2002年10月6日 作成


秋の紅葉・ラストラン乗鞍ツーリング 2002年10月5日
ルート 自宅〜八王子IC・・中央道・・松本IC〜R158〜奈川渡ダム〜乗鞍高原・乗鞍観光センター〜乗鞍エコーライン〜大黒岳でご来光畳平乗鞍スカイライン・途中でUターン〜畳平〜乗鞍エコーライン乗鞍観光センター〜R158〜松本IC・・中央道・・甲府昭和IC〜ぼんち食堂太良峠ほったらかし温泉〜勝沼IC・・中央道・・八王子IC〜帰宅
メンバー もりもりさん@富山(VFR)、Majestyさん@東京(Majesty)、ダー@埼玉(SILVERWING)
お会いした方々 りゅうまさん@神奈川(FZS1000)、アマネさん@千葉(W650)、しゅうさん@岐阜(SILVERWING)、ミツイさん@神奈川(ZRX1100)、林君@埼玉(VMAX)、まついどんさん@神奈川(BANDIT250)とご友人のあんちゃんとコウゾウさん、やすさん@東京(D-Tracker)

ツーリングマップル関東甲信越 P57-C6午前4時20分・乗鞍高原到着

 仮眠の取れないまま、深夜0時45分頃埼玉の自宅を出発。空は薄曇りで少々の不安を感じながら、目指すは中央道は八王子ICへ。

 紅葉のラストラン乗鞍。これが本当にバイクで行ける最後のツーリングになるんだろうなぁなどと走りながら思うと、何かこみ上げてくるものがありますね。ふと空を見上げると、いつの間にか星空が広がっていました。
 いつもの様に勝沼ICから下道を走れば、乗鞍到着は午前6時前後。でも、このまま高速をぶっちぎれば、4時半頃にはつけるはず。確か今のご来光の時間は午前5時45分頃のはずだ!。急遽予定変更で、最初で最後のご来光をめざし、一路松本ICへ一直線。

 松本ICに午前3時過ぎ到着。マジですか?、こんな時間に100mほどですが料金所渋滞です。案の定、みな目指すはR158乗鞍方面でした。

 道の駅「風穴の里」付近で小雨が降ってきた時は、さすがにご来光はダメかと思いました。乗鞍高原の手前の電光掲示板表示。で、乗鞍高原到着午前4時20分。ふと空を見上げると、いつしか満点の星空になっていました。これはご来光も期待できるかもしれない!
 正面の乗鞍岳は、暗闇で見ることはできませんが、まるで真夏の富士登山を思わせるように、ところところ車のライトで光っていて幻想的でした。


ツーリングマップル関東甲信越 P57-B6大黒岳(標高2772m)からのご来光

 真っ暗な乗鞍エコーラインを上り始めると、先ほどまでここも雨が降っていたのか、路面はウェット。標高2000mを越える高所では、さすがに路面凍結が心配です。途中、何度か止まって、路面状況を確認しながらの登山でした。
 位ヶ原山荘付近を過ぎると、道路の両脇には早朝の紅葉を狙う方達の車の路駐が出現。そして、真ん中を山頂目指す車。もう大雪渓辺りから先は、ご来光も拝めるとあって、車も3列状態で、まるで朝の通勤電車の車版!?。前の観光バス2台を抜くには少々手こずりました。そして、その先も僅かの車の隙間をぬってどうにか「乗鞍エコーライン」終点までたどり着きました。
 5時半にもなると、いよいよ向こうの空が明るくなってきました。うぉ〜!下界の山々が見渡せてくると、ここで今自分が標高2700mの世界にいるんだなーと改めて実感しました。
 5時50分、大黒岳で乗鞍最初で最後のご来光とご対面です。朝日に照らされた乗鞍エコーラインには、これだけの車の列をなしていました。ここでこうしてご来光を見つめているたくさんの人達。みなそれぞれ乗鞍への思いがあるんでしょうね。とても感慨深いものがありますね。
 午前6時の乗鞍岳の気温。真冬装備のお陰で、全く寒さは感じませんでした。ただ、顔は寒かったので、ジェットヘルをかぶったままの大黒岳登山でした(笑)

 さてと、ご来光も見れたことだし、もりもりさん、Majesyさんと合流予定の乗鞍高原へ下山を開始。がしかし、こんな事態が待っているとは・・・。車の隙間をぬって進むものの、大雪渓手前付近でこの有様。人ですら隙間を通れない状況に・・・。もちろん、下からもこれじゃバイクとて登ってくることは到底不可能でしょう。
 仕方無く山頂へUターン(も大変でした)。もりもりさんとMajestyさんには携帯でその旨連絡し、山頂で待機となりました。山頂では、横浜からこられたりゅうまさん(FZS1000)とお知り合いになり、ご一緒させて頂きました。

