2003年6月27日 作成


志賀高原・林道ツーリング 2003年6月22日
ルート 自宅〜鶴ヶ島IC・・関越道・上信越道・・碓氷軽井沢IC〜中軽井沢〜北軽井沢〜長野原〜草津道路〜草津温泉R292・志賀草津道路〜万座〜大前須坂線〜須坂市にて集合〜大前須坂線〜湯沢林道でUターン〜大前須坂線〜毛無峠〜万座〜志賀草津道路〜渋峠〜山田牧場〜志賀高原〜奥志賀林道カヤノ平〜野沢温泉〜いいやま湯滝温泉にて解散〜R117〜津南町〜R353〜十二峠トンネル〜塩沢石打IC・・関越道・・鶴ヶ島IC〜帰宅
メンバー シゲ隊長@長野(セロー225)、ひろさん@長野(セロー225)、OGAさん@長野(KLX)、よっし〜さん@静岡(BMW1150GS)、たかPさん@埼玉(エストレア)、ととさん@東京(BANDIT400)、ダー@埼玉(SILVERWING)

上信越道・軽井沢ICから望む「高岩」

 今日は、長野の「おふ者」隊長のシゲさん主催の実に1年ブリの「おふ者ツーリング」に”オン車”で”オフ者”で参戦です。前回といい、前々回といい、”何故か?雨になる”とジンクスがあり、今日も梅雨時期真っ最中の6月下旬。誰もが120%雨だろう!と確信していたはずが、ナント朝からいい天気。逆に調子くるっちゃいそうです(笑)

 そろそろ夜空が明るくなりかけた午前4時出発。週休2日制が定着した今となっては、日曜の早朝というのは異様に空いていますね。みなさん土曜に遊んで日曜はお休みパターンなんでしょうかね。
 関越道〜上信越道と乗り継ぎ、鶴ヶ島ICから一気に目指すは碓氷軽井沢ICへ。途中は、本庄児玉付近にて、横目には土日連ちゃんの朝日が望めました。でも季節柄、ぼや〜とした感じかな。

 軽井沢ICに午前5時半到着。妙義山系のデコボコ山を見るたびに、軽井沢へ来たんだなーと実感しますね。ICから軽井沢市街への快適アクセス路を登って行くと、さっきのデコボコ山(#正確には「高岩」というらしい)が眼下に広がります。いつも素通りで、いつかゆっくり眺めたかったんだなーってことで、途中の橋で小休止。すご〜い!、こんなパノラマが望めたんですね!。普段の交通量のある時は、とても車やバイクじゃ止まりにくい場所ですんでね。早朝ライダーの特権!?みたいな(笑)。ちなみに、今朝はICからここまでの間、1台も車は見てません。


R146・北軽井沢からの浅間山

 真夏でも涼しい避暑地の軽井沢。でも、今朝は寒スギです!。28℃とかの埼玉の暑さがウソの様で、ただ今の気温はご覧の通り。Tシャツと半袖シャツにバイクジャケットじゃ・・・・さぶっ!。あまりの寒さに耐えかねて、グリップヒーターON!。これだけでも随分違うものですね。

 早朝のすがすがしい(はずだった。。笑)中軽井沢を抜けて、北軽井沢へ。途中、万山望展望台からは晴れると八ヶ岳まで見渡せるこんな気色が広がるのですが、今日は空が霞んでちょっと見えませんね。でも、間近には浅間山が見れてなかなか迫力ありますね。
 標高の高い北軽井沢では、更に気温が低下してこんな感じ。中に着れる上着を1枚忘れて、ハンドルカバーも外してきたことに、ちょっぴり?いやかな〜り後悔。カッパを装着しようか・・・・・。あ〜ん、草津の温泉が恋しいのだぁ!。

 長野原を抜けて、我慢我慢で草津道路へやってきました。再び途中にある気温計。意外に早いペースでブリンクしてるんです。たったこの1枚を撮りたいだけなのに実に13枚でっせ。通り過ぎる車は、みな不思議?そうに不審??そうに(爆)見てますね。朝から何やってるんだか(笑)


草津温泉・湯畑

 草津温泉街の中心地・湯畑には、午前6時半到着。相変わらず草津の街の朝は早いっすね!。みなさん温泉街に宿泊の方々が、浴衣姿で繰り出していました。
 今回気が付いたのですが、湯畑の横には足湯が2個(ココココ)あったんですね!。でも、誰も足を突っ込んで無かったらこれが足湯?かどうかわからないかも(笑)。
 草津といえば、毎度お世話になってます湯畑横にある無料の「白籏の湯」へ。冷えた身体が蘇ります(*^o^*)。白く濁った乳白色の泉質も、これまた温泉らしくてたまりませんね〜。サイコー\(^o^)/

 朝風呂でさっぱりスッキリして出てくると、おお!いらっしゃいました。関東オフ者軍団の”ととさん”と”たかPさん”です。どうぞ今日は宜しくです。

 長野組のみなさんとは、午前9時に長野道・須坂ICにて合流予定。時間はたっぷり2時間ありますね。さあ、朝の志賀草津道路へ出発です!



