自分の座席の確認です。ラッキーなことに私たち２人は窓際の席をゲットすることができました。

機内食

　離陸の時、こんな加速をするとは思いませんでしたね。もっと電車みたいにタラタラ加速していくものと思っていたのですよ。ちょっとびっくりと感動でした。
　離陸後、どんどん地面から離れて行くのですが、もうまもなく雲の中に入ってしまい、何も見えなくなってしまいました。そう、今日の天気は曇りだったのです。空から富士山を眺めたかったのに・・・残念！！

　飛行機は上昇を続け、まもなく水平飛行に入りました。すると１回目の機内食です。メニューの方は、こちらです。
あれー？、このメニュー表って持ってきてよかったのかなぁ。まいいや(^_^;)

　思っていたよりも品数も多く、お味のほうもそこそこ良かったですよ。ドリンクもいろいろあり、メニュー表の通りですが、いずれも無料サービスでした。

シベリア上空・約１２時間のフライト

　何せ飛んでる時間が１２時間以上ですからねぇ。する事が無くて暇なんですよ。旅行雑誌を読んだり、ドイツ語の本を読んで、ちょっと勉強をしたり・・。
　そのうち、ビデオ上映が始まりました。まさか飛行機の中で「ミスタービーン」が見られるとは思いもしませんでしたよ。機内は大うけでした。

　右の写真は、窓からの眺めです。ちょうどシベリア上空付近でしょうか。１３：００に日本を出発し、只今の時間は２０：００です。機内のモニターによると高度１１６００ｍ、時速８６４ｋｍ／ｈ、外気温−５７℃ですって。広大な大地が全て雪で覆われており、何だか地球の果てみたいな感じでした。とても同じ地球にいるとは思えませんでしたね。

飛行経路と時差
　上の航路図は日本航空のパンフレットより拝借したものです。紫で塗ったところが今回の飛行経路です。

　ここで、日本とドイツの時差について説明しますと・・。ドイツでは、グリニッジ標準時間より１時間早く、３〜９月末はサマータイムとなるのでその時間差は７時間となり、日本で正午の場合、ドイツでは７時間遅れの午前５時となりますます。ですから、成田を１３：００に出発したときは、ドイツでは午前６時ですね。

ドイツ・フランクフルト空港到着

　ようやく無事ドイツのフランクフルト空港に１８：００（ドイツ時間）に到着しました。
　日本を１３：００に出発し、１２時間も飛んでいたのに時差の関係で、着いたのは夕方１８：００ですよ。とっても長い昼間でした。これぞまさに時差ボケになる原因ですよね。

　空港に到着すると、もちろん回りにいるのはドイツ外国人ばかり・・ではないんですよ！！。日本からの旅行客ばかりで、回りはみんな日本人でした。入国審査は、日本の様な綺麗なお姉さんではなく、目の鋭い怖そうな男の人でした。眼の飛ばしあいの末、何て行ったのか分からないけど、Ｔｈａｎｋｙｏｕと言って無事審査は終わりです。

　添乗員の案内で、ドイツマルクにいくらか両替した後、待っていたバスにみんな乗り込みました。今回のツアーは、添乗員を入れてもたったの１１人なのに、待っていたバスは大型観光バスです。前の方から積めて座ったら、ほとんどうしろは空席でした。寂しいくらいでしたね。でも、得をした気分でもありました。

フランクフルトからハイデルベルクへ

　フランクフルト空港を後にし、我々は今日の宿泊地であるハイデルベルクへ向かいます。ハイデルベルクまでの道のりは約９５ｋｍ。まもなく雨が降りだしました。

　ドイツでは、日本とは違い高速道路が無料です。羨ましいですね。右の写真は、速度無制限なあのアウトバーンです。速度無制限とは言ってもそれは乗用車での話し。バスやトラックなど大型車両については、１００ｋｍ／ｈの速度制限があるそうです。バスは、一番右車線をジャスト１００ｋｍ／ｈで走っているのですが、横を追い越していく車のスピードが速いのなんのって。ＢＭＷやベンツがこの雨の中をもの凄いスピードで抜き去って行くんですよ。中にはきっと２００ｋｍ／ｈ以上で走っている車もあると思いますよ。こんな道を、ＺＺＲ１１００で走ってみたいーって思うのは、きっと私だけではないでしょう。

ハイデルベルク・ホテルにて

　一時間足らずでハイデルベルクのホテルに到着です。途中、バスの中では現地で合流した日本人女性ガイドさんんから、ドイツの概要から通貨、今後の予定など説明がありました。

　チェックインは全て添乗員さんがまとめて済ませてくれるので我々は待っているだけです。みなそれぞれの部屋の鍵を受け取とり、明日の朝食の時間と出発の時間を確認して、今日は解散です。

　部屋に入ると奥のテーブルには、ワインとフルーツが用意されていました。

　もちろん今日は、結婚式の疲れと時差ボケと飛行機の疲れでバタンキューでした。お休みなさーい。


　

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