2007年12月1日 作成


目指せ!日本最北端・原付踏破ツーリング(3日目) 2007年11月5日〜9日(4泊5日)
メンバー ダー(アドレスV125G)

◆3日目(2007/11/7)

 お世話になった「稚内海員会館」は、とても清潔感のあった部屋で、お値段の割に、大変気持ちよく過ごすことが出来ました!。お世話様でした。

 念願の北海道・原付ツーリング!も、昨日無事に目的を達することが出来ましたので、あとは帰るだけ。でも、もしかして、帰るだけでも最短2日間は必要?。先が思いやられます(笑)。

 それでは、北海道ツーリング後半戦。3日目の朝は、埼玉へ向かって午前6時15分のスタートです!。
 朝のキリリと冷えた空気の中、まずは再び「宗谷岬」を目指して、海岸沿いの右回りでR238宗谷国道を北上開始です。

 最北端の街で見た、日の出直前の真っ赤に染まった朝焼けの雲。何か不思議と、これから始まる新たな未来とか、希望みたいなものを感じました。
06:50 朝焼けの宗谷丘陵経由にて、再び宗谷岬へ到着!。早朝の宗谷岬は昨日にも増して、売店は全て閉まってるし、人の気配はまったく無し。誰もいないのをいいことに、ソロツーの必需品、三脚使って勝利!?のガッツポーズです。何やってるんだか・・・・(笑)
 昨日の快晴の宗谷岬も良かったけれど、今日みたいなどんよりした薄曇りも、それはそれで日本最北端の”最果ての地”といった雰囲気を醸し出しており、より印象的でした。

 昨日は全く見えなかった「サハリン」が、今日はクッキリと見渡せました!

 これで、今度こそ宗谷岬ともお別れです。果たして、次に来れる機会があるのかどうかは、自分にも分からないけれど、いつかまた、またその日まで(^_^)V
 オホーツク海を常に左手に仰ぎ見ながら、埼玉を目指して、宗谷国道R238を南下開始!。

07:08 オホーツク海から昇る”最北端の朝日バージョン”にも遭遇しました!。
 通勤時間帯といえども、交通量なんてほぼ皆無に等しいR238。途中、何軒かあったライダーハウスも、どこも人の気配は、ありませんでした。

 このまま南下し続ければ、網走を経て知床まで行けてしまうんですよね。過去に2回ほど知床峠は越えたことがありますが、天候に恵まれずに羅臼岳は拝んだことはありません。事前調査によると、知床横断道路は、今日の15時をもって、2007年シーズンは終了。来年春までの冬季通行止めとなるのです。もしかして、今日がラストチャンス!?。
 様々なルート、パターンを想定しつつ、しかし、知床方面は天気が下り坂で”雪予報”ということが決め手となり、惜しくも”知床越えプラン”は無理せず断念することにしました。
08:08 浜頓別の白鳥の湖「クッチャロ湖」に到着。

 静かな湖畔では、たくさんの白鳥たちが、のんびりと羽根を休めていました。
 浜頓別にて、オホーツク海ともお別れし内陸へ。R275で名寄市まで一気にワープ!。

 内陸に入った途端に、気温は更に低下。それまでも寒かったのに、ちょっと寒すぎ!。電光掲示板によれば-1℃?。延々と氷点下の中を、ノンストップで走り続けました。

10:09 ようやく見つけた名寄市内のコンビニで、朝食がてらアツアツの「おでん」にありつけました。これで北海道2回目(笑)。別に北海道でなくても食べられるのになーと思いつつ、この寒さの北海道で食べる「おでん」は、最高にうまいのだ!(*^o^*)
 更に、士別市から旭川市をノンストップで駆け抜けて、遙々、美瑛町まで南下してきました。宗谷岬からは、給油とコンビニ以外は、移動のみの行程でしたが、”最北端の地の目的”を達成した後の行程とあって、なおさら遠く長い道のりにも感じました(笑)

13:01 美瑛町ではまずは腹ごしらえ。市街の中心地にあった富川食堂で、「カツカレー」を頂きました。
 大盛りはやってないとのことでしたが、普通盛りでも十分納得の出来る、サクサクのジャンボカツのボリュームに、心とお腹は大満足でした♪。
 道の駅で「美瑛の丘マップ」を入手し、いざ美瑛の丘の散策へ。
 5回目の北海道にして、初めて「美瑛」にやって来ました!。天候がイマイチながらも、それでも初めて見る「美瑛の丘」は、期待以上のものがありました!。なだらかなアップダウンの丘の畑が、360゜に渡り広がっているのです。
13:58
美瑛の丘、探索中!。今回初めてですが、この景観はすごいかもo(^▽^)o

