2008年2月21日 作成
冬の房総半島ツーリング 2008年2月16日 |
メンバー | いっし〜さん(シグナス125)、飽食万歳さん(タイフーン125)、アマネさん(ヴェクスター150)、ダー(ヴェクスター150) |
どうしても都内を通らなければならないことがネックとなり、敬遠がちだった千葉・房総半島。 三浦半島南端の久里浜港から、南房総の地へ繋がるフェリーを使ってみたらどうなるのか!?。 埼玉から南房総の金谷まで、自走で行くと約160kmにもなりますが、三浦半島経由のフェリーなら僅か100km(!)。 そんな構想から数年が過ぎ、ついに実現の時がやって来ました。 今日の相棒は、ETCも装備し、高速道路も走れる自称”原付”スクーターのヴェクスター150で、午前4時20分に出発です!。 | |||
早朝のR16を南下。125cc未満の原付だったら、離脱しなければならない自動車専用道路「保土ヶ谷バイパス」。そして、狩場ICからは「横浜横須賀道路」だって、思いのまま。 三浦半島に入ると、東京湾の向こう、房総半島から眩しい朝日が昇ってきました。それまでの寒さが一瞬にして吹き飛び、早起きして良かった!とも思える瞬間ですね(^o^)
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すっかり夜が明けた6時47分。横浜横須賀道路終点の佐原IC下車。 通行料金は、バイクは1000円ですが、6時前に滑り込みましたので、もちろんETC早朝夜間割引のお陰で50%OFF GET!!です(^o^) | |||
午前6時56分、三浦半島南端の久里浜港に到着。まもなく、いっし〜さんと飽食万歳さんも到着し、揃って乗船手続きへ。 お2人は125cc未満の1,240円ですが、オイラは何故か!?1,540円。750cc未満区分の最小排気量って、この時ばっかりは損?したような気分かな(笑) → 東京湾フェリー |
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今朝のフェリーは、バイクは僕ら3台のみ。意外と居ないものですね。 | |||
定刻通り7時25分、久里浜発金谷行きフェリーは出航です!。
貸切の甲板からは、三浦半島の向こうには富士山も望めてますね!。そして、カモメがふわふわと気持ちよさそうにフェリーを追いかけてきます。 いっし〜さんが取り出したものは・・・??。うおっ、カモメのエサですか?。何でそんなに準備がいいんだ?(笑) 甲板に出ているのは、僕らライダーオンリー。僕ら防寒装備なので、せいぜい寒いのは顔くらいですけど、世間一般には寒いらしい(笑) |
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フェリーは、房総半島から昇る朝日に向かって、前進します。 朝のキリリの冷え込んだ空気の中、朝から船旅というのは、なんとも贅沢で旅情をそそりますね(^^) | |||
久里浜港から、僅か35分ほどで、いよいよ房総半島へ着岸です。
フェリーを降り立つと、そこはもう南房総の地。遠い遠いと思っていた房総半島ですが、渋滞の無い早朝の時間帯であれば、僅か2時間ちょいで(休憩含まず)南房総の地へ上陸出来てしまうなんて、ちょっと感動です!。 伊豆半島で例えるならば、三浦半島からフェリーに乗ったら、疲れ知らずでいきなり下田に着いちゃった!的な気分でした(^o^) 南房総上陸後、まず訪れたのは、富津市竹岡の「梅乃家(→紹介HP」。ツーリングのバイブル「0円マップ」によれば、朝8時半からの営業とのことでしたが、あいにく10時からの営業に変更となっていました。 |
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止まっていても仕方無いので、臨機応変にプラン変更です。開店時間までの1時間半、付近の林道探索に出発です!。 向かった先は「竹岡林道」のハズが、何かが違う!?(笑)。道続く限り、気にせず突き進むと、次第に廃道チックな雰囲気が漂ってきましたね。 ブロックタイヤの飽食万歳さんを先頭に、ノーマルタイヤのいっし〜さんと自分と続きます。 しかし、朝霜でぬかるんだ道には、ノーマルタイヤは無力です。虚しくリアが空回り。お陰でタイヤもブーツもドロだらけ?。今日は、まさか”ドロ道”を走ることになるなんて、想定外!。まあ、キライじゃないけどね(笑) #帰宅後、走行ログで調べてみたら、どうやら1山違っていたらしい・・(笑)。 | |||
