2005年11月13日 作成


秋の乗鞍岳・登山ツーリング 2005年10月19日
メンバー ダー@XSILVERWING600

早朝の諏訪湖畔にて

 マイカー規制3年目の乗鞍。今年は、イベントが重なり、惜しくも乗鞍大滑降自転車ツーは機会を逃したものの、5年通った紅葉シーズンの乗鞍(2004年2003年2002年2001年2000年)は、やはり未練が忘れられずに・・・・。

 19日、急遽決まった振替休日。午前3時半発。八王子ICからは、体力温存のため久々の中央高速へ。山間部区間を高速でパスし、勝沼IC下車。あとは下道甲州街道R20でガンバリマス!。

 早朝のR20を淡々と走り、埼玉から200km先の諏訪湖畔には、午前6時到着。いつしか夜は明けたものの、空はすっかり曇り空。途中の温度表示板によれば、富士見高原付近で気温は13℃前後。走っている時は、さほど寒さは感じなかったものの、止まるとちょっと身震いするほど。

 凍えた身体を温めるべく、下諏訪温泉は朝5時半からやっている「湖畔の湯」(→紹介HP)へ朝から立ち寄り湯です。朝から地元の方々でぼちぼち賑わっており、なんともほんわかな雰囲気かな。


乗鞍高原にて

 身体も温まったところで、再びスタート。塩尻峠付近からは、横目に諏訪湖を一望しつつ、峠を少し下った先を右折。まずは「高ボッチ高原」に寄り道です。
 車通りのない舗装林道を600ccならではのパワーで、グングン駆け上がります。すると、アッという間に雲の中へ。これまた空中遊泳な気分で視界がほとんど無し。果たして雲上に出られるのか!?。な〜んて期待は、見事に裏切られ標高1600mの晴れれば眼下に諏訪湖と富士山をも望む高ボッチ高原は、雲の中で絶好調!イエ〜イ(^_^)V←!?。これじゃもちろん「アルプス連峰パノラマ展望台」だって、ご覧の通り。晴れれば、こ〜んな絶景が見れる”はず”なんだけどなぁー(汗)

 時刻は7時を過ぎたところ。来た道を戻り、再びR20で西へ。松本から、R152を走り奈川渡ダムを抜け、1年ぶりの乗鞍高原には午前8時45分到着。正面にそびえているであろう乗鞍岳は、今日は惜しくも雲の中。天気予報は、”晴れ”だったはずだけど、乗鞍もダメか・・・・。半ば諦め半分、バスターミナルの方に山頂の様子を聞いてみると・・・。「山頂は晴れてるよ!」。この一言で再び燃え上がりました(笑)。
 この雲の上に繰り広げられている光景を、あれやこれやと妄想すればするほど、興奮レベルは急上昇の200%(!)。このチャンスを逃してなるものか。急いで身支度を済ませ、発車間近の午前9時発の乗鞍岳行きシャトルバスに飛び乗りました。


乗鞍エコーラインの紅葉

 濃い霧の中をバスは狭い道幅をギリギリ使いながら、右へ左へコーナー曲がっていきます。果たして本当に雲の上に出られるのか!?。位ヶ原山荘付近にて、雲の切れ目から一瞬乗鞍岳が見えた!瞬間、ふわぁ〜っと何か気持ちの中で開けた世界がありました。と思ったら、再び視界は霧の中へ。ドキドキ・・・ドキドキ・・・・。

 標高2500mくらいの出来事だったでしょうか。さーーーーっと霧が引き、突如青い空が車窓いっぱいに広がりました「雲の上に出たぞ!!」。そして、間近に望む乗鞍岳の雄姿が大きく飛び込んきた時は、バスの中では一同「おぉ〜!!」と歓声が沸きました。

 日本一最高所を走るバスは、更に高度を上げ、肩の小屋入口を過ぎたところで、右手には、想像をも遙かに凌ぐ、思わず息を呑むほどの車窓に広がる雲海が。その雲海にひょっこり顔を出したのは、上高地のある北アルプス穂高岳ですね。そんな絶景を横目にバスの運転手さんが一言さりげなく「まあまあの雲海ですね」。こんな光景を毎日見ながらお仕事が出来るシャトルバスの運転手さんって、なんかすんごい憧れてしまいました(マジ)。