 ケンとメリーの木セブンスターの木。そして草原の向こうに立つ3本の木は、親子で仲良く寄り添うように見えることから「親子の木」と呼ばれているそうです。なんとも、微笑ましくも思える光景でした(^^)
 美瑛への到着が昼になってしまったため、そうのんびりもしていられません。雲が多目ながらも、美瑛からもハッキリと望めた真っ白な山々は、そう、次なる目的地でもる十勝岳なのだ!。

14:26 「真っ白に冠雪した十勝岳が迫ってきた!

 美瑛からは、十勝岳温泉美瑛線で、十勝岳に向かってとにかく1本道の1直線!。真っ白な十勝岳が、次第に大きく迫って来たぞ!。

 十勝岳方面は、すでにチェーン規制発令中!。果たして、ブロックタイヤでどこまで上がれるのか!?。そしれ、これからどんな光景が待ちかまえているのか、想像するだけでドキドキ・・・・(笑)
14:51 標高930mの望岳台へ到着です!。

 路面は今のところ問題無し。美瑛からは、遠くに見えた十勝岳も、もう目前にそびえており大迫力の大興奮!

 徒歩で散策してみると、ちょうど雪が積もっている境界付近の様ですね。
 あらら?、もしかして望岳台から先の吹上温泉方面は、すでに冬季閉鎖中?。ということで、何故か!?

15:04 「道が白くなっちゃった(^O^)

 うぉ〜〜〜〜!!。いよいよ、ブロックタイヤの本領発揮です!。2足2輪走行で、リアをスライドさせながら、ブイブイ突き進みます!。もしかして、北海道初の雪中デビュー!(嬉)

 雪道ばかりに興奮してはいられません!。振り向けば、十勝岳を望む絶景にも、これまた大興奮!!。
 吹上温泉の脇を抜け、無事に吹上上富良野線へ合流しました。

 さあっ、まだまだ登ります!。すでに、別世界へ来てしまった感じ。更につづら折れのヘアピンを駆け上がり、目指すは十勝岳温泉です。

 高度が増すと、道路脇には積雪が増え、路面も砂利がまかれてはいるけれど、実は下地はアイスバーンだったりしますので、運転は慎重に!。
15:39
辺り一面、気がついたら冬山の雪景色だお!o(^▽^)o
しかも、初めての北海道の雪に、興奮しすぎで鼻水が止まりません(笑)

 標高1267mの十勝岳温泉に到達しました。辺りは一面の白銀の世界。目の前には真っ白に雪化粧した十勝岳を望む、純然たる冬景色。これぞ憧れの”冬の北海道”なのだ!。ブロックタイヤを履いてきて大正解!(*^o^*)
15:40 気が付けば、すでに日は傾き、眩しい夕日が十勝岳の肩越しに沈む夕景に、しばしおっとり見入ってしまいました。

 日が沈むと、急激に気温も低下して来ました。温泉にも入りたかったけれど、そんな時間はもうありません。路面凍結する前に、下山しなければ!。
15:48 「うおっ!、キタキツネだぁ(^O^)

 北海道では、野良猫じゃありません!。やっぱり、キタキツネでしょう!。今、自分が改めて北海道にいることを実感し、思わず感激しました(笑)
16:00 十勝岳より、富良野へ無事下山完了。

 3日目の北海道のテーマは、「美瑛の丘」、「十勝岳」、の2つをクリア!。
 さあっ、残るテーマはあと1つです。時間も押して来ましたので、次なるステージへ移動開始!。
 富良野からの道のりは約100km。地図上では近いようで、予想以上に遠かった。”北海道ツーリングマップル”ならではの尺度に、また騙されました(笑)
 日の暮れたR38をひた走り、なだらかな狩勝峠を越えると、遠く帯広らしき市街地の明かりが望めてきました。そう、ラストステージは”帯広の豚丼”です(^o^)。おおっ、豚丼の香りが匂ってきたぜっ!(笑)

18:18 帯広到着。それでは、「豚丼タイムアタックin帯広」のスタートです!。
 まず、1軒目に訪れたのは「味処新橋(→紹介HP)」。いかにも老舗風な店構えで期待大!。
18:33 「帯広と言えば…(^O^)

