2002年8月6日 作成
妙高小谷林道ツーリング 2002年8月4日 |
1日目 | 自宅〜鶴ヶ島IC・・関越道・・上信越道・・長野IC〜三才駅〜浅川ループライン〜戸隠バードライン〜鏡池〜信濃町〜妙高高原〜笹ヶ峰〜杉野沢林道〜乙見川峠〜妙高小谷林道〜小谷温泉〜姫川小谷林道〜入の平白馬線〜蓮華温泉〜R148〜白馬〜大町街道〜道の駅・中条〜長野市〜更埴IC・・上信越道・・関越道・・鶴ヶ島IC〜自宅 |
メンバー | シゲ隊長@長野(セロー225)、よっし〜さん@静岡(BMW1150GS)、masterさん@長野(セロー225)、ととさん@東京(BANDIT400)、ダー@埼玉(SILVERWING600) |
朝の戸隠高原・鏡池と戸隠山
深夜1時半に目覚まし時計?じゃなくて、雷の音?で起こされる。結局、昨晩もチビ達の「かまって攻撃」に合い、仮眠も2時間足らず。さすがに眠いな〜。
只今の時刻は深夜2時半。雷雨と豪雨は激しさを増し、掲示板のレスをカキコ中にゴロゴロドカッーンと音ともに部屋中シャットダウン?。いや〜ん、こんな深夜に停電は怖いのよ〜ん(笑)。
待つこと1時間。ようやく雨足も弱まり、雷も通り過ぎたようだ。さあ、長野へ向けて出発だ!。
小雨の降る中、関越道へ乗るとまもなく再び豪雨と遭遇。上信越道で松井田妙義付近で、ようやく雨もあがり朝靄の中にぼんやり奇岩の妙義山が現れる。
ほぼノンストップで長野ICには6時15分に到着。料金所では、いかにも速そうなスポーツカーが白バイの餌食になっていた。え?高速で白バイ?。とその前に、こんな朝から白バイですか?
R18バイパスを北上開始、しかし道路は空いているのに、何か感じる異様な空気。この怪しい空気を読みとれるかどうかが運命の分かれ道!?。案の定、本日2台目の白バイが登場です!。車が餌食になってました。白バイも同じバイク乗り、やっぱり昼間の暑さは白バイも辛いのね〜、かどうかは知る余地はありません。
さて、長野市内で腹ごしらえを済ませ、まず目指したのが市内某所にある「三才(さんさい)駅」。ひろ坊(1才8ヶ月)も、来年秋で3才なので、来年秋はここへ記念写真取りに来ようという企画。という訳で、今回は下見にやってきたのでありました。
長野市街からは、早朝の戸隠バードラインへ。のはずが、おや?「浅川ループライン」を走ってました(笑)。飯綱高原でやっと『戸隠バードライン』に合流し一安心。
戸隠バードラインの朝は、車通りもほとんどなく、緑のトンネルは森林の香りがいっぱい。戸隠バードラインは、やっぱこうでなくちゃね!
笹ヶ峰牧場
戸隠高原を後にして、妙高高原へ向かいます。途中、飯綱牧場近く道路沿いにあるテント村へ寄り道。
只今の時刻は8時ちょっと前。ちょうどシャッターを開けたところにも関わらず、「とうもろこし食べれますか?」と聞いてみる。もちろんこんな時間じゃ客は自分一人だけ。そもそも、観光客らしき車は1台たりと走っていないのだ。嬉しいことに「すぐに茹で上がるから待ってて」と、早速自分の”ため”だけに1本準備してくれたのだ。
”ゆで”と”焼き”のどっちがいい?と聞かれ、思わず「美味しい方!」と答えてしまいました(笑)
たった1本200円のトウモロコシですが、妙に旨かったな〜。すぐ目の前にはトウモロコシ畑が広がってました。ちなみにおばちゃんの勧める美味しい方とは”焼き”でした。
さて、妙高高原では、杉野沢温泉街をバイクでウロウロ。妙高杉の原・国際スキー場は、中学生の頃から、数多く訪れている思い出深いスキー場の一つでもあったりします。
国際スキー場の中をウネウネ進む妙高高原公園線は、シーズン中は初級者コースだったりするんですよね〜。
杉野沢林道
妙高高原公園線を快走し、いよいよ笹ヶ峰へ到着です。
笹ヶ峰キャンプ場では、シゲさんとよっし〜さんが前日よりキャンプをされているはず。にしても、キャンプ場広いな〜。自分ならどこにテント張るかな?と本能のまま歩いてみると、見事いらっしゃいました(笑)。
シゲさん、よっし〜さん、ととさんと無事合流。まもなくmasterさんも登場し、本日の”おふ者”メンバー5人が全員集合です。しばしバイク&ネット談義の後、本日のメニューを確認し、さあお待ちかねの「妙高小谷林道」へ向けて出発です。
今回のバイクは、セロー2台、BMW1150GS、BANDIT400,SILVERWING600と何とも不揃いな集団。”おふ車”ではなく”おふ者”であるところがポイントなんですね!。だから車種は関係ないのだ〜(爆)
妙高小谷林道
地元長野のシゲ隊長に続き、masterさん、よっし〜さん、そして、後方からオンロードバイクのととさんと僕がトコトコ追いかけます。
乙見川峠を境にして、手前新潟県側↑を「杉野沢林道」、新潟県側→を妙高小谷林道と呼ぶそうです。
杉野沢林道は、あまり展望はききませんが、ジャリの締まったダート。頂上の乙見川峠(標高1700m)を越えると、妙高小谷林道は景観が一変してなんとも荒々しい断崖絶壁のダートとなりました。
後ろでのんびりこんな写真→撮ってたら、先を行くみなさんに「ダーさんやっちまったか!」と心配させてしまいましたね。大変失礼いたしましたm(_
_)m。
姫川小谷林道入口?
