2003年12月28日 作成


冬の秩父・奥武蔵グリーンラインツーリング 2003年12月27日
ルート 自宅〜鎌北湖〜奥武蔵グリーンライン〜顔振峠〜刈場坂峠〜秩父市・珍達そば〜秩父さくら湖〜広河原逆川林道で通行止め〜秩父〜R299〜帰宅
メンバー ダー(アドレスV100)

奥武蔵グリーンラインスタート地点・鎌北湖にて

 昨晩からの雨は、深夜未明に雪となり、朝窓を開けると外は一面雪景色。身支度をして、さあ!雪中ツーに出動だぁ。家の近所の高台に登ってみると、ちょっと埼玉日高とは思えない雪景色。奥武蔵の山々、そして秩父の山々まで真っ白です\(^o^)/
 午前9時出発。まず目指すは”冬の奥多摩”のはすが、飯能から軍畑を過ぎて、青梅街道で奥多摩駅に差し掛かり、ガソリンでも給油しようとしたら、なんてことでしょう。財布が無いじゃん(>_<)。残り僅かなガソリンにかすかな望みをかけて、なんとか無事帰還です(爆)

 すでに時刻は11時になるところ。とても、これから奥多摩を越えて、”あの天丼”、そして”NEWほったらかし温泉”へはたどり着けず断念。また出直します(笑)
 よって、急遽第2プラン”冬の奥武蔵グリーンライン”に変更!。県道飯能寄居線で北上し、毛呂山で鎌北湖方面へ左折。道路に雪こそないものの、辺りは一面雪国モード。日高からは数キロという距離にも関わらず、回りを山々に囲まれているせいか、全くの別天地です。

 まずは、奥武蔵グリーンラインスタート地点となる冬の鎌北湖。全面凍結ももう時間の問題でしょうか。さあっ!、ここから冬の奥武蔵グリーンラインのスタートです。


すっかり雪国モード炸裂

 スタート後、まもなく途端にほとんどこの有様!。うちの近所はココまで積もって無かったけど、さすがにスゴイです。とても同じ市内?とは思えません!。でもしっかり道路にこれだけの車のわだちがあるところを見ると、もの好きな方って他にもいらっしゃるんでしょうか!?(笑)

 この冬のアドレスツーウォーミングアップのつもりが、いきなりの超雪路走行。しかも、若干のシャーベット気味の悪条件。久々の雪道走行に多少戸惑い?を感じながらも、アドレスなオフタイヤで前進です。うぉ〜走る走る。いやぁ〜、今シーズン初の雪中ツー。オフタイヤも交換したばかりなので、ガンガン食いつきますね。オンロードタイヤが面で走るのに対し、オフタイヤはブロックのエッジで走るってまさにそんな感じ。下手に雪のないところを走るより、雪のあるところの方が走りが安定するのかな?。うひょ〜\(^o^)/。

 もう、奥武蔵グリーンラインとは思えない変貌ぶりにもう走りとキモチと興奮気味(笑)


顔振峠付近から望む、雪化粧した山々

 顔振峠に到着。ココでようやく人間発見(笑)。この雪でも売店やってるんですねー。途中、一部除雪されていたけど、生活されてる人もいるんですもんね。
 シルバーウィングならあっという間?の鎌北湖〜顔振峠間も、さすがに雪道のウネウネは、なかなか走り応えありますね〜。コーナーを抜けるたびに、これまでとは違った未知の光景が目の前に広がり、知ってる同じ道とは思えないとても新鮮な気分でした。

 こちらは、顔振峠付近からの奥多摩方面の展望。冬ならでは澄んだ空気と、キリっと冷え込んだ空気。そして雪景色。いやぁ〜、素晴らしいです!。

 顔振峠を過ぎると、本格的?雪道モードに突入。アスファルトも見えなくなってきました。刈場坂峠にかけて、次第に高度も上がっていく訳で、同時に雪深さも増していきます。そして、それまでのシャーベット気味だった雪質も次第にフカフカとなり、かなりいい感じ♪。でも、ちょっとした勾配になった途端、お尻フリフリもう大変!?。とても真っ直ぐ走りません(笑)。何度もバイクをの軌道修正をしながら、押しては進みの体力勝負でしょうか。


標高818m・刈場坂峠にて

 ココで初めての車と遭遇。向こうから”いかにも”4WDの軽が颯爽と楽しそう?に走ってきました。すれ違い間際、こんな時ってお互いニヤけますね(笑)。乗り物違えど、雪路な楽しみは同じ?ってか(笑)

