2004年10月22日 作成


秋の志賀高原・湯沢林道ツーリング 2004年10月16日
ルート ◆自宅〜R407〜R17〜前橋・ユーカラ〜渋川〜R353〜R144〜嬬恋高原〜朝霧高原〜菅平高原〜長野市街にて集合
◆須坂市〜高山市〜湯沢林道〜毛無峠〜破風岳〜小串硫黄鉱山跡地〜上信スカイライン〜山田入林道〜山田牧場〜志賀草津道路〜奥志賀高原〜丸山林道〜R403〜R18〜竹風堂の栗あんしるこ〜寿楽の焼きそば〜まきばの湯
◆R18〜小諸市〜R141〜佐久町〜R299〜十石峠〜秩父〜帰宅
メンバー masterさん@SWROW、ダー@XTZ125

R353・中之条付近にて温度表示板

 2004年、秋の紅葉ツーリング、第二段は志賀高原に出動です。これまでオンロードならば何度となく訪れたことのある志賀高原。今回はXTZ125の出番ってことで、もちろん初体験の”林道的”志賀高原です。

 2時間ほどの仮眠の末、深夜1時出発。深夜のR17を北上し、一路目指すは前橋市へ。前橋市内には深夜3時過ぎ到着。小腹もすいてきたところで、やって来たのは深夜しか営業しないという満腹定食屋さんの「ユーカラ」。こちらのお店、夜11時半〜深夜4時までが営業時間ということで、住宅街にひっそりとその明かりをともしていました。ほんとにやってるの?とおそるおそる階段を2階に上がると、うひょー!、カウンター席は満席。更に順番を待つ若者がすでに4人ほど。こんな深夜にも関わらず、店内は男女問わず地元学生さんらしきみなさんの熱気で包まれていました。約半数の人が食べきれないようで、後ろに置いてあるパックとビニール袋におもむろにおかずを詰め込んで、みなお持ち帰り。お陰でお皿は全て綺麗さっぱり。ご主人1人で、料理と会計とを全て切り盛りしており、その辺、残しちゃいけない!という暗黙のマナーなのか!?常連のみなさんの配慮なのでしょうか。
 さて、待つこと20分ほど。いよいよ僕の順番がやってきました。メニューはこちら。スタンダードメニューってことで、目の前で豪快に火柱を立てながら出来上がったこれが「とり肉とうがらし炒め定食(1050円)」。実におかずは2〜3人前くらいありそうなボリュームです。ひたすらニクニクニク〜!ってな感じで、このピリ辛具合がなんともご飯をそそります。どうやら”大盛り”をお願いすると、ご飯がチョモランマ盛りになるらしい!?(笑)。ちょっと僕の普通盛りではご飯少なすぎかも!?(←それでも世間並み以上です)。向こうへ運ばれた「唐揚げ定食」や「肉野菜炒め定食」を視線で追いながら、思わずムフフ!?と1人ニヤケた顔を必死に押さえるのが大変でした(笑)。もちろん僕はペロリと完食。旨かったっす!。お店を後にする頃、時刻は午前3時半を回り、すでに入口の照明は落ちていました。

《お店データ》
 『ユーカラ
 前橋市若宮町1-4-6
 027-234-7038
 23:30〜翌4:00、日曜、水曜定休



嬬恋高原にて夜明け

 渋川市からはR17を離脱して、草津方面R353へ。次第に気温もぐんぐん下がり、中之条付近ではご覧の気温。さすがに寒い!。しかし、チェーン携帯せよ!って、どういうこと!?

 深夜の車通りのない快適な国道を”XTZ的”に全開走行しつつ、時々後続からのハイペースな乗用車には追い越され、前方の遅い大型車は追い越して・・な繰り返し。と、そんな矢先の出来事。後続からまたまた”超”ハイスピードな乗用車らしき1台が急接近。ちょうど赤信号で止まって、この先で行ってもらおう!なんて、バックミラー越しに眺めてみたら・・・・・・あらら?、パンダさん??(滝汗)。パトランプは回ってないけど、これは偶然なのか。いや偶然であってくれ・・・。うおっ!、間髪入れずにパトカーのドアが開いちゃった。ひぃ〜、一体何事か!?。あちゃー、お巡りさんが来ちゃったよぉ〜、ガクガクブルブル、ドキドキ・・・・・。すると一言「追い越し違反です。さっき大型車追い越したでしょ」。あ〜ら、見てたのねぇ〜(爆汗)。実に10年ぶりの出来事でした。2点7000円也。意外とゴールドもあっけないもんですねぇ。でもこれも経験とも言うべきか、こんな記念写真撮ってるあたり、神経図太くなったもんです。ハイ!(爆 )
 しかし、運が悪かったと思ったら何も進歩はありません。人生何事も前向きに考えて、自分自身へのいい意味で今後の戒めになりましたm(_ _)m。草津の最新紅葉情報!まで有り難く頂いて、ちょこっと世間話?。最後はお巡りさんも笑顔で去っていきましたとさ。はふぅ〜(T_T)


