2004年12月23日 作成


群馬県・食道楽ツーリング 2004年11月28日
ルート (午前の部)自宅〜R299〜秩父〜志賀坂峠〜上野村〜塩ノ沢トンネル〜下仁田〜妙義山〜吉井・陽気軒
(午後の部)吉井・陽気軒〜前橋市〜菓子処一葉〜金清堂〜群馬県庁・新庁舎展望台〜赤城道路〜赤城山〜サンシャイン峠〜桐生市・コロリンシュウマイ〜R17〜熊谷〜R407〜帰宅
メンバー 飽食万歳さん@Super9改(75cc)、ミスキックさん@グランドアクシス100、まついどんさん@KSR80、アマネさん@カブ90、Tさん@SPACY100、みっひさん@モンキー50、ダー@XTZ125

秩父市街からの武甲山(標高1304m)を望む

 キリっと冷え込んだ、まだ外は真っ暗な午前5時半、XTZで出動です。早朝はほとんど車通りのないR299を秩父方面へ快走。正丸トンネルを抜け、秩父市街へ降りてくると、左手には今日もクッキリと「武甲山」がそびえます。思わずふらふら〜っと脇道へ吸い込まれ、するとこんな間近に迫る武甲山ビューポイントを発見!。朝から見応え満点でした。
 秩父市街を抜ける頃、行く手には朝日を浴びた両神山がオレンジ色に染まり、1人ジーンとくる瞬間かな。次第に日差しの陰が下がってきて、小鹿野町付近にて眩しい朝日を背中に受けて、体中がく〜っと熱くなりますね。こんなの見ちゃうと、寒さ忘れて早起きして良かった!とつくづく思います。

 埼玉と群馬の県境、志賀坂峠へ差し掛かる頃、上を見上げればお約束の「二子山」ですね。また以前から工事中であった付近で下を見下ろしてみると、思わず「うぉ〜!」みたいな。こんなウネウネな眺めがあったんですね。これでも一応国道なんですけど何か?(笑)
 恐竜の足跡を過ぎ、R462へ合流する橋の上にて、ふと振り向くと、このアングルの二子山は、これまたこれまで全く気が付きませんでしたっけ(^o^)

 ココまでの道のりだけでも、すでに70km。十分すぎる秩父満喫コースなんですけど、今日は単なる通過点、ちょっと勿体ない気も!?(笑)


志賀坂峠付近から見下ろすR299

 上野村のスカイブリッジを過ぎ、直進すれば”R299十石峠”の手前交差点からは、下仁田上野線へ。そう、峠のうどん屋「藤屋」のある「塩ノ沢峠」方面へ右折です。新しいトンネルが出来たらしいとの噂は聞いていたけど、確かに出来立てホヤホヤですね。ボーっと走っていると、そのままトンネル新道へ突入してしまいます。「藤屋」方面は、はすでに旧道扱いですので、”うどん目的”な時は要注意!かな。

 今日の午前中のターゲットは、秩父ではなく、その先の”妙義山”です。空気の澄んだこんな冬空の日を、ずっと待ち望んでいました。今日は十分期待できそうです(^o^)
 こんにゃくで有名な下仁田を抜け、R246を跨いて、松井田下仁田線へ。すると、いよいよ正面行く手には、ゴツゴツした妙義山系の山々のお出迎え。いやぁ〜気分が高まります。


妙義山のそそり立つ石門群

 県道196をへ入り、更に斜度を増したウネウネワインディングを上り詰め、ついに妙義山(→解説)へ到着です!。奇岩怪岩のちょっと夜には見たくないぞぉ〜!?的な山容が魅力ですね。
 こちらは石門群の一つ。くりぬけた岩肌が高くそびえています。「さくらの里」も、春に来たら桜並木とマッチして、きっと素晴らしいロケーションなんでしょうねー。
 まだ午前8時とあって、観光客はほぼ皆無。時折、登山者の方がいるくらいかな。なので、のんびりゆっくり、前よりも上とか後ろの方を見てる割合の方が圧倒的に多かったり。とにかく、開いた口が塞がらないほど、見応えある景観ばかりで、走っては止まり、走っては止まりの繰り返しです。なかなか前に進まないんですけど(笑)

 中盤過ぎた頃、今度は東側の遠望が開けてきましたよ!。妙義山はこれで2回目ですが、「いやぁ〜!、こんな遠望あったんだー」と感動の再認識。榛名山と赤城山までもがバッチリOKですよ。よーーーーーく、目を凝らして見れば、これから向かうであろうお馴染みの「群馬県庁」までもがかすかに見えました\(^o^)/。最近、何故か?群馬県庁見つけると嬉しくなるのは、富士山が見えたときの喜びと、何か通じるものがあるのでしょうか?(笑)