志賀草津道路・白根火山ロープウェー山麓駅にて

 白根火山ロープウェー山麓駅では、お約束?の記念撮影(→)。雪のGWの季節とは、また随分と違った印象かな。
 こちらは、志賀草津道路の中腹、草津側の絶景ポイントから温泉街を見下ろす眺めです。季節柄、遠くは霞んで見えませんが、でも晴れるとこんな素晴らしいんですよ!。

 次のおおよその合流ポイントを決めたら、あとはフリー!。適当に思い思いの走りを楽しみました。
 途中、今回新たに発見した”ウネリポイント”。つづら折れの道のウネリ具合がなかなかいい感じでしょ。
 午前8時に白根山山頂に到着。GWではまだ全面凍結していた弓池は、その面影のかけらも無く、すっかり夏モードでした。

 R292を一旦万座方面へ左折し。上信スカイラインへ。上信スカイラインは、志賀草津道路の様に快適2車線とは異なり、全線に渡り1〜1.5車線と狭いです。でも、眺めは最高!。ただ、どうも”竹の子狩りシーズン”とあり、マイカーがあちこち路駐だらけ。それなりに神経使いますね。

 上信スカイラインこと、大前須坂線を下り始めたところにあるこの展望台晴れると長野市街と北信の山々、そして北アルプスまで一望です(→カシミール夏山バージョン)。今日は霞んで何も見えませんが、志賀草津道路とはまたひと味違った、大パノラマが魅力ですね!。


車種もいろいろ、長野市街にて”おふ者軍団”集結

 須坂IC近くの集合場には9時1分到着!。後半ちょっと頑張っちゃいましたね(笑)。おお!、すでに「おふ者」のみなさんお集まりですね!。ナンバーも車種もバラバラ(笑)。長野組のシゲ隊長、OGAさん、ひろさん、浜松のよっし〜さん、東京のととさん、埼玉のたかPさんとダー、計7名が揃いました。

 シゲ隊長とよっし〜さんは、実に1年ぶりの再会になりますが、そんなブランクをいっさい感じることも無いのが不思議です(*^o^*)
 みなさんお互いお初の方もいらっしゃいますので、簡単に自己紹介を済ませ、雑談が始まるともう一向に終わる気配なし(笑)。今日はツーリングといえど、みなんさんとこうしてワイワイするのも目的の一つですもんね。

 ようやく本日の作戦会議。「湯沢林道はオンロードバイクじゃ・・」という話もありましたが、そこはやって、みなきゃ分かりません!?。ってことで、勝負です。さあ、出発だっ!
 
 さすがに7台ともなると、後方から見ていても壮観ですね!。僕も以前、13台の先頭を走ったことがありますが、はっきりいってスゴイです。


湯沢林道・道路崩落の危険があるため通行止め

 大前須坂線で再び志賀高原方面へ進み、途中で右折。いよいよ湯沢林道起点へやってきました。

 湯沢林道は、今日のメインターゲット!。舗装道の大前須坂線と平行して、ダートで一気に標高2000mの世界へ駆け上がる志賀高原でも有数の展望林道。ジャリ深いダートが延々15kmも続くという噂。大前須坂線の急勾配からすと、林道で登る標高2000mって、一体どうなってしまうのでしょうか?。いやぁ〜、何が起こるのか楽しみですp(^^)q

 林道起点スタート直後、数キロ進んでいよいよこれからダートというところに・・・・あれれ?、何やら行く手を遮るモノが・・・・(汗)。うそぉ〜(◎_◎)、今日は湯沢林道がお目当てで来たのに〜ぃ。崩落の危険性があるため、”当面の間”通行止めだそうです。”当面の間?”うーん、イイ表現だなぁ(爆)

 ただでもオンロードマシンではヤバそうな湯沢林道。しかも崩落の危険性有り。さすがに今回は人数も多いですんで、何かあったら大変です。諦めも肝心ってことで、今回の湯沢林道アタックは中止!。これにて終了。みなさんお疲れ様でしたぁ←早いって(笑)


上信スカイラインから望む毛無峠と湯沢林道

 さあ!、気を取り直して、湯沢林道がダメならみんなで舗装道の大前須坂線でレッツゴー!。いよいよ標高2000m近い尾根伝いの上信スカイラインを毛無峠方面にすすむと、ご覧のパノラマが広がりました\(^o^)/。樹海の中をトレースする湯沢林道がなんだかいい雰囲気を醸し出してますね〜。いやぁ〜、ほんとに惜しかったなぁ。なーんて、もし走れたら僕のスクーターじゃ、いつかの如く?またバイクが悲鳴を上げてリタイヤに・・・。、結局この大前須坂線を走ってたかもしれませんが・・・(爆)

 狭くて路面がちょこっと荒れた上信スカイラインの終点間近。先ほどの”湯沢林道終点”がありましたね。終点には通行止めの看板のみで、ゲートが無いみたい?。それではとということで、せっかくの機会ですし、ちょこっと?味見(笑)

