2003年11月19日 作成
信州ラストラン〜新潟ツーリング 2003年11月15日 |
ルート | 自宅〜八王子IC・・中央道・・豊科IC〜大町市〜R147〜白馬・八方尾根スキー場〜黒菱展望道路〜R406〜鬼無里村・いろは堂〜大望峠〜戸隠高原:鏡池〜信濃町〜野尻湖〜斑尾林道〜中野市〜よませ温泉・遠見の湯〜R403〜戸狩〜関田峠〜県道30号〜柿崎町〜R8〜日本海鮮魚センター〜柏崎市〜R116〜R402〜寺泊漁港〜燕市〜三条燕IC・・北陸道・・新潟西IC〜新潟市〜とんかつ政ちゃん〜新潟亀田IC・・北陸道、関越道・・鶴ヶ島IC〜帰宅 |
メンバー | ダー@SILVERWING |
ウィンターシーズン間近、八方尾根スキー場にて
紅葉もそろそろ終わり、ウィンターシーズン間近の信州。信州ラストは、冠雪した白馬連峰の山並みが見たくて、信州白馬方面へツーリングです。
埼玉から長野県白馬村までの道のりは約240km。山岳風景は、やはり朝が基本ってことで、早朝4時45分に出発。甲府を過ぎ、八ヶ岳付近にて、ミラー越しに”元気の源”ご来光です。わずかな雲の隙間から差し込む朝日で、右手に広がる八ヶ岳と、左手の南アルプスの山並みが真っ赤に染まりました。
午前8時、中央道・豊科IC下車。次第に天気は回復傾向にあり、大町付近では青空が見えてくると、思わず「いやった〜(^◇^)ノ」と叫ばすにはいられないかな(笑)
仁科三湖の木崎湖、中綱湖、青木湖を経由し、長野県白馬村には午前9時前に到着。道路に設置された電光掲示板によると、諏訪湖で4℃。大町で3℃。白馬では気温2℃!。寒ければ寒くなるほど気合いが入ってくるのは何故でしょう??(笑)。でも、この時期にしては意外と寒くは無かったかな。
黒菱展望道路から見下ろす白馬村
白馬村に入ると、いよいよ左手に真っ白に冠雪した標高3000m級の北アルプス・白馬連峰とご対面です。いやぁ〜、これが見たかったのだ!。遙々やってきて良かったなぁと思う瞬間ですね!。
白馬村では、付近の田んぼの捜索?開始。”逆さ白馬連峰”、いつか僕も是非狙ってみたいと思います。
さあ、天気が崩れないうちに、本命を走っちゃいましょう!。そう、白馬といえば、日本離れしたスケールと景観を兼ね備えた、日本を代表するに相応しい『八方尾根スキー場』がありますが、コブ斜面では有名な「うさぎ平ゲレンデ」や「黒菱ゲレンデ」がありますね。その黒菱ゲレンデまで上がれるのが『黒菱展望道路』です。
和田野の先から、八方尾根スキー場ゲレンデを舗装道のつづら折れでウネウネ上り、眼下に広がってきたのは白馬村。うぉ〜、どんどん街が小さくなっていくよ〜。高度が上がるに連れて気温低下と裏腹に、気分はかなり上昇気味。1人盛り上がってきちゃったよー(笑)
白馬村を見下ろすパノラマを満喫しながら、中盤過ぎると今度は標高2932mの白馬岳や大雪渓をはじめ、3000m級の山々が連なる白馬連峰が間近に迫ってきて、これまた大迫力!。「きゃ〜!!、すご〜い!!!」。思わずジーンときちゃいました(←ホント)。紅葉シーズンも過ぎ、でもウィンターシーズン直前のこの季節、人気もほとんどなく、意外と穴場的存在なのかもしれませんね。息を呑んでしまうほどの絶景尽くめに、もう大感激でした\(^o^)/
黒菱展望道路から望む北アルプス・白馬連峰
黒菱展望道路の終点は、黒菱弟3リフト山麓駅。標高1500mにも達します。あれ?、ココからも更に上に続く、こんな道があったのね。ゲートもないし・・・・ムフフ(笑)
更に砂利道を登っていくと、白馬村を見渡せるパノラマがいっぱいだぁ。以前何度かスキーを履いてココを訪れたことはあったけど、さすがにバイクでココまであがって来たのは初めてなのだ(笑)
しかし、「行きはよいよい、帰りはなんとやら・・・」ってヤツですか?。ホイルスピンかましながら登った砂利道って、実は霜柱で浮いたフワフワの砂利道だったのね〜(汗)。しかも、バイクにしてはかなり急斜面ですので、リアをかけると、フロントももれなくロック?。しかも止まれない。うひょひょ(滝汗)。こんな時に限って、前後連動ブレーキがまたまた仇になったのね(#←今日は秘密のパーツは外してたのだぁ)。こうなったら、気も持ちよう!?ってな具合(←なんだそれ?)で、おりゃおりゃ〜と一気にダウンヒル!。
