2004年9月6日 作成


原付・ビーナスライン天丼ツーリング 2004年9月4日
ルート 自宅〜R16〜八王子〜R20〜相模湖〜四日市場上野原線〜都留・リニア見学センター〜おむすびのおおみや〜R20〜甲府〜道の駅はくしゅう〜茅野市〜大門街道〜白樺湖〜姫木平・利休庵〜ビーナスライン〜すずらん峠〜渋川温泉・保科館〜R299〜麦草峠〜八千穂〜R299〜十石峠〜秩父〜青梅・萬力屋〜帰宅
メンバー 飽食万歳さん(SUPER9)、Hさん(ラリー50)、ダー(TOPBOY100off)

R20の抜け道・朝の四日市場上野原線にて

 今日は、キムコ、SUPER9にお乗りの飽食万歳さんツーに参戦。ということは、僕ももちろんTOPBOYで決まり。ツーリングの連続走行による熱ダレ不具合に悩まされ、しばしツーリング用途は控えていたものの、飽食さん初め、原付に熱い方々のアドバイスにより、現在はLEAD100用のセンタースプリングとクラッチスプリングを移植済。果たして国産車用の信頼のスプリングならば過酷なツーリングモードにも耐えられるのか!?
 
 薄曇りな月明かりの中、午前4時出発。R16で南下し、八王子からはR20甲州街道へ。直線だけはやたらに速かった空荷?のトラックも大垂水峠に差し掛かれば、さすがにペースダウン。するとこんな早朝にも関わらず、続々と後続にも車・トラックが数珠繋ぎ。うーん、さすが耐えられませーん(^_^;)、ということで、相模湖が一望できる相模湖畔の「相模湖公園」で小休止。学生の頃は、相模湖が”目的地”で原付でツーリングに来たことはあったけど、今日は単なる通過点。時代(?)は進化したんですね〜(笑)

 藤野で交通量の多いR20を離脱。R20と平行し、一山隔てて秋山村を抜ける四日市場上野原線(通称:秋山道)へエスケープ。いやぁ〜、こちらは当然、交通量は皆無に等しく、ウネウネありの快走路あり、TOPBOYな低次元な走りながらもマイペースで走れるところがお気に入りですね。


山梨リニア見学センター・リニア中央新幹線

 午前6時。都留市にある「おむすびのおおみや」に到着。ココで、飽食さんと飽食さんのお友達の方と朝食がてら合流予定。が、まだ時間まで1時間もあるじゃん!。しばし、都留市の探索開始です。

 すぐ近くにあるリニア見学センター(→公式HP)へやってきました。見学時間は午前9時からですので、もちろんこんな朝はやってません。なので、裏手の線路が見下ろせる展望台へ。ココを時速500kmで駆け抜けるんですね〜。一度見てみたいけど、土日は走ってないのが残念。展望台の奥からは、更に見晴らしのいい展望台!?があるのですが、登ってみたい気持ちはあるけれど、さすがにあそこまで登るのはちょっと・・・(^_^;)。と、何やら上の展望台へ通じるらしき車道入口を発見!。もちろん、オフタイヤなTOPBOYならムフフでしょ(笑)。早速前進するもいきなりこの倒木デスカ?。うーん、残念!。またいつか改めて探索してみよう(笑)


おむすびやのおおみやで朝食

 午前6時45分、再び秋山道とR139の合流する禾生の交差点角地にあるこの看板が目印の「おおみや」に戻るも、裏から漂ってくる美味しいニオイにそそられて、必死に我慢するももう7時で限界です(笑)
 メニューはこちら。カウンター越しに好きな具をチョイスすると、その場で「おむすび」握ってくれるという具合。腹が減った勢いあまって4個も頼んじゃったけど、おいおい!こんなに食べられるのか!?(自問自答)。だって、おむすび1個の大きさが大人の拳サイズなんですもん(爆)
 早速、店の外で蓋を開けると、出来立てホヤホヤのお米の香りがプ〜ンと漂いますね(*^o^*)。それでは、いただきま〜す♪。おむすびなんて、最近はコンビニのおにぎりくらいなものですが、出来立てのおむすびって、本当に美味しいのね。アッという間に4個ペロリと完食。大したことないじゃん?、いや大したことあったかも!?(笑)。朝から1人、出来上がってしまったのでありました(笑)
 
お店データ》
 『おむすびのおおみや』
 山梨県都留市古川渡554−3
 0120-880038
 6:00〜15:00 月曜定休


 さて、食べ終わった頃に、飽食万歳さん@SUPER9と、そのお友達のHさん@アプリリアラリーも無事合流し、お二人もココで朝食。スミマセン僕1人でフライングしちゃいました(笑)。本日の作戦会議を済ませて、いざ飽食さんを先頭に原付ツーに出発です(^◇^)ノ