県道長野菅平線から望む雲海と北アルプス

 さて、嬬恋高原付近でいよいよ夜が明けてきました。後に聞くところによりますと前日の10/15に志賀草津道路では初雪が降ったとのことで、今シーズン初めての除雪車が出動したんだとか。それも納得。午前5時半の嬬恋高原付近にて、この気温でしたから(^_^;)。この顔に突き刺すような寒さというか痛み?。これぞ秋の紅葉ツーに相応しい快感です(笑)。眠気が吹き飛ぶどころか、身がきゅっ!と引き締まる思いですね(笑)。もちろん今年も早速全身ユニクロライダーズの出番で、寒さ対策はバッチリですから問題なしかな(^◇^)ノ。

 菅平高原を抜けて県道長野菅平線で長野市へ降りる頃、正面には幻想的な雲海。そして正面の北アルプスの山々は真っ白に雪化粧していたのには心底驚いたと同時に、まさに息を呑む感激というか、思わず「やった!」と体の芯から熱くなるものがありました。


志賀高原屈指の展望スカイライン・湯沢林道

 長野市街はすっかり雲海の下ってことで、どんより曇り空。途中、長野オリンピックの会場となったエムウェーブをぐるりと一周してから、待ち合わせ場所のコンビニへ。ここまでの道のりは、すでに遙々約200kmで6時間の行程。長野も下道だと意外と遠いかも(笑)
 定刻通り午前7時に、地元長野にお住いのmasterさんと合流し、本日の作戦会議。曇り空しか知らないmasterさんに雲海が見れたことを自慢しつつ(笑)、さあっ!、再び雲海の上の世界に躍り出るべく、本日の志賀高原ツーに出発です。

 須坂市を抜け、大前須坂線で高山村の先で右折湯沢林道入口に到着です。いやぁ〜、ついにやって来ました\(^o^)/。湯沢林道は、全長17.4km。標高794mの高山村から標高1800mの毛無峠付近まで、一気につづら折れのダートを駆け上がる志賀高原でも屈指の展望林道。そもそも2年前に初めてシゲ隊長のHPで知り、1年前におふ者軍団の一員としてシルバーウィングでアタックするも、土砂崩れによる通行止めで門前払い。かれこれ2年越しの実現となりました。


湯沢林道からの雲海と北アルプスの大パノラマ

 スタート後まもなく、上空から日が射し込み、青空が出てきたぞ!。そう、再び雲上の世界に出たのです。前方をゆくmasterさんからも、喜びのあまり勝利のガッツポーズで発狂してる?(笑)。こっちも負けずに、うぉ〜〜〜〜〜!\(^o^)/
 まずは湯沢林道の名所?の赤い橋の上で小休止。名前こそ分かりませんが、不思議と自然と誰もが立ち止まってしまいそうな風景が広がっていました。山が丸ごと、色とりどりに染まっており、まさに紅葉の世界。そして振り向けは、雲海の向こうに再び北アルプスの山並みが見渡せました。
 次第に高度を上げると、視界が更に開け、空の占める割合が多くなってきました。また、コーナーで下を覗いてみると、登ってきた林道も一望でき、なんともいえない爽快感!。興奮の連続でした。
 いよいよ湯沢林道も終盤戦に差し掛かる頃、雲海の下からスタートした湯沢林道も、実に雲海を遥か彼方に見下ろすこの大絶景パノラマです。これまで数多く志賀高原には訪れていますが、今日この瞬間にこの場所にいれたことに、本当に感謝感激な気持ちでいっぱいでした。


毛無峠から更に破風岳(標高1999m)へのトレッキング

 路面はほどよく締まっており、とても走りやすかった湯沢林道も、万座方面から延びる上信スカイラインとの合流地点で全行程終了です。実に素晴らしい紅葉と絶景のスカイラインでした。紛れもなく志賀高原NO1に匹敵する林道であることは間違いないですね。