 ドキドキ・・・・(笑)
18:42 「ブタ丼キター!!o(^▽^)o

 北海道ツー3日目にして、ようやく北海道らしい味覚がキター!!(笑)。帯広名物「豚丼肉盛り」の登場です。丼ブリの中央に豚肉が積まれており、分解してみると、こんなにありました(笑)。
 真っ黒な、とても香ばしい香りのタレが、豚肉と御飯ともよく絡み、まさに絶品!。まるで手品師の如く、一気に平らげちゃいました(笑)。いやぁ〜、幸せです(*^o^*)。

 帰りがけ、メニューにあった、「豚丼超スペシャル」って、何が”スペシャル”だかお尋ねしたところ、とにかく豚肉が”スペシャル”なんだとか!?。よく分からない会話ですね(笑)
19:10 「続いて、帯広と言えば…(^O^)
 さてと、バイクで移動すること約4kmほど。続いて訪れたお店は、「十勝豚丼いっぴん(→公式HP)」。まるで吉野屋風なお気軽な店構えですね!。こんなお店が、関東にもあったらいいのにな〜(^^)
 さて、メニューは、コチラ。やっぱりもちろん、しかも今度は「特盛り豚丼」だって。名前がイイ!(笑)
19:17 「またまた、特盛りブタ丼キター!!。うまいっす〜(^O^)/
 どひゃ〜!!。丼ブリからはみ出し具合が、より一層食欲をかきたてますね!!。目の前で炭焼きで炙られた豚肉は、香ばしすぎる香りがプンプン。とても2軒目とは思えない食欲です(笑)。

 それでは頂きます。ガツガツ・・・、モリモリ・・・。うぉ〜〜!!、うまかったゾ!。程良い脂身加減がたまりません。もう1杯お代わり〜!!と行きたいところだけど、そこは”我慢”(笑)。だって、まだ次があるんだもんね(*^o^*)
19:50 「さらに、帯広と言えば…(#しつこい?(笑))
 とにかく場所は、全部ナビ任せ。電話番後を入力すれば、ハイ次も出ました!!。
 今度の3軒目は、再び数キロ戻って、JR帯広駅前の繁華街。こんな時こそ、小回りの効く原付ならではの機動性と機敏性、フットワークの見せ所ですね!。

 うおっ、ホントに繁華街のど真ん中にありました。ちょっとバイクでは場違い!?とも思わせる繁華街にあった「はげ天(→公式HP)」です。
 メニューはコチラ。またしても気になる(特)マーク。もちろん、「(特)豚丼」で行ってみよう!。
20:01 「やっぱり、ブタ丼(特)キター!!。この衰えない食欲、誰か止めてくれ〜(笑)
#只今、ブタ丼に夢ちゅーです(=^▽^=)
 いやぁ〜、これはスゴイ!。肉厚といい、脂身加減といい、この香ばしさといい、本日3軒目にして、豚丼MyBestNo1!!に決定しました(*^o^*)
 続いて4軒目と行きたいところでしたが、そろそろ営業時間的にタイムアウト。「豚丼タイムアタックin帯広」の記録は、3軒ハシゴにて終了です。いやぁ〜、満腹様でした♪。
20:29 豚丼との熱いバトル!を終えて、本日の宿は帯広市内。JR帯広駅まで徒歩3分という好立地条件の「ホテルみのや」です。先の「はげ天」から、目と鼻の先にありました。
 やはり、携帯から前日予約出来たのも、シーズンオフならではの北海道だからなんでしょうかね。
22:29 「今晩のラストの〆は…なんとなく、コンビニでサラダ買って食べました(笑)。今夜は、食い過ぎで動けないので?帯広泊です。

23:47 「なんか明日は北の方は雪みたいです。帯広より南は晴れみたいで助かったかな!?。
 今日は午前中は雪こそ降りませんでしたが今にも降りそうな曇り空で、気温もずっと内陸部は0℃とかで、これだけの長時間走行は初めてでした。
 部屋には風呂は無いけれど、24Hの共同浴場があったのは嬉しかったです。

 これにて、北海道ツーリング3日目も無事終了。盛りだくさんの1日で、今日もお腹一杯になりました(^^)。それでは、お休みなさい。

本日の走行距離:537km
3日間TOTALの走行距離:1,830km

4日目に続く・・・・鋭意作成中!
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