 道の駅「みょうぎ」で小休止。まず目を引いたのが公衆トイレ。個性的で妙義山をモチーフにしているんでしょうか?。更に驚くべきことに、道の駅の屋根までもが”妙義山”してました?。裏から見ると一目瞭然。ココまでやってくれると実に立派、感心しちゃいました(笑)


奇岩怪岩の妙義山を遠望

 今度は、妙義山をちょっと離れて遠望してみよう!。magさんお勧めコースで、県道51号へやってきました。「うぉぉぉぉ〜!!」、何だかいい雰囲気醸し出してきましたね〜。道も良ければ景色もよし!。こんな景色を独り占めですよ\(^o^)/。こりゃ素晴らしい!。個人的には、妙義山は近くで見るよりも、こうして遠望する方が迫力あるかなー。

 「妙義スプリングCC(ゴルフ場です)」の脇を抜け、更に妙義山からは離れて、再び妙義山の遠望ポイントの探索です。

 高田川沿いでこんなん出ました\(^o^)/。振り向けば、上信越道の橋桁があるってことで、さっき妙義山から見えた場所ってココだよね?。この直線道路と正面に連なる妙義山。そして、この日の射し具合がまた実にグッドタイミング。ますます妙義山のファンになりました。magさん、ありがと〜!!。

 さて、そろそろ吉井町目指して移動開始です。富岡市にてR254へ合流し、国道走行中にふと目に飛び込んできたのが川崎で見覚えのあったこの看板。そう、いわゆる”当店限定メニュー”で、しかも気になる「ソースカツ丼」と来たもんだ。時計を見ると10時40分。果たして間に合うのか!?。
 「で〜ん」(←食ってるよ、爆)、これが吉野屋当店限定メニューの「ソースカツ丼」なのだぁ。いろいろ食べ歩いて来たけれど、このお値段(480円)で、この美味しさだったら、なかなか悪くないぞ。で、お店を出たのが10時50分。はやっ!(笑)

注:普通盛りです。


豪快!・陽気軒のあぶり焼きチャーシュー麺

 集合時間11時に滑り込みセーフで上信電鉄「吉井駅」に到着です。うおっ!、すでにモコモコ真冬仕様の怪しい原付軍団が集結しているぞぉ。みなさんお待たせしました。今日は、飽食万歳さん企画にて「125cc以下限定・群馬県食道楽ツー」なのです。集まったメンバーは、飽食万歳さん@SUPER9、ミスキックさん@GRANDAXIS100、アマネさん@カブ90、Tさん@SPACY100、まついどんさん@KSR80、ダー@XTZ125の全て原付2種の6台です。#何だか古都オフのレポみたい。。。(笑)

 本日”第1”のターゲットである「陽気軒」は、吉井駅から数百mの位置にあり、早速原付軍団で移動開始です。遅れて飛び入り参加のみっひさん@モンキーも合流し、総勢7名の大食いライダーズ集結です。
 奥の座敷部屋に着席し、みなさんのメニューは考えるまでもなく、「あぶり焼きチャーシュー麺」&「ジャンボ餃子」で行ってみよう!。どちらも第一印象で満点あげちゃいましょう\(^O^)/。飽食さんは何が出るかな?ということで興味本位な「陽気どんぶり(大盛):600円」です。あれ?、ちょっと外しました?(笑)。僕が期待の「チャーシュー丼(大盛)」は・・・・あちゃー?!(笑)、ゴロッとした、でも中身はとろ〜りとろけるチャーシューが3個とマヨネーズあえキャベツのてんこ盛りだぁ。第1印象でこの意外さ?が結構いけてます(笑)。このマヨネーズあえキャベツが、予想に反して妙に旨くてご飯が進むんです!。でもやっぱり、横目でみなの”あぶり焼きチャーシュー”に未練を感じつつ、なんとか完食。あれ?、つい30分も前にソースカツ丼 食べちゃったのは秘密にしておこう(笑)。

 さて、みなさんのお腹も満腹になったところで、本日の幹事さんの飽食万歳さんよりお告げの時間です。今日のコースは、飽食さんと僕以外は、誰にも知らされていないいわゆるミステリーツアーだったのです。内容を聞いたみなさん、何故か?驚きを隠せない様子。みなさん”飽食万歳さん企画”ということで、それなり(?)の覚悟してきたらしい(爆笑)。今日のテーマは、「和菓子で行ってみようっ!」。「へ?・・・・・」参加者談(笑)
 飛び込み参加だったみっひさんは、陽気軒のみでお別れとなりました。どーも、ありがとうございました!。


