2003年1月6日 作成


冬の富士山周遊ツーリング 2003年1月5日
ルート 自宅〜八王子〜平塚湘南平〜大井町〜御殿場大井線・地蔵堂にてUターン〜小田原〜箱根ターンパイク〜大観山展望台〜R1〜沼津・魚河岸丸天〜R1〜富士市・富士川河川敷〜由比町〜薩捶峠〜R52・スマル亭〜富沢町〜見延町〜市川大門町〜金川曽根広域農道〜R358〜石和町〜ほったらかし温泉〜勝沼IC・・中央道・・八王子IC〜帰宅
メンバー ダー(SILVERWING)

ツーリングマップル関東甲信越 P26-H4平塚・高浜台付近海岸にてご来光

 今日は、2003年初ツーリング。現在の自宅前の気温−3℃。まだ夜空は星が綺麗な午前5時半スタートです。

 正月休み中とあって、大型車がおらず道路はとてもスムーズ。八王子を過ぎた頃から、ようやく夜空が朝焼けに変わってきました。今日のご来光時刻は6時49分位。そのつもりは無かったけれど、もしかしたら間に合うかもしれない!?。快調にR129を南下し、平塚で海岸線R1に出るもそのまま砂浜へ一直線!

 いやぁ〜間に合った!。ただ今の時刻午前6時45分。メット被ったまま急いで砂浜に出ると、まもなく雲の向こうが赤く染まってきましたよ。振り向くと日の光が富士山と箱根の山々を照らし、いよいよ自分のいる砂浜でのご来光となりました。

 少し雲が多かったけど、僕にとってはこれが2003年初日の出となりました。


ツーリングマップル関東甲信越 P26-G4湘南平(標高179m)からの相模湾と朝日

 まぶしい朝日を横目に感じながら、R1から脇道にそれ、まずは湘南平へやってきました。ここは、湘南海岸を見下ろす小高い山にあって、相模湾を一望できる絶好のロケーション!。そしてこちらも忘れてはなりません。180゜振り向くと、真っ白なヤビツ峠、そして西には富士山です。次回は是非ともここからご来光を拝んでみたいものですね。当然ながら、夜景も素晴らしいです。

 湘南公園の一角ににあるタワー。ここを登ってみると、すんごい数の南京錠が金網ぶら下がってます(笑)。”展望台の金網に南京錠を取りつけると、恋人同士の願いがかなう”という噂が広まったそうですよ。鉄塔管理者の方にとっては大変迷惑な話ですよね!?。といいながら、僕とかみさんの南京錠もどっかにぶら下がってるはずなんですけど(爆)。かれこれ10年以上も前の話だから、すでに撤去されちゃったかな?(笑)。


ツーリングマップル関東甲信越 P26-B4足柄峠への道、御殿場大井線・地蔵堂先にて路面凍結

 湘南平を後にして、常に正面には富士山を仰ぎながら、次に向かうのは足柄峠です。ここからの富士山も絶景とのことで、カシミールによるとご覧の通り。
 市街地を抜け、いよいよ足柄峠への峠道にさしかかる頃、富士山とはしばしお別れ。快走2車線をぐんぐん登っていくと、ちらほら路肩には雪が現れ、イヤ〜な予感・・・。
 地蔵堂を過ぎると、途端に道幅が狭くなり、コーナーを抜けたら、おっとっと(汗)。出ました!”全面凍結状態”。路面は車のタイヤで磨かれて、キラキラミラーバーン(笑)。さて、あなたならどうする?。決断は今しかありません!!。
 一応、歩いてちょこと偵察するも、道のりは遠そうです。もっとも、足柄峠にたどり着いたところで、御殿場側の下りは日陰側な訳で、きっと想像を絶する状況でしょうね。と、僕の横をノーマルタイヤで通り抜けたマークU(しかもFR)。チャレンジャーだなぁーと感心したのでありました。
 諦めも肝心!となんとかUターンかまし、地蔵堂付近まで戻りました。しばらくすると、さっきのマークUが、すんごい勢いでバックで登場(笑)。きっとUターンすることすらできずにそのまま帰ってきたのね。無事で良かったね。
 また暖かくなってからの楽しみに残しておこっと。


