2003年11月3日 作成


浜名湖のうなぎ〜南アルプスしらびそ峠ツーリング 2003年11月1日
ルート 自宅〜八王子〜平塚〜西湘BP〜箱根ターンパイク〜R1〜三島〜富士〜清水IC・・東名高速・・浜松IC〜中田島砂丘〜浜名BP〜新所原駅・やまよし浜名湖舘山寺温泉・手打ちうどん権太〜天竜市〜天竜スーパー林道〜R152〜兵越峠〜南アルプスエコーライン・しらびそ峠〜三遠南信自動車道〜飯田市・天ぷら金万〜飯田IC・・中央高速・・諏訪湖SA・ハイウェイ温泉・・八王子IC〜帰宅
メンバー ダー@SILVERWING

東名高速・牧ノ原SAにて

 午前2時起床。1年前のあの光景が忘れられず、出発までの準備はしたものの、やっぱり外の天気は曇り空。天気予報によると、富士山周辺は雨。この季節、さすがに標高2000m級で雨降られたら、間違いなく雪ですからねぇ。
 結局、出発はのんびりの午前5時。八王子を過ぎた辺りからの予定通りの雨。でも、カッパと長靴とハンドルカバーにグリップヒーターのフル装備ですので、走り出してしまえば意外と快適です♪

 午前7時、西湘BP・西湘PA到着。やはりこの天気とあり、バイクは僕ともう1台のみ。連休初日といえど、やはりこの天気では出足は鈍っている様ですね。
 僕の定番ルート、箱根ターンパイクで箱根越え。大観山展望台は、晴れたらこんな富士山ですが、今日は予定通り超濃霧。何も見えませんです。誰もいないし(笑)

 R1を淡々と走り、清水ICから東名高速へ。牧ノ原SA付近にさしかかり、ようやく雨も上がり、ご覧(←)の青空が広がりました\(^o^)/
 さて、上り線の小笠PAでは”うなぎアイス”がお気に入りですが、今日は下り線。何かあるかなー?と売店を物色すると・・・・おおっ!、焼津特産、大好きな『黒はんぺんフライ』だぁ。大人の手のひら大の大きさで、しかも厚さだって1cm超!。お値段もお手頃150円。うーん、ス・テ・キ♪(笑)


日本三大砂丘の一つ、中田島砂丘

 浜松IC下車。しばしR1を走ったところで左折。今回、初めてやってきたのは日本三大砂丘の一つ『中田島砂丘』です。東西4km、南北600mの砂丘は、見渡す限り砂砂砂・・・。うぉ〜、すご〜いです\(^o^)/。まさに気分は”暴れん坊将軍状態!?”(笑)。前日雨とあり、砂が締まっており、意外と歩きやすかったかな。コレ乾いてたら、歩くの大変なんですかね〜。

 ひたすら歩いて、ようやく太平洋へ。そこらじゅう、どこも足跡いっぱい(笑)なので、人が歩いていないようなところで、ようやく風紋発見!。まさに自然の生み出す芸術ですね!。風の強さ、向きによっていろいろと変化するそうで、訪れる度に違った光景だそうですよね。
 ちなみに残る二つの砂丘は、「鳥取砂丘」「九十九里海岸」だそうですよ。

 ところで、それまで抱いていた広大な砂丘のイメージに異なる点が一つ。よーく見ると、あの〜何だか草がいっぱいなんですけど・・・!?。まっ、いいかぁ(笑)


天竜浜名湖線・新所原駅の駅のうなぎや「やまよし」

 R1浜名バイパス・浜名大橋で浜名湖を横断。左手には遠州灘、そして右手には浜名湖のパノラマは、まさに気分爽快です!
 道を間違えて、瞬間愛知県に入り(笑)。でもすぐ静岡県に戻ります。本日ツーのメインイベント!?。そう、浜名湖のうなぎです♪(*^o^*)

 午前11時。やってきたのは。天竜浜名湖線終点・新所原駅にあるという噂の”駅のうなぎ屋「やまよし」”です。狭い駅舎に入ると、うおっ!ほんとにうなぎ屋があったぁ(笑)
 カウンター2席で、ココでほんまに食べるんかい?と思いつつ、お目当ての『うなぎうどんスペシャル』を注文。そしたら、裏部屋?があるそうで、駅舎の裏口へと案内されました。中は8人ほど座れる座敷が一つ。にはTV局で放映された時のサインとか色紙がいっぱい。結構有名なんですね!。

 ついにご対面。どうだっ!これが「うなぎうどんスペシャル(1000円)」なのだ!。いやぁ〜、豪快にドンブリからはみ出た浜名湖産うなぎが一匹!!。思わず鼻血ブーになりそうです(爆)。”うどん”と”うなぎ”の取り合わせ。しつこくなく意外とさっぱり食べられますね。気軽に立ち食いうどん感覚で安く楽しめて、でも本格”浜名湖産”うなぎですからね。見事ツボにはまっちゃったナー(笑)。ウホホ(*^o^*)
#地元よっし〜さんからの情報、ありがとうございました。