ダート走行は非常に神経を使いますね。しかもアップダウンの15kmもダートが続けばなおのこと。
どうにか皆無事に、小谷温泉に到着。汗だくな上に大量のホコリをかぶったため、みな全身真っ白に変身でした(笑)。いや〜走った走った。ダートには似合わないBANDITとSILVERWINGで無事走破できましたね。本日の1つ目のノルマ達成だ〜\(^o^)/
駐車場にバイクを止めて、「小谷温泉露天風呂」で休憩タイム。いや〜森の中の温泉でとても開放感があって最高ですね!な〜んて、喜んでもいられません。どういう訳かアブがいっぱい。湯に浸かってないと刺されそうです(汗)
午後は、皆の希望でさらなるステージ「姫川小谷林道」へ。入り口付近で←の標識あり。でもゲートありません。そりゃもちろん行けるところまで行くしかないでしょう(笑)。
キリの中の「姫川小谷林道」は、最初はこんな感じでしたが、次第に路面はガレ気味?。道幅も狭いし、結構ハード。しかも、キリが雨となり、条件が悪くなればなるほど、何故か?燃えてくるのは皆”おふ者”の証なのでしょうか?。
こちらは、「姫川小谷林道」出口の様子。結局、通行止めとなるようなヶ所はどこにも見あたりませんでした。無事完走を祝い、皆で記念撮影をして、妙高の林道を後にしたのでありました。
蓮華温泉・三国一ノ湯
R146を横断し、最後に目指すは蓮華温泉です。入の平白馬線(全線舗装済み)を進むこと約20km。ぐんぐん高度を上げ、キリの中のウネウネを突き進みます。
30分ほどで、白馬岳・蓮華温泉ロッジにようやく到着。辺りはキリのため視界無し。一体ここは何処なんだろう?。ロッジで入泉料800円を支払って、さあ蓮華温泉・蓮華七湯へ。
蓮華温泉は、野趣溢れる野天風呂が7個あり、蓮華七湯と呼ばれ、主に登山客に親しまれています。
ロッジの裏手の山を登り始めるも、案内では徒歩5分?。いや〜、そんな甘い道じゃなかったような・・・・汗。
ようやく現れたのがご覧の「三国一ノ湯」。最初の温泉にしては、あまりにもインパクト有りすぎ(笑)。皆「何これ?」と思わず苦笑。一応、シゲ隊長が湯加減のパトロール中。どうやら湯が止まっているようで、ほとんど水でした。
でも、この湯船のサイズじゃ、あたし1人ですら入った途端に、お湯がみな無くなっちゃいそうだよ〜。仮にお湯が温かかったとしても・・・・悩みますね。
蓮華温泉・仙気ノ湯にて
他の温泉も皆こんなんだったらどうしよう、とみな顔は不安げな様子。更に登山道を登ること5分?ウソだよ〜(笑)。「仙気ノ湯」にどうにか到着。期待と不安で湯船をのぞき込むと、おお!ここは湯船もそこそこ広そうだし、湯加減も上々だヨ!
もちろん脱衣所なんてものは無く、その辺に服を脱ぎ捨てて、いや〜気分最高!。長かった1日の疲れも吹き飛びますね。
蓮華温泉は、白馬岳(標高2932m)のすぐお膝元・標高1500mですからねぇ。キャッチフレーズに『展望日本一』とある通り、晴れた日の温泉からの眺めはきっと期待できるかもしれませんよ。3度目の正直!?またリベンジを皆で誓ったのでありました。
下りの登山道では、「黄金ノ湯」がありました。おじちゃんおばちゃんが気持ちよさそうに入浴されてました。一緒にどうぞ!とは言うものの、さすがに遠慮させていただきましたm(_
_)m
蓮華温泉ロッジへ戻り、総湯(内湯)にて綺麗さっぱり、ダート走行のホコリと登山?の汗を流し、本日の全行程が全て無事終了したのでありました。
道の駅・中条にて豪雨&雷雨で雨宿り
今回の”蓮華温泉オフ”企画。一応、蓮華温泉にて解散。よっし〜さんは浜松へ。ととさんは東京へ。シゲ隊長とmasterさんは長野市内へ。そして僕は埼玉へ。皆それぞれの帰路についたのでありました。
バイクも住んでるところも皆バラバラ(笑)。唯一の共通点であった”おふ者”は、みなシゲさんのHPを通じて知り合った方々でした。是非また、こんな企画があったら、また懲りずに参加してみたいなーと思いました。スクーターで林道も結構行けますね。次回までには、前後連動ブレーキ解除して、パワーアップしておきまっせ(笑)。みなさま、長い1日お疲れ様でした。
白馬からは長野オリンピックで整備された大町街道で長野へショートカット。蓮華温泉から降り始めた雨は、未だかつて経験したことが無いほど激しさを増し、しかも横風と雷のおまけ付き。さすがに身の危険を感じ、道の駅・中条へ緊急避難。そこへ、遅れて再び登場したのがシゲさんとmasterさんだ!。ちょうど豪雨もピークな時にいらっしゃいました(笑)。
その後、雨足が弱まったところで出発。長野市内で一旦は雨が止んだものの、上信越道から先はまたしてもほぼ全線に渡る豪雨の高速走行となりました。いや〜、何年バイクに乗っても雨天の高速ほど怖いものはりませんね〜。
以上、雨から始まって雨で終わった長野日帰り「妙高小谷林道ツーリング」の1日が終わったのでありました。林道、楽しいっす!
本日の走行距離:627km
走行マップ(283KB) クリックすると別ウィンドウで表示します。 |