 スキーの時も、誰も滑っていない新雪に自分のシュプールを描くのって、結構爽快だったりしますが、それってバイクとて同じこと。調子に乗って、「おりゃおりゃ〜」と突っ込んでみたものの、さすがに車高の低いアドレスは、これくらいで簡単にスタック。前進不能です(笑)。でも、車重の軽いアドレスなら、押してダメなら引いてみろって感じで、力業で勝負です(笑)

 R299・正丸トンネル上の刈場坂峠(標高818m)に到着\(^o^)/。冬しか見れない、この澄んだ景色。最高なのだぁ!。車は1台もいないけど、山登りな方々が若干名いらっしゃいましたね。こんな雪でも登るんですねー。というか、雪だから登りに来られたんでしょうか!?。


奥武蔵グリーンラインから見下ろす秩父市街と武甲山

 刈場坂峠からもさらに北上し、大野峠で「県民の森」方面の丸山林道へ。この先は、除雪こそしてあるものの、日陰路面は強烈なアイスバーン。でも日向側は割と融け気味かな。このギャップがまた・・・・こわっ(笑)

 「県民の森」の先の開けたところで、秩父市街を一望です。そして、左手には秩父のシンボル的存在な武甲山です。ほんと、同じ埼玉とは思えない光景に気分はすっかり長野県(笑)。もう感激です(*^o^*)

 奥武蔵グリーンラインも、最後は秩父市街に向かってつづら折れを一気に下山。途中、融雪剤を道路にまいていたおじさん達、さすがにバイクが降りてきたのにまさに”目が点”状態!?。みなさんご苦労様です(^^)//


秩父市役所裏・関東甲信越で有名な「珍達そば」

 時刻は、午後2時を過ぎたところ。昼食にはとっても微妙な時間ながらも、ダメもとで秩父市役所裏手にある関東甲信越で有名な(←ホントか?笑)「珍達そば」へ。おお〜!、やってて良かったぁ(*^o^*)

 こんな寒い日は、身体が温まるラーメンが最高です!。メニューはこちら。やっぱりお勧めは「ちんたつそば」って、ひらがなで書くと怪しいよね(笑)。「珍達そば(大)」です。
 ドンブリ並々なごま油風な香りのアツアツスープと、深谷ネギてんこ盛りのこの一品!。ふ〜ふ〜いいながら、いやぁ〜ホント身体の芯から温まります。もちろん、スープだって一滴も残さずにご馳走様でしたぁ。美味しかったです〜。


秩父さくら湖(浦山ダム)にて

 R140を大滝方面に進んで、秩父名栗線へ左折。秩父さくら湖方面へ。途端に路面はこの有様。しっかり除雪してあるお陰で、完璧な超ツルツルアイスバーン(笑)。オフタイヤなアドレスなら・・・もちろんちょー滑ります(笑)。こんな時こそ、標準装備?な大型補助輪(直径30cm!)の威力は絶大で、滑ったって転びません(笑)。ただ、ちょっとした段差でも簡単に前輪が横滑りしますので、くれぐれも運転には細心の注意が必要です。ハイ!。

 ひっそりとたたずむ、人気のない冬の「秩父さくら湖」は、とても静かで聞こえるのは冷たく吹き付ける風の音だけ。秩父名栗線を更に南下し、「広河原逆川林道」へ。もちろん、目指すは「有間峠」。
 次第に、予想通りの雪深さとなり、なんともいえないこの快感\(^o^)/。川俣の集落を抜け、最後のキャンプ場先で、何だかいや〜な予感。そして、更に進むこと数百m。あちゃー(>_<)。”通行禁止”でなくて”通行不能”とは・・。3度目にして、またしても有間峠越えならず。(→1回目2回目

 再び秩父さくら湖へ戻り、時刻は午後4時になるところ。日が傾くにつれ、次第に気温も急降下。帰路のR299も正丸トンネル付近では、恐らく氷点下!?。ヒートテックタイツとエアテクパンツのお陰で、足は寒くないけど、ジェットヘルな顔で体感です(笑)。そして、足の指先が強烈にしびれて冷たいのだぁ〜(汗)。何か対策を考えねば。

 午後5時無事帰還。速攻風呂に浸かって、いやぁ〜極楽極楽(*^o^*)。今回、近場ながらなかなか楽しめた雪中ツー。この冬だって”アドレス”でガンバリます(^^)//

本日の走行距離:133km



全走行マップ

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