2003年7月22日 作成


三島の特上うなぎ〜富士山ツーリング 2003年7月20日
ルート 自宅〜八王子〜R129〜平塚〜R134〜R1・西湘バイパス〜小田原〜箱根〜R1〜強羅・銀豆腐芦ノ湖〜R1〜三島市・うなよし〜R246〜裾野〜十里木高原〜南富士エバーグリーンライン〜富士山スカイライン・新5合目〜富士宮市・むめさん〜富士宮鳴沢線〜西湖〜河口湖〜河口湖IC・・中央道・・八王子IC〜帰宅
メンバー ダー(SILVERWING)

西湘バイパス・湘南PAにて

 せっかくの3連休。しかし梅雨明けしない空はどんより厚い雨雲でいっぱい。しかし、じっとしていられず、雨上がりの午前6時半出発です。

 八王子R129を抜け、伊豆への定番ルートで平塚へ。途中、小雨がぱらついたと思ったら、眩しい太陽が出たりと、天気は超周期的。雨なのか晴れなのか、どっちなんじゃー!!(笑)
 相模湾沿いのR139は、こんな天気でもさすが3連休とあり、車の数は普段よりかなり多めかな?。

 午前8時、西湘バイパス・湘南PA到着。ライダーはぼちぼちいらっしゃいますね。しかし、車スペースは賑わってますね〜。やはり夏休み最初のお休みということで、お子さん連れが多かったかな。


箱根強羅・銀豆腐で出来立て豆腐が楽しめる「しゃくり豆腐」

 快走の西湘バイパスから一旦国道1号線へ。すると箱根湯本周辺は途端に大渋滞!。しばしすり抜け走行となりました。

 R1旧道にて箱根の山を登り、まず訪れたのは強羅駅の反対側にある『銀豆腐』。時間はまだ9時とあり、他のお客さんは誰もいないみたい。何だか昼間は結構行列が出来るとかできないとか!?。ここでは、出来立て豆腐が楽しめる『しゃくり豆腐(200円)』を、店先で立ち食いです。ほんのり温かくて、まるでプリンみたいなぷるるんな触感で、出来立てのお豆腐ってこんな美味しいんですね!。最初はそのまま食べて、次に醤油をかけて食べると、1回で2度美味しい。
 お土産には、油揚げとガンモを買いました。気軽なお立ち寄りポイントとしても、なかなかお奨めですね!。

《お店データ》
 『箱根銀豆腐
 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
 0460-2-2652 
 7時〜売り切れ次第閉店
 木曜休み



箱根付近・国道1号線最高地点874m

 強羅から芦ノ湖へ向けて、再びR1で箱根の山々を登ります。久々のワインディングですが、標高が高くなるにつれ、路面もウェット。車でも追い越そうものなら、思わずセンターラインでズリっとお尻が横滑り。こわ〜(汗)。ちょこっと霧雨になってきたけど、スクーターの大型スクリーンのお陰で、カッパを着るほどではないかな。

 箱根と言えば、僕はいつも渋滞とは無縁は「箱根ターンパイク」が定番ルートですが、R1なんて実に何年ぶりでしょうか?。”国道1号最高地点”。なんとなくムフフかな(笑)

 国道沿いの”精進池”で小休止。地図を眺めてたら、旧東海道には”お玉ヶ池”なんて池もあるそうで、今日は時間的余裕もあるので、行ってみよう!。
 あれれ?、旧東海道は、土日は二輪車通行止めとのデカデカと看板が・・・・。しかも交差点にはしっかり赤棒持ったお巡りさん付き。知らん顔して箱根から上がってきたら、もしかしてココで御用!?



小雨のぱらつく芦ノ湖とアジサイ

 芦ノ湖といえば、遊覧船の向こうには富士山がドーンとそびえ・・なんてイメージですけど、今日は何も見えませんねぇ。そんな時は、新ネタ発掘開始!
 まずは、湖畔道路を沿いの国道と1本隔てた”箱根旧街道杉並木”。R1沿いにはこんな遊歩道もあったんですね!。いつも知らずに素通りでした。スギの巨木がズラリ並んでおり、何だかとっても緑の心地よい香りがいっぱいでした。
 それから、こちらは道の駅「箱根峠」のすぐ先にあった、箱根旧街道入口箱根新道入口の標識に混じって、何気なく走っていると絶対に分からないかも。
 路肩にバイクを止めて、なんとなく階段を下りてみると、石畳の道がありました。昔は、この峠道を登ってきたんですねー。それにしても、コケだらけて、思いっきり滑りそうなんですけど・・・(笑)

 超濃霧の箱根峠を越えて、あとはR1で三島へ下山。目指すは本日のメインイベント!。三島のうなぎ「うなよし」です。営業時間が11時からということで、すぐ近くにある三嶋大社(→公式HP)で時間調整です。
 さあ、時刻は午前10時45分となり、いよいよ「うなよし」目指して出発だっ!。