今がシーズン、道の駅「はくしゅう」で朝取りの巨峰

 この季節、ブドウ狩りの季節とあって、R20も甲府にさしかかると沿道にはブドウ園がいっぱい。お姉さん(?)が微笑み浮かべながらおいでおいでしてるのね(笑)。そんな誘惑(ぶどうのね。。笑)には負けず、ひたすら走って、まずは道の駅「はくしゅう」で小休止です。およ?、飽食さんトランクから取り出したのは”でっかいペットボトル”。うおっ!、「日本名水百選」の白州町の天然水をお持ち帰りで、おうちで美味しいコーヒー飲むんだとか。
 道の駅の売店コーナーは、地元の物産直販コーナーは毎度お約束な光景ですが、シーズンということで、朝取りの巨峰ががいっぱいだぁ\(^o^)/。がしかし、お持ち帰りするにはでかすぎるけど、そっかー”ココ”で食べればいいんじゃん(笑)。で、一房450円の大きな巨峰をゲット(*^o^*)。1玉ピンポン球くらいありそうで食べ応えも満点(笑)で、冷えて無くても、とっても「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んまい!」。うおっと!、更に向こうには長野と言えば定番の出来立て「おやき」も発見!。しばし悩んで、ココはやっぱり唾を飲んで、昼食の備えて我慢の忍耐です(笑)。だって、スンゴイ昼食食べられなくなっちゃうから・・・。


白樺湖をバックに原付3台で記念撮影

 茅野市からは、大門街道で一気に目指すは白樺湖。急勾配を登りつつココへ来てTOPBOYに悪夢の再来か!?。それまで排気量の差で先頭ブッチギリ(笑)だったはずが、みるみる失速。50ccのお二人に抜かれて、車にまでも抜かれまくり(汗)。すでにセンタースプリングの熱ダレなのか!?。必死の思いで、急勾配をなんとか登り切り白樺湖へたどり着いた時は、異様な安堵感に満たされました(笑)。それにしても白樺湖畔に原付3台。なんとも見慣れない光景ですね(笑)

 さて、時刻は11時を少し回ったところで、急がなくっちゃ!。姫木平方面へそのまま下って、やってきたお店は「利休庵」(→公式HP)。もちろんやっぱり、アレが目的でやってきたお二人は、躊躇なく「天丼そば付き:2050円」で決まり(笑)。。僕はさすがにヤバイと思い、ならばと正体不明ながらお財布にも優しい「かき揚げ丼そば付き:1260円」で行ってみよう!。外には「天丼」はとても時間がかかると書いてあったけど、只今の時刻はまだ午前11時半で、他の客も1組程度。早く来て良かった!。予想通り、天丼は10分程で登場です(^_^)V


姫木平の利休庵で「かき揚げ丼」

 僕は初めてではないなはずなのに、じゃん!。「ひぇ〜!!!、すごい!凄すぎる〜(滝汗)」。二つ並べると更にこんな感じ。豪快にドンブリからそそり立つこの光景はド迫力です。爆盛りマニア!?な飽食万歳さんが一言「うまそうぉ〜!」と、すでに顔の筋肉が緩みっぱなしで慢心の笑顔(笑)。ついにやったぜ!というガッツに満ちあふれていましたね(笑)
 しかし、衝撃はまだまだ終わっていなかった!。更に続いてやってきた僕の「かき揚げ丼」。丼サイズは天丼よりも一回り小さい小天丼用ですが、まるで沼津・丸天の「かき揚げ丼」に勝るとも劣らず、丼ぶりから垂直にズドンと立ちばかるかき揚げに、思わず僕も「何じゃこれ??(笑)」。ココで問題発生!。このかき揚げ、このサイズで”ひとかたまり”なんです。一体どこから食べてよいのやら悩みます。箸でつつくと、サクっと揚げられた衣が、ボロボロ崖崩れが発生し、テーブルには落石ゴロゴロ状態(爆)。ひぇ〜、僕のかき揚げちゃんが・・・・(>_<)。結局、一時待避用(笑)の小皿に右手の力を振り絞り、なんとかかき揚げの塊を運んで上からかぶりつきました。いやぁ〜、僕にはかき揚げくらいが適量で、サクっととても美味しくいただきました(*^o^*)

 昼の12時を過ぎれば、気が付けば回りの席は全て埋まり、外にはすでに客の列が出来てます?。聞き耳を立てていると、すでに天丼は45分待ち状態。1日を有効に使うためにも早く来て良かったですねーと僕ら3人。大きく膨れたお腹をさすりながら、利休庵を後にしたのでありました。もちろん、お二人とも楽勝!?であの天丼を完食しちゃった。恐るべし(^_^;)


ビーナスラインから望む白樺湖と蓼科山

 外は、いつの間にか天気予報通り大粒の雨が降っていたので、全員カッパ装着。僕は雨にも強いハンドルカバーと長靴(爆)も持参でしたので、コレでもう怖いものなしって!?(笑)
 カッパフル装備な一行は、白樺湖からは車山方面へビーナスラインを進み、白樺湖を見下ろせる展望台へ。あいにくの天気ではあるけれど、”ビーナスラインを原付で走った”ということで大満足です(笑)