 上信スカイライン終点でもある毛無峠(標高1823m)では、もちろんここからも遥か下界には素晴らしい雲海と、雲海に浮かぶ正面の山々は妙高山でしょうか。対して反対側の群馬県側では、天気も景観もガラリと変わり、煙のあがる火山活動中の浅間山が見渡せました。

 毛無峠の正面にそびえるのが破風岳(1999m)ですが、熊笹に覆われた斜面にスイッチバック的に延びる登山道。あのてっぺんからどんな景色が見えるんだろう?というmasterさんの一言。え?、もしかして・・・!?。確かに僕もいつかは登ってみたいと思いつつ、きょ今日ですかぁ?(汗)。すでにやる気満々のmasterさん、ほら行くよ〜と行っちゃったよ。
 気温も数度という寒いハズの毛無峠ですが、もう体中から湯気が出まくりです(笑)。ひぃ〜、ひぃ〜言いながらも、足下には昨日降ったという白い雪ですか??。振り向けばすでに、いやぁ〜、まあよく登ってきたものです(笑)。こりゃスゴイ!!。バイクはあんな向こうだよ!。

 30分ほどの行程を無事登り切り、山頂はもうすぐそこ。あと5m。3m・・・・キタキタキタキタ〜ぬぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!。ついに標高1999mの破風岳山頂に登頂です!。山頂で木々に視界を遮られたらどうしようなんて不安を一気に吹き飛ばしてくれた、まさに360゜の大大大絶叫パノラマ\(^o^)/。湯沢林道からの展望も凄かったけど、到底破風岳からの展望には敵いませんよ!。もう、僕もmasterさんも大興奮。お互い、同じ写真を撮っても撮っても、撮り足りないと思えるほどでした。でもでもmasterさん、見てるだけで怖いからそれくらいで勘弁してくださいね(笑)
 破風岳に別れを惜しみつつ、来た道を無事下山。あそこまで登ったんですよね。我ながら感心です(笑)


小串硫黄鉱山跡地

 時刻はすでに11時15分を回ったところ。朝から20kmも走ってないけど、時間が過ぎるのが早いですね。

 さて、次なるターゲットは毛無峠から南側にある「小串硫黄鉱山跡地」です。確か以前は通行禁止のゲートがあったけど、今日はゲートが無くなってる?。ならば、行けるところまで行ってみようっ!。つづら折れのワイルドなダートを下ること数キロ。小串硫黄鉱山跡地に到着です。草木の生えない荒涼とした独特の雰囲気が漂ってますね。硫黄鉱山ということで、なんとなく硫黄の香りもプンプン。確か数年前は、遠目で建物も残っていた記憶がありましたが、すっかり風化してしまったのか、それとも取り壊してしまったのか、ほとんど跡形もなくなっていました。とにかく地盤がゆるくて、簡単にスタックしてしまいそうです。
 ここは、1971年まで硫黄鉱山の町として、幼稚園から小学校、中学校、商店街、グランド、診療所、浴場などまであり、大勢の人たちがココで生計をたてていたんだそうです。しかし、突然の地滑りにより一瞬にして数百人もの尊い命が飲み込まれてしまったという、なんとも衝撃的な内容の記された碑がお地蔵様と共に祀られていました。なんだかとても無性に切ない気持ちになり、硫黄鉱山を後にしたのでありました。


山田入林道

 毛無峠から上信スカイラインを万座方面へ。左右はどこも絶景のビューポイントで、写真ばっかでなかなか前に進みませんね(笑)。大前須坂線と合流するところでなんとなくmasterさんと記念撮影あの時の記憶が蘇ります(笑)(→レポ

 大前須坂線では、ふと道路沿いにあった林道入口で、masterさんが緊急停止。そう、masterさんもいつかは走ってみたかったという「山田入林道」の入口なのだ。僕もかれこれ2年前のGW。下側の七味温泉側からシルバーウィングでチャレンジするも、途中から積雪により断念した屈辱の林道なのだぁ(笑)。すでに時刻は12時半。昼食は長野市街の某所でという案もあったけど、せっかくの紅葉シーズン。この景色を見てしまったら、今、この瞬間を逃す訳には行かないでしょ!と、考えるまでもなく両者一致。それでは、レッツゴー!
 見下ろす断崖斜面を這うようにトレースする「山田入林道」。実にスリリングでワイルド。路面は至って平坦ながら、先日の台風の影響か、路面は限りなくドロだらけ。うほほ〜い(笑)
 湯沢林道よりも、更に色合いがいい♪。写真だとイマイチ映りが悪くて残念だけど、本当に特に紅が際だちます。高度が下がると、展望林道から次第に樹林の中へ。そして、高度が下がるにつれて、紅葉の世界から、木々は緑色へ。なんともタイムスリップ的な不思議な感覚でした。


