2003年5月28日 作成


桐生のステーキ・宇都宮餃子ツーリング 2003年5月24日
ルート 自宅〜東松山〜鴻巣市〜加須〜渡良瀬貯水池・渡良瀬遊水池岩舟町〜足利市〜桐生市で1ポンドステーキ〜桐生川ダム〜草木湖〜R122〜足尾町・松木渓谷〜粕尾峠〜古峰原峠〜鹿沼市〜宇都宮の餃子・・・・帰宅
メンバー まついどんさん(BANDIT250V)、パクリさん(ジェベル)、ダー(SILVERWING600)

荒川河川敷・御成橋下に広がるポピーのお花畑

 今朝は、久々にのんびり出発のツーリング。午前7時に埼玉を出発し、目指すは集合場所である栃木県・佐野藤岡へ。

 途中、東松山鴻巣線の荒川を越える御成橋では、偶然出会ったこの光景(←)。河川敷に見事に一面に咲き誇る花は一体何だろう??と目を引きますね。もちろんそこは途中下車。河川敷へ降りてみると、ポピーの花というそうです。なんとも壮観な眺めで朝からとっても得しちゃった気分でした(*^o^*)
 
 さて、今日のメンバーは、前回のダブルダイヤモンド富士作戦でご一緒してくれたまついどんさん、そしてパクリさん。冬の北海道・宗谷岬をも駆け抜けた強者ライダーのお二人です。そして、今回のツーリングのテーマは、(1)桐生の1ポンドステーキを食べること、(2)宇都宮で餃子を食べること、以上!な感じで、なんともらしいとうかなんとやら(笑)。僕もニオイをかぎつけて、勝手に便乗させていただくことになった訳です(^_^)V。果たして一体どんなツーリングになるのかp(^^)q


全国最大規模の広さを誇る自然の宝庫・渡良瀬遊水池を望む

 埼玉県と栃木県の県境の利根川を超え、集合時間の午前10時にはまだ早いので、渡良瀬貯水池へちょこっと寄り道。ココは予想を遙かに超えるあまりに広い貯水池でビックリでした。大雨時の渡良瀬川下流部の洪水被害に対処に欠かせない場所なんですね。

 そして、渡良瀬貯水池の北側に位置するこちら(→)は渡良瀬遊水池。まるで湿原状態な感じで、広大に広がるヨシ原は、全国最大規模の広さを誇り、山手線内の2/3が収まるほどの広さだそうですよ。関東平野にもこんなところがあったんですねーとしばし見入ってしまうのでありました。
 その中を真っ直ぐに貫くストレートはなんとも気持ちがいいですね!。これですっきり爽快青空だったら、なお最高だったのになぁ。
→ 渡良瀬遊水池・公式ホームページ


 そうそう、渡良瀬遊水池脇の道路沿いで気になったのがコチラ。思わず「讃岐うどん食べ放題」に反応してしまいました(笑)。しかしまだ営業時間前ということで、こりゃまた機会を見てアタックする必要ありかな?。場所はココ


ジェベルにロープで牽引される?まついどん号

 集合時間10分ほど前にR50沿いの岩舟町のコンビニに到着すると、すでにまついどんさんがいらっしゃいました。お聞きすると、早朝から秩父方面をうりゃうりゃ走られてきたとのこと。思わず「秩父ですか??」。だって、ここは東北道の走る栃木県の佐野藤岡ですよ??(笑)。まもなくパクリさんもジェベルで登場し、これでメンバー集合です。

 本日の作戦会議の後、元桐生人?のパクリさんを先頭に出発です!目指すは本日の目玉「1ポンドステーキ」です。
 あれ?、セルは勢いよく回ってるのにエンジンが一向にかからない?。何やらまついどんさんが怪しい行動を始めたよ。パクリさんに押されながら押しがけアタックするも、一向にエンジンはやる気なしモード(爆)。何だかイヤ〜な予感・・・・汗。
 まついどんさんとパクリさんがお二人で原因究明をしている間に、メカ音痴な僕は、近くのバイク屋さんの捜索活動開始。こんな時って、下手に走るより聞く方が早いってことで、ガソリンスタンドで聞き込み調査。おっ!ありました。見つけた場所は、岩舟町内1.8Km先の「中新井輪業」さん。
 コンビニに戻ると、プラグに火花が飛んでないところまで原因を突き止めた様子。どうやら電気系のトラブルみたい。さっきまで快調に走ってきたのにね。
 早速まついどんさんは、汗だくになりながらバンディットを押し始めるも、何やらパクリさんがリアボックスから取り出した秘密アイテムは・・・(◎_◎)。ジェベルのリアキャリアとバンディットのフロントフォークに繋いで・・・・。うほほ〜い!。バイクの牽引だぁ。牽引されるまついどんさん、何だか楽しそうですね!?(笑)



バイク屋さんにて脳味噌の交換作業中!?