「菓子処一葉」でプリン大福

 吉井町の陽気軒を後にして、前橋目指してしばし原付ツーリングモード。市街地をこんな風に気軽に走るには、妙に原付が似合ってるかも(笑)

 本日2軒目でやってきたお店は、前橋IC近くにあった『菓子処一葉』です。ちょっと裏手の住宅街の一角にありました。ココでのお目当ては”プリン大福”こと「プリンのたまご」。何だか妙にマニアックじゃありません?。こんなお店、どこで情報仕入れたんですかぁ??、飽食さん(笑)。更に他にも、珈琲にマロン、抹茶とレパートリーも色とりどりで、目を楽しませてくれますね。どれもばら売りOKとのこと。1個、130円程度でお手軽ですので、みなでワイワイしながら買いあさったのでありました。おっと、さすが大食いライダーズ、”ジャンボ”という文字は見逃しませんね(笑)。もちろん「ジャンボイチゴ大福」もゲットです(^_^)V。何がジャンボかって、中のイチゴがジャンボなんですよ!。うーん、美味し そう(*^o^*)
 うおっ!、すでにみなさん外でいちご大福食ってるし。フライングだぁ!(笑)

《お店データ》
 『菓子処一葉
 群馬県前橋市元総社町938-2
 027-252-6066
 7:00〜19:00



群馬県庁・新庁舎

 続いて、3軒目にやってきたお店は、群馬県庁近くの『金清堂』。こちらのお店の名物は”いちごミルク大福”。野郎集団で早速お店を占拠し、店内を物色中(笑)。がしかし、お目当てのいちごミルク大福が・・・・・無い?。特別に仕入れるイチゴなんだそうで、1月から4月までしか味わえない限定商品とのこと。残念!。みんなショックで落ち込んでいる?と、見かねたご主人から出来立てのアツアツ「手作り酒まんじゅう」をご試食いただいちゃいました(^_^)V。本命の「いちごミルク大福」ではないけれど、またまたみなさん各種大福をお土産にと買い込んで、お店を後にしました。
 それにしても、群馬っていろんな味の珍しい大福があるんですねー(^o^)
 
《お店データ》
 『金清堂
 群馬県前橋市岩神町3丁目18−8
 027-231-4839
 9:00〜18:00


 さあっ!、次なるターゲットは、他力本願な景色編です(笑)。もう目と鼻の先。群馬県庁新庁舎です。僕はこれで3回目のアタック。今日のこの青空で、今度こそ大成功なるのか!?。
 立派な駐輪場にバイクを止めて、地上127mの「展望ホール」目指して、直通エレベーターで一気にゴー!!。野郎6人で

 いやぁ〜、スゴイ\(^o^)/。これぞまさに待ち望んだ大絶景パノラマなのだ。大きなガラス張りの窓からは、四方八方どこも見晴らしがよく、中でも北側の赤城山方面が一番のお気に入りかな。2番目が何気にトイレ。浅間山と妙義山が見えるのはトイレを利用した人のみぞ知る”感動”なのでした!。

 しばし、みな思い思いに景色を楽しんだ後は、先ほど買った大福の試食会です。あれ?、誰か”お土産”なんて言いましたっけ??(笑)
 『菓子処一葉』のプリンのたまごと珈琲大福。更に『金清堂』の珈琲大福と抹茶大福。まだ半冷凍状態で、”雪見大福”状態なのがまたイイ!。デザートは別腹というけれど、まさにその通り。一口サイズでぜーんぶ食べちゃった(笑)。美味しかったです!。



大沼湖畔にて

 それまでの市街地整列走行から、快適な赤城道路へ入りフリー走行モード。デットヒートの始まりです。
 原付にとってはとても勾配のきつい赤城道路では、マシンパワーの差が歴然で、まついどんさの2st車KSR80が断然リード!。続いて僕の4st車XTZ125が追いかけます。しかし、XTZの125ccの排気量をもってしても、2stのKSRからは離されるばかり。どうやら、排気量差よりも重量差によるハンデ?がモノを言うらしい!?(爆)。続いてSUPER9の飽食さんも、排気量を50→75ccへボアアップした甲斐あって、以前の麦草峠とは走りが見違えるようですね。更に続いてミスキックさん、アマネさん、Hさんと続きます。
 ついに、標高1400mにも達する赤城山へ登頂成功です!。いやぁ〜、大型バイクじゃなかなか味わえない”この達成感”こそ原付ツーの楽しみかな。我らの偉業(?)をたたえ、大沼湖畔にて記念撮影。しかし、強風と相まって、じっとしれいられません。だって、さっき見た正面の山だって、どういう訳か山頂付近が白く樹氷になってましたもん。あはは(汗)