国道1号浜名バイパス・浜名大橋と浜名湖

 ちょっと遅い朝食?を終え、次は浜名湖へ。R1、弁天島の手前辺りに差し掛かると、朝渡って来た浜名バイパスの浜名大橋が一望です\(^o^)/。アーチ型のとても大きな橋で、とてもいい景色でした。
 弁天島駅手前を左折し、舘山寺方面へ。さっきの橋は「浜名大橋」で、今度は「浜名湖大橋」!?。名前が似てるので紛らわしいネ(笑)

 浜名湖って意外の水が綺麗なんですねー。結構透き通っているのはビックリでした。


浜名湖舘山寺温泉・手打ちうどん権太で「やらまいか(大盛)」

 浜名湖畔を快走し、やってきたのは舘山寺温泉にあるコチラのお店。『手打ちうどん権太』。さっきは”朝食”?。今度は”昼食”??。まだ1時間も経っていないのは秘密です(爆)

 なかなか広い店内。メニューはコチラ。お目当ては、こちらのお店の名物でもある『やまらいか』。ノーマルでも1.5玉、大盛りだと2玉入っているとのことですが、もちろん!?”大盛り”で勝負です(笑)。ムフフ(*^o^*)

 じゃじゃーん!、お待ちかね名物『やらまいか(大盛):1600円』の登場です。わーい\(^o^)/、ひときわ回りからも視線を引くほどの大きな皿にうどん2玉にトロロと卵、そして甘ダレに包まれた”うなぎちゃん”が堂々載っているのだぁ。まさにスタミナ系。一応?、付け麺らしいのですが、某誌の如くぶっかけちゃうのがスタンダード!?らしいので、迷わずネギとわさびと醤油をかき混ぜでどばぁ〜と豪快に行っちゃいましょー♪
 うひょー!!、甘ダレのうなぎにトロロと卵をまぶして・・・うーーーまい\(^O^)/。最高です(*^o^*)
 このためにもう一度、浜名湖へ来てもいいと、僕もホントに思いましたよ♪。病みつきになりそうカモ(笑)

 さすがに2件うなぎのハシゴは、もうこの上ない満腹感でいっぱいでした(笑)。


遠州の山並みを望む絶景パノラマ林道「天竜スーパー林道」

 満腹になった後は、南アルプスの絶景を求めて、浜名湖から北上開始。天竜市から始まる「天竜スーパー林道」へやってきました。天竜市から水窪ダムへ南北に通じる総延長50kmにも及ぶ林道で、しかし”スーパー”から想像するほどハードなものではないらしく、何だか年々舗装化か進行しているらしいとのこと!?。
 おおよそ標高1000mの尾根伝いをトレースする、まさに絶景パノラマ林道とても言うのでしょうか。左右には、遠州の山並みを望む大パノラマがいっぱい。最初は紅葉していなかったはずが、気が付けば辺り一面紅葉に包まれました。
 さすがに50kmにも及ぶロングウネウネワインディングは、スクーターでもなかなかヘビーです(笑)。でも久々に走ったーという充実感があったかな。山住峠を過ぎたところで、ダートというか舗装工事中の工事現場に遭遇。わずかあと数百mといった感じかな。間違いなく来年には全線舗装って感じでした。

 天竜スーパー林道の特に後半、水窪ダムへ降りていく付近が個人的にはお気に入りの絶景パノラマかな(^o^)。この山肌を這うように延びる林道、もちろんこれから降りていく道なんですよ。眺めているだけでも、何だかゾクゾク来ちゃいましたぁ〜(笑)
 いやぁ〜、走りと景色と存分に楽しめた最高の林道でした。


しらびそ峠へ続く「南アルプスエコーライン」から聖岳を望む

 天竜スーパー林道を全線走破した頃は、すでに午後3時過ぎ。意外と時間かかりました。R152で兵越峠を越えたのが午後3時40分。少々焦り気味!?。だって、急がないと「しらびそ峠」に到着前に日没しちゃうぞー!!、

 道幅変化の激しい、でもとっても楽しいR152を北上し、上村で南アルプスエコーラインへ。あれ?、入口になんか道路情報の看板があったけど、とりあえずしらびそまでは行けるらしいので、良く読まずにレッツゴー!!