うぉ〜、なんとか無事下山したものの、少々?生きた心地しなかったなぁ。まあでも面白かった(爆)
八方尾根スキー場を無事下山して、次は白馬駅をかすめて反対側。R406で戸隠方面へ。こちらは、R406のハイライト、頂上付近の白沢洞門トンネル手前からの白馬連峰の大パノラマ\(^O^)/。逆にR406を戸隠方面から走ってくると、このトンネルを抜けた途端にこの大パノラマが目の前に広がる訳で、これはかなりインパクトあるそうですね!。とっても納得かな。
黒菱展望道路から望む北アルプス白馬連峰 |
鬼無里村のいろは堂で”おやき”
鬼無里と書いて、”きなさ”と読みます。鬼無里村では、”おやき”が有名で美味しいとのことで、”いろは堂・本店”(→紹介ページ)へ寄り道。常時8種類のおやきと、10〜11月限定の”舞茸おやき”がラインナップ。うーんみんな魅力的、ヨダレが・・・(笑)。こうなったら、朝飯も抜いてきたことだし、やっぱりこんな時も”やる気”で勝負です(笑)。店員さん曰く「お持ち帰りですね!」、「いいえ、ココで食べます(爆)」。白馬連峰もビックリな(爆笑)、豪華9種類。あれれ??1個多いと思ったら、ネギミソ+1個サービス!?・・・デスカ??(^_^;)。いやぁ〜、嬉しいやら何とやら。あっ、ありがとうござい
ますと言いつつも、すでに複雑な心境です。締めて10個だもんね(爆)
”おやき”って、改めてあまり食べたこと無かったですけど、そば粉の入った小麦の衣に包まれた出来立てほやほやの”おやき”って、まさに絶品”うまい♪”マジで”うまい♪”。ホントに”うまい♪”のだぁ。いや、ココの”いろは堂のおやき”が特別旨いのかもしれない。季節限定”舞茸”なんかもう最高でっす!。でも、みんな1個が意外とデカかったのね〜。美味しいものは、やはり”適量”が大事(←今更?)。かなり手強いっす。さすがのあたし?も8個で撃沈。残り2個は非常食?としてお持ち帰りとなりました。
いろは堂本店は、朝も8時半から営業されてるとのことで、戸隠方面へ行ったら是非ともまた立ち寄りたい休憩ポイントになりそうな予感です。かなり気に入りました♪(*^o^*)
戸隠高原・鏡池と戸隠山
さすがに8個も食べたら、満腹通り越して、かなりヤバイ感じ?。あーん、目眩が・・・(笑)。
鬼無里から県道36号で戸隠方面へ。大望峠では、大望峠展望台へ寄り道。これまた戸隠山と遠く白馬連峰の北アルプスが一望でした。
戸隠高原では、絶景秘境とも言うべき、鏡池へやって来ました。にぎやかな県道沿いとは裏腹に、一歩奥まった所にありますので、今日も車が2台止まってただけで、何度来ても本当にココは静かでいいところだなぁ。紅葉の季節に来たら、それまた感動的な景色に出会えるかも、と妄想ばかりが膨らみます(笑)
戸隠といえば、”戸隠そば”が何と言っても有名ですが、さすがに”おやき”で超x2満腹様。まだ30分も経ってないしね。でも、「奥社の茶屋」では、やっぱり気になる”元気の源(part2)”のコレをゲット!。デザートは別腹って、まさにその通り(笑)。黒いプツプツがそば粉かな?。ほんのりソバの香りがして美味しかったよ(*^o^*)。350円也。そして、更に「奥社前食堂」では、更なるターゲット発見!。熊笹?、ふむ。味は抹茶系だそうですが、どうなんでしょ。これはまたの機会に(笑)
戸隠高原を後にして、信濃町へ下山です。街道沿いにあるのが、テント村・焼きもろこし屋さんです。とっても香ばしい焼きとうもろこしと、煮込み大根とお新香、お茶まで付いて嬉しいたったの200円。いやぁ〜、毎度ご馳走様でしたぁ。
斑尾林道からの絶景ポイント
市街地にてガソリン満タンにて、野尻湖畔へ。木々の隙間から眺める妙高山って、これまた格別!。でも、うっかり脇見ばかりしてると、路面は落葉がいっぱいですので、思わずズリっと来ますので要注意。