 さすがに徒歩より牽引は断然仕事も早いです!。途中のクランクの交差点も、お二人の絶妙なコンビネーション(笑)で無事!?クリア!。どうにかバイク屋さんにたどり着きました\(^o^)/
 やはりCDIが壊れちゃったのが原因らしい。でも、そんな部品って壊れるもんなんですかね!?、と思いつつバンディットはすでに走行距離は11万キロ超の働き者マシンなのです。なんとなく納得です(笑)
 HONDAのお店でバンディットのCDIなんてお店にストックがあるはずもなく、半分諦めモード”だった”まついどんさん。がしかし!、向こうでゴソゴソしてたバイク屋のおやじさん。怪しいほほえみを浮かべながら、右手に何やら手にしているものは・・・(◎_◎)。すご〜い!中古ながらバンディットのCDIじゃないですかぁ!。でも”400V用”ですって?(爆)。250ccのバンディットに400VのCDIなんて大丈夫なんですか?。ごもっとも。でも良いか悪いかなんて、そんなの誰も知る余地もなく、もちろんそこは勝負でしょ(何のこっちゃ笑)
 脳味噌入れ替え作業が完了し、さあ!気合い一発セルスイッチオン!どうだっ!。うぉ〜、エンジン一発始動、絶好調だね\(^o^)/。思わずみんなで「おぉ〜!!!」歓声が上がりましたね(笑)

 250Vだけど400Vなバンディット。何だか以前よりエンジンスムーズで調子いいみたいですね(爆)。復活おめでとうございます!。
 時刻は11時半過ぎたところ。それでは、1時間半遅れの本日のツーリングスタートです!。「中新井輪業」さん、本当にどうもありがとう〜。


これが噂の「1ポンドステーキ」だっ!

 群馬県桐生市は、昭和橋近くにあったパクリさんお奨めの「1ポンドステーキ」が食べられると噂の「炭火焼ステーキ・ガウチョ」へやってきました。「シオンスクウェア」の看板が目印で、何軒か軒を連ねているので、駐車場の奥の方になります。
 時刻は午後1時になるところ。営業時間は昼間は12時から14時ということで、佐野から真っ直ぐきたら、まだ営業時間前だったのね。あんなトラブルも、実は全てまついどんさんの”計算通り”だったのですね(爆)

 もちろん3人そろって「1ポンドステーキ大盛り!」。おっと、ライスおかわりは無料だったので、大盛りは余計でした(笑)。ここの自慢は、1ポンドというボリューム満点のステーキと、そして香ばしい炭焼きなのですね!。

 じゃ〜ん、出ました\(^o^)/。お待ちかね「1ポンドステーキ」の登場だぁ!。1ポンド(約450g)という名の通り、3〜4cmはある極厚ジャンボなステーキが2枚というか2本!?ですね。もう最高です。
 でもさすが日頃から鍛えられている大食らいライダーのお二人ですので、アッと言う間に完食。僕が食べるの一番遅いってどういうこと!?(笑)

 壁には何やら「2ポンド制覇!?」なんて気になる落書きもちらほら。オーナーに「2ポンドステーキなんてあるんですか?」とお聞きすると、「以前は2ポンドステーキも勧めてたんですけど、健康に良くないので最近は止めちゃったんだよね」だって。でも頼めば2ポンドステーキももちろんOKだそうです。お値段は、単純に1500円×2でなくて要相談だとか(笑)

炭火焼ステーキ・ガウチョ
〒376-0014 群馬県桐生市広沢町間ノ島223−B−3
0277-53-9651
営業時間メニュー
注:4人がけテーブルが4つほどしかありませので、少人数で行きましょう!


足尾銅山・足尾砂防ダムと奥が松木渓谷

 新緑のまぶしい桐生川沿いルートを北上。桐生川ダムを過ぎ、いよいよ三境山越えの峠に差し掛かると道もタイトなヘアピンが連続。走りもつい熱くなりますね。いやぁ〜、なかなか走り甲斐のあるルートでした。

 草木湖畔の草木橋を渡ったところで、R122に合流し再び北上。足尾銅山の田元の交差点を直進し、向かった先は松木渓谷玄関口である足尾砂防ダムです。気が付けは、いつの間にか、辺りはどこも赤茶けた岩肌丸出しのガレキ山。公害の原点とも言うべき足尾銅山の亜硫酸ガスを含む排気がこの渓谷に流れ込み、皮肉にもこの景観を生んでしまったそうですね。うまく表現できないけど、とにかく何だかずごかった。
 → 参考:足尾銅座鉱毒事件

 ん?しかしゲートがあるではないか。ツーリングマップルのコメントにある「豪快そのものの渓谷」ってのは、更に先みたいですが、聞くところによると以前は奥へ入れたみたいですね。なんてこったい!
 松木渓谷の景観は「日本のグランドキャニオン」とも呼称されるほどだそうで、徒歩でも何でもいいから、是非とも一度奥までじっくり探索してみたいものですね。

 ちなみに、ちょうどこの奥の山の上が中禅寺湖を見下ろせる半月山になるそうです。次回は、中禅寺湖スカイライン終点の半月山駐車場からも松木渓谷見下ろしてみようかな。


古峰原峠手前・地図に載ってない謎のダート!?

