2004年12月31日 作成
冬の奥多摩越え・ほったらかし温泉ツーリング 2004年12月30日 |
ルート | 自宅〜飯能〜成木〜軍畑〜青梅街道R411〜奥多摩湖〜大丹波渓谷〜林道一ノ瀬線〜一ノ瀬高原〜R411〜柳沢峠〜塩山市・白彩〜ほったらかし温泉〜塩山市・橘精肉店〜R411〜柳沢峠〜奥多摩湖〜小作・龍園〜羽村・味里〜入間・古都〜帰宅 |
メンバー | ダー@TOPBOY100OFF |
真っ白に雪化粧した冬の奥多摩湖
冬になると行きたくなるのが、「冬の奥多摩」。そして、「ほったらかし温泉」。前日は、偶然にも関東全域で雪となり、願って無い好条件(?)。2005
Winterシーズン到来のツーに相応しく「雪中ツー」になるのか!?。
午前8時半、完全防寒装備&膝パッド付き仕様にて出発。青梅街道へ出る手前の飯能から軍畑付近においても、日陰となれば完全に道路は凍結仕様!。ウォーミングアップどころか、いきなりの想像以上の路面状況に、ちょっぴり先が思いやられます(笑)。うっかりコーナーで、バイクを傾けようものなら、途端にズルリ。うっひょー!。そうそう、「四角いタイヤの走り(って何?)」が冬の走りの基本です(笑)。
多摩川沿いの青梅街道に入り、一旦路面はドライに回復するも、ココが本当に東京都?と思えるご覧の雪景色。しかし、奥多摩駅を過ぎれば、交通量は激減し、道路は再びデンジャラスゾーンへ・・・。雪の無いこんな路面が一番滑るんですよね〜。
青梅街道R411はすっかり雪景色
午前9時45分。奥多摩湖に到着。ちなみに駐車場に車はゼロ。いやぁ〜、なんともこの静けさの中、透き通った青い空と、湖面に映る朝日。そして、真っ白に雪化粧した山々の風景。冬ならではの奥多摩らしからぬ光景ですね!。振り向けば、まるで冷凍庫の中にいるような(笑)。
奥多摩湖畔の二つ目の駐車場もご覧の通り。あっちの方では、車な方がグルグルとスケートリンクな走りを堪能してました。
青梅街道を独走状態で塩山方面へ。奥多摩湖での気温から、若干下がってこの気温。見えるモノ全てが”霜降り状態”で、滅多見れない有り得ない光景尽くしに、鼻水垂らしながらちょっと興奮気味(笑)。それまでも、所々日陰は、DANGERでしたけど、丹波山村の「のめこいの湯」を過ぎた途端に、雪深さは増すものの、”さすが国道”とも言うべきか、昨日の雪はすでに除雪されているのは流石でした。ただし、路面は車のタイヤで磨かれて、圧雪&アイスバーン状態(!)。う〜ん、滑ります。
林道一ノ瀬線から望む2000m級の「唐松尾山」とその山並み
除雪されていない新雪&深雪ゾーンを走ってみよう!、ということで一ノ瀬高原方面へ延びる「林道一ノ瀬線」へレッツゴー!
ガードレールがあってもかなりドキドキな断崖絶壁をトレースし、路面も期待以上のフワフワです。お陰で、”スノータイヤ”でない”スパイクタイヤ”でもないTOPBOYのただの”ブロックタイヤ”は、まったく滑りまくりで”超極悪高燃費走行”かな?。大した斜度じゃ無くても”やる気”で勝負です(笑)。直径30cmの大型補助輪効果は、時として推進力をもたらす絶大な駆動力でもあるのです。
一ノ瀬高原に到着。ココで生活されている人達が居るんですから驚きです。格別何がある訳じゃ無いけれど、とても雰囲気のいい白樺林が魅力かな?。集落を抜けると、更に斜度は増し、本気で真っ直ぐ上りません?。決してスラロームしてる訳じゃないんですけどねー(爆)。
なんとか登山区間を通過し、やっぱり平坦地を快走するのが、なんとも言えない”爽快感”。すでに標高1300mを越えていますので雪質も抜群!。たのすぃ〜なー\(^o^)/
こちら、林道一ノ瀬線のハイライトとも言うべき名もない展望台からのパノラマです。この付近が東京都の水源でもある多摩川の最源流だそうですよ。
冬のR411は路面圧雪状態
たっぷり汗をかきながら、なんとかR411へ戻ってきました。道路はほぼ全線に渡りこんな圧雪状態となりました。気温も更に下がって、でも日差しのお陰でさほど寒くは感じないかな?