 赤城山へ登ったら、忘れてならない「覚満淵」へも寄り道。聞くところによると、覚満淵の売店は、以前はケーブルカー駅だったのこと。どれどれ?と、下をのぞき込んでみると・・・・ひぇ〜!!、一歩足を踏み外したら、どこまで転がるんでしょうか。。。。汗。でも上ってくる人がいるよぉ〜。下の方に”御神水”があるとのことですが、300mといったら相当下の方ですよね!?。さすがに今回は・・・・遠慮しておこう(笑)

 午後4時、下山ルートはとっておきの「赤城の裏ルート」。4輪じゃ大変だけど、バイクにはこんな狭くてウネウネがめっちゃ面白い!。しかも身軽な原付ならでは、右へ左へヒラリヒラリとコーナーリングも超楽チンだね。
 アッと言う間に、「サンシャイン峠」こと”牛石峠”に到着。運が良ければ東京の夜景までもが見えるそうですが、今日はどうかな?。でも、こんな素晴らしい夕日も拝むことができて、十分納得の大満足でした。

 あとはラストステージでもある桐生目指して、一直線に更に急降下。みんな下りとなれば、原付だって重力の法則に従って、スピードも出るわ出るわで大ブレイク!?(笑)。いやっほ〜い\(^o^)/(←意味不明)


桐生名物・謎の「コロリンシュウマイ」の正体は?

 すっかり日も暮れて、ラストステージは桐生市へやってきました。最後のとっておきのネタは、「コロリンシュウマイ」。移動販売車をネライ打ち出来たら本望ですが、さすがに無理でしょう(笑)。時間の関係もあり、ダイレクトに秘密基地へ襲撃です。

 暗闇の住宅街を走り抜け、後は全てナビ頼み。ターゲットまで、あと100m、50m。ドキドキッ!。こんな真っ暗闇な道に目指す「コロリン」が本当に潜んでいるのか!?。おおっ?、暗闇の中にかすかに「コロリン」の文字を発見だぁ!。コレ、ナビが無かったら絶対見逃してません??。
 いやぁ〜、みなさまお疲れ様でした。無事到着です。何だ??この挑戦的な価格表は?(笑)。みなお互いに牽制しつつ、とりあえず僕は10個いただきま〜す。じゃん!、これが噂の桐生名物「コロリンシュウマイ」です。出来立てホヤホヤのアチチでフ〜(笑)。噂通り、実に怪しい物体です(笑)。一口パクン。うおっ!、マジで何じゃこりゃ〜!?!?。確かに”皮なしシュウマイ”。まるでトンカツで衣だけ食ってるみたいな気分です(笑)。何だかそんなとっても懐かしい味でした。でも病みつきになりそうなこの食感とお値段は、ズバリ”ツボ”にはまりそうです\(^o^)/
 ちなみにお持ち帰りは冷凍モノオンリー。片栗を多分に含んでいるそうで、一度冷めてしまうと、とんでも無い味になってしまうとか!?。それから、名物コロリンシュウマイ以外にも、揚げ物も安くて美味しそう。いもフライやコロッケ、一口カツが安くて旨い!。みんなコロリンシュウマイの後も、当然の如く食いまくり。本日ラストに相応しく、まさにB級グルメの王道と言っても過言ではない一品に出会えたことに感動しました(笑)。どーも、美味しくみんなでご馳走様でした。

《お店データ》
 『コロリンシュウマイ
 群馬県桐生市相生町5-204-23
 0277-53-8617
 10:00〜7:30 月曜定休


 午後5時半、本日の原付ツーも、これにて任務完了。みなさんお疲れ様でした。幹事の飽食さん、ありがとうございました。今回、回りきれなかった候補地は、またのお楽しみにとっておきます。またみなさん、原付でお会いしましょー(^◇^)ノ

 午後8時、無事帰還。本日の戦果は、コレコレコレ。チビ達にも大変好評でアッという間に消えちゃった(笑)。それから、冷凍仕様の「コロリンシュウマイ」も、翌日ふかして食べました。とっても美味しかったです(^o^)。でも冷めたら・・・・・納得でした(笑)



全走行マップ

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