2007年1月1日 作成
冬の秩父、御岳山林道絶景ツーリング 2006年12月29日 |
メンバー | ダー@セロー250 |
羊山公園から秩父市街を一望する
午前7時出発。朝から空は雲一つない冬晴れの青空が広がっていました。R299を秩父方面へ進み、正丸峠を越えると、まるで気候はすっかり雪国モード。一段と増した寒さで身が引き締まりますね。
まずやってきたのは、春は芝桜で有名な羊山公園。秩父市街を一望できる高台からは、正面には山梨・長野方面からせり出した雪雲が近くまで迫っていました。遠く正面雁坂方面の山々は、うっすらと雪化粧。暖冬と言われたこの冬も、ついにその時が訪れた!と何故か?奮い立つものがありました。
先日のホルモン焼きの時に、こみに亭のサダさんから「景色がとても綺麗ですよ」教えて頂いた「御岳山林道」。道の駅「荒川村」付近から正面に見えて林道なのですぐに分かるはずと。
羊山公園から望む景色の中にも、山腹をトラバースする”らしき林道”を見つけることが出来ました。もしかして、あれが教えて頂いた林道なのか!?
フラットダートの御岳山林道
道の駅「荒川村」付近に差し掛かると、羊山公園から見えた林道がいよいよ間近に迫ってきました。よし!、あそこに間違いないな(^^)
まずは”感”で、県道37号側からアクセス。すでに日陰は路面凍結していた県道を新調に小鹿野方面に進み、途中、あんな入口やこんな入口に騙されつつ(笑)、ようやく「御岳山林道」を発見しました!。
しばしフラットなダートで高度を稼ぐと、次第に東の展望が開けてきましたね!。いよいよ奥秩父方面の展望も開けてきたところで、真新しい今年5月に出来たばかりのトンネルに遭遇。バイクを降りて、徒歩でトンネルを歩いてみると、トンネルの先で現在工事真っ最中つき通行止め。どうやら、先に眺めた山腹を這う林道は、コチラ側ではないらしい。
再びR140へ戻り、今度はR140で雁坂方面へ。時折、頭上には山肌に這う御岳山林道は見渡せども、入口がどうにも見つからない。こんなに走って走りすぎではないだろうか!?などと、行っては戻り、また行っては戻りの繰り返し。しばし格闘の末、ようやく探し当てた時は、そりゃ嬉しかったです〜(*^o^*)
御岳山林道から望む秩父市街の展望
一気に高度をかせぐと、奥秩父の大パノラマが広がりました。てっきり秩父市街の展望ばかりと思っていただけに、想定外の山々の絶景に大興奮!。 眼下には、秩父湖と方角的にループ橋のある滝沢ダム方向には、水をたたえたダムが見えました。滝沢ダムはすでに貯水を始めたのでしょうか!?。そして、正面には、真っ白に冠雪した雁坂峠方面、甲武信ヶ岳は、まさに冬の山岳風景!。しかも、さっきから強い西風に乗って、粉雪が舞い始めたのでありました。初雪です♪。
そんな絶景に感激しつつ、ついに秩父市街方面への尾根へ繋がったのだ。オォーーーーー!。まさに羊山公園から拝んだあの林道のあの場所に、今、自分は立ったのだ。
秩父市街を一望できる壮大な大パノラマ!。いやぁ〜素晴らしい!。9月の芋煮ツー以来に味わう久々の爽快感に興奮しました!!。まるで、初めて大名栗林道を走った時の様な、いやそれ以上の息を呑むほどの爽快感を味わうことが出来ました。
御岳山林道から望む雁坂峠と甲武信ヶ岳は雪景色
更に林道を前進すると、まもなく工事区間で行き止まり。未開通区間を隔て、もう数百M先には、先ほどの御岳山トンネルが目と鼻の先に迫っていました。今なお林道開設工事真っ最中であり、情報によれば2007年には御岳山林道は全線開通し通り抜けできるらしいとのこと。現在は、まだピストンではありますが、来年の開通が待ち遠しい1人になりました。
興奮冷め止まぬまま、R140へ下山。御岳山林道へのアクセスは、いくつかルートがあるようですが、一番分かりやすい?と言えば、道の駅「大滝」から先のカーブの路地から出てきました?。へ〜、そうなんだ(^^)
秩父市しまやの「天ぷら付きもりうどん」
時刻は、11時を回り秩父市街へ戻ってきました。やってきたお店は秩父警察署を左折した先右側にあった「しまや(→紹介HP)」。狭い店内は、6〜7人も座ればいっぱいになりそうなカウンター席のみ。
メニューはコチラ。「天ぷら付きもりうどん」は、天ぷらをホワイトボードの品から2品選択するシステムなんですね。玉ネギと茄子を頂きました。
ところで、カウンターにあるペットボトルは、薬草茶が入っているらしい!?。常連さんらしきは、コップに注いではぐびぐび美味しそうに飲んでいるので、自分も興味半分、怖いモノ見たさ?で半分ほど注いでみました。女将さんから「苦いわよ・・・(ニヤリ)」との先制攻撃。覚悟を決めて一口ゴクン。「ううっ(^^;」。苦いとかそういう次元でないのです。この世のものとは思えない味わい深さ?に感動しました(爆)
さあっ、僕の「天ぷら付きもりうどん(大):600円」がやって来ました!。上げ底でなくって、しっかり下げ底ってか、見かけ以上にかなりボリューム有りすぎっ♪。一切機械を使っていないという純手打ちうどんは、大変腰があり旨かったなぁ〜(*^o^*)
《お店データ》 純手打ちうどん・そば「しまや」 秩父市上宮地町12-20 0494-23-8909 10:00〜18:00 火曜定休 |
午後からは子ども達と遊びの約束があったものの、林道探索で手こずって、ちょっとタイムオーバーな13時過ぎに無事帰還。遠出はしなかったけれど、これほど近場で味わえる爽快感はたまりませんね。ますます秩父が好きになった、冬ならではの絶景が楽しめたツーリングでした。
本日の走行距離:169km
走行マップ |