乗鞍岳再び白駒池へ

 まさに気分はクライマックスな絶頂期になったところで、畳平(標高2700m)には午前10時到着です。雲上のパノラマの別天地へ繋がる、約1時間のバスの旅でした。

 1年ぶりの乗鞍・畳平。シーズン終了間近、そして平日とあって、とても閑散としてました。レストランもすでに今年度の営業を終え、売店にも品数は残りわずか。もういつ雪が積もってもおかしくない気候ですからね。

 バスから降りた人達の大半は、みな畳平のみ、もしくは最寄りの魔王岳が圧倒的。しかし、僕の目指すべきところは、まだまだ更に上。畳平らから更に登山道を”一般的”には90分。いつか登ってみたかった乗鞍岳主峰・剣ヶ峰(標高3026m)なのだ。

 こんな雲海の別世界に偶然巡り会えて、すでに気持ちは超ハイレベル。更に乗鞍岳山頂まで登ったら、一体どんな世界が待ち受けているのか!?。高ぶる気持ちに、自分の中では興奮は沸き上がるばかり。

 → 乗鞍岳周辺マップ


乗鞍岳登山道より畳平を望む

 10時ジャスト。さあっ!、いよいよ乗鞍岳登山の初挑戦です。まずは畳平駐車場から鶴ヶ池の横を通り、長野岐阜の県境へ。先ほどバスの車窓から見た雲海が広がっていました。乗鞍高原から曇空を眺めた時は、とても想像できなかった光景です。先の曇り空があったからこそ、その感激はなおも大きいものとなり、自分は今、すでに標高2700mの地にいるんだということを、改めて実感でした。

 よく整備された遊歩道をのんびりと歩きながら、振り向けはすでに畳平と鶴ヶ池がどんどん遠くなっていきます。真っ青な透き通った秋空がたまらない。本当に気持ちがいいです。右手に見えて来たのは不消ヶ池。すでにその表面はうっすらと氷が張っているようでした。

 コロナ観測所入口へやってきました。すると左手には再び乗鞍高原方面のパノラマが一望です。エコーラインのウネリ具合がなんとも言えませんでした(笑)。そして、雲海の高さがみるみる下がっていくのは快感としか言いようがありません。山々の合間からは、奥穂高岳(3190m)もほぼ同じ視線で見えてしまうのは、ちょっと感動的でした。

 コロナ観測所入口からは、左手の肩の小屋方面へ。どうやら、目指すべき乗鞍岳はココかな。まだまだ道のりは遠し。でも頑張るぞ!!


乗鞍エコーラインと雲海、遠く南アルプス

 10時40分、肩の小屋に到着。ここからは本格的?な登山道の始まりです。いきなり足場は不安定な岩場状態の急勾配。途端のペースダウンは、いやはや致し方なく、乗鞍岳からの絶景!の妄想だけがパワーの源!?です(笑)。みるみる高度を上げていくのが実感できて、わずか10分ほどで、肩の小屋と、歩いてきた道のりがあんな遥か彼方に見えちゃいました。一歩上がって「うー疲れたぁ〜!!」。でも振り替えって絶景を眺めては「頑張るぞ!!」の繰り返しかな。

 11時20分、先ほど山頂か!?と期待した場所は実は「蚕玉(こだま)岳(2979m)」。乗鞍岳山頂は、まだあんな先なのね〜。穂高岳方面の絶景はもちろん、ここで初めて岐阜方面の展望が開けました。おぉ〜!!、現れた池は権現池。そして果てしなく続く雲海。これこそが”雲上のパノラマ”の世界なんですね。

 乗鞍岳登山もラストステージへ突入です。稜線上を歩いて、最後に待ち受けていたのは、とても下からは想像も出来ない岩石がゴロゴロ地帯。両手をつきながら、なんとか這い上がる感じ。あと10m、8m・・・・。畳平出発から1時間40分経過の11時40分、ついに乗鞍岳山頂(3026m)へ登頂なのだ\(^o^)/。気分はまさに「アルピニスト」だね。もうとても言葉では表せない感激で満たされました。初めての乗鞍岳の山頂って、意外や意外!?。僅かこれだけのスペースしかなくて、ちょっと驚きでした。ピークの時は、居場所がなくて困る、なんて嘘みたいなホントの話で納得です(笑)。みな、景色を眺めながらのお弁当を広げたり、写真撮ったり、顔が生き生きしてました。