ツーリングマップル関東甲信越 P17-B2

箱根ターンパイク終点・大観山(標高1011m)からの芦ノ湖と富士山

 一旦、小田原へ戻り、ここはいつもの定番コース『箱根ターンパイク(500円)』へ。今日は空いてるぞ〜!。まさに、貸し切り高速ワインディングロード(笑)。でもこの急勾配でスクーターじゃぁ、アクセス全開にしたところで、たかがしれてますが・・・(爆)
 どんどん高度を上げるにつれ、気温の方も寒くなってきましたよ。有料道路とあり、先ほどの足柄峠とは格段の違い。よく整備されており9割方は路面はドライ。でも一部日陰はテカってるところがあるので、あくまで運転は慎重に。
 こちらは、ターンパイク途中からの相模湾と初島(手前)、大島(奥)の眺めです。とても海が眩しかったです。
 大観山駐車場(標高1100m)に午前9時過ぎ到着。売店もまだ閉まっている事もあり(売店は10時から)、いつもの活気が感じられず閑散としてました。どうやらバイクは僕1人のようです??。それもそのはず、手持ちの温度計によると、うわぉ〜っさぶっ!。しかも強風ときたもんだ。体感温度は富士山5合目より寒いんですけど・・・。あまりに寒さに、止まる車も足早に去ってしまうのでありました。
 さすがに僕もジェットヘルだと顔がこわばります。鼻水も止まらないのだ〜(笑)
 ここぞとばかりに、歩道へバイク乗り入れでバッチリ記念撮影(^_^)V。富士山がちょっと雲隠れしてしまったけれど、箱根絶景NO1の1枚・・・かな?。


ツーリングマップル関東甲信越 P16-E5

沼津港・魚河岸「丸天」で”うにぶつ丼”

 箱根峠からR1を沼津目指して下山開始。じわじわ暖かくなっていく感覚。これはバイク乗りだけにしか味わえない感覚でしょうか。
 途中、パトカー数台巡回中につき、”控えめ”運転していると、おお〜いらっしゃいました。とある駐車場を占拠したパトカー&護送車?&白バイ軍団!。ただ今、井戸端会議中なご様子で、取り締まりはこれからの様ですね。寒い中ご苦労様です。
 R1を順調に下っていくと、正面には三島市と沼津市、そして駿河湾が広がっていました。
 沼津市内では、R1沿いの柿田川湧水群へちょこっと寄り道。富士山からのとても綺麗な湧水があふれ出ています。湧水だけで、これだけの大きな川になってしまうんですからびっくりですね。

 さて、ただ今の時刻は午前10時半を過ぎたところ。沼津では遅い朝食。昨年末もお世話になった沼津港にある魚河岸「丸天」へ。今回は、『まぐろのテールシチュー風』がターゲットだったのに、今日はやってないんですかぁ〜???、残念。代わって『うにぶつ丼(980円)』を注文。とろろとウニ、マグロのブツ切りがご飯に乗って見た目も豪勢。マグロも脂がのっててグー(*^o^*)。でもあれ?どんぶりの大きさとは裏腹に、底上げマジック的などんぶりで、ご飯が少なくてお腹いっぱいにならないぞ〜。大盛りにすれば良かったと、ちと後悔。先日のかき揚げ丼を完食できたのは、確かにかき揚げは爆裂サイズだったけれど、ご飯の少なさが要因だった事がただ今判明しました(笑)
 今日は、お土産兼、道中の万が一の非常食?に”かき揚げ”を1個テイクアウトしました。


ツーリングマップル関東甲信越 P16-A3富士川河川敷からの富士川と富士山

 R1をひた走り、道の駅『富士』の手前を左側道へ入り、富士川河川敷へやって来ました。昨年同様、富士山の展望ポイントは当然ながら、今回は富士山と新幹線の絵になるVIEWポイントがテーマ。ここ最近、子供と一緒に新幹線のビデオばかり見ているせいか、パパまで新幹線で洗脳されたらしい(笑)。
 河川敷をちょこっと北上して、新幹線の鉄橋がありますが、ここはどうも今ひとつ。どうやら、絵になる富士山と新幹線は、対岸の様ですね!。
 富士川を再びR1で渡り、対岸へやってきました。おお!これはいいぞ。しかも三脚を立てたカメラマンの方々も多数。間違いない!。一緒になって新幹線の通過するタイミングでパシャリ。これはのぞみ700系ですね。
 新幹線をこれだけ間近で眺めると、さすがに爆音。この新幹線、写真では止まってますけど、300系だから270km/h近い速度は出てるんでしょうね。ちょっと、怖いくらいでしたよ。


ツーリングマップル関東甲信越 P15-G5薩捶峠(さったとうげ)からの駿河湾と富士山

 富士川河川敷を後にして、再びR1で南下開始!。桜エビが美味しい由比町を過ぎ、海ぎわを走りながら右手に見上げるのが”薩捶峠”です。以前から、妻の実家(静岡県掛川市)へ通う度に、ずっと気になっていたのですね。