 乗鞍エコーラインの山頂ゲートは、1分のくるいもなくジャスト7時に開門です。開門と同時に、エコーラインで待っていた車が畳平駐車場目指してなだれ込みました。遠目で眺めていたところ、わずが10分ほどで駐車場は全て満車になりました。何とも恐るべし。そんな訳で、スカイラインの方は、ゲートは山麓側ですので、スカイラインから上がってくる1番乗りの車でさえ、畳平到着時には当然すでに満車な訳で・・・・。


ツーリングマップル関東甲信越 P57-B6大黒岳から見下ろす畳平駐車場と鶴ヶ池

 山頂ゲート近くで取り残された1台乗鞍高原を見下ろしながら持ってきたお弁当を食べるのは、何とも贅沢であり、とっても旨かった(笑)

 合流予定のもりもりさんとMajestyさんを待っていると、1台のW650が止まりました。おや?W650ってことは、も・し・や千葉からやってこられたアマネさんでした。いや〜、初めてお会いできましたね。続けて1台のVMAXが止まりました。あらら、地元友人の林君ではないか!。前回の夏も、ここでお会いしましたね(笑)。
 まもなく富山のもりもりさんがVFRで登場!。1年ぶりの乗鞍で再会ですo(^o^)o。これで4人にもなりました。
 すると今度は、緑のZRX1100が止まりました。SILVERWINGをジロジロ見ながら(笑)「ダーさんですよね?いつもHP見てます」と声をかけていただいたのは、神奈川からお越しのミツイさんでした。いや〜こんな事ってあるんですね(^o^)

 8時過ぎ、Majetyさんが到着し総勢6人にもなりました。みなで一緒に大黒岳(標高2772m)に登り、大黒岳で最後の記念撮影。もちろんお約束のこのショットもいかせて頂きました(笑)。
 上高地のある穂高岳(標高3190m)は、雲で見渡せなかったものの、最高の大黒岳からの大パノラマ満喫でした。


ツーリングマップル関東甲信越 P57-B6

乗鞍スカイライン終点・畳平で最後の記念撮影

 大黒岳を下山していると、1台の白(っぽい)SILVERWINGが見えました。最近、自家塗装された岐阜のしゅうさんでは?と思うと、大当たり!しゅうさんでした。いや〜、7月の銀翼MT以来の再会でした。
 さて、そろそろ畳平へ移動しようとすると、BANDITが1台、手を振って通り過ぎました。そうです!、大食らいライダー、東京のまついどんさんでした。戻ってきてくれて初対面となりました。今度、是非大食らいツーご一緒しましょうね。

 畳平では、偶然?集まった7人で”いわく付き”の看板の前で記念撮影(→)で、みなここでお別れとなりました。ほんの短いひとときでしたが、自分のHPが縁で、これだけの方とお会いできるなんて、本当に感謝感激でした。ありがとうございました。またどこかでお会いしましょう♪

 1人になったところで、デジカメを首にぶら下げて乗鞍スカイライン下り方面へ。夏に来たときは、長い渋滞もここまで来ると空いていましたが、午前10時で今日は見渡す限り渋滞は続いてます。凄すぎです!。もしかして料金所まで続いているのではないでしょうか?。
 そろそろこの辺でUターン。渋滞の中、車と車の間でさくっとハンドルフルロックでターン。一発で決めるのがスマートですね(^_^)V


ツーリングマップル関東甲信越 P57-B6

大雪渓付近から見下ろす乗鞍エコーライン

 いよいよ紅葉のメッカ、乗鞍エコーライン(下り)です。大雪渓あたりからエコーラインを見下ろした景色です。
 エコーラインから眺める景色で、このウネウネ具合は特にお気に入りです。でも全線に渡り、車の長い列が繋がっていますね。

 大雪渓山頂付近はすでに紅葉は終わっていますが、中腹辺りがとても綺麗に色づいていました。


ツーリングマップル関東甲信越 P57-B6エコーライン・遠くに穂高岳が見えるはずが・・・

 とにかくエコーラインは車・車でいっぱいです。山頂畳平を先頭に、スカイラインもさることながら、延々とエコーラインも車の渋滞です。しかもほとんど動いてない。そりゃそうでしょう、下る車がいなければ、畳平の駐車場は空きませんから。

