2006/7/24 JR東海・浜松工場、新幹線なるほど発見デー
 子供にとっても大人になっても憧れの新幹線。東海道新幹線としては唯一のイベント「新幹線なるほど発見デー(→公式HP)」に行って来ました。会場は、静岡県はJR浜松駅からシャトルバスで10分程度のJR東海・浜松工場。いわゆる新幹線の整備工場なんですね。新幹線のイベントなら新幹線で行きたいところですが、こんなチケットの存在に気が付いた時は、時すでに遅く完売。あいにく予算の都合上、車での初参戦となりました。

 前日は定時で仕事を終えて、荷造りを早々に終えて、21時には出発。子連れで夜行は初めての試みでしたが、チビ達もすでに興奮状態で、車の中でも寝るに寝れない状況らしい。雨の東名高速を順調に走り、浜松ICを降りたのが深夜1時。JR浜松駅と会場である浜松工場の中間に位置する「浜松健康センター、バーデンバーデン(→公式HP)」に個室を取り、深夜2時から仮眠をとりました。ちなみに前泊しても、大人2人分の新幹線往復乗車券よりは安いのね(^^)
 
 イベント当日朝は、前日までの天気予報が大きく外れ、嘘の様な青空の夏空が広がりました。前日夜に下見を終えておき、健康センターから歩いても900mの距離だったのですが、偶然朝に通りすがりの犬の散歩のオジサン情報によると、商工会議所が無料だよ!との有り難い情報をゲット!。ならばと、車での出撃となりました。しかし、あいにくすでに満車状態のため、ガードマンに誘導され行けば分かると工場の反対側に位置する西側ゲート横にあった臨時駐車場(無料)へすんなり入りました。百台は軽くいけそうな駐車場キャパは、9時半の時点で半分ほど。しかし10時過ぎにはすでに満車となったようです。

 臨時駐車場横にある西側ゲートより、いよいよ場内へ。ドキドキ・・・(笑)。受付では、嬉しい内輪やイベントパンフレットなどをゲット!。子供には、スタンプラリーシートがあり、そこに自分の名前と保護者の名前記入欄もあり、なるほど!首からぶら下げて迷子カード兼用ということらしい。ちなみに、東側ゲートが、メインゲートの様で、シャトルバスの発着所でもある様でした。
 会場入りしたのが午前10時ですが、すでに多くの親子連れや鉄道ファンで賑わっていました。まずは、ちびっ子制服記念撮影コーナーへ。すでに長蛇の列でしたが、700系新幹線を間近に眺めながら、思うほど苦にならないアッと言う間の30分でした。

 そしていよいよ、今回のイベントの目玉でもある次世代新幹線「N700」特別展示なのだ。皆の前に身近に登場するのは、今回のイベントが初めてとのこと。いやぁ〜、遙々来た甲斐があるというか、何だか嬉しいっすね(^^)。2007年夏からデビュー予定とのことで、まずは「のぞみ」として順次導入されていく予定だそうですよ。東京駅で拝める日が待ち遠しいですね。しかし、16両編成は改めて長い!、長すぎです〜(笑)。1両27mもある車体が16両も連なれば400mですからね。子供達も、すでにヘトヘトでわすわ・・・(笑)
 こちらは滅多にお目にかかれない黄色い700系はドクターイエロー。そして、鉄道としては日本最速でもある443.0km/hを叩き出した試験車両300Xも先頭車両のみお目見え。ちょっと感激。すでに廃盤となった0系も久々のご対面でした。

 今回のイベントの中で、唯一事前予約が必要だった運転台見学は、1000組限定ということで、ここ数年はかなりの高倍率だそうですが、幸運にも初回で当選!。700系と300系のいずれかとなるのですが、当日受付で抽選の結果、期待の700系の見学となりました。順次、700系車内で順番待ちとなり、新幹線車内に入れることですら、子供達にとっては一大イベントなのです(笑)。1組当たり約2分ほどの時間制限ではありましたが、近所の青梅鉄道公園の0系とは、比べものにならないほどハイテク化された初めての700系運転席。生涯1度有るか無いかの機会なだけに、そーなんだぁ!と 、緊張と感動と興奮と意味もなく感激のしきりでした。

 その他、目の前の上空を飛んでいく”空飛ぶ新幹線(→動画バージョン)”も見応え満点。なるほどー!って、これまた意味もなく、新幹線の下側ってそーなんだっ!(笑)。体育館では、鉄道模型や上映会などなど。しかし、驚いたことは新幹線という最新鋭の列車を扱っている工場にも関わらず、エアコンが無いということ。工場内は、吹き抜けの風通しがよかったからいいものの、特設の送風エアコンや扇風機が部分的には大活躍。体育館に至っては、氷のオブジェ?が出現(笑)。子供達は、かえって大喜びの様ですが・・・(笑)

 とにかく広い工場内。端から端へ歩くだけで500mはゆうにあった訳ですが、それをなんだかんだで巡ること2往復ほど。晴れてくれたはいいけれど、7月の夏の暑さと直射日光は、大人はおろか、子供達にはなかなか大変だったかなぁ。でも、暑い中、チビ2人とも最後までよく頑張りました!。自分達にとっても夏のいい思い出となりました。

 そして、あきぼうにとっては、念願の翌日へ続く・・・
 

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