山田牧場・レッドウッドインで昼食

 紅葉真っ盛りの山田入林道を終えて、更に県道を下った付近が紅葉のメッカ・松川渓谷。「松川渓谷の紅葉は、日本一!! 」と言われる由縁は、山田入林道でも感じましたが、とにかく山全体が燃えるような紅葉で、特に”紅”が映えるんですね。紅葉最盛期はこれからの様ですので楽しみですね。で、今回は目的はそっちでなくてこっち(笑)。紅葉の志賀高原は、”きのこ”の味覚の秋。旬なところで季節限定の「きのこ汁」が沿道沿いの露店で食べられるとのこと。さすがmasterさん!、小ネタをよくご存じですね。こういうの、僕も大好きなんです。「きのこ汁」1杯200円を頂き、身も心もなんだかホッと暖まりました。この先も更に道沿いには、「きのこ汁」のお店が数件あるそうで、秋のシーズン定番メニューになりそうな予感です。masterさんありがとう!!。

 時刻は午後1時半になるところ。昼食にmasterさんが案内してくださったのは、山田牧場内にあったペンション風な「レッドウッドイン」(→公式HP)。へ〜!、ちょっとお洒落な佇まい。メニューはこちら。masterさんが「荒焼きソーセージと木の子のパスタ(950円)」、僕が「しゃきしゃき野菜が入ったやわらか豚バラご飯(980円)+大盛(300円)」。おおっ!、やんわらか〜い豚バラ2切れと、山芋のしゃきしゃき感がいい感じ。ほどよい具合で満腹様でした。とっても美味しかったです♪。 
 こちらの宿では、樹齢1650年という巨木の中をくり抜いた巨大丸太露天風呂が自慢だそうです。日帰りもOKとのことで、温泉マニア!?なmasterさんはすでにチェック済みとのこと。またの機会に僕も入ってみよっと♪


山田牧場から望む雲海と北アルプス

 山田牧場を後にして、放牧牛を眺めながら県道を志賀草津道路方面へ。さすがにこちらは舗装済みとあって、道路沿いには紅葉を狙ったたくさんのカメラマンがいっぱい。全線1〜1.5車線にも関わらず、交通量もぼちぼちありますので、車通しのすれ違いが大変ですねぇ。クネクネ道を登り詰め、ちょうど山田牧場スキー場の最上部付近に達すること、再びご覧のパノラマが待っていました。紅葉という意味では、山田入方面の方が断然良かったけど!?。そうそう、先ほどのレッドウッドインは、ココですね(笑)

 ちょうど県道の峠となるのが笠岳登山口入口。うおっ!、「竹の子すいとん」だって。うまそー(笑)。でも飯くったばかりだし、さっき”おやき”もこっそり食っちゃったし、一応?我慢しよっと(笑)
 見上げる笠岳山頂も、もう目と鼻の先。お手軽トレッキングコースによさそうですね。ちなみに破風岳から見えた笠岳はこちら。きっと、笠岳山頂からはすんごいパノラマが期待できそうですね。ならば、我慢できなーい!!、ってことでカシミールでバーチャルモードで行ってみようっ!。うぉ〜〜〜〜\(^o^)/、masterさん、どうしよう(笑)


奥志賀高原・丸山林道

 志賀草津道路に合流すると、さすがに盛況な交通量。これまでほとんど交通量など皆無な林道ばかりを走ってきたせいか、ちょっぴり「うっぷ」って感じ?(笑)。お尻にピタリと張り付いたスポーツカー。オナラしちゃうぞぉ〜!(笑)
 しばし、車の列に繋がって淡々と志賀草津道路を下り、奥志賀高原方面へ右折。冬季は一大スキーリゾートの志賀高原。焼額山スキー場も未だひっそりと陰を潜めていました。奥志賀高原スキー場を抜け、いよいよ奥志賀林道、そして丸山林道へ。途端に交通量は無くなり、再び気分は絶好調!。フラットダートで、雰囲気も何だかとってもいい感じ。丸山林道も、中盤過ぎると、飯山市方面への展望が開けてきましたね。その後は、再び深い森の中となり、北志賀竜王スキー場山麓側へ下山しました。

