2007年3月17日 作成
冬の信州・高ボッチ高原ツーリング(前編) 2007年3月12日〜13日 |
メンバー | ダー@アドレスV125G |
秩父市・羊山公園から望む秩父市街
2007ウィンターシーズンも残り僅か。暖冬と言われたこの冬は、近場ではほとんど雪をみる機会は無かったですが、いやでも雪があるところにはきっとあるはず!。白い銀世界を求めて、「冬の信州・原付ツーリング」へアドレスV125にて発進です。
午前9時出発し、まずは羊山公園に寄り道です。つい先日も立ち寄ったばかりですが、また開花しだした芝桜が増えた様子ですね。公園周辺は、春に向けての整備真っ最中であり、一面ピンクのジュータンとなる日が待ち遠しいですね。
公園展望台からは、今日も秩父市街がクッキリと一望できました。正面には、先日の秩父ミューズパークの「展望ちびっ子広場(→レポ)」を始め、前方左手の雁坂方面には、魅惑の絶景「御岳山林道(→レポ)」も一望ですね!。
冬のR299
秩父市街をスルーし、わらじカツ丼の小鹿野町も過ぎれば、交通量は激減。埼玉県と群馬県の県境でもある志賀坂峠は、ヘアピンの連続ですが、スノータイヤのワインディングが面白い!?。スリリング満点の大興奮!(怖っ)
R299の冬季”絶対”閉鎖区間(?)をパスすべく、ぶどう峠への分岐を左折。最初まったく雪気の感じない矢弓沢林道でしたが、一気に高度を上げると、スペシャルステージが待っていましたよ!。突然、辺りは一気に雪山の様相へと様変わりし、積雪量こそ多くは無いものの、直近で降ったと思われる新雪が数センチ。冬しか味わえないこの”フワフワ感”。そう雪中ツーの醍醐味ですね!。
しかし、新雪の下地はカチコチのアイスバーンだったりですから、突然フロントが斜めに持って行かれたり、リアがす〜〜〜〜〜っと流れたりと、一瞬の気のゆるみも絶対に許されません。
冬のB峠越え制覇!
真っ白な冬のR299を快走し、冬の十石峠(1351m)に到達。久々に展望台へ登ってみると、赤城山を始め前橋方面まで望むことが出来ました。
さてと、あとは坂を下りれば楽しい昼食タイムだっ!なんて思ったら、うおっ!、何よコレ!?(汗)。しかも日付が「3/12〜」って今日からっすよ。27号カーブ災害復旧って、峠から1号で始まるらしいから、一体どの辺なんだろう。
行くか戻るか!?。時刻は12時を回ったところ。ランチタイムに間に合わなくなっちゃう〜〜〜〜。失敗(何の?)は許されないので、ここは潔く退散あるのみ。しかし、復旧工事が4/20までってことは、冬季閉鎖が4/6までだけど、冬季閉鎖解除してもしばらく通行不可ということなのでしょうか。
30分以上かけて登った十石峠も、下りはまるで絶叫コースター。いやっほ〜い!!。一気に10分で下山完了!(はやっ)。
ルートを変えて今度は、冬のB峠越えで勝負なのだっ!。何故か?交通量が皆無なせいで、道路はまさにベストコンディション!。でも、そんなに喜んでる時間も無いので、とにかくガッツでGO!。
12時50分、吹き溜まりが多い峠手前のつづら折れ区間も無事に走破し、B峠越えで長野県入りなのだ。ここまで来れば、まずは一安心。
峠の向こうは、ガラリと景観が変わり八ヶ岳が迎えてくれました。信州へ来たんだ!と実感させてくれます。
小海町・どんぶりや「風とり」で「鳥あま酢丼」
時刻は13時20分になるところ。さあっ!、やって来たのは小海町にあるどんぶりや「風とり」。数あるどんぶりメニューも、ソロだとなかなかバリエーションが増えていかないのですが、食べたい「鳥ソースカツ丼」を今回は見送り新ネタで行ってみよう!。
今日のオーダーは、「鳥あま酢丼(大)」。どんぶりから溢れるばかりのゴハンに酢豚風なタレにくるまれた唐揚げが載っており、鳥ソースカツ丼の様なインパクトと豪快さからは控えめながら、ゴハンのボリュームはタダモノではありませんね。
最後は、ゴハンに染みたあま酢とかき混ぜて、豪快にゴハンを掻き込もう!。
