２００５年１月１９日　作成

冬の大名栗林道〜秩父大氷柱ツーリング　２００５年２月１１日

氷の世界と化した大名栗林道

　この３連休、”冬の有間峠”目指して、今シーズン２度めの大名栗林道へ出動です。
　午前８時３０分スタート。飯能名栗線を西に進み、いよいよ前方には空高く「大名栗林道」が見えてきました。今度こそは！と闘志が沸いてきます。
　例によって、大松閣の脇がスタート地点。スタート直後はまったく雪など無く、まさに大名栗林道らしい雰囲気が漂いますね。日陰区間になると、途端に雪路というより、完全なる”アイスバーン”（汗）。でも、直近の数日中に降ったと思われる新雪のお陰で、どうにか走れないことは無いらしい。ガンガン行きますよー！！。
　アッという間に前回の屈辱の”リタイア地点”となった、有間ダムを見下ろすポイントまで到達。さすがにこの付近は急勾配＆アイスバーンでお尻をフリまくりだったけど、とにかく２輪だけど何故か？四つ足走行で”やる気”でクリア！。
　さあ！、ついに大名栗林道の急勾配区間を登り切り、大名栗林道の中でも屈指の展望ポイントに到達だぁ＼(^o^)／。いやぁ〜、すでに標高は700mを越えてます（スタート地点は220m）。実に展望が素晴らしい。遠く新宿ビル街まで眺望できました。

　ココまで登れればしめたもの。あとは尾根伝いにひたすらトラバースです。林道が除雪されているのは何でだろう？と思ったら、どうやら林業管理の木の切り出しの様ですね。それにしても、路面はひたすら続くアイスバーン。スクーターならではの両足補助輪走行なら、なんでもＯＫかな(^^)

大名栗林道、中盤過ぎると・・・

　絶景を堪能しつつ、大名栗林道も中盤に差し掛かったところ、突然シャベルカーの先は、除雪してないよー！。しかし先へ延びるわだちの跡さえあれば、バイクでも行けるはず。この先は”プラレール走行”が基本です（笑）。ボディをガリガリ擦りながらも、ブイブイ走ります！。ますます面白くなってきましたねー。すると何だぁ？？、まるで”ポイントレール”の様に、線路が交差しまくりです（笑）
　するとその先で・・・・・。チャレンジャーな四駆のわだち跡もここまで。その先は、まだ誰も足を踏み入れていない、ガッチリ雪に閉ざされた”前人未踏の地”となっていたのでありました。一歩足を踏み出せば、膝までズボリ。バイクだって、ひたすら穴掘り状態で全くお手上げです。
　この先は延々こんな状態が続いてるんでしょうか。前回に続き、またまたリタイヤという結果は言うまでもなく、「2005年冬の大名栗林道アタック」はこれにて潔く終了。空を見上げれば真っ青な冬空がとても気持ち良かったです！。

　そうそう、ずっと気になっていた土壁ゲート。とりあえず、第１の壁？は撤去されていたのは確認しました。第２、第３の壁は果たしてどうなっているのでしょうか？。

有間ダムから有間峠を望む

　有間ダムへやってきました。正面に位置するのが”冬の有間峠”。大名栗林道走破の野望は破れても、”冬の有間峠”への野望は終わっていないのだ。そう、次なるチャレンジは「広河原逆川林道」で勝負だ！。

　うおっ！、林道入口からすでに挑発的なこの看板（笑）。すでに闘志は漲っており、やる気も十二分です。レッツゴー！
　しばらくは、名栗の寒さを象徴するかの如く”氷の芸術”が随所に点在し、とっても楽しませてくれますね。そして、いよいよ雪路区間に突入です。やはり挑発通り除雪はしていないらしい。とにかく路面はゴワゴワの荒れまくりで、まさにスペシャルステージなのだ。ココに出てくるはずだった大名栗林道終点を過ぎ、すでに高度は標高1000m超は確実。時折、木々の隙間からは、遥か向こうには先ほど断念した「大名栗林道」までもが一望できました。
　有間峠も間近にして、車のタイヤ跡が途絶えました。Ｕターンするだけでも、かなりの苦労の跡が伺えました。そしてもちろんその先は、再びご覧の白銀の世界。いやぁ〜、ココまできて悔しいけど、TOPBOYにはこれ以上前進不能。もう思い残すことは何もありません。これにて、冬の有間峠アタックは、納得の終了です。
　大名栗林道、そして広河原逆川林道、いずれも今年の雪は、車も入り込めないほど凄かった。あとは春までお預けかな？

　さて、朝飯抜きでしたので、さすがにお腹が減りまくり。山伏峠を越えて秩父へやってきました。本日のブランチは、前回ツボにはまったR299沿いの”悦楽苑”です。未だ未体験のあの「チャーハン大盛り」（←mauさんよりご拝借）も、非常に気になる存在ではあるけれど、今日は新ネタ発掘で『焼肉定食』なんて行ってみようっ！。厨房からジュージュー焼き肉の音が聞こえ、ドキドキワクワク（笑）。さあっ！、運ばれてきたものは・・・・・？。ひぇ〜！！、なんかふつーだよ（笑）。お会計の時に「９００円」って、僕は大盛りを頼んだはずなのに、どこかで通信エラーも発生していたらしい!?。。いやでも大盛りになっても、ロ ースの枚数がふえるとも思えないし・・・。甲府の「ぼ○ち食堂」じゃないけれど、”大物メニュー（？）”は限定なのか!?。何か、心とお腹が満たされないまま、悦楽苑を後にしたのでありました（爆）

