2002年11月3日 作成


富士山〜川上牧丘林道ツーリング 2002年11月2日
ルート 自宅〜八王子〜厚木IC・・東名高速・・御殿場IC〜須走〜富士あざみライン5合目でご来光〜須走〜富士山スカイライン5合目〜富士宮市〜朝霧高原、白糸の滝・音止滝田貫湖〜上九一色村〜R139〜河口湖〜西湖〜精進湖〜R358・精進ブルーライン〜甲府・ぼんち食堂〜千代田湖〜太良峠〜山梨市〜R140〜杣口林道〜川上牧丘林道大弛峠三国峠中津川林道〜秩父〜R299〜帰宅
メンバー ダー(SILVERWING)

ツーリングマップル関東甲信越 P25-D3富士山・須走口5合目(標高2000m)からのご来光

 11月の3連休。天気予報によると明日は冬型の気圧配置で晴れ。こりゃ行けるときに行くしかないと、急遽決行!。

 深夜2時半に出発し、東名高速で足柄SAでガソリン満タンにて御殿場IC下車。目指すは、富士あざみライン終点、須走口5合目(標高2000m)です。

 午前5時到着。まだ辺りは真っ暗です。眼下には、これまで見たことがないような素晴らしい夜景が広がっていましたよ。

 5時半前から徐々に地平線の向こうから明るくなってきました。ご来光まではまだしばらく時間がかかりますが、またこの時間がワクワクしてたまりませんね。
 午前6時、まずは富士山頂が赤く染まってきました。それがだんだん降りて来るんです。そして、5合目まで降りてきたところで、ついにご来光です。空気がとても澄んでいるせいか、もの凄く太陽がまぶしかったです。目がくらみそうでした。明るくなったところで、辺りを見渡すと、車4台とさすがにバイクは僕1台だけでしたね(笑)

 今朝の気温はこんな感じです。氷点下は覚悟してましたが、予想以上に冷え込んでましたね。まーでも、ちゃんと着込んでますので、寒さは特に問題なし!。ただ、顔は引きつってたかな(笑)

 こちらは、富士あざみライン入り口での1枚です。今日は本当に素晴らしい快晴です。

#写真をクリックするとフルサイズでご覧いただけます。


ツーリングマップル関東甲信越 P25-C4富士山スカイラインから見上げる富士山

 御殿場近くまで一旦下山し、次に目指すは富士山スカイラインです。正面には常に富士山を眺め、気分はハイテンションになりますね。

 ウネウネが始まるころから何だか路面が濡れてきました。止まって路面チェックすると、あらまぁ、正に路面凍結ってやつですね。その先は、水ヶ塚にかけてほぼ全線こんな状況でした。昨日の雨のせいかな?

 極低速走行でどうにか走りきり、水ヶ塚駐車場に到着。こんな綺麗な富士山を間近で見れたのは、初めてかもしれない。
 標高1400mでこの路面凍結じゃ、標高2400mの5合目はヤバイかな〜とは思うものの、やはりここまで来てしまったらアタックするしかありません。富士山スカイライン5合目目指して、レッツゴー!

 走り出すと意外なことに、徐々に路面はドライに。あー来て良かった(^o^)。ぐんぐん高度を上げていくと、こりゃすごいぞ!南アルプス駿河湾まで一望でした。これぞまさにスカイラインですね。



ツーリングマップル関東甲信越 P25-C4富士山スカイライン終点・富士宮口5合目(標高2400m)にて

 ついに無事5合目(標高2400m)に到着!。時刻は8時、時間のせいか駐車場はご覧の通り空いてました。

 2002年11月1日より、ここが公道日本最高所(笑)。←ちょこっと登って、富士山をバックに記念撮影です。
 いや〜、初めて見る富士山5合目から見下ろす駿河湾に感動でした。苦労?して登ってきた甲斐だけあって、嬉しかったです。

 嬉しさあまりに、駿河湾パノラマ180なんて作ってみました。いかがでしょう?。
 上を見上げると、富士山頂はもうすぐそこ。また懲りずに富士登山してみたくなっちゃいますよ。

 午前8時の気温。日を浴びているせいか、思うほど寒く感じませんね。


ツーリングマップル関東甲信越 P24-H4

絶壁から流れ落ちる「白糸の滝」

 路面凍結の富士山スカイラインを無事脱出し、次にやってきたのは富士宮市にある富士山麓最大の滝「白糸の滝」です。連なる絶壁から流れ落ちるこの壮観さは一見の価値ありですヨ♪。
 道路から徒歩4分くらいで、途中はお土産屋さんがずらり勢揃い。白糸の滝の手前には「音止の滝」もありました。

まだ午前中の午前9時とあり、観光客の出足はひじょーに少な目。やはり空いている時間の方がのんびりてきて良いですね。


ツーリングマップル関東甲信越 P24-G4

朝霧高原・田貫湖からの富士山

 白糸の滝から10分ほど北へ走って、朝霧高原にあるのが田貫湖です。逆さ富士が見えるポイントとしても有名です。今日は微風のため残念。でも、これだけの富士山が望めたら、もう何も言うことありませんよね。
 ←写真をクリックするとフルサイズになります。

 R139と平行する県道・富士宮鳴沢線は、のんびり富士山を眺めながら走るには最適ですね。こちらは、JAのある交差点付近から、元ガリバー王国へ通じる道からの富士山です。

 途中、上九一色村では、いつの間にか青木ヶ原樹海と本栖湖、そして南アルプスが望めるグッドな休憩ポイントができてましたね。
 道の駅「なるさわ」では、「富士桜ソフトクリーム」をゲット(^_^)V。寒い中で食べるソフトクリームは最高〜(笑)

