2003年11月28日 作成


富士山〜甲府の夜景ツーリング 2003年11月23日
ルート 自宅〜八王子IC・・中央道・・河口湖IC〜忍野八海〜二十曲峠〜道の駅・なるさわ〜紅葉台〜西湖〜河口湖・もみじ回廊富士スバルライン富士吉田のうどん西川新倉林道〜御坂峠・天下茶屋〜R137〜水ヶ沢林道〜県道36〜櫛形町〜櫛形山林道・みはらし平竜王町・ぼんち食堂太良峠〜ほったらかし温泉〜勝沼IC・・中央道・・八王子IC〜帰宅
メンバー たかPさん(エストレア)、けずPさん(CB400SF)、ミスキックさん(CB400SF)、ダー(SILVERWING)

午前6時40分、中央道河口湖ICからの富士山

 午前4時45分、埼玉の自宅を出発。連休2日目とあり、早朝のR16は、交通量も少な目でとても快適♪。八王子からは中央道で一気に河口湖へ。
 都留ICも過ぎると、いよいよ正面には富士山がそびえ、冠雪した雪が朝日で真っ赤に染まりました。まさに寒さも吹き飛ぶ感動的シーン!。
 中央道では、路肩に止まって富士山の写真を撮っている車が数台。そのキモチ、よーく分かります。僕も止まりたいところだけど、そこは我慢の高速道路だよん。
 午前6時40分、河口湖IC到着。さすがに標高900mほどありますので、河口湖周辺ではこの気温。何だか朝から妙に気合いが入りますね(笑)

 集合時間にはまだ早いので、ちょっと寄り道。向かった先は「二十曲峠」です。透き通るわき水がもの凄く綺麗な忍野八海を抜けると、辺りは一面田んぼとなり、振り向けは遮るものは何もなく、富士山が裾野までバッチリ一望です。いやぁ〜、朝から最高の富士山ですね!。

 朝からウネウネ道をブイブイ上り詰めると「忍野高原・二十曲峠(標高1151m)」に到着です。さすがの絶景ポイントとあり、たくさんのカメラマンが三脚を立ててますね〜。それも納得。こんな富士山一望ですからね。


富士吉田市・二十曲峠からの富士山

紅葉台からの富士山

 午前8時、道の駅「なるさわ」にて、たかPさん、けずPさん、そして本日は新たにミスキックさんも加わり、こんな寒さにも負けない”関東おふ者軍団(笑)”4人が集結です。
 うおっ!、さすがにみなさん着膨れ状態!?。まさにペンギンちゃん(笑)。そして、バイクにはツーリングライダー必須アイテムのグリップヒーター全員標準装備なのはサスガですね!

 本日の作戦会議の後、さあ!”おふ者”富士山ツーリングに出発です。メンバー4人でまず向かった先は紅葉台。国道から紅葉台に至るアクセス路は、思わずニヤリ。まさに短期決戦型?で勝負です(笑)。うっかりライン取りを誤ると、もれなく下腹ヒット(爆)。おりゃおりゃ〜とみなさん朝から熱い走りっぷりで、もうカンゲキ(笑)。あっという間に紅葉台(標高1164m)に到達です。

 売店で150円を払って展望台に上ると、ちょっと霞んでしまいましたが、富士山と青木ヶ原樹海、そして南アルプスまで望む360゜の大パノラマが魅力ですね!(→夏の晴れた日のパノラマはコチラ



河口湖畔北側・もみじ回廊の紅葉

 朝一番のウォーミングアップ?も完了し、気温とは裏腹に身体の芯からすっかり熱くなりましたね(笑)

 紅葉台を後にして、西湖から河口湖畔へとやってきました。河口湖畔では、たかPさんのご案内で、まずは勝手に命名”真っ赤なもみじトンネル”。まだまだ河口湖でも、紅葉見れたんですねー。何やら向こうの方では、三脚がいっぱい立っていたので、近づいてみると・・・・ほほぅ〜、紅葉と富士山という構図。僕も便乗作戦してみたものの、光線の関係で映りがイマイチだったかなぁ?。
 