 エコーラインは、10時も過ぎると下りの車も多数出てきますので、もともと道幅が狭い上に、紅葉見物の路上駐車のため、すれ違い困難ヶ所だらけで、バイクでも場所によってはすり抜け不能なカ所が・・・。そう言う意味では、やはり午前7〜8時くらいがお勧めかな。

 でも、そんな渋滞を忘れさせてくれるほど、沿道には素晴らしい紅葉風景が広がっていましたヨ♪。


ツーリングマップル関東甲信越 P57-B6紅葉のメッカ・位ヶ原山荘付近の紅葉

 乗鞍の紅葉風景の中でも、最もお気に入りの場所がここ(←)、位ヶ原山荘付近から小泉小屋にかけての眺めです。これぞ”乗鞍の紅葉”の代名詞ではないでしょうか?。ちなみに、真夏の様子はこちら。全く別世界です。

 相変わらず、上り線は長い車の列で繋がっています。この時、時刻は午前10時50分。みなさん、本当に山頂にはたどり着けるのでしょうか?



ツーリングマップル関東甲信越 P57-C6

位ヶ原山荘付近から見上げる乗鞍岳

 位ヶ原山荘付近から見上げる乗鞍岳です。真夏の乗鞍とは、全く違う姿を見せてくれますね。乗鞍マジック!と呼んじゃおう。

 ふとそこで、路肩に止まったD-TRACKERを発見。そして、向こうには黄色いジャケットの・・・もしや!と思い、バイクを止めて戻ってみると、おおお〜「Mが好き!(D-TRACKERが好き!)」の東京のやすさんでした。
 どうやらやすさんも僕のことを一目で”そうだ!”と分かったそうです(笑)。しばしお話した後、またどこかでお会いしましょうということで、お別れしました。

 さて、位ヶ原山荘付近を過ぎると、おおおお〜、いよいよ沿道の紅葉が最高に素晴らしいです。
NO1NO2NO3NO4

 でも、相変わらず上下線共に渋滞は続いてます。



ツーリングマップル関東甲信越 P57-C6

乗鞍岳を間近に望む乗鞍高原にて

 乗鞍高原スキー場に達する頃になり、車の数はぼちぼち多いものの、どうにか渋滞は解消しました、やっとのんびり一息です。

 乗鞍高原・観光センター帰着は正午過ぎ。例年だと同じコースで午前10時前には下りてこられるはずが、途中写真をいっぱい撮っていたのもありますが、なんと昼までかかってしまいました。それまでの緊張感が抜けると、一気にお疲れモードとなりました(笑)。
 午後に予定していた志賀高原の紅葉も、心身共に疲れ果て、さすがに断念。松本ICからMajestyさんと高速で帰ることにしました。

 今年の乗鞍の紅葉は、誰にとってもラストラン(資料1資料2)とあって、史上最大規模!?の大変な大渋滞でしたけど、それを差し引いても大満足できる最高の紅葉の乗鞍でした。

 以上にて、秋の紅葉・ラストラン乗鞍・完結編、無事任務遂行しました。そして、今日偶然にもお会いできた方々、ありがとうございました。またどこかでお会いできたらいいですね。
 3年越しで見てきた「乗鞍の紅葉」。さて、来年からの紅葉シーズンは、どこへ行けばいいんだろう(涙)

乗鞍の様子は乗鞍写真集でもまとめましたので、よろしければこちらもどうぞ!

本日の走行距離:588km


ツーリングマップル関東甲信越 P49-E3《番外編》 中央道・諏訪湖SAにて

 帰りの中央道、何故か?MajestyとSILVERWINGの2台は、甲府昭和ICで下車(笑)。そうです。ご存じ「ぼんち食堂」に寄り道です。#昔は高速を途中下車なんて考えられませんでしたね。でも、午後3時過ぎでは惜しくも「準備中」の札が・・・・(爆)。
 それではと作戦会議。そう言えば、今日は紅葉は満喫したけど、”峠”を走ってませんでしたね!ということで、Majestyさんを太良峠へご案内!。何度走ってもあの道は”ダー的”にはひじょーに楽しいです(謎)。是非とも武田神社側からのアクセスがお勧め!。中高速の快適ワインディングよりも、僕はやっぱり狭いウネウネ、中でも太良峠みたいなワイルドな道がお好みかな。
 もちろん、太良峠を越えたということは、その先フルーツパーク上にある「ほったらかし温泉」です。お湯に浸かりながら、甲府盆地を一望は最高!。
 疲れもとれ、温泉を出発するころにはすっかり日も落ちて、甲府盆地の夜景を満喫!。再び中央道で一気に帰路についたのでありました。



走行マップ(239KB)
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