2002年5月25日 作成


秩父・有間峠ツーリング 2002年5月4日(土)
ルート: 埼玉自宅〜R299〜秩父市〜R140〜秩父さくら湖〜広河原逆川林道〜秩父市〜正丸峠〜山伏峠〜県道青梅秩父線〜帰宅
メンバー: ダー(SILVERWING600)

早朝の誰もいない秩父さくら湖にて

 仕事じゃなかなか起きないくせに、ツーリングとなると自然と目が覚めてしまうのは不思議なのだ。

 今朝は4時起き。荷物の準備をして、埼玉の自宅をまだ薄暗い4時半に出発。さすがにこの時間だとGW中とはいえ道はガラガラだ。
 日高市の高麗武蔵台からR299に入るが、日中は日高から秩父にかけて、ほぼ全線が車の大名行列となるが、今日は、ぽつんぽつんと車が現れる程度。R299って、こんなに快適な道だったのかーと思わせるほど快適だった。そんな訳で、自宅から秩父の「秩父さくら湖」までの約43kmの道のりをわずか30分で走ってしまった。

 只今の時刻は朝5時。エンジンを止めると、湖面はひっそりとしており、聞こえるのは小鳥のさえずりだけ。なんかとっても得した気分でしたね。


広河原逆川林道の通行止め

 湖岸の快適2車線を快走し、まもなく約1年ぶりの「広河原逆川林道」入り口です。

 「通行止め」の看板は毎度のこと。気にせずアタックを開始すると、何か以前と様子が違うようだ。まもなくゲートが出現。よく見るとしっかり「バイク通行不可能」と親切に書いてある。ダメと言われると行きたくなるのが心情ってもの?。ゲートにはカギも無いため、簡単にOPEN!。

 1kmほど進むと、またしても→のゲート出現!。さすがに今度は厳しそうだ。ちょっと歩いて見ることにする。道を塞ぐ工事車両の横には、しっかりOFF車が通ったらしき跡は残っているが、さすがにシルバーウィングでは無理そうだ。工事案内によると、どうやら秋の紅葉シーズンまではダメそうでした。

 うーん、残念。2度目のアタックもここまでとなりました。


広河原逆川林道の滑落現場

 でもここまで来たらやっぱり先が気になる。バイクを置いて、徒歩で進むこと約100m。土砂崩れらしき現場に到着。これなら通れたじゃんと思ったが、ふと上を見上げるとガードレールが切れてる。道が丸ごと上から滑落してしまったようだ。地図を見ると、数十m上にあるガードレール付近は間違いなくこれから通る道であった。

 更に歩くこと約1km。ようやく上部の滑落現場に到着した。これじゃ、バイクどころか徒歩でもこれ以上は不可能でした。

 またしても「有間峠」制覇ならず。秋口にリベンジを誓ってリタイヤとなりました。


まるで廃道に近い県道73号

 別に私はダートを好んで好きな訳じゃないのですが、「行き止まり」とか気になるので、行ってみるとたいてい最後はダートになってしまうのだ(笑)。

 広河原逆川林道から県道73号で右折。この先、行き止まりの看板があるのだが、最後を見届けるために再びアタック開始。
 案の定まもなくダートとなるが、さすがにひどい道だ。こんな道をたらたら進むと、マジェスティの時もそうだがクラッチ部分から異臭が漂ってくる。ほとんど半クラッチ状態みたいなもんなので、バイクには良くないだろうな〜。
 1km程進んだところで、ついに行き止まり。この先は獣道の様で先に延びているが、この先はシルバーウィングじゃ無理でしょう(笑)。

 ダートの登りは割と簡単だが、やはり急勾配の下りダートは、前後連動ブレーキは死にそうになります。だって、雪道同様フロントから先にロックするんだもん。やっぱシルバーウィングで、雪路・ダートは厳しいものがありますねぇ。


秩父さくら湖の湖岸道路

 無事ダートから生還し、再び秩父さくら湖の湖岸道路を快走。ダムからは、左前方には浅間山まで望むことができました。とっても朝の清々しい良い景色だ。

 このまま北へ進路をとりたいところですが、今日はかみさんとは午前8時までに戻る約束なのだ。このまま来た道を引き返して、午前8時には何事もなかったように帰宅したのでありました。モカとチビ2人は、いまだ夢の中・・・・・。

以上、日帰り早朝秩父ツーリングの巻でした。

本日の走行距離 125km



走行マップ(187KB)
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