1996年10月24日掲載
1993年8月8日〜15日 7泊8日
埼玉・自宅〜(東北道)〜青森港〜(フェリー)〜北海道・函館港〜東大沼キャンプ場(泊)
今年は大学4年生。大変だった就職活動も無事終わり、心おきなくあこがれの北海道へ行けることとなりました。
ただいつものツーリングのメンバーは、就職活動や卒業研究に忙しいためSOLOツーリングとなってしましました。SOLOツーリングは、日帰り程度なら何度も行っていますが、8日間もの間自分一人というのは初めてです。おまけに初めての北海道ということで、期待と不安を抱きながら8月7日の夜9時過ぎ、北海道へ向けて出発しました。
台風の雨の中、自宅を出発し加須インターから東北道へ。こんな雨にも関わらず、東北道には荷物を満載したライダーがたくさん走っていました。目的地はおそらくみんな北海道でしょう。
バイクは、ガソリン満タンで約200km走れます。SAは約50kmごとですから、4つごとにSAに寄り、ガソリンを給油する必要があります。すると、不思議と同じSAで見かけたライダーは、また次の給油の時同じSAで見かけるんです。その一人、山崎さんと途中のSAで知り合い青森港まで一緒に走ってきました。山崎さんは、北海道は2回目ということで、初めての自分にはとても心強かったです。
結局、昨日の夜9時に出発してから、青森港まで750kmの道のりを約10時間で走り切りました。
青森〜函館間のフェリーは便数も多く、約4時間で渡ることができます。朝、青森港発8時頃の便に乗り、正午頃北海道は函館に初上陸しました。まず、函館ではフェリーの中で知り合った伊佐を含め3人で函館見物をすることになりました。
函館駅へやってきました。ライダーは不思議なもんで、知らない人でも誰とでも友達になれるんです。早速、近くにいた人が声をかけてきて、いろいろと貴重な情報を頂きました。
ちょうど昼時なので、近くの朝市へ行ってみました。お〜あるある、イクラとウニとカニと・・・。確かに新鮮で安いようですが、貧乏学生にやっぱり高いです。今回はパスして、普通の定食を食べました。シクシク・・・。
函館駅の朝市からまた少し行ったところに、『赤レンガ倉庫』があるというので、早速行ってみました。
明治時代の面影を残しながらも、今は『金森ホール』は演劇、『クラシックモール』はアンティークショップ、『函館ビヤホール』は言うまでもないビアホールと、現代風のお店になっているようです。ビアホールもいいですが、昼間からビール飲んでもいられないので、適当にぶらぶらした後、今日の宿泊予定地『東大沼キャンプ場』へ向かうことにしました。カップルも多いしね。
今回のツーリングは、いかに金かけずがモットーなので基本的にキャンプです。一応自炊をしようと固形燃料も持ってきました。でも、今日は昨夜からほとんど寝てないので、途中にあったコンビニで我慢することにしました。