 更にもう一箇所、河口湖美術館通りには「もみじ回廊」なんて、いつのまにか出来ていたんですね!。何やら「河口湖紅葉まつり」と題して、この「もみじ回廊」をメイン会場として、夜はライトアップされてるそうですよね。只今の時刻は、午前9時半になるところ、さすがに今日は無理か(笑)。真っ赤に染まったもみじが本当にとても綺麗でした。


富士スバルラインへ

 本日のメインイベント!?、富士スバルラインへやってきました。二輪車往復1700円ということで、つい敬遠されがちですが、ここの5合目からの展望は、晴れたらスゴイんですよね!。僕が前回来たのは5年前のちょうどこの季節でした。11月ならではの澄み切った空でこそ出会える絶景が待っているのですね。

 正面には大きな富士山を仰ぎながら、快走2車線をみな思い思いのペースで走ります。2〜3合目にかけては、路面は微妙にウェット!?。凍結防止剤が無ければ、間違いなく”路面凍結”ってヤツですか??(汗)。せっかく車が道を譲ってくれても、怖くて前にでれないんだなーこれが。
 ヒヤヒヤしながらも4合目の大沢駐車場に到着。おお〜!、雲海になりそうな期待が膨らんできましたね。正面には3000m級の南アルプスの山並みが一望です。

 大沢駐車場では、ソフトクリームの次に定番になりつつある予感なコレ。好きだね〜なんて言われつつも、気が付けばけずPさんまでしっかりと(笑)


富士スバルライン5合目からの眺め

 さあ!、いよいよ富士スバルラインのハイライト。富士山5合目(標高2300m)に到着です。愛車と絶景を一緒にカメラに収めるなら、終点駐車場手前の道路沿いが最適。眼下には本栖湖、精進湖と青木ヶ原樹海。その向こうには甲府盆地、そして八ヶ岳が雲からひょっこり顔を出してますね!。更にその向こうには、真っ白に雪化粧した北アルプス(上高地の穂高岳付近かな?)まで見渡せる大パノラマでした。いやぁ〜、これぞ「富士スバルラインの絶景」だぁ。通行料1700円、元取ったね(笑)

 不思議なもんで、富士山5合目から見上げる富士山頂。意外とすぐそこじゃん。なんて錯覚に陥ってしまうのが不思議です。いつかまた登ってみたいと思いつつ、とりあえず今はまだ結構です(爆)


富士スバルライン5合目・標高約2300m付近からの雲上の絶景パノラマ
八ヶ岳南アルプス・遠く北アルプスを望む

富士吉田のうどん・羅王で肉うどん(左)と肉天うどん(右)

 さて、寒かった富士山5合目からも無事下山して、時刻は12時を過ぎたところ。河口湖へ来たら富士吉田?、そう「富士吉田のうどん」かな。4人いたら4件ハシゴ?なダー的”食い倒れ方式”は、今回はみなさんに速攻却下されちゃった(笑)

 今回初めてお邪魔したお店は、市役所近くにある「羅王」(→紹介ページ)。メニューはこちら。たかPさんとけずPさんの「肉うどん:400円」と「肉天うどん:500円」。僕とミスキックさんは「肉天うどん(大盛):600円」で勝負です。(←勝負してどうする?笑)
 よく言えば腰がある?、とにかく固めの麺は、”食べ応え”満点です(笑)。シンプルながら、ゆでキャベツと肉と天がいい感じ。ただ、僕とミスキックさんの大盛りって、どうやらうどんが2玉くらいあるらしい!?。ううっ、顎が・・・ウハウハ状態になっちゃった(笑)。疲れたけど、それも醍醐味のうち!?。とっても美味しかったぁ〜(*^o^*)