 今回は何も考えずに、清水市側からぐるりと回り込んでみました。てっきり、車両で越えられる峠かと思いこんでいたら、大間違い。薩捶峠は徒歩ハイキングコースだったのねぇ〜。はて、どうしよう(笑)
 気合いを入れて、遊歩道の散策開始。まもなく駿河湾を見下ろす絶景が広がりました。きゃ〜、素晴らしい駿河湾と遠く伊豆半島が広がり、向こうには富士山です。疲れを一気に忘れさせてくれる瞬間ですね!。でも、この遊歩道は1km弱続いているそうで、夢に出た(ウソ)R1と東名がクロスする絶景ポイントはしばらく先らしい。それはまた次回のお楽しみにしておこう!というか次回は由比町側からアクセスした方が近そうかな?(笑)


ツーリングマップル関東甲信越 P15-F4

スマル亭の『桜えび天ぷらうどん』

 富士宮で焼きそばを食べて、西富士〜精進湖経由で甲府へ抜けるつもりでしたが、今朝の足柄峠や箱根の事を考えれば、標高1000m近い富士五湖を経由するのはさすがにDANGAER!。今日は本能的に迂回ルートへ。

 清水市から甲府へ約80km続くR52。何度かバイクや車で走ったことはありますが、目指すところはみな同じく、ひたすら大名行列が続く眠〜くなる我慢と忍耐の国道だったりするんですよねぇ。今回は、富士川対岸でR52と平行する県道の方へ行ってみました。県道の方が道幅、その他いろいろ変化があって走って飽きないかな(#取り締まりもなさそうだし)
 途中、偶然見つけたコレが目印のスマル亭・小島店にふらふらぁ〜と吸い込まれました(笑)。要は気軽な立ち食いうどんですが、由比特産の”桜えび”のかき揚げがポイントかな。

 竹の子で有名?な富沢町を抜け、見延町辺りからは天気の方も下り坂な様子。左手には安倍峠のある標高2000m級の雪化粧した南アルプスの山並みと、厚い雪雲に覆われてきました。
 甲府到着午後3時。見渡せば、辺りはすっかり雪景色。どこだよここは(笑)。幸い、丁寧に除雪はしてあるものの、金川曽根広域農道なんて走った日には、日陰は突如凍結が現れたり、ヒヤヒヤの連続。精進ブルーライン(R358)とクロスする右左口交差点で信号待ちしていると、精進湖方面から降りてくる車は、シャリシャリとチェーン装着している音が・・。今日は、富士五湖へ行かなくて良かったなぁと、改めて胸をなで下ろしました。
 ちなみに、昨年の実績の場合、河口湖付近で気温は氷点下。しかも国道でも全面アイスバーン。御坂峠にいたっては、全面圧雪路となり、よくもまあ前後連動ブレーキ解除前のSILVERWINGで越えられたもんだと我ながら感心通りこして呆れちゃいますね。二度とやりたくありませんよ。マジで。


ツーリングマップル関東甲信越 P42-B5

ほったらかし温泉からの甲府盆地と正面に富士山

 本日最後に目指すは、もちろんココ『ほったらかし温泉』です。フルーツパークへの上り坂にさしかかると、『赤松の湯ぷくぷく』ののぼりが目につきます。ほったらかし温泉に対抗?してフルーツパーク内に昨年10月に新設されたばかりの展望露天風呂なのですね。なかなか設備がしっかりしていそうで、次回パトロールする必要ありですね(笑)。今日はパス。
 
 ほったらかし温泉到着午後4時。気温−1℃。駐車場からもご覧の大展望です\(^o^)/。脱衣場を出ると、ひゃー寒すぎ!。内湯で軽く汗を流した後、露天風呂へGO〜!露天風呂から眺める雪景色な甲府盆地と富士山。いやぁ〜、ほったらかし最高〜(*^o^*)
 しばし、体が温まったあとは、”外”の売店で、ほったらかし温泉名物?”温玉揚げ(1個100円)”を一つ。温泉たまごのフライみたいな。一口食べるととろ〜りな黄身が絶妙!。是非、お試しくだされ〜。
 
 終わってみれば、今日も随分走りましたね。路面凍結もあちこちあったせいもあり、精神的に疲れたかなぁ。
 ほったらかし温泉からの夜景も満喫したいところですが、路面凍結が心配なのでここは早々に退散するのが賢明。午後5時に出発し、勝沼ICから中央道でターボスイッチON!!。

 午後6時半、今日も無事故・無違反?で無事帰還したのでありました。そんな感じで、2003年初ツーリングは無事完了!。
以上、お疲れ様でした。

本日の走行距離:453km



走行マップ(183KB)
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