食後は、平日限定のアイスコーヒーでようやく平和な安堵感に満ちた一時。いやぁ〜、食った食った。満腹様でした(^^)
八ヶ岳に向かって延びる道
午後はのんびり八ヶ岳散策へ。海ノ口牧場や八ヶ岳牧場へと国道から脇道に逸れると、おおっ!と唸らせるようなストレートがそこらじゅうにあるのですね。雄大な八ヶ岳を目の前に仰ぎ見ながら、気分は爽快!。ただ、季節は冬。山から吹き下ろす風は雪国そのもの。途中の温度標識によれば、日向でもこの有様。寒い訳ですね。
夏は、カップルや家族連れで賑わう清里も、平日の冬ともばれば、ご覧の通り。得した様な損したような!?なんとも複雑な心境ですかね(^^;
お約束の清里の定番「清泉寮(→公式HP)」へやって来ました。清泉寮からは、甲府盆地と富士山までバッチリ一望できました。冬場ならではの景色ですよね!。
お店では、もちろんコレ。いやぁ〜、真冬に凍えながら外で食べるソフトクリームって最高!(笑)。しっかり、身体の芯から冷えました!?(爆)
八ヶ岳高原ラインを快走し、とある交差点で曲がって、あとは八ヶ岳に向かってアクセル全開でGO!。こちらも間もなく何故か?道路はバージンスノ〜〜〜〜〜。おおっ!、F平(1540m)からは、見事な富士山でした。しかも眼下には甲府盆地が広がっており、こんな爽快な素晴らしい眺めだったんだ〜と感激モノでしたよ。
杖突峠からのパノラマ
甲州街道を西へ進み、茅野市からはR152で杖突峠(1247m)へやってきました。
杖突峠には、いつの間にかこんな展望台も出来ていたんですね!。しかし、冬季閉鎖中とは残念!。展望台まで行けたら、きっと諏訪湖からビーナスライン、そして蓼科山と八ヶ岳と、180度のダイナミックなパノラマが楽しめるんでしょうね!と、勝手に妄想してみよう!(笑)
時刻は17時になるところ。すでに日は傾き、寒さも一段と増して来ました。今日の目的地に向かって、更にR152で伊那方面へ前進です。
伊那のしらかばで「スペシャルロースかつ丼」
春は高遠の桜で有名な「高遠城址公園(→公式HP)」をちょこっと散策。未だ桜の気配は全くなしといったところかな。春は有料区画になり大変賑わいますが、シーズンオフは、とても静かな公園です。
さて、本日の目的地「伊那のソースカツ丼」にようやく到着です!。
今回目指したお店は、カジュアルレストラン「しらかば」です。
現在の時刻は18時。店内には灯りが灯っているのに、正面には何故か?「準備中」の札があり、入口も施錠のまま。お店に電話してみると「17時から営業中!」とのこと。おいっ!、ってな訳で、ドアOPEN〜!!(笑)。いやっほ〜い(なんのこっちゃ)。
さあっ、メニューはコチラ。悩む間もなく「スペシャルロースカツ丼:1200円」で行ってみよう!。まつこと25分。ついに大望のソースカツ丼とご対面なのだ。
うぉ〜〜〜〜〜〜〜!!、伊那まで遙々やってきた甲斐があるってもの。伊那にもまたまた魅惑の3cmカツが出現なのだっ!。ジューシーで程良い脂身加減と、絶妙のソースがヤバイです!。旨すぎです〜。感動した!(*^o^*)
《お店メモ》 カジュアルレストラン「しらかば」 長野県伊那市中央区中央通り4515−3 0265-72-4706 11:30-14:00,17:00-21:00 火曜定休 |
本日の宿、塩尻市「信州健康ランド」
すでに日の落ちたR153をそのまま北上。空は、中央アルプスからせり出した雪雲でどんより曇っており、時折、雪が舞ってきました。平日のこんな季節のこんな時間に、しかも原付でこんな場所を走っている非日常的な自分に、ちょっと興奮してしまった・・・・。
20時、本日の宿は「信州健康ランド」に到着。無料会員カードの会員価格で500円引きはラッキーでした(^^)
本日の走行距離:316km
(後編へ続く・・・・)
走行マップ ルート断面図(カシミールにてGPSトラックデータより作成) |