 いやはや、さすがオフ車軍団は早い!。あっという間に消えました(笑)。オンロード軍団の3台は、後からあくまでマイペースでトコトコと追いかけます。数キロ先にあった広場にてUターン。一応、湯沢林道満喫?ということで良しとしましょうか(笑)

 上信スカイラインこと大前須坂線は、その名の如く、長野県の須坂市と群馬県の大前を結ぶ県道です。しかし、毛無峠にて道は寸断されているのですね。毛無峠もまた、その名の如く荒涼たるうぶ毛?程度の草木が生えているだけの、茶色の異色な景色がまた魅力かなぁ。そして、毛無峠から群馬県側の大前須坂線は、通行止めといいながら、ご覧の様は茶色い道は続いています。このダートは一体どこまで続くのでしょうか?。一度いつか探索してみたいキモチもいっぱいですが、さすがに銀翼では、下ったら二度と上がってこれなさそうです(汗)。でもとっても気になるんだなー(*^o^*)


南志賀・山田牧場にて

 毛無峠を後にして、一行は万座温泉を経由し志賀草津道路へやってきました。山田峠付近では、雪の回廊があった場所です(笑)。GWの季節はこれだけの雪壁が見られたものですが、さすがに今はその面影すらありませんね。

 志賀草津道のハイライト、日本国道最高所(標高2172m)の渋峠を越えて、熊ノ湯スキー場の先で左折。山田牧場へやってきました。途中、笠ヶ岳付近は特に道幅が狭く、車とバイクがすれ違うにも神経を使いますね。でも、景色は最高\(^o^)/。山田牧場を見下ろすウネリ具合が、これまたたまりませんね〜。

 そんな距離を走ったつもりは無いですが、気が付けばすでに時刻は1時になるところ。1回1回の休憩が長いんですよねー。つい話し込んじゃうから(笑)。今日は、山田牧場のドライブイン、スキーシーズンのいわゆる”ゲレンデ食堂”にて昼食タイムです。特に名物というものは無かったので、みなさん適当に適当なものを食いました(笑)。

 山田牧場スキー場、志賀高原の一大スキーエリアの陰となり、冬季ウィンターシーズンは、異様にと〜っても空いてるそうですよ。何だか聞くところによると、スキー場に数人しか滑ってないぞーなんてことも!?(汗)。でも、冬のスキー場上部からの大パノラマは、志賀高原を遙かに凌ぐものがあるそうですよ!


ツーリングマップル関東甲信越 P86-E3奥志賀高原・奥志賀林道起点

 適当にお腹いっぱい?になった後は、山田牧場から再び志賀草津道路へ戻り、奥志賀林道へ向かいました。こちらも林道といえど、全線舗装済みの1〜1.5車線ながら快走ウネウネ路。

 秋山道分岐にて小休止。どうやら秋山道方面は土砂災害により通行止めみたいですね。秋山郷は、長野県なのに新潟県?。土砂崩れにより長野県からのアクセス路が寸断され、新潟県側からしか行けないそうです。

 ふと、1台のオンロードバイクが秋山方面へ入っていきました。あれ?通れるのかな?。しかし、?十秒も経たぬ間に戻ってきました。ん?、一体何があったんだ?。たかP隊員が代表して、偵察に発射!。がしかし、またまた?十秒もせずに戻ってきました。一言「先が思いやられます」だって(笑)。気になり、どれどれと行ってみて納得です(笑)


ツーリングマップル関東甲信越 P86-A5ブナの原生林・カヤノ平

 奥志賀林道では、カヤノ平へも寄り道。奥志賀林道から1kmほど入ったところにありました。なーんにも無いけど、なーんにも無いところがまたカヤノ平の魅力だったり!?。
 時計を見れば、午後3時を過ぎたところ。そろそろみなさんもお疲れモードかな?。みんなでカヤノ平の草原でまったりモード。いやぁ〜、何もないってのも、またいい感じかなぁ。またまた、バイク談義に花が咲きましたね。
#ただ、牛がいっぱいいるのに、ソフトクリームも無いってのは納得がいかないぞぉ〜(笑)

 更に奥志賀林道完全制覇!とか斑尾林道爆走(笑)などなどプランはあったものの、さすがに今日は日曜日。みなさん明日はお仕事といういことで、奥志賀林道は野沢温泉スキー場で温泉街に下山。近くの「いいやま湯滝温泉(300円)」で、千曲川を見下ろす露天風呂にて1日の疲れを癒し、午後6時過ぎ、本日の「おふ者ツーリング」はこれにて終了となりました。みなさんお疲れ様でした。またお会いしましょー!

 今回は、メインターゲットの”湯沢林道”が通行止めということで、ひじょーに惜しかったですが、そんなことより普段ネット上でしかお会いできない方々と、共に時間を共有することができて、とても楽しいあっという間の1日でした。
 志賀高原に限らず、信州・長野には見どころ走りどころ、食べどころ?はまだまだいっぱいです。おふ者企画、また次回も楽しみにしてますよ〜(^◇^)ノ

本日の走行距離:604km



走行マップ
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