乗鞍岳山頂(標高3026m)にて

 いやぁ〜、それにしても実に爽快!!。どこを見渡しても360゜のパノラマです。南側には雲海の中にひょっこり顔を出しているのは御嶽山(3063m)、西側には眼下に権現池と雲海の向こうには白山かな。そして何より穂高連峰と乗鞍高原を望むパノラマは、まさに息を呑むほどの絶景なのでありました。おっと、南アルプスらしき北岳(3192m)が見えるってことは、まさか・・・・いやもしや!?。エッ?ホントに??。うっそー!!、見えたっ!、見えちゃった〜〜〜〜〜\(^o^)/。「うぉ〜〜〜〜〜!!」。そう、ずっと自分の中で秘めていた「乗鞍から富士山は本当に見えるのか!?」。いつしか、カシミールでシミュレーションしたまんまの姿の富士山が、一眼レフの200mm望 遠レンズでズームしてみると、確かにいつかのカシミールの結果と一致。感激のあまり思わず奮い立ってしまいました。

 山頂で絶景を眺めながら持ってきたコンビニのおにぎりをほおばった後、12時10分過ぎに下山開始。畳平には13時20分に下山することができました。畳平では、ご褒美?に売店でコレ。旨い!(笑)。そして、午後14時10分のシャトルバスに乗り込み、乗鞍高原には午後3時に戻ってきました。観光センターから見上げる乗鞍岳は、すでに再び雲の上。現実に戻ってきちゃったんですね。最後はコレで締めて、乗鞍登山完了です!。

 レポでは紹介しきれない写真は『2005年10月19日 乗鞍岳写真集2005』でもどうぞ。また、乗鞍岳シャトルバスのハイライト映像も、動画バージョンでもお楽しみください♪。


安くてうまい!、羽村市・味里

 乗鞍高原を後にして、R158で松本へ。下道で頑張ろうかと思ったけれど、ちょうど通勤帰り渋滞に絶えられず、岡谷で中央道へエスケープ。

 諏訪湖を一望できる高台に位置する諏訪湖SAでは、併設する嬉しい「ハイウェイ温泉諏訪湖」で、夕暮れの諏訪湖を堪能しながら、1日の汗を流しました。そして、中央道原PAでは、こちらも以前から気になっていた「ソースカツ丼」ゲット。えへっ(笑)
 あとは一気にノンストップで八王子ICへ。あやぁ〜、高速道路はやっぱり速くて便利だよね。原付だったら、今頃まだ甲府あたりでしょうか。

 本日ラストの晩餐は、R16瑞穂バイパス途中で左折。ちょうど羽村動物園のすぐ近くでしょうか。やってきたのは定食屋さん「味里」です。これで3回目の訪問です。とにかく豊富なメニューはどれも圧巻(笑)で、しかもボリューム満点!。今日は「焼肉特盛&豚汁(ご飯大):1200円」で行ってみよう!。お肉たっぷり330gもあり、ほどよい満腹感と美味しさがお気に入り♪。いやぁ〜、旅のラストは、やっぱこうでなくちゃね(笑)。ちなみに、コチラのお店は、やっぱり唐揚げ定食がNO1の人気です。

《お店データ》
 定食や『味里』
 東京都羽村市緑ケ丘3丁目21−10
 042-555-8905 10:30-22:30 火曜定休


 久々の快適高速道路のお陰で、午後8時40分無事帰還。冬季閉鎖目前の乗鞍にて、紅葉こそ上部ではすでに終わっていたけれど、乗鞍岳の頂点に立てたこと、そしてなんとも感動的な雲上の世界に巡り会えたこと。晩秋の乗鞍は、透き通った青い空が本当に素晴らしかったです。乗鞍万歳!!

本日の走行距離:526km



走行マップ

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