 夕日も傾き、本日の林道ノルマは全て完了。ツーリングもいよいよ終わりに近づいてきました。
 長野市街へ戻る途中、寄り道したのがR18沿いにあった小布施では和菓子で有名との「竹風堂」(→紹介HP)。とても情緒あるお店構えで、店員さんも清楚な雰囲気でとっても素敵♪(←おいっ!)。masterさんのお奨めで、名物の純粋な”栗あん”だけで作ったという「栗あんしるこ(500円)」を頂きました。甘すぎず、とても上品な味わいで美味しかったです。お土産にも「栗あんまんじゅう」もゲットしちゃいました。箱で買うより、バラ売りの方が安いです(笑)by masterさん。


寿楽で豪快!「名物寿楽焼きそば」

 さあっ!、ラストチャレンジステージは、長野市街ではmasterさん御用達のスンゴイお店にご招待(笑)。午後6時、やってきたお店は柳町にある「寿楽」という焼きそばのお店。メニューを見て、思わず目が点になりました?。全てが逆文字で何だかマジックミラーの世界にいる感じ?。平衡感覚がくるいそうです(笑)。どうやらお店のご主人が得意なんだそうですが。もっとも、僕がメニューを見るまでもなく、僕の分までmasterさんが「焼きそば2つで、片方大盛り!」。おいおいっ!、勘弁してくださいよー!と言いつつ、心の中ではやったるでぃ!とその気だったり(笑)。がしかし、ただでもスンゴイらし焼きそばは、大盛りメニューは無いとことで、普通盛り2つに落ち着きました。
 思わず「うほっ!」。これが噂の「名物寿楽焼きそば(730円)」の登場だぁ。まるで洗面器サイズの大皿に盛られたアンかけ焼きそばは、豪快そのものの重量級!。聞くところによりますと、その他のメニューもさり気なくスゴイらしい!?。しかもメニューがほとんど1000円以下というコストパフォーマンス。他のメニューも気になりますね(笑)。ん?、そりゃもちろん完食ですよ。美味しいものを、こんなにお腹一杯食べられて幸せです(^o^)。満腹様でした。

《お店データ》
 焼きそば「寿楽」
 長野県長野市柳町1240
 026-232-7711
 営業時間&定休日



100%天然温泉掛け流し、まきばの湯

 最後の仕上げは、やっぱり温泉。masterさんご推薦の長野IC近くは「まきばの湯」(→紹介HP、→ココ)にて、本日の反省会となりました。ここもmasterさんお勧めするには理由があって、”100%天然温泉掛け流し”とのこと。なるほどっ!、正面のれんをくぐると、中央には贅沢にも温泉掛け流しの庭園がありましたっけ。肌がツルっとするナトリウム系のいい湯で、1日の疲れも綺麗さっぱりリフレッシュ。長野市街の夜景をしばし望みながら、1日の成果を語り合いました。
 
 午後8時半、地元masterさんとのお別れの時間ががやってきました。今日は朝から晩まで、たくさん走ったようで実はたった150kmくらいしか走ってないんですよね。それにしても、とても密度の濃い1日で本当に楽しかったです。お世話になりました。またの再会を約束し、それぞれの帰途につきました。
 
 さて、ココから埼玉までの道のりは、まだまだ続く200km。もちろんオール下道な訳で、原付2種なXTZの宿命です。スタンダートにR18をひた走るも、信号の多さと、車からの激しい仕打ち(?)に耐えかねて、小諸で戦線離脱して・・・・
 
 朝から晩まで、そんな必要以上の興奮の連続な1日で、僕の知ってる志賀高原の中でも紛れもなくNO1に匹敵した素晴らしい志賀高原でした。走行距離は568km。深夜1時出発で、翌深夜1時15分帰宅。実に24時間15分にも及んだ、まさに下道24時間耐久ツーリング的に心身共に満腹様の1日でした。

 深夜の明かり一つないR299十石峠で見た、まさに満天の星空と「天の川」。そして、道を塞ぐように突如ヘッドライトに照らし出されたあの大きなシカ2匹。一度に味わった”あの感動”と”あの恐怖”、一生忘れられないかもしれません(爆笑)

 なお、このツーレポで紹介しきれなかった写真は、『2004年 志賀高原の紅葉写真集』でも合わせてご覧くださいね(^◇^)ノ



志賀高原マップ

全走行マップ

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