97/01/29

紀伊半島ツーリング　　３日目（１８日） 　1993年3月16日〜20日　４泊５日

同行者：大谷勉(GSX-R 250)
ルート：新宮市〜那智の滝〜古座町〜橋杭岩〜本州最南端・潮岬〜白浜町・三段壁〜中辺路町〜川湯温泉・かじか荘ＹＨ（泊）

那智勝浦町・那智の滝

　新宮市を出発し、国道４２号を更に南下。３日目は、まず那智勝浦にある那智の滝へ来ました。写真では、ちょっと滝の上まで入りきらないのですが、とても大きな滝でした。なんと高さが１３３ｍもあるそうです。周りは、まだ朝早いこともあって静かです。小鳥のさえずりを聞きながら、しばし滝に見とれてしまいました。

　そうこうしているうちに、観光バスが数台やってきたので、騒がしくなる前に、那智の滝を後にしました。

串本町・橋杭岩

　国道４２号で串本町に入ったところで、道路沿いの海岸線に大小の岩が並んでいるのを見つけました。ちょうど、駐車場もあったので寄ってみることに。
　特に何があるわけではなかったですが、岩がぞろぞろ並んでいる姿は、とても奇妙に見えました。

　この日は、ちょうど干潮だったため、岩まで歩いていくことができました。車で来れば磯遊びにＧｏｏｄな場所です。あと、ここは朝と夕方では、ほとんど正反対から日が当たるので、随分イメージも変わるそうです。風景写真のポイントにもなってるとか。

本州最南端・潮岬

　いよいよ到着しました、本州最南端の潮岬。最南端と言うだけあって、３月でもとても暖かかったです。

　潮岬では、まず潮岬灯台へ。入場料１００円を払い、急な階段を上りきると、そこからは丸い地球を望むことができました。感動の一時でした。
　この瞬間が、ライダーやっててよかったって思うときです。自分で走ってきたという満足感が、何とも言えませんでした。

白浜町・三段壁

　潮岬を後にし、しばらくは単調な海岸線を白浜目指して進みます。潮岬から白浜までは、これといった見所はなかったので、とても長く感じました。

　白浜町へ到着すると、まずは三段壁へやってきました。三段壁は、高さ５０〜６０ｍもある断崖絶壁が約２ｋｍも続きます。岩の上から海を見下ろすと、目がくらんでしまいそうです。ここは自殺の名所でもあるのか、 こんな看板 も目にしました。
　また、崖下には 三段壁洞窟 もあるそうなので、大枚１０００円をはたいて、行ってみました。

　また、三段壁の先の白浜温泉では、無料で入れる『崎の湯』を発見。温泉に目がない自分たちはさっそく入りました。『崎の湯』は、海を望む露天風呂でロケーションは最高です。
　たまたま、露天風呂に居合わせた人たちはみな若い人ばかりで、こぞって女風呂を覗きに行ってしまいました。挙げ句の果てには、海の岩場から女風呂をのぞく人まで出る始末（←自分たちじゃありません）。
　さすがに女性の方たちにもばれたらしく、管理人の人に怒鳴られてしまいました。でも、見ず知らずの人たちが、こんなことで意気投合してしまうなんて面白かったです。

ＭＡＰ

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