続いては、途中に見えた山にへばりつく道は一体何だ?。どうやら、ゴルフ場?らしきへのアクセル路らしい。 早速、パトロール開始です。すると、三浦半島も見渡す期待通りの真っ青な東京湾の展望が広がりました!。 |
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開店時間30分前の9時30分、再び竹岡の「梅乃家」へ戻って来ました。ご主人の計らいで、開店時間前ですが店内に入れて暖をを取らせて頂きました。 開店時間の10時まで待つこと30分。あれよあれよと客が増え、開店時間前にも関わらず、店内は満員御礼となり、外まで列が出来てしまいました。
10時になると、ご主人以外のお手伝いさんのばちゃん達4〜5名登場し、いよいよ調理開始!。もちろん、僕らが1番乗りかな。 | |||
メニューはコチラ。ラーメン一人前ずつ七輪で茹でるのが竹岡流らしい。時間はかかるけれど、何か手作りの暖かみを感じますね。 さあっ、満員の店内で今朝の第一号の「大チャーシューメン」の登場だよ!。 うおおおおおっ!!、噂には聞いていたけれど、これでもかっ!というテンコ盛りチャーシューに、もうメロメロです(*^o^*) もちろんオーダーは、3人揃って「大チャーシューメン(650円)+やくみ(40円)」です。 まだかまだかと待ちわびる他の客の熱い視線を感じつつ、いやぁ〜、朝から待った甲斐がありました!。
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梅乃家で幸せになれたところで、地元千葉のアマネさんも合流し、今回のメンバー4人が勢揃いとなりました。 梅乃家を後にし、次に訪れたのは、房総では良く聞く「ばんや」です。すでに朝食済ですので、今回は僕のために見学のみですが、とても大きな食堂なんですね!。食堂の隣りでは、海産物なども格安で売られており、お土産にももってこいかな。って、バイクでは厳しいか・・・。 しかも隣りには、24時間営業という銭湯まで併設されており、工夫次第でいろいろな利用の仕方が出来そうです。 → 鋸南町保田漁協直営「お食事処 ばんや」 | |||
海岸線R127を南下。道の駅「とみうら」へやって来ました。ココでは全国屈指の「びわ」の産地として知られる富浦町の「びわ」が有名とのことで、お目当ては・・・・やっぱりコレでしょう!(*^o^*)
この民間2軒がこれまたイイ(笑)。びわソフトのお店が2軒隣り合っており、お互いに熾烈な熱い客引き合戦を繰り広げているのです(笑)。どっちにしようか迷っちゃう・・・(笑) という訳で、”まず”は左側の「てるちゃん」で、「ビワコンビ」と「ビワジュース」をGET!!。いずれも250円也。大きなびわの果実入りがポイントですね。 更に右側の「ココロコカフェ」では、「びわソフト(Sサイズ)」も頂きます♪。。これで100円は安い!。ちなみに、このSサイズの大きさは、道の駅直営で買うと350円って・・・・。 |
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洲崎灯台から望む東京湾
いよいよ房総半島らしいツーリングになって来ましたね! いやぁ〜〜〜〜〜、これほどまでも青い海が望めるなんて、これこそ想定外!。南房総の海に感激でした。 | |||
洲崎から最南端の野島崎にかけては、車通りも少ない快走路が続きます。 通称「房総フラワーライン」では、菜の花が満開に咲き乱れ、一足早い春の到来に、何だか気分もハッピーになれるから不思議です。 みな思い思いの場所でバイクを止めて、シャッターを切りました。 | |||
房総半島最南端に位置する野島崎へ到着です!。バイク人生18年目にして、ついに初踏破です!。 メイン通り沿いの駐車場にバイクを止めて、灯台までは散策路が続きますが、歩くと往復30分ほど必要とのこと。今回は、時間の都合上、またの機会への繰り越しとなりました。 |
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房総半島ツーも、後半戦に突入です。 海岸線を北上し、途中アマネさん御用達の千倉町R410沿いにあった「羽山商店」へ寄り道。お店中がカワハギ三昧ですね。 焼いて食べると美味しいというかわはぎの「生干し」をお土産にGET!!。 → 羽山商店HP | |||
遅めの昼食に訪れたのは、和田町の「くじら家」。14時過ぎにも関わらず、店内は満席状態という人気ぶり。20分ほど待って入店することが出来ました。 メニューはこちら(1,2)。僕と飽食万歳さんが「カツ定食:900円」。いっし〜さんと、アマネさんが「南蛮漬け定食:900円」。更に単品で「鯨の竜田揚げ:700円」も2人前。グループだと、いろんなメニューが楽しめますね。 |