 こちらのお店、営業時間が11時半からということですが、12時半ですでにうどんは品切れ状態。早めの来店がよいようですね!。

《参考リンク》
 富士吉田のうどん


西川新倉林道から河口湖と河口湖大橋を望む

 朝食?昼食??の後は、西川新倉林道へやってきました。この林道は、富士吉田市から御坂峠手前の三つ峠登山口を結ぶ、パノラマ林道とのこと。どんな景色が待ちかまえているのか!?。

 富士吉田市内を抜け、しばらく雑木林の落ち葉がいっぱいなウネウネ道を駆け上がると、おおっ!、富士吉田を眼下に望むパノラマポイントだぁ。予想以上の展望にみなさん大感激。ここから先は走るもよし、景色を楽しむもよしということで、天下茶屋待ち合わせにて、フリー走行となりました。
 さらに高度を上げると、今度は左手には富士山、そして河口湖・河口湖大橋までも眼下に見下ろす、これまでにない新発見な新鮮なロケーションですね!。いやぁ〜、河口湖近辺にこんな美味しい林道があったなんて、これまで全然知りませんでしたよ〜。気に入ったぞ!

 午後1時半。御坂峠の天下茶屋にて、再びメンバー集合です。御坂峠といえば、もちろん河口湖と富士山のパノラマが最高です!。

 そんな富士山を眺めながら、天下茶屋では昼食パート2(笑)甲州名物の「ほうとう鍋:1050円」を4人で頂きました。そろそろ鍋が恋しい季節ですもんね。
 ボリューム的にはふつーながら、とっても美味しく満腹様でした。今日は、どういう訳かひじょーに込み合ってましたけど、さすが3連休だからかな。



水ヶ沢林道

 水びだしのトンネルを抜け、御坂峠を山梨側へ下山。R137で御坂スキー場すぐ先を左折。次なるターゲットは、水ヶ沢林道です。

 しばらく進むと・・・ん?、次第に路面は一応舗装道だったハズが、伐採した木々の枝だらけで、とにかくスゴイ!。工事ダートはよくあるパターンだけど、枝だらけってのは初めてのパターンかも(笑)。何だかちょっぴり興奮気味(爆)。みなさんオンロードバイクながら、この手のシチュエーションって、どうやら嫌いじゃないらしい!?。ムフフ(笑)
 ぬおっ〜!、ココまでか!?と思いきや、特に通行止めの標識など出していないから、すぐに道を空けてくれました。
 何度か重機に行く手をふさがれたものの、どうにか伐採ゾーンを通過。いよいよつづら折れ具合の見事な素晴らしい豪快な展望林道となりました。
 
 すずらん峠を越えたところで、道は二手に分かれ、更に上へ通じる方へ。ガードレールも無い、スリリングな林道は、どんどん高度を増し、最後はいきなり行き止まり。あれ??、道間違えたみたいですね。どうやらこの先の登山道を登った先が標高1570mの「新道峠?」。うーん、今日のところはこのまま退散。楽しみは、またの機会にとっておこうかな(爆)。帰ってカシミールで調べてみたら・・・・なるほど〜!!

 さっき間違えた道を下り方面へ、この先延々とまたもや割れ目だらけのコンクリート道。本気でバイク壊れるかと思いました(笑)



櫛形山林道・みはらし平からの甲府盆地の夜景

 そろそろ、日も傾きかけてきた頃、更に目指す先は、先日の富士山ツーの時に訪れた「櫛形山林道・みはらし平」です。何故?こんな時間に「櫛形山林道」かというと、昼間のこのパノラマから夜景モードを想像してください。ムフフでしょ(笑)
 全線舗装道のアクセス路があるとのことですが、地図には載ってないので、ココはみんなの感で勝負です。真っ赤に染まった夕日の富士山を横目に、県民の森を目指しました。