 富士山一周、ラストの締めは「富士スバルライン5合目」を狙っていたものの、河口湖町へ入るとちょっと雲がでてきました。富士スバルラインは、往復すると1700円もするので、今回は見送ることにしました。


ツーリングマップル関東甲信越 P32-F1甲府・ぼんち食堂の中華丼

 精進湖からR358・精進ブルーラインで甲府へ下山。実は今日は朝から何も食べて無いんです。そう、超大盛りで有名な甲府竜王町にある「ぼんち食堂」で中華丼アタックだからです。
 前回、中華丼と一緒に餃子を頼んでしまっため、見事撃沈。今回は中華丼のみでアタックなのだ!。でも、この爆裂ボリュームでなんと普通盛り(笑)。これで納得の650円でっせ!。
 熱いアンに悪戦苦闘の末、どうにか無事完食!。やっぱ苦しいので、甲府の北にある千代田湖でしばし一休み。我ながら食ったな〜。でも、もうこれで止めておきます(笑)

 午前富士山の部が終了し、午後はおまちかね!?林道の部です。
 まずは1本目。今いる千代田湖から地図に載っていない太良峠への林道があるとのことで、調査開始!。
 とりあえずナビで自位置と方角をチェックしながら進むと、何だか道幅が細くなってきたよ〜。何だか軽トラしか走れないほどの道幅じゃない?。地図に載ってない道というので、躊躇せず最後はやぶの中へ・・・・!?
 結論からすると、どうやら道を誤ったらしく、だって甲府ハイランドユースホステルに通じる道がそんな細い訳ないですもんね(笑)。でもまあ楽しかったからよしとしましょう(笑)
 1〜1.5車線の舗装道がちゃんあり、山頂手前で「水ヶ森林道」に合流し、どうにか甲府盆地を一望できる太良峠にたどり着きました。いや〜、正直言うとちょっぴり不安になりましたけどね。


ツーリングマップル関東甲信越 P42-A2川上牧丘林道(山梨県側)から金峰山を望む

 一旦、山梨市へ下山し、R140を北上。わかりにくい窪平で左折し、まずは「杣口(そまくち)林道」へ。

 紅葉の中、しばし快適舗装路を進み、ふと振り向くと甲府盆地があんな遠くに見えました。杣口林道は、とても林道とは思えないほどの快走路でしたね。
 
 標高1500mの金峰牧場を過ぎたところから、いよいよ「川上牧丘林道」の始まりです。
 カラマツ林と青空の中を進み、まもなく視界が開けました。これまで一体いくつの峠を越えてきたんだろう?(←写真)。目指す大弛峠と国師ヶ岳(標高2592m)らしきが見えてきましたよ♪。
 途中、固い土のダートとなりましたが、まあどうにかクリア。一部、昨日の雨上がりでドロドロだったかなぁ(笑)。

 大弛峠に近づくにつれ、白く化粧をした木々が間近に見えてきました。おまけに気温の方もぐんぐん冷え込んできましたね。あの〜、こんな予定は無かったんですけど、日掛けにはちらほらも出てきちゃたよ。うーん、何だか走りが熱くなってきたぞ〜(笑)


ツーリングマップル関東甲信越 P42-A1

川上牧丘林道(長野県側)で雪のガレダート

 慎重に雪道を越え、ついに大弛峠(標高2360m)に到着しました\(^O^)/。林道で登る2360mは、伊達ではありません。もしかして、ここは林道日本最高所ではないですか?。でも、気温の方は再び氷点下の−2℃、でも全く寒さを感じませんでした。なぜだろう(笑)
 大弛峠から長野県側の眺めです。なかなか爽快でしたよ。
 峠の駐車場には、車が10台くらい止まってました。中にはチェーンを付けた車も。バイクも5台くらいいましたが、みなオフ車でした(笑)

 さてと、時間も午後3時を過ぎ。のんびりしてる訳にもいきません。
 長野県側は、9kmのガレ気味ダートとの噂を聞いていましたが、見てみると、うぉ〜真っ白だ〜(笑)。どうやら昨日雪が降ったのが、日陰側にあたるため溶けずにみな残ってるらしい。
 ガレと雪のミックスでしたが、ガレダートのお陰で、先ほどの舗装路の雪よりはまし!?。ひ〜ひ〜いいなが、どうにか無事下山できました。振り返るとこんな山のてっぺんから降りてきたんですよね。いや〜、凄かったなぁ。


ツーリングマップル関東甲信越 P51-C4

中津川林道・標高1740mの三国峠にて

 川上牧丘林道を終えて、残る最後の「中津川林道」を越えないと、秩父へ抜けられないのです。最後の元気を振り絞り、行ってみよ〜!

 三国峠を越えると埼玉県側は景観は一変し、険しい山岳路になりました。しかも17kmも続くダート。川上牧丘林道よりは、全然路面はフラットですので走りやすいですが、例によって日陰は雪と路面凍結が多々ありましたので、あくまで慎重に安全運転で。
 中津川林道の紅葉もなかなか見事ですね。でも、どうせ見るなら、こんな日が傾いた時間じゃなくて、日の当たる午前中がいいのかなー。またいつか、ゆっくり散策してみたい場所ですね。

 17kmに及ぶダートを抜けきった頃には、だいぶ日も落ちてしまい、その先は暗闇のウネウネワンディング。ようやく雁坂トンネルより通じるR140の出て、ホッと一安心かな(笑)
 その後は、行楽秩父大渋滞にもまれR299を走り、午後7時過ぎに無事帰還しました。

 早朝のご来光から始まって、素晴らしい富士山と念願の川上牧丘林道も走れて、久々に燃えた充実した1日でした。今回は、距離の割にはちょっと?疲れたかな(笑)

本日の走行距離:512km



走行マップ(289KB)
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