2007年10月14日 作成


秋の志賀高原〜白馬ツーリング 2007年10月13日
メンバー ダー@セロー250


■午前6時、志賀草津高原ルートからのご来光

 深夜1時半出発。関越道で北上し、まだ真っ暗な草津へやって来ました。草津道路ではお馴染みの電光気温計。寒さは、すでに秋を通り越して冬本番さながらですね!。
 ヘッドライトを消して、目が暗さに慣れてくると、それはもの凄い星の数。まさに圧倒される夜空の天空ショーですね。

 志賀草津高原ルートのハイライト、渋峠付近からご来光を拝もう!なんて、気合いを入れて早朝に訪れてはみたものの、白根山付近へ差し掛かると、次第に強風と雲行きが怪しくなってきました。白根山付近からは完全に濃霧に包まれて、視界は僅か数十m。現在位置を把握出来ずに方向感覚がまるで分からず、ナビが無ければ、流石にちょっと・・・汗。

 暗闇の濃霧の中で、渋峠付近、特に日本最高所の碑付近では、片側車線を延々と塞ぐ路上駐車と人だかり。一体何事か!?と驚きましたが、どうやら日の出目当てのカメラマンの様ですね。この視界の効かない濃霧の中、でももしかすると、キリが晴れれば感動の雲海が広がるかもしれない訳ですからね。

 気が付けば、日本国道最高所の渋峠(2172m)へ到着していました。峠付近にある気温計も、流石の志賀高原!ですね。しばらく様子を見ましたが、キリが晴れる気配も全くないため、峠での日の出は断念。草津側へ下山し、草津温泉街の夜景が見える中盤付近からの日の出を待つこととなりました。

 午前5時を過ぎ 雲の切れ目から、次第に東の空が明るくなって来ました。午前5時50分、夜が明けたようです。雲が赤く輝き始めました!。そして、午前6時、大望のご来光です。

 日の出を拝んだ後は、再び濃霧の白根山を超えて志賀高原へ。相変わらずの濃霧で、横手山もご覧の通り。志賀高原の紅葉を楽しもう!って気になれず、そのまま長野側へ下山することにしました。



■斑尾林道から見下ろす野尻湖

 斑尾山中腹をトレースする斑尾林道へやって来ました(→1回目2回目)。フラットダートですので、その気(?)があればオン車でもOK。確か以前は、木々の隙間からという印象でしたが、いつの間にか、絶景ポイント周辺の木々が刈り取られており、まさしく野尻湖を眺望する屈指の絶景ポイントですね!。

 あいにく、野尻湖オンリーという構図ですが、天気に恵まれると、野尻湖の向こうには、黒姫山と、妙高山をも望むこんな映像が目の前に広がるんですよ!。


■燕温泉野天風呂・「黄金の湯」(無料)

 赤倉温泉スキー場のゲレンデを弧を描くように駆け上がり、更に奥まった妙高山直下のお膝元に位置する燕温泉。ここに、無料の野天風呂がるとのことでやって来ました。
 温泉街の急勾配の石畳を突き進み、行き止まりのところから、更に今年休止したというスキー場ゲレンデを徒歩で5分ほど登ったところに「黄金の湯」はありました。
 
 硫黄の香りが漂う少し白く濁った温泉で、白と黒の湯ノ花?が大量に底に沈んでいるらしく、一歩足を踏み入れたら、ふわ〜っと湯ノ花尽くし?になりました(笑)。
 惜しくも曇り空で、間近に妙高山が拝めなかったですが、それでもとても開放的で気持ちよかったです!。



■妙高小谷林道から妙高山と笹ヶ峰方面を望む

 この天気では駄目もとと思いつつ、白馬へ行くショートカット林道へ。妙高高原からは妙高小谷林道へやってきました。笹ヶ峰付近へ差し掛かると、急速に天候は回復傾向に。一気にテンションも急上昇し、ツーリングHIGH!!。いよいよ、ツーリングらしくなってきましたね!

 乙見川峠近くに差し掛かると、妙高小谷林道のハイライト。次第に視界が開け、右手には写真の様な笹ヶ峰を一望する絶景が広がりました。

 標高1500mの乙見川峠トンネルを越えると、それまでの穏やかな高原風景は一変し、急峻な山岳風景へ。左手には、これから降りていく山肌にへばりつく林道を眺めつつ、ガードレールなども無い断崖絶壁は、なかなかのスリリングでした。