 足尾町でガソリン満タンにして、次なる食事どころは宇都宮餃子です。時刻もすでに午後4時を回ってきました。

 まずは地蔵岳を越える粕尾峠へ。標高1100mに届く狭い1〜1.5車線の超ウネウネワンディングは、もう止められませんね(笑)。今回のメンバーみんな、、快走2車線よりもどうもこの手の険しいウネウネ系がお好みらしい(笑)。
 ところであの〜、僕の地図にはこの先は道が無いんですけど・・・汗。まついどんさんは道無き道を突き進みます。交通量が皆無に近いせいか、路面も荒れてきて、両側からも草ぼうぼう。そして最後はダートに・・・・うひゃ〜(笑)

 これからというところで、古峰原峠でダートはも終わり!。見事に粕尾峠と古峰神社への緑の道は、繋がっていたんですね!。いやぁ〜、ドキドキしましたよ〜p(^^)q。



宇都宮・「みんみん宿郷店」の焼き餃子

 山間のウネウネをひた走り、宇都宮到着が午後6時半。すっかり夕食の時間帯になっちゃった。
 まずやってきのはイトーヨーカドー近くの「みんみん宿郷店」です。うおっ!、さすがに人気店とのことで、並んでますねー

 メニューは焼き餃子、揚げ餃子、蒸し餃子、そしてライスのみと至ってシンプル。値段も餃子一皿220円と良心的ですね。それにしても、ほんとに餃子しか無いんですね。見渡せば、確かにみんな餃子しか食ってないぞ〜。当たり前か(笑)。
 僕は、「焼き餃子」、「揚げ餃子」、「蒸し餃子」の3皿を注文。それでもたったの660円でっせ!。3皿と言っても、一皿が一口サイズの餃子が6個なのでペロリと平らげちゃいました。同じ餃子も料理の仕方によって、随分と食感も違うものですね。個人的には、やっぱスタンダードな焼き餃子が一番かな。焼きたてほやほやの餃子は、肉汁たっぷりで美味しいかったなぁ(*^o^*)


宇都宮のシンボル!?「餃子像」

 聞くところによると、宇都宮駅前には「餃子像」なるものがあるとのことで、もちろんリクエスト!。ロータリーを回っていくと・・・ありました!。これが噂の「餃子像」ちゃんですね!。付近は、通勤帰りの地元の方いっぱいな中、恥ずかしい!と思ったらそれまでです(爆)。もちろん、そこは行かせていただきましたヨ\(^o^)/

 宇都宮餃子、最後はもう1件はしごしましょうということで、「中華とんとん」へやってきました。こちらは駅前通を真っ直ぐに直進した左側、駅から若干離れているせいか、お店は空いてますね。
 → 外観
 パクリさんが、”びっくり餃子”1皿、僕がジャンボびっくり餃子1皿、そしてまついどんさんは”ジャンボびっくり餃子セット”。来て見てびっくり、どっひゃー、1個の餃子が先のみんみんさんと比べても3倍?いや4倍?いやいやもっとありそうなド迫力!。甲府のぼんち食堂の餃子と果たしてどっちが大きいでしょうか!?。さすがに大満足なのであります。

 宇都宮は、餃子の消費額日本一の街だそうで、市内には78店にも及ぶ餃子のお店が軒を並べているそうです。食べ歩きでいろいろ回って、自分好みの餃子店を探してみるのも面白そうですね。各お店には餃子マップなるものがありますので、是非店員さんに声をかけてGETしておきましょう!
 → 『宇都宮ぎょうざ公式ページ

 そんな感じで本日のお食事会という名のツーリングは、宇都宮にて午後8時半で解散です。お疲れ様でした。まついどんさんは神奈川へ。パクリさんは千葉へ。僕は埼玉へ、それぞれの帰途についたのでありました。
 今日は、美味しいどころ、案内していただいて、どうもお世話になりました。ありがとうございました。また宜しくです(^◇^)ノ

 こちら、お土産で買って帰った「みんみん」の餃子と「とんとん」の餃子。左の「みんみん」の餃子が、ごく普通サイズの餃子サイズです。

本日の走行距離:366km



走行マップ
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