 ウネウネ道を爆進。ようやく視界が開けてきたところで通称「日本のチロル」とも呼ぶ急斜面の集落に出ます。いやぁ〜、正面には紅葉に染まった南アルプスの山並みの絶景パノラマが広がりました\(^o^)/。ココは、「信州サンセットポイント100」の一つだそうですが、偶然出会った夕日の南アルプスって凄く綺麗、ホントに綺麗でした♪。
 → (参考)カシミール版

 でもまだ先は長いのだ。ココから更にしらびそ峠までは約15kmくらい?。日没までに間に合うのか!?。



南アルプスの絶景「しらびそ峠(標高1833m)」

 ひたすら続く尾根伝いのウネウネワインディング。日が陰っていくと同時に、どんどん気温も低下。ガードレールなんてないカーブもいっぱいで、マジでミスコースしたら谷底へもれなくご招待!〜みたいな(汗)。細心の注意を払いながらも、でもやっぱり全然ペース変わらず爆走モードです(笑)

 ”ハイランドしらびそ”をスルーし、午後4時56分「しらびそ峠」に到着です!。いやぁ〜、日没までにギリギリセーフ!?。聖岳の山頂付近がわずかに夕日で赤く染まってますね。ちょっぴり?鳥肌。標高1833mから望む紅葉の南アルプスの絶景。これまた素晴らしかった!。もうちょっと早く到着していれば、もう少しっ南アルプスの絶景をのんびり堪能できたと思うとちょっぴり惜しかったな。天竜スーパー林道でのんびりし過ぎちゃったかな(笑)
 まあでも、遙々ここまでやってきたという充実感は、そりゃもうタダモノじゃありませんね。そして、振り向けは、夕日に真っ赤に染まった雲がとても印象的でした。
→ (参考)カシミール版

 さあ!、これから下山です。地蔵峠方面へ抜けようと思ったら、何コレ?。そう言えば、登る前にちゃんと看板見なかったけど、この先は復旧地山工事?のため通行止めらしい!?(汗)。とりあえず脇からコソっとスルーしてはみたものの、まもなくまたまたゲートで、しかもこの先にあるものは・・・あちゃー(汗)。見事に撃沈(爆)。Uターンなのね〜(泣)。ここが通れれば、地蔵峠へ難なく下山できるのに、また来た道を戻ることになるとは・・・・汗。
 気が付けば、辺りはすっかり真っ暗で、街灯なんて当然あるはずもなく、ひたすらしらびそ峠から続く延々30km近い暗闇ウネウネワインディングはもう・・・ウヒヒ状態!?。しかも例によってガードレール無いし、しかもしかもすれ違う車だって皆無な訳で、携帯だって当然圏外表示。またまたウヒヒ(汗)。お月様が綺麗だなぁ(笑)なんて、カンゲキしてる場合で無いって!?(爆)


飯田市・創業137年の老舗・天ぷらの「金万」で”海老穴子上天丼(大盛)”

 どうにか来た道を戻りR152へ無事下山。ちょっぴり(かなり?)、ドキドキだったかなぁ?。何だこの妙な安堵感はナニ?(笑)。思わず思いっきりデカイため息しちゃったら、シールド真っ白で何も見えないぞ〜(笑)

 R152でひたすら北上ルートの予定でしたが、思わぬタイムロスでルート変更!。三遠南信自動車道を経由し、飯田市へエスケープ。ふふっ、飯田市にもしっかり美味しい処、リサーチ済だったんだもんね〜♪(*^o^*)。新たなる駒ヶ根ソースカツ丼ネタ開拓ならず、あっちはまたの機会に。
 午後6時40分、やってきたのは創業137年という老舗のお店、天ぷら「金万」(→紹介ページ)です。さすがに老舗のお店とあり、皮パン&ジャケット姿の自分にはなんとなく不似合いな感じ?(汗)。でも、4人掛けテーブルに1人で申し訳ないと思いつつ、とても感じのいい親切な店員さんは快く迎えてくれました。
 メニューはこちら。もちろんお目当ての名物『海老穴子上天丼(大盛):1800円』を注文。ほほぅ〜、なるほどね!。大きな海老と穴子が丼からはみ出してますねー(笑)。丼が小振りなので豪快なインパクトさは無いけれど、かなり美味しい系かな。味は抜群、保証付き!。適量に美味しかったかな。


中央高速・諏訪湖SAでハイウェイ温泉「諏訪湖」

 午後7時半になるところ。未だ長野県飯田市なんですよねーと、ちょと目眩がしそうです(笑)。ココから埼玉の自宅まで約270km。さすがに高速で帰ろうかなぁ。
 諏訪湖周辺には温泉が多数ありますが、さすがに高速降りてまでは・・・と、ふと思い出したのだ。そうだっ!、諏訪湖SAの「ハイウェイ温泉」があったよねー。という訳で、最後はなんとか温泉にたどり着きました。
 諏訪湖SAの高台から見下ろす諏訪湖畔の夜景を眺めながらの展望風呂。こじんまりしてるけど、なかなか便利で嬉しいっすね!。営業時間21時までということで、もっと遅くまでやってれば、もっと嬉しいんですけどね。
 温泉でしっかり疲れを癒したあとは、最後のひとっ走り。埼玉目指して200km一気の爆走モード。

 午後11時埼玉帰宅。しらびそ峠でUターンしちゃったせいか、久々の800kmオーバー。さすがに楽チンスクーターといえど疲れましたが、うなぎに絶景に、今日もお腹いっぱいな1日でした。おわり(^^)//

本日の走行距離:808km



浜名湖周辺マップ

全走行マップ

[戻る]