これが2階建て構造だっ!静岡県三島市、世界最強(笑)の特大「特上うなぎ丼」

 いつかウナギをたらふく食べてみたい。三ヶ日や名古屋へ食べに行ったことはあったけど、味は最高!お値段も最高!?。でも、お腹いっぱいというレベルには今一歩(笑)。そんな願望を叶えてくれたのがココ。静岡県三島市にある『元祖・うなよし』。三島も水が綺麗と有名だそうで、そんな綺麗な水で育ったウナギが食べられるとのこと。情報ソースは、林くん、いっし〜さんです。どうもありがとう〜(^◇^)ノ
 とにかくココのウナギはスゴイらしい〜との噂。何がスゴイって、なんとウナギが2階建て構造(!)って一体ナニ?。

 営業時間午前11時よりちょっと前、10時50分に到着。すでに入口にはこれだけの人の列。早く来て良かった!。11時の開店と同時にお店の席は埋まっちゃった。いつもながら、ソロで美味しいものを食べに行くと不安になるのが座席。でもコチラのお店もソロライダーには嬉しいカウンター席も5席ほどあり一安心かな。

 メニューを見るとウナギ丼は、”並””上””特上”の3サイズ。この3つの区分けは、質ではなくウナギとご飯の量をそのまんま反映しているらしい(笑)。もちろん”特上”を注文!。一応念のため店員さんから牽制攻撃(笑)。「お客さん、特上はご飯4〜5膳分くらいあるけど大丈夫?」「(もちろん)大丈夫です!」。でも心の奥底ではちょっぴり不安が・・・。噂によると、ご飯が2合??でウナギも2匹???もあるとかないとか・・・!?(汗)

 うほほ〜い\(^o^)/。これが『特上うなぎ丼(3000円)』だっ!。フタを開けると、たんまりご飯にウナギが1匹。ラーメンドンブリサイズのまさに”鼻血ブー”のド迫力(笑)。横から見ると、この盛り具合。ホントに完食できるのか不安になってきたゾ〜。と、同時にひときわ感じる回りからの熱い視線。さすがに昼間っから”特上”を頼んでいるのは僕だけだったらしい。
 採掘を進めて行くと・・おっ!またまたが出たぞ〜\(^o^)/。これが噂の地上1階、地下1階の2階建て構造!。慎重に掘って掘って掘って、地上一階の土地慣らしが終わったところで、再び『並うなぎ丼』の登場です(笑)。

 後にも先にもこんな満腹になれる『うなぎ丼』は最初で最後!?。本気で感動しました(*^o^*)。このうえない至福のつかの間だったのでありました。

 ちなみに駐車場はこれくらい広くて、観光バスまでやってくる規模です。そう言えば、お店を出た時はすでに店の外には、またまた行列が出来ていましたね。やっぱ、ココも早朝アタック(笑)が基本のようですね。
 「うなぎで幸せになれるのか!?」・・・・なれるかもしれない(笑)

《お店データ》
 『元祖うなよし
 静岡県三島市緑町21−6
 055-975-3340
 11:00〜19:30
 定休日/毎週木曜日


十里木高原付近から富士山を望む!?

 三島を後にして、裾野付近から十里木高原へやって来ました。このストレートの向こうには、きっと晴れていれが富士山がドーンとそびえているんでしょうか?。ところで、南富士エバーグリーンラインって、まだ有料なのね。富士山スカイラインが無料開放されたというのに、こちらは相変わらず350円も徴収されちゃった。しかも料金所は無人君。トホホ。

 いよいよ富士山スカイラインへ合流し、富士山スカイライン登山区間で一気に高度を上げると、にっくき?雨雲の中に突入です。しかもキリはだんだんと濃くなるばかり。果たして雲の上に出られるのか!?。富士山4合目(標高2200m)は、まだまだ濃い雲の中。うーん、果たしてこの行方は?

 富士山5合目手前2km位から延々と路肩には車の路駐が現れました。下界は梅雨でも富士山は富士登山シーズン真っ最中!なのですね。


富士山スカイライン終点・新五合目(標高2400m)

 ”昨年から”日本公道最高所の富士山新5合目は標高2400mに到着です。うーむ、相変わらず雲の中だぁ。それにしても駐車場は車・車でごった返しており、バイクを1台止めるだけでも一苦労。うっかりその辺に止めようとすると、ガードマンがすかさず寄ってきてダメダメ!ってね。

 キリの中を待つこと10分。うぉ〜!!、眩しい日差しが差し込んできたぞ。雲がさーっと引いていき、キタキター\(^o^)/。青い空と富士山が現れました。と同時に、周りからも「おお〜!」と歓声が上がりましたね。そして駿河湾方向へ振り向けは、これまたすんごい雲海の大パノラマが広がりました。きっと富士山頂から見下ろす雲海は、それまだ感動的なんだろうなー。思わず富士登山したくなっちゃう気分に”一瞬だけ”なりました。
 ちょこっとだけ登ってみるか!、と意気込んではみたものの、直ちに現実と鉢合わせ。ウナギ食い過ぎで重量オーバーです(爆)。そそくさ退散したのは言うまでもありません。

 そんな素晴らしい雲上の大パノラマもつかの間の感動でした。再び富士山は、その姿を厚い雲の中に隠しました。

 → 2002年11月 駿河湾を一望する雲無しバージョン


富士宮”むめさん”で、究極の特大お好み焼き「スペシャル」だっ!

