1995年8月12日〜17日 計6日間
同行者 大谷(FZX750)、小嵐(CBR400)
早朝、自宅(埼玉)を出発し、東北道・佐野SAで待ち合わせをしました。この時期は、お盆休みの帰省ラッシュのため、東北道は大渋滞です。
特にフェリーの予約はなく、なんとかなるだろうと思っていました。そして、夕方青森港に着き、21:30発の室蘭行き乗る予定でした。昼過ぎに盛岡を順調に通過し、時間に余裕があったので十和田湖周辺を走り、青森港到着は16:00頃でした。駐車場に妙にバイクの数が多く、テントまで張っているのが気になりました。受付でキャンセル待ちの申し込みをするとなんと、便数の多い青森〜函館間で48時間待ち。当然、室蘭行きなんて乗れる訳がありません。
甘かった。ここまで来たのに北海道へ渡れないなんて。休みは5日間しかないんだから、2日も待っていられない。3人でいろいろ悩んだ結果、小嵐君はここでリタイヤする事になりました。でも、自分と大谷君はなんとしても北海道へ行きたい。フェリーの時刻表を調べたところ、下北半島の大畑から翌2:50発の室蘭行きがあります。あと8時間以上ある。大畑港に電話で問い合わせてみたところ、「来てもらわないと何とも言えない」と言われまいた。ここにいても仕方ないので、大畑港まで走ることにしました。距離にして100km少し。夜の下北半島は明かりもなくひたすら直線が続きました。途中数台のバイクを追い越しましたが、みんな同じく北海道を目指す人たちでしょう。20:00過ぎ、無事大畑港に到着。早速、キャンセル待ちの手続きを取りました。乗れるか分からないと言いながらも、最初から室蘭行きの札をくれました。待つこと6時間、深夜2:00過ぎ乗船開始のアナウンスあり、キャンセル待ちの呼び出しも始まりました。バイクだけでも30〜40人はいるでしょう。でもほとんどの人が乗ることができました。船の上で「初日から大変な一日だったね。でも本当に乗れて良かった」と大谷
君と一安心しました。
朝、室蘭港より上陸し、まずは絵鞆岬に来ました。とても良い天気に恵まれ、遠く駒ヶ岳まで見えました。
昨日は、北海道へ渡れるか心配だっただけに、本当に感激でです。
しかし、この天気も長くは続きませんでした。
室蘭から国道36号を東へ進み、登別で左折。クッタラ湖畔を抜け、オロフレ峠へ向かいました。だんだん標高が高くなるにつれ、雲が厚くなり霧雨状態となりました。
オロフレ峠の売店では、揚げイモとイモ団子買ったが予想外に食べ応えがあって、昼飯代わりになってしまいました。北海道はどこへ行っても揚げイモがあるけど、どこで食べてもおしい。
北海道のツーリングの醍醐味と言えば、
などがありますが、ライダーにとってはいろんな人との出会いも楽しみの一つです。
昭和新山とは何も関係ありませんが・・。
今日の宿はまだ決まってませんが、小樽まで走りそこで考えます。