 ビーナスラインですずらん峠を越えて、奥蓼科温泉郷は渋川温泉・保科館(→公式HP)へやってきました。”源泉かけ流し”のうたい文句に飽食さんはやられちゃったらしい(笑)。日帰り入浴料800円を払って、まるで迷路の様な廊下を歩いて大露天風呂へ。
 大きな岩風呂と外には露天風呂、更には温泉プールまでありました。とってもいい湯で、お肌もすべすべ。みんなでお風呂美人になりました?(笑)。まだ、夜でもないと泉質とはいえ”この色のプール”に入るにはちと勇気が・・・(笑)。そんなプールだって、きと”かけ流し”だから成せる技ですよね。


日本国道最高所第二位・麦草峠(標高2127m)

 温泉でお腹の疲れ?を癒して、次なる目標はR299の麦草峠越え。すでに雨は本降りとなり、次第にキリの中へ・・・。高度が増せば増すほど、TOPBOYは絶不調(汗)。みなさんから遅れをとるばかり。飽食さんにも試乗していただいたところ、もしかしてコレって、今回の場合は駆動系というよりは、空気が薄くなったことによる高山病でエンジンが吹けていないのだけかもしれない!?。前回3月のときは、全くそんな症状は無かったのになぁ・・・。
 ようやく、みなさんより大幅に遅れて日本国道最高所第2位の麦草峠(標高2127m)に無事到達!。すでに飽食さん達は、自分自信の”原付初制覇”の偉業にご満悦の様子で、記念撮影をすでに終えている様子。飽食さんは、今日のこの日のこの瞬間のために、数ヶ月前から準備を重ね、長時間・長距離・急勾配走行に耐えられるべく、密かに進めていた我流アイデアによるまさに”ツーリングカスタム”の効果を実感できたとのこと。きっと、感慨深いものがあるのでしょね。やりましたね(^◇^)ノ。で、僕は今回ばっかりは、あまり”頂上達成”の余韻にひたることもできず、とにかくエンジン止まらずに登り切れて良かったなぁ、という感じでした(爆)


豪雨の中のR299・十石峠(標高1350m)

 濃霧のR299を無事下山。八千穂からはR141をまたいで、本日ラストは再びR299で秩父越えです。そこで、これから標高の高い秩父越えを前にして、再びエンジン不調を改善するべく、飽食さんの秘密技を伝授していただき、キャプレターのエアスクリューをグルグルっと回したら、スイマセン初期位置を忘れちゃいました(爆)。といううことで、グルグル適当に調整したら、これが大当たり!。吹けが良くなり、これは行けるかもしれない!。
 秩父に近づくに連れて雨は激しくなるばかりで、しかももれなく濃霧付き。あれ?、もしかして頭上でピカピカ光ってるのは”雷雨”になってません??(汗)。まるで道路が”濁流”と化したR299。何でか気持ちは熱く高ぶるばかり(笑)。いやぁ〜、久々の雨天満喫走行だなーって感じ(爆)。しっかり雨天装備すれば全く問題ないですからね。TOPBOYのエンジンも、標高が上がっても絶好調で、これぞ100ccに相応しい走りだぞ。

 十石峠(標高1350m)に到着。もちろん展望台に登っても、豪雨と濃霧で何も見えませんが、そこは発想の転換というもので、こんな日にしか見れない幻想的な風景が広がっていますね。ある意味、中途半端な曇りよりも、究極な強烈な印象として残りますね。

 次第に日は落ちて、辺りは暗くなるばかり。しかも道は狭いウネウネの連続で、落ち葉や小石ときたもんだ!。もちろん秩父の山奥じゃ街灯一つない訳で、いつもの2倍、いや3倍以上にも長〜く感じたハラハラドキドキなR299だったのでありました。後続のお二人、初めて走るR299がこれじゃ、きっと一生忘れられない記憶の1ページになることでしょう・・・。


萬力屋で豚バラ青菜かけごはん

 小鹿野町では、午後7時過ぎの閉店間近だったガソリンスタンドで給油し、ギリギリセーフ。豪雨の長かったR299も、ようやく秩父市街をスルー、これで一安心かな。
 当初予定していたR299全線制覇し最後は古都で反省会!、というプランは、惜しくも時間の関係で断念。正丸トンネル手前から山伏峠越えで名栗村ルートに変更し、一路目指すは小作へ。

 本日ラストにやってきたのは、小作駅近くの「萬力屋」(→ココ)。メニューがコチラ。僕の『豚バラ青菜かけごはん(大盛)』と、飽食さんの『茄子豚五目かけごはん(大盛)』。Hさんがラーメンの何だっけ?(笑)。どちらも濃い味好みな方にはお勧めの絶品!。やわらか〜い豚バラが旨かったなぁ(*^o^*)

 以上にて、本日の飽食さん企画の「国道500km走破(麦草峠越えと天丼にチャンレジ)ツー」はノルマ達成で無事終了。久々の雨天ツーも、意外と楽しいもんだなぁ〜と思った1日でした。みなさん最後は、激しい雷雨の中、これも経験然り。これに懲りずに、これからも更なる野望を抱いて、ガンガンいきましょーネ♪>飽食さん(^o^)

本日の走行距離:427km



全走行マップ

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