 再び濃霧の富士山スカイラインを下山。やって来たのは富士宮。富士宮といえばもちろん”富士宮焼きそば”。ただし、焼きそばもお好み焼きも、どこも”適量”で、お腹いっぱいというレベルには届かなかったのだ。しかし、ついに情報をゲット!富士宮にもジャンボなお好み焼きがあるらしい!?

 さすがに、今回ウナギでたらふく満腹になっちゃったので、どうしようかと”一応”悩みました(笑)。でもなー、せっかくそのために来たんだもんなーってことで、やっぱり作戦決行!この先こそやる気?で勝負です(笑)
 地図を眺めてみれば、今回のターゲットの「むめさん」は、白糸の滝近く。意外にも毎度走っているルート沿いにありました。全然知らなかったなー。
 鉄板を前にして、カウンターに座ると正面壁にはズラリメニューが勢揃い。もちろんココは一番ジャンボとの噂のお好み焼きってことで「スペシャル」です!。どうやら「スペシャル(1000円)」の上には「デラックス(1500円)」なるものも存在するとのことですが、コチラは大きさよりも具だくさんというのが売りだそうです。

 目の前で焼きだしたお好み焼きサイズに、思わず愕然「うほほっ!」。これはデカイぞ〜。未だかつて味わったことのないほどの快感だっ(笑) このドデカイ要塞の様なお好み焼きを慣れたヘラ使いで、豪快にひっくり返す様もまた豪快お見事!。他のお客さんまでもが感激モノでした。
 いやぁ〜、さすがに究極?とも言うべき「スペシャル」は、直径40cm超、高さ4〜5cm。ウナギに続き、1日にして2度も味わう感動的ご対面となったのでありました。いやぁ〜、感動した!。ところで、ホントにこんなに食えるのか?
 「あのー、残しちゃったらお持ち帰りできますか?」「はい、できますよ!」と、食べる前からすっかり弱気モード(汗)。だって、一目でこれは無理!と確信。ウナギが無ければ・・・どうでしょうネェ?。
 焼き上がったお好み焼きは、そのままするするっと、僕の前に鉄板の上をスライドしてきて「どうぞ!」ってな具合です。はたまたカウンターに座ったのが運の尽き?。うーん、美味しいのだぁ!なんて味わってる暇は無いのです(笑)。だって、早く食べないと焦げちゃうゾ〜!。タコにブタ肉、卵とキャベツに具もいっぱい。ぎゃー、もうダメだ〜、撃沈ですぅ。1/4食べて(これでもふつーの1人前くらいある)、更に1/4をお皿に取ったところで、ヘルプミ〜!「お土産にしてくださ〜い!」。
 本体は、大半がキャベツで構成されてますので、意外とあっさりしてるかな?。なーんて、負け惜しみか(笑)。
 お土産袋片手に、恐るべし「むめさん」を後にしたのでありました。
 
《お店データ》
 『むめさん
 静岡県富士宮市上井出854−50
 0544-54-1161
 10時30分〜20時
 祝日営業・火曜日+毎月第三水曜日定休
 → 永久保存版?「焼きそばマップ」NO1NO2

 


ツーリングマップル関東甲信越 P86-E3富士五湖・河口湖にて

 富士宮を後にして、西富士を北上、富士宮鳴沢線でR139に合流すると、河口湖方面は延々と大渋滞。なんとなくかなりヤバイ予感・。。
 R139は、あまりに危険なので、西湖河口湖と空いている湖畔道路経由して、河口湖畔八木崎公園へ。公園内は、ラベンダーの香りはいっぱいですが、すでに見頃は過ぎた後でした。代わりに、ファリナセアという花やその他色とりどりの花で綺麗でしたね。
 河口湖から御坂峠を越えて、甲府から奥多摩経由でなんてイメージしたのものの、河口湖大橋も周辺幹線道路もどこも見渡す限り大渋滞ですわぁ。ひや〜。

 高速代は勿体ないけど、だったら同じ渋滞でも確実路線で河口湖ICから中央道で帰途についたのでありました。途中、大月にて集中豪雨に遭い、延々渋滞路のすり抜け走行に神経をすり減らし、午後7時に無事埼玉へ帰還しました。
 自宅にてトランクを開けたら、うーんお好み焼きのいい香りでいっぱい。げふっ!、もうしばらく見たくないですぅ〜(笑)


本日の走行距離:371km



走行マップ
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