 だんだん勾配もきつくなり、辺りはすっかり暗闇モード。県民の森を過ぎたところで、ようやくバイクのライトで、櫛形山林道への看板を発見!。この先は、一応?舗装道とはいうものの強烈な勾配のコンクリート道。豪快に一気に山を駆け上がり、櫛形山林道に合流です。ガードレールなどない暗闇の櫛形山林道って、スリル満点。そして、木々の間からは甲府盆地の夜景が一面広がってきました。思わずアクセルに力が入りますね。

 ついに櫛形山林道NO1の絶景ポイントみはらし平(標高約1300m)に到着です。甲府市街がおおよそ標高300mですからね。実に1000mもの高度差は、なかなかのもの。いやっほ〜ぃ\(^o^)/、気温2℃、眼下には未だかつて見たことが無いほど、期待通りの感動的な甲府盆地の夜景が目の前一面に広がりました。
 さすがに場所がら、他に訪れているのは若いカップル同士ばかり。野郎軍団で来てるのは、僕等だけ?。まあ、気にしない気にしない(笑)



甲府・竜王町の「ぼんち食堂」でうま煮そば

 バイクツーリング至上、最高の夜景を満喫した後は、夕食は甲府・竜王町にある久々の「ぼんち食堂」へやってきました。
 今回のオーダーは、ミスキックさんが「カツカレー:900円」。お皿というより、これは間違いなくお盆だよね〜。わ〜い\(^o^)/。そして、けずPさんが「オムライス:800円」。こちらもやはり大皿で、ボリューム満点ですね〜。たかPさんの「カキフライライス:1000円」(だったかな?)。でっかいカキフライが見応え満点(笑)。細身のたかPさんの一体どこへカキフライは消えたのやら・・・(笑)。最後は、僕の「うま煮そば:600円」。フガフガ〜!?と思わず鼻息荒くなってしまいますね(爆)。何度見ても、これはまさに芸術品(笑)。具だくさんで溢れ具合も何だかパワーアップしてませんかぁ??。ミックスベジタブルはニューアイテム??(笑)。見た目豪快系ですけど、味だって抜群!。うまいんだよ〜。
 結果、若干1名(←誰だ?)を除いて完食、さすがです!。うーん、どうも昼間のうどんの腹持ちがかなりいいらしい、って残したのは僕じゃん(爆)。ぼんちさん、ゴメンなさい。


太良峠からの甲府盆地の夜景

 時刻は午後7時半。さあ!、まだまだツーリングは終わりませんよ。食後の運動は、武田神社裏手から夜の太良峠へ。もちろん暗闇の超ウネウネだって、ブッチギリ!?です。しかも道は細くて豪快な急勾配の、またしても今日はどうも縁がある”コンクリート道”。夜走るのは、これで2回目ですが、うーんたまりませんなぁ〜(笑)
 標高1100mの太良峠に到着すると、右手には、再び甲府盆地の夜景が一望です。櫛形山林道からの夜景と比較すると、太良峠は視界は狭いながらも、市街地が近いせいかゴージャスな感じかな。見事でした。
 そして最後は、「満天の星空」がキャッチフレーズな「ほったらかし温泉」へ。いやぁ〜、1日に3度も夜景も楽しめるなんて、しかも最後は露天風呂からだもんねー。また、この寒さもまたたまらないんですよねー。すっかり露天で長湯してしまいましたね。ところで、ほったらかし温泉には何やら「新しい浴場」が完成するそうですが、今回は残念ながら間に合わず。次回のお楽しみかな。。

 午後9時半、ほったらかし温泉にて、本日の「おふ者ツーリング」は、これにて無事完了、現地解散です。深夜の奥多摩を越える人、R20下道で頑張る人、高速で帰る人。みなそれぞれの帰路に付いたのでありました。

 今回のツーリング、近場な富士山だった割には、富士山の絶景はもちろんですが、面白い林道や夜景までバッチリ堪能できて、新発見な1日でした。たかPさん、けずPさん、ミスキックさん、熱い1日をどうもありがとうございました。また宜しくです(^^)//

本日の走行距離:488km



全走行マップ

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