ついに青梅街道最高所でもある柳沢峠(1472m)に到達!。すると正面には、今日も見事な富士山が・・・あれ?、ちょっと雲がかかっているけれど、どんな富士山であれ、ココで出会う富士山には何故か?いつも郷愁めいたものを感じますね。
さて、ここからは恐怖の下りです。時々後続からやってくる車にはさっさと道を譲ってあげるのがお互いのため。あくまでマイペースが基本です。日向とあってドライ区間と、日陰の圧雪&アイスバーン区間との繰り返し。更に、R411の柳沢峠先区間では、今なお道路改良工事中で、先日の松姫峠同様に、走るたびに道路が生まれ変わっていますね!。快適なトンネルの先は再び”超アイスバーン”だったりしますので、うっかりスピードあげるとトンネル抜けたら「おっとっと・・(汗)」ですので、くれぐれも運転は慎重にね。
富士山とは一旦お別れして峠を降りきった頃、いよいよ今度は正面には南アルプスのお出迎えです♪
塩山市・白彩で「天ぷら定食」
すっかり毎度お約束になってます?塩山市は「白彩」へやってきました。噂では、週末ともなれば、かなり”ライダー占有率(?)”が上がってるとも聞きますが、今日はさすがにライダーは僕1人らしい。
まずは定番メニューの「とろけるモツ煮(500円)」。うーん、舌までとろけそうで、まいうー(笑)。でもちょっと以前よりボリューム減ってます?(ぼそっ)。更に、今回は食べたことの無いメニューで「天ぷら定食(1000円)」で行ってみようっ!。”名物”と冠の付く「えび天丼」や「穴子丼」ほど、”ガツン”とインパクトは無いけれど、エビ3本に穴子、カボチャにサツマイモ、ししとうに、舞茸と、サクッと衣がとても美味しくて、ほどよく満腹になれました(*^o^*)
次なる目的地は、塩山からはもう目と鼻の先の言わずと知れた「ほったらかし温泉」へ。手前、アクセス路途中の笛吹川フルーツ公園内にある「新日本三大夜景」の展望台かは、冬ならではの甲府盆地を一望する絶景が広がりました\(^o^)/。もちろん、正面は富士山ですよ!!。(→夜景バージョン。その時のレポはこちら)
先日、ココへ来たばかりのおやじの話にると、展望台に脇に”足湯”が出来たらしい!?とのこと。なるほどっ!、甲府盆地を眺めながらのナイスロケーションですね!。ただし、利用料が必要とのことで、維持管理は大変でしょうけれど、ちょっぴり残念かな。
ほったらかし温泉から望む甲府盆地と富士山
ほったらかし温泉ゲート先に、こんな新たなる採掘現場がありました。近い将来、またまた新たなる野望(?)が実現するのでしょうか!?。何が出来るのか楽しみだなー。
本日のメインイベント「ほったらかし温泉」(→公式HP)に到着です。昨日の雪と年末とあってか、客足は若干少な目の様ですね。でもアクセス路は日向とあって、路面はまったく問題無しでした。
うおっ!、何ですって??『日の出30分前開場宣言!』とな(!)。元旦には、毎年初日の出露天風呂を開場しているのは知っていたけれど、通年とはおどろっき!。読みやすい詳しい案内がありました(笑)。ほったらかし温泉らしいというか、またしてもやってくれますね!。何だか従業員のみなさんの”やる気”を感じちゃうのでありました。まさに”挑戦状”をたたきつけられた気分で、すでに僕もやる気が十二分って!?。うひょひょ(微笑)。ならば早速、カシミールでどんなものかとシミュレーションしてみよう!。例えば、2月だとこんな感じ?。なるほどね♪。
で、今日は「あっちの湯」(新しい方です)へ。テラスには雪が残る氷点下な気温の中、露天風呂へ入るまでが超極寒ですけど、入ってしまえば、まさに極楽湯♪。いやぁ〜、これだから冬の露天風呂は止められませんね\(^o^)/。しばし、湯船からの富士山の絶景と、甲府盆地を眺めながら幸せな一時でした。
湯上がりは、外の売店で「とん汁(300円)」を頂きました♪。具だくさんで、これまた身体の芯から温まりますね。更に忘れてならない”ほったらかし温泉名物”の「温玉揚げ(100円)」も絶品!。中身は半熟玉子で、実にトロ〜リ旨かったなぁ(^^)
R411柳沢峠付近にて今日の最低気温!
さっ!、帰路は再び奥多摩越えです。パワーの充填も完了したところで、再びレッツゴー!。と、その前に、塩山市郊外にてちょっと寄り道。TOMOさんに教えてもらったお店がジャンボコロッケと串カツが旨いとの「楠精肉店」。場所はこの辺かな。お目当ての「ジャンボコロッケ」は、今日は年末とあって揚げ物はやってないとのこと。うーん残念。またの機会に!
ガソリン満タンにて、再び標高1400mを越える柳沢峠へ。幾分雪は溶けたかな?。時刻は3時半を回り、路面の雪解け水がすでに凍結気味に・・・。グレードアップした寒さと、路面凍結な下りを堪能(?)しながら、日が落ちる前に抜けなければ!と、ノンストップで遙々帰途につきました。さすがに延々と50km近い凍結路面を、集中力を持続させながら走るのは、かなりしんどかったかなぁ(^^ゞ
入間・古都で「あんかけうどん」
夕食を求めて、小作の「龍園」へやってきました。飽食さん図鑑(?)によれば「特製つけ麺」は840gにもなるボリュームとのこと。しかし、年末休みとあってアウト!。ならばと次なる候補でやってきたのは、2dさんから教えてもらった、大盛り無料な安くて旨い定食屋さんとの羽村市にある「味里」へ。ひぃ〜(>_<)、これまたアウト!。なってこったい。また出直します(^◇^)ノ
最後はやっぱり、安心確実な「古都」へやってきちゃいました\(^o^)/。ココへくると安堵感に満たされるのは何故だろう??(笑)。今日のオーダーは初めての「あんかけうどん」。異様に深い鍋のフチギリギリまで並々と注がれたトロ〜リなあん汁がたまりません。具は控えめだったけど、スープまで全部飲み干したら、さすがに満腹。更に嬉しいことに、年末感謝価格ということで、680円→480円とのこと。いやぁ〜、古都さんには今年もたくさんお世話になりました。来年もいっぱいお世話になりますね(笑)
ということで、2004年締めくくりの走り納め、そして2005Winterシーズン走り初め?!ツーも無事完了です。ウォーミングアップも終わって、この冬はTOPBOYで走り回るぞぉ〜(^^)//
走行距離:231km
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