2006年1月14日 作成


絶景!秋の北アルプス一周ツーリング 2005年11月4日
メンバー ダー@SILVERWING600

黒菱展望道路からの北アルプス

  冠雪した北アルプスが見たくて2年ぶりの秋の白馬へ出かけてきました。天気予報は晴れの0%のはずが、またしても松本付近までは、上空は曇り空。それが大町付近に差し掛かると、急速に天気は回復傾向に・・・。
 木崎湖畔からは、この春にいっし〜さんと走破した「小熊黒沢林道」へ。木崎湖を見下ろす絶景ポイントは、なんとまたしても雲海!。そして、サンアルピナ鹿島槍スキー場では、何度か来たことはあったはずだけど、ちょっとこれまで味わったことが無いほど日本離れした景観にただただ感動!でした。今年は紅葉が遅れているせいか、山全体が未だ紅葉の盛りで、冠雪した北アルプスの山々と実に見事なコラボレーションに感動しました。
 白馬村では、ちょいと足湯に寄り道した後は、再び濃霧に包まれた八方尾根スキー場を一気に駆け上がる黒菱展望道路へ。林道を上り詰めると次第に眼下にはまたまた雲海と、何よりバックは3000m級の真っ白に連なる白馬連峰がこれまた足下がすくんでしまうほどの壮大なスケールで迎えてくれました。いやぁ〜、ブラボー\(^O^)/


そそりたつ岩壁、悪城の壁

 それから、R148を北上開始。日本海は親不知を経て、ついに富山県入り。立山から南下し、北アルプスの裏側へ回り込みました。そう遙々やってきた場所は、見る人全てを間違いなく魅了する日本最大級の滝「称名滝」です。2年ぶりの再訪でしたが、まずは称名滝へのアクセス路にそそり立つ岩壁は、長さ2km、その高さは500mにも達する「悪城の壁」。ちょっと見上げているだけで恐ろしくなってしまうほどの迫力です。とにかく圧倒される景観は 、何度訪れてもその感激は変わりません。で、1kmほどの遊歩道を歩いて称名滝に到着です。今回は、落差350mの称名滝より、更に大きな落差500mもの「ハンノキ滝」が水量が少ないながらも初めて見ることができました。


有峰林道で有峰ダムへ

 更に更に、ラストステージはいつか走ってみたかった、でも日帰りでは無理か!?と自分の中ではずっと自問自答だった有峰林道&有峰湖。それが”原付1000kmツー”を終えてからは、それが物理的に不可能ではないことを知り、今回この秋にターゲットを絞って作戦決行!に至りました。山の景色は早朝が勝負!ではあるけれど、北アルプスの裏側は逆光になってしまいます。そこで、今回左周りルートをたどることで、午前は白馬、午後は有峰と常に順光になれば理想的。これが見事にジャストミートし、夕日を帯びた有峰湖と冠雪した立山連峰(薬師岳?)は、なんともドラマチックでした。

 最後に、有峰林道終点の飛越トンネルから山之村、山吹峠を経て上宝村へ通じる「高山大山林道」は、全線舗装2車線路のアップダウンと景観と、交通量が限りなく少ない!のね。僕の知っている信州路の中でも特に”走り”の意味では、最高ランクに匹敵する走り応えある山岳ワインディングルートでした。

 午後11時18分無事帰還。深夜1時過ぎ発だったから、実に22時間にも及ぶ日帰りツーリングとなりました。今回は、撮った写真も距離にも負けず歴代No1に達する560枚にもなりました(笑)。”いい景色=写真枚数”と必然的に比例して増えていくものなのかもしれませんね。

 ここでは紹介しきれない写真は、題して「絶景!北アルプス一周ツーリング写真集」で是非あわせてご覧ください!!。

本日の走行距離:851km



全走行マップ

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