２００５　秩父の大氷柱

　午後の部は、行こう行こうと思っていた秩父の大氷柱へやってきました。お約束通り、まずは小つららへ。んー、何も無い（笑）。しかし、川の透き通る色を見つめていると、何だか泳ぎたくなっちゃいます？（笑）でなくて、何だか、癒されるというか、すーーーっと心が清められるような気分かな？(^^)
　続いて本番、大氷柱へ。今年は有り難いことに、氷柱の200mほど手前の資材置き場を臨時駐車場に開放してくれたということで、なるほどです！。台数にして２０台くらいでしょうか。しかし、今日は連休初日のしかも午後とくれば当然（！）。駐車場整理の人なんていないもんだから。まあ大変です。すでに道路にも待ちの車が数台連なってました。僕は、なんとなく大氷柱の入口の先200mほどにある昨年同様に非常駐車帯に置きました。
　さて、氷柱入口にはご覧のテントが立っており、随分と賑わってますね。何やら甘酒サービスですか？。ラッキー(^_^)V。除雪された土手道を河川敷に降りていくと、見えてきましたよ＼(^o^)／。昨年はおもいっきりフライングしましたので、実に２年ぶりの「秩父の大氷柱2005」のご対面なのでありました。氷柱というかすでに氷柱の一本一本がみな繋がって、いやぁ〜まるで”氷のカーテン”とでも言いましょうか。まさに自然の芸術でした。もちろん、今日も長靴装備でしたので、さくっと川渡り。間近で見上げる大氷柱の迫力は、遠目で見るより断然凄いっすね！！。でも、そこのガキんちょめ〜、ポキポキ氷柱を折るのはやめましょう（笑）

　参考までに（１）2004年編、（２）2003年編、（３）2003年準備編？もどーぞ(^◇^)ノ

丸山林道から望む武甲山と秩父市街

　秩父市街へ戻ってきました。小腹が空いたところで、１日に２度目の悦楽苑か!?なんて思いもありましたが、さすがに見送りました（笑）

　さて、次なるターゲットは玉川村の「アライ」。ここからの最短ルートは、丸山林道から正面にそびえる大野峠、そして白石峠を越えて都幾川村へ至る山岳チャレンジルート。こんな季節に越えられるのか！？。つい数日前のタクさんのレポによれば、尾根伝いルートは除雪されているようなので、大野峠までが勝負かな？。
　道路両脇には、しっかり除雪された雪塊がテンコ盛り。まさに気分は早くも”雪の回廊（ミニ）”だね。コレ、除雪してなかったら洒落になりませんね（笑）。難なく県民の森駐車場へ到着。なんとなく、おりゃ〜！！、うふっ？、車高の低いスクーターじゃ、せいぜい２ｍ進むのが限界らしい（笑）

　丸山林道の絶景ポイントに到着。武甲山と秩父市街を見下ろす眺望に１人、寒さも忘れて見入ってしまいました。さてと、そんな絶景に別れを惜しみつつ、後は水平移動で大野峠へ・・・。へぇ？！、除雪もされていない本日３度目に味わう、なんかいや〜な予感。しかも５０ｍ程進んだら、車のわだちもココまでデスカ？？。まあ、10cmくらいの積雪ならなんとかなるでしょう・・・。
　日陰に入った途端に積雪は倍増！。軽く30cmは越えてます？（汗）。しかし、大野峠までは数百ｍのはず。やる気で勝負でしょ。しかし、バイクを押しても前進できず、とりあえず先に足で雪面を踏み固めて道を作って、バイクを押しての繰り返し。それでも、ブロックタイヤは虚しく雪面に穴を掘るだけで、完全に亀の子状態、５０ｍが精一杯でした。前途多難はまだまだ果てしなく続く様子で、さすがに無理っす！。

古都で焼肉定食

　致し方なくＵターンを決意。これまた微妙に下りだった様で、今度は登り坂？。僅か50mほどの道のりも、結局格闘すること３０分。まさに全力疾走したかの様な汗と疲労となりました。丸山林道絶景ポイントに戻ってくると、すでに夕日が沈む寸前。夕日を眺めてる場合でなく、路面凍結する前にさっさと来た道を下山しなければ。

　時刻は午後５時を過ぎ、日が落ちた途端に強烈に冷え込んできました。時間的に玉川村のアライさんは断念して、プラン変更。昼食の反動なのか、入間の古都へやってきちゃいました。ここへ来ると、何故か？安堵感に満たされますね（笑）
　オーターは、本日２回目のなんとなく「焼肉定食」。何を頼んでも、ごく自然体でありながら、ふつーに大盛りって、やっぱり古都さんって凄い！。風邪で病み上がりの状態での古都さんアタック？は、後半ちょっと辛かったけど、今度こそ大満足＆大満腹様でした＼(^o^)／

　午後７時、無事帰還。今日も近場ながら”雪中”を十二分に満喫し過ぎた１日でした。今年の秩父は、例年にない大雪で侮れませんね(^^ゞ

本日の走行距離：２０１ｋｍ

全走行マップ

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