湖畔を半周ほど回ったところで、いよいよ斑尾林道へ突入です。すご〜い!って、今度は何が凄いかというと、交通量が皆無なせいか、舗装道も路面はご覧の通り。ひじょーに滑ります(笑)。そして、途中からダートとなりますが、意外とフラットですので、こっちの方が意外と走りやすいかも(笑)
誰もいない斑尾林道を爆走すると、次第に右手には視界が開け、斑尾林道NO1の絶景ポイントに到着です。「くぉ〜!!」(←ニューバージョン?)。眼下には先ほど間近に見た野尻湖と、遠く山二つが左手が黒姫山。そして右手は妙高山ですね!。特に妙高山・山腹の妙高国際スキー場と妙高杉ノ原スキー場って、中学くらいからちょっと思い入れがありまして、見た目ですぐ分かっちゃうかな。
この斑尾林道、初めて来たのが今年4月のGWの時。まだ雪がいっぱいな頃でした。あと半月もすれば、ここもまた白銀の世界になってしまうんでしょうね。
長野市街を見下ろす”よませ温泉・遠見の湯”
真っ赤な美味しそうな”信州りんご”がいっぱいな高社山麓を回り、次にやって来たのは展望が自慢と噂の「よませスキー場」山麓にある”よませ温泉・遠見の湯”(→紹介ページ)
噂通りの露天風呂からの大パノラマは、志賀高原と長野市街を高台から見下ろす絶好のロケーションですね!。いや〜、近くの馬曲温泉からのパノラマも良かったけど、こちらも勝るとも劣らず、開放感抜群で最高です!。しかも、今日はほとんど貸し切り。ラッキー(^_^)V。ちなみにお値段は600円也。
こちらの温泉。ちょっと気をつけなければならないのが営業時間。土日は11時からですが、平日は午後3時からという設定。でも、夜は10時まで営業ってことで、もちろん日没後はこれまたすんばらし夜景モードが満喫できそうな予感ですよね〜!!。こりゃ、いつか是非とも体感しなくちゃね。
関田峠からの野沢温泉スキー場方面を望む
時刻は、午後2時になるところ。高社山をR403で木島平方面へ。そして、野沢温泉スキー場温泉街にある”焼き鳥丼”が美味しいとの噂の”新屋”を目指すも、やっぱり今日もすでに営業時間外。ううっ残念です〜(>_<)←まだ食う気か!?
さあ!、この先は僕も未体験ゾーン。千曲川を渡り、新たなる野望?を抱き関田峠へ。関田峠へ続くこの上越飯山線。冬季閉鎖が11/17からということで、今日は15日。まさにラストランかな。
人気のない山間ウネウネ道を快調に上り詰めると、次第に視界も開けてきましたよ。山頂手前の大神楽展望台からは、向こうに見えるのは、野沢温泉スキー場ですね!。更に帰宅後にカシミールで調べてみたら、なるほど!。苗場山、横手山まで見えてたんですねー。いやぁ〜、改めてホント爽快そのものでしたよ。
関田峠を越えると、北側は今度は日本海が・・・・・。ツーリングマップルによると、能登半島や佐渡島まで見える?らしいですが、さすがにこの辺から曇り空。うーん、どうでしょう??。またいつかの機会のお楽しみかな。
日本海鮮魚センターで串焼き
県道30号で柿崎町で日本海です。次第に天気は下り坂で、左手に広がる日本海は、ちょっと鉛色。そんな日本海を横目にひたすら北上開始です。
柏崎手前、国道沿いにあるのが日本海鮮魚センター(→紹介ページ)。新鮮なカニや魚介類でいっぱいです。その一角の浜焼きセンターでは、その場で食べられる安くて美味しい”串焼き”が嬉しいな。うぉ〜、これは魚の丸焼き1本勝負ですか?。いやぁ〜、ちょっとそそられるけれど、それだけでGAMEOVERしてしまいそう(笑)。とりあえず今日は、イカとホタテをいただきます!。このイカ、でっかくて丸ごと1匹たった350円なんですよ。
渋滞の激しかった柏崎市街地を抜けたところで、ようやく快走路に。更に目指すは寺泊漁港。アマネさん情報によると寺泊にも漁港の前に串焼き屋さんが数件並んでるらしいのだ。その名も「寺泊アメヤ横丁」。そのころから、天気予報通り、雨ばポツポツと・・・・。うーん、カッパ着ようか微妙な感じ。まだ大丈夫かな。とにかく北上あるのみ!ゴー!ゴー!!
