2001年10月24日 作成


乗鞍・立山ツーリング 2001年10月8日(月)
ルート 埼玉自宅〜奥多摩湖〜R411〜甲府〜R20〜諏訪湖〜松本〜乗鞍高原乗鞍エコーライン〜乗鞍岳山頂・畳平〜乗鞍スカイラインにてUターン〜乗鞍エコーライン〜上高地乗鞍林道〜安房峠〜R471〜R41〜富山〜称名滝〜富山市内〜R8〜糸魚川市〜R148〜白馬〜オリンピック道路〜長野市内〜上信越道・更埴IC・・・・関越道・鶴ヶ島IC埼玉自宅

乗鞍高原・いがやスキー場「ガラスのリンゴ」

 仮眠の取れないまま深夜1時に埼玉の自宅を出発。もちろん高速を使えば数時間で行けるのですが、そこは節約?というよりは単なる物好き?ですよね。R411で深夜の奥多摩湖畔〜柳沢峠(しかも霧雨&濃霧付き)を経由し、甲府からはひたすらR20で長野へ。

 乗鞍高原の手前でちょいと寄り道。行こう行こうと思いながら結局行ったことが無かった「いがやスキー場」です。あれから既に2年以上が過ぎますが、いまだ「この看板」は健在でした。そう、キムタクと松たか子主演のドラマ「ラブジェネレーション」で登場したあの場所です。

「哲平スケベ」の文字は、近く見ると既に破かれてしまったようでした。残念・・・・・。


乗鞍エコーラインの紅葉風景

 さて、乗鞍高原・観光センターに到着が午前6時。すでに駐車場はたくさんの車がいました。みなさん、やはり乗鞍の紅葉を求めて全国から集まった深夜到着組で、アマチュアカメラマンが大半の様ですね。トイレでは歯を磨く人、顔を洗ってる人がたくさんいました。通りがかりのおじさんが私のバイクのナンバーを見て「今日来られたんですか!」さすがに驚いてました。
 乗鞍エコーラインの開門時間7時に合わせ大移動が始まりました。みな自慢の一眼レフカメラを三脚セットし、思い思いの場所で車を止めては写真を撮っていました。私も負けずにストップ&ゴーの繰り返しでした。

 今年の乗鞍高原の紅葉は、地元の話でも色づきがイマイチだそうです。これは台風の影響なのでしょうか?。最低気温が8℃以下になってから見頃になるまでの間に雨が多いと色づきが悪くなるそうです。『美しい紅葉の条件』より。

乗鞍の紅葉の詳しい模様は、特設ページ
2001年秋 乗鞍岳の紅葉でご覧ください!


日本一の高所ルート・乗鞍スカイライン

 乗鞍高原から乗鞍エコーラインで山頂・畳平(標高2715m)へ登り、乗鞍スカイラインを下りルートで半分ほど走ってUターン。再度畳平へ戻りました。時刻は8時を過ぎ、そろそろ車の数も増えてきました。

 乗鞍エコーラインで下山を開始した直後に1台のバンディットと遭遇。もしや?と思いUターンしたところ、先ほどのそれらしきバンディットを発見。「ダーさんですね。はじめまして・・・」てな具合で、偶然にも相互リンクを張らせていただいてますととさんでした。特に申し会わせた訳でもなく、ただ掲示板で「乗鞍へ行きます」ってだけで、こうして会えるなんて思ってもいませんでしたので嬉しかったです。初対面にも関わらず初めて会った気がしないのが不思議ですね。すっかり時間も忘れてしばし1時間ほど話し込んでしまいましたね。
 ととさんも早朝アタック組で先ほど来られたとの事でした。

ととさんのHPでも乗鞍ツーリングの模様がUPされていますので、ご覧ください。


乗鞍高原にて乗鞍岳をバックに記念撮影

 乗鞍高原・観光センターまで戻ってくると、濃い霧は無くなっていて山頂まで見渡すことができました。

 この後は、11時待ち合わせで、道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」で富山在住のVFR乗りのもりもりさんと合流するんです。ちょっと(#かなり)ハイペースで景色を楽しむ余裕も無く上高地乗鞍林道〜安房峠(もちろん旧道!)を爆走し、新穂高方面へ。道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」には11時20分に到着しました。もりもりさんもネット上で私のHPがきっかけで知り合った方で、富山と埼玉の真ん中?の乗鞍でお会いしましょーと企画して丸1年。今回ようやく実現となりましたね。

 しばし募る話に花が咲き、共に食事をした後は、私のリクエストによりもりもりさんお勧め富山屈指の超お勧め観光スポット「称名滝(しょうみょうだき)」へ連れていってもらうことに。称名滝は、その落差が350mもあり日本一を誇る巨瀑だそうです。それを知ってしまったら行かない訳にはいきませんよね!?。
 2時間かけて富山市内へ抜けた後、再び1時間かけて立山連峰を目指し称名滝へ。


称名滝へ続く遊歩道

 立山黒部アルペンルートの拠点でもある立山駅を過ぎると、まもなく両側には岩壁が現れます。この辺りは別名「日本のグランドキャニオン」とも呼ぶほどで、とにかくスケールが大きいのです。眠気も疲れも吹っ飛びました。駐車場にバイクを止め、完備された遊歩道を歩くこと20分、ようやく称名滝に到着。
 2000m級の岩壁がそそり立っている景観には、とにかくスケールの大きさに感動しました。日本にもこんなところがあったのかーと感無量。まるでスイスのユングフラウヨッホのフィヨルドを思い出しました。

 この称名滝と岩壁の上に立山黒部アルペンルートが広がっているんですね。立山黒部アルペンルートでは毎年春には20mを越える雪の壁が有名ですが納得ですね!。

 いつか立山黒部アルペンルートへ行くぞ!と誓ったのでありました。

← 写真をクリックすると大きな画像をご覧いただけます。(167kB)


落差350m、日本一を誇る巨瀑『称名滝』

 称名滝でもりもりさんとはお別れし、あとははるばる富山から埼玉の自宅までの帰路です。関東ツーリングマップルしか持ち合わせて無かったのですが、とりあえずナビで糸魚川市をセットしてあとは従うのみ。日本海沿いのR8はとにかくトラックが多かった、加えてスノーシェルターやトンネルが多いので、ディーゼルの排気ガスがたまらんかったな〜。

 あまりの辛さに上越市から上信越道を断念し、糸魚川市で右折。栂池〜白馬へ出て、そこからは長野へ通じるオリンピック道路で超高速?ショートカット。長野市内の更埴ICから上信越道で一気に帰ってきました。

 今回のツーリング、乗鞍の紅葉ツーリングのはずが、思いかけずに称名滝まで見ることができて、しかもネットで知り合ったお二方ともお会いすることができたとても有意義なツーリングとなりました。
 それにしても日帰りで富山まで行ったのには自分でも驚いた!。もちろん日帰りツーリングとしては自己最長記録である走行距離856kmとなりました。でも、これだけ走ってもまだまだ走れそうなシルバーウィングって、やっぱり凄いです!

 本日の走行距離 856km



走行マップ(280KB)
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