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鯨料理初体験!。鯨のカツ定食に鯨の竜田揚げ。これらは想像以上に美味しかった!。味が染みてて、ソースは不要。そのまま、ガブリと豪快にかぶりつこう!。
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鴨川市街に近づくに連れ、国道も大渋滞。原付サイズの小型スクーターですので、すり抜けだって思いのまま。こんな時こそ、原付で良かった!と思います(笑)
鴨川の先、県道81号清澄養老ラインで内陸へ。房総にも峠があったんだ!と思える、ヘアピンを一気に上り詰めると、気温も急激に下がり、道路沿いにはもしかして白いものが・・・。 車じゃ通りたく無いけれど、バイクだったら面白い!。全線1〜1.5車線のウネウネが続き、まさに原付サイズにはもってこいのショートターンの連続です。 低次元なバトル(笑)。車重の軽さならではの気兼ねなく倒し込めるコーナーリングは、原付ツーの醍醐味でしょう(笑) |
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房総半島ツーも終盤戦。晩飯にと、少し早めにと訪れたお店は、市原市牛久にあるホルモン焼き屋「玉屋」。ココは、以前「アド街ック天国」で紹介されて、その名を一挙に全国に広めた名店らしく、以前よりゴルファーには有名なお店なんだとか。 17時半、店内はガランとしているのに、後の予約で一杯とのこと。うーん、せっかく来たのに残念・・・。
短時間かつ、ホルモン以外ならOKとのことでしたけど、ココでホルモン食べられなければ、せっかく来た意味も無いので、今回は退散することとなりました。 #もっとも、お腹は全然空いてなかったりもしたんですけどね(笑) | |||
気を取り直して、本日ラストは温泉です!。地元アマネさんのオススメで、市原市街にある市原天然温泉「江戸遊」へやって来ました。
平日大人650円。土日800円也。赤褐色の泉質で、とにかく露天が広かった!。 いっぱい遊んだ後のお風呂は最高ですね!。1日の出来事を振り返りつつ、みな1日の疲れを癒しました。 時刻は21時を回ったところ。すっかりいい気分で長湯してしまいましたが、これにて房総ツーも終了。現地解散となりました。 みなさん、お疲れ様でした! |
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さて、千葉から埼玉の自宅までは残り130km。R16を1本でも帰れるけれど、湾岸線R357で行ってみよう!。 片側2〜3車線で信号も少ない快走路R357。幕張を過ぎ、市川を過ぎると、まもなく東京ディズニーリゾートですね!。閉園間近のライトアップされたシンデレラ城を園外から望むのって、ちょっと不思議な気分かな(笑)。
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22時を回ったところで、葛西ICより首都高へ。 スピード出したくても出せないヴェクスター。割り切ってしまえば、それはそれで面白い!。湾岸と都内の夜景にうっとりしながら、あくまで左車線をマイペース走行です(^o^)。
葛西から川越ICまでの道のりは約100km。1時間少々で帰ってきました。高速度路が使えると、ツーリングの帰りが早くて助かりますね。 |
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日付が変わって、0時6分に無事帰還!。いやぁ〜、久々に早朝から深夜に及ぶフルコースとなりました。 十数年ぶりの房総半島ツーリングは、自分にとっては、ほぼ99.9%見知らぬ土地でしたけど、みんなの知恵と経験を駆使して、楽しみを凝縮できた1日でした。 遠い遠いと思っていた房総ですが、三浦半島からフェリーを利用してみたら、コレが便利!(!)。休憩を抜けば、自宅から僅か2時間ちょいで、南房総へ上陸!ですからね。これは使わない手はありませんね。 南房総は、すでに菜の花が満開で、小春日和的なポカポカ陽気。青い空に青い海。東京湾があんなに青かったのには、もうそれだけで心底感激してしまいました。 これまで、冬の定番と言えば”伊豆”という発想しか出来ませんでしたが、これからは”房総派”に転身しようかな(笑) → 携帯によるリアルタイムレポはコチラ。 本日の走行距離:430km |
走行マップ |