午後5時半に寺泊到着。初めてやってきた寺泊って、日没後の暗闇ではどうも土地感がつかめずに右往左往状態(汗)。漁港前はどこも真っ暗で、漁港の船の明かりくらい。うーん、もっともさすがにこんな時間じゃ串焼きは終わっちゃったよね〜。とりあえず、さっき柏崎で串焼きは食べられたので、良かったけど、惜しかった!。ついでに、天気良ければ、きっと最高の夕日も拝めたのにと思うと、ちょっぴりくやちーなぁ(泣)
新潟・とんかつの政ちゃんで、夢の2階建て”特製カツ丼”
寺泊を後にして、更に50kmほど北上開始。本日最終目的地は、Tさんからの情報で新潟市内にある”夢のとんかつ”「とんかつ政ちゃん本店」(→公式ページ)にやってきました。野沢温泉付近から新潟までって、遙々150km以上。我ながらよくぞ日帰りでこんなところまで来ちゃったよな〜と、呆れちゃいました(笑)。
かつ丼メニューはこちら。もちろん”特製かつ丼(大盛)”1280円です。なに〜??、かつが6枚ですって!?。ちょっとビビリモード(爆)。この場に及んで、”大盛”と言ってしまったことに少々後悔気味。ちなみに、みそ汁は別売ですが、おかわり自由ということでで+150円追加かな。
さあ、ついに”夢のとんかつ”の登場です(笑)。どうだっ!。あれ?、ドンブリが小さいせいか、インパクトはあまり無いようだ(笑)。って、それはきっと僕の感覚だからでしょう(爆)。かつは、醤油ベースのソースにくるまれたものが”6枚”。1枚が小振りなので、ボリューム的にはフツーかな?
さあ!、どんどん発掘していくと、でたぁ〜!。そうなんです、下から行くと”ご飯”→”かつ2枚”→”ご飯”→”かつ4枚”という噂の”2階建て構造”なんですね!。以前、静岡県三島の某所で”2階建てうなぎ”なんてありましたが、まさに今回は”かつ丼バージョン”です。な訳で、2階を制覇したところで、みそ汁もお新香も何故か?ご覧の通り戻通り。並一丁!みたいな(笑)
この特製かつ丼、ドンブリサイズの割には、異様にご飯が詰まっていたのでありました。かつ6枚とはいえ、ペース配分が難しかった。後半戦はご飯にかなり悪戦苦闘でした(笑)
そうは言ってももちろん完食。いやぁ〜、満腹様でした(*^o^*)。美味しかった。これにて、本日の任務は全て完了です!。
午後7時、小雨のぱらつく中、カッパ&長靴のフル装備で埼玉へ向けて出発です。新潟から埼玉までの道のりは約300km。結構ありますねぇ。暗闇のガラガラな北陸道〜関越道を、給油以外はノンストップでただひたすら無心で走り通しました。
信州ラストラインも走って食って、キモチもお腹も満腹様です。結果終わってみれば、午後10時帰還で日帰りとしては自己最長新記録の893km。日帰りの限界!?、”日帰り1000kmツー”へのチャレンジ?は、また来年に繰り越しかな。でも、今回もそれだけ走ったって、意外と疲れは大丈夫だったかな?。疲れ知らずで、まだまだ行けそうなシルバーウィングって、改めてやっぱり凄いと思いました。ますます気に入っちゃった。おわり(^^)//
本日の走行距離:893km
全走行マップ |