■白馬・グリンデルで「とんかつ定食」

 時刻は11時半になるところ。白馬へやって来ました。3000m級の北アルプスを目前にし、はやる気持ちを抑えて、まずは腹ごしらえ。edmasaさんのご紹介で、今回で2度目の訪問となります「グリンデル」へやって来ました。場所は、R147沿いで、白馬駅から数百m先、松川橋手前左側です。
 メニューはコチラ。今回は「とんかつ定食:900円」で行ってみよう!。きっと知らずに頼んだら、「うおっ、マジかよ・・・汗」的な驚きのジャンボカツが2枚と、千切りキャベツが、そびえ立つ盛り具合なんです(笑)。”白馬”という場所柄や、お店の外観などから、勝手に個人的に想像するなんとなく清楚(?)なイメージとは相反するギャップが魅力的です?(笑)

 なお、店内はテーブルが5つくらいしかありませんので、混雑時のソロの場合には、若干気を使いますかね(汗)



■黒菱展望道路からの北アルプス・白馬岳

 いよいよ北アルプスへ。和田野の森を抜け、八方尾根スキー場を駆け上がる黒菱展望林道です。

 ゲレンデ内をスイッチバック的に高度を上げ、気が付けば白馬の街並みが眼下に広がります。そして、北アルプス・白馬岳ももう目前ですね!。おおよそ、標高1300m付近から一挙に紅葉エリアに突入し、まるで山全体が燃えるような紅葉・黄様に大興奮でした!!。

 黒菱展望道路の終点、標高1500m付近でUターン振り返ると、こんな道を登ってきたんだーと、何だかドキドキですね(笑)。



■鷹狩山展望台から見下ろす大町と北アルプス

 大町市から大町山岳博物館の脇を通り、全線舗装済みの1〜1.5車線の山道を駆け上がると、標高1164mの鷹狩山山頂へ到達です。山頂手前付近で、いくつか分かりにくい分岐が多々ありますが、鷹狩山山頂・第一駐車場を目指せばOKでしょ。

 写真は、山頂駐車場付近から見下ろす大町市街です。車両で山頂に立てる、ある意味貴重な場所かもしれませんね。

 山頂には、更に展望台が併設されており、3〜4F相当の高さはありますが、頑張って展望台へ登ると、周囲の木々よりも高い超絶的な大町市街を望む眺望が待っています。いやぁ〜、時間を忘れて、しばし見入ってしまいました。

 時刻は14時を回ったところ。すでに時間的に逆光となりましたが、やはり訪れるなら勝負は午前中でしょうか。そしてやはり、北アルプスが冠雪している季節にまた訪れてみたいです。



■辰野町・まつくぼで「特製カツ丼(大盛)」

 市街渋滞を回避すべく、豊科ICからは中央道へ。諏訪湖SAでは、諏訪湖を眺めながらのハイウェイ温泉です。時刻も17時となり、そろそろ小腹が空いてきて、SA内でもソースカツ丼はあるけれど、やっぱりアレが本家で食べたくなっちゃった(*^o^*)。急遽進路変更なのだ〜ぁ(笑)。

 諏訪SAからは再びツーリングモードで、目指すは約20km先の辰野町へ。やって来たのは「まつくぼ」です。今日もやっぱりオーダーは「特製カツ丼(大盛):1500円」でしょ(*^o^*)。ってか、それ以外は頼んだこと無いっす(笑)。今年6月より1200円→1500円に値上げされたそうですが、これだけの納得の怒張のボリュームですので、是非これからもこのボリュームと美味しさを維持するためにも頑張って欲しいものです。
 300g以上あるという豪快なカツは、見た目の第一印象もさることながら、箸でつまんでまた衝撃という”ダブルの感動”が味わえます。相変わらず3〜4cmはあろうかというカツも、しっかり火が通っており、これまた程良い脂身加減といい、柔らかくて旨いのだぁ(*^o^*)
 食後は、ソースカツ丼の余韻に浸りながら、セルフでコーヒータイム♪。心とお腹がいっぱい満たされました。

 店内は相変わらずライダー図鑑状態となっており、おおっ!、このツーリングの時のオイラの写真も発見(笑)。まつくぼのお姉さんとのツーショットなのだ(^^)。さあっ、どこだか分かるでしょうか!?。


 18時半にまつくぼを出発。暗闇のワインディング有賀峠を越えて、諏訪湖からは下道R20で甲府へ。そして、勝沼ICからはひたすら”忍耐”の中央道〜圏央道で、22時15分無事帰宅!。

 今回も21時間にも及ぶツーリングとなりましたが、往復とも一部区間でも高速道路を使わなければ、確実に24時間ツーですね(笑)。今回、惜しくも拝めなかった渋峠からの日の出バージョン。またいつの日か狙います!。

走行距離:694km


走行マップ

GPSトラック生データ(#取り扱いには十分な配慮をお願いします。)

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