２００３年１月２１日　作成

諏訪湖の凍結・御神渡りツーリング　２００３年１月１９日

朝６時半の諏訪湖畔到着・辺りは霜が降りて真っ白

　今年は、長野県諏訪市にある諏訪湖が全面凍結したと聞き、無性に冬の諏訪湖に訪れたいと思っていました。すると、昨日のニュースでいつしか旅行雑誌で読んだ「御神渡り」が５年ぶりに現れたとの情報ほキャッチ。またとないこのチャンスを逃すわけにはいかない！と、かみさんを説得し、急遽真冬の諏訪湖へ緊急出動することに決定！。

　でも、さすがにこの真冬に長野方面へバイクで出かけるのは、とても勇気がいります。近所ならいざ知らず、諏訪湖ともなれば雪国長野県もど真ん中。しかも埼玉から片道２００ｋｍの道のりですからね。周辺の道路状況、付近のスキー場アクセス情報、ここ数日の天気、現地の１７７等、出発前に念入りにチェック。そして、路面ドライを確信！。ただ心配毎が一つ、今日の天気予報は、深夜晴れで午前中曇、そして午後から雪。果たして間に合うのか！？

ミッドナイトライダーの救世主？・下諏訪温泉『湖畔の湯』

　昨日、新聞朝刊ＴＯＰ一面を飾ったこともあり、今日は混雑することを見越して、朝一に諏訪湖畔に到着すべく、早朝４時出発！。自宅前の気温２℃。今日は意外の暖かいかも。

　夜の高速・中央道は、標高の最も高い八ヶ岳周辺はさすがに高速道路で凍結だったらヤバイと思い、ひとまず勝沼ＩＣで下車。あとはＲ２０下道モード。
　諏訪湖に近づくにつれ、高度も徐々に上がってくると、暗闇の向こうは・・・雪国ですね〜汗。気温が低下していくのも体感できますね。
　小淵沢付近から先は、全線に渡り路面は夜露？で濡れて凍結気味な様子。時折、路面チェックするも、意外と滑るらしい。暗くて先がよく分からない分、ドキドキハラハラでした。どうにか午前６時半過ぎ、諏訪湖畔到着です。

　辺りはまだ薄暗いですが、他県ナンバーの車も多数ウロウロ。また、地元の方の早朝ウォーキングや犬の散歩など、諏訪の朝は早いですね。

　到着早々、我慢？できずに諏訪湖畔に一番近い下諏訪温泉「湖畔の湯」へ、吸い込まれました（笑）。
　遊泉ハウス児湯と並び、こちらも早朝５時半から営業しています。僕にはとっては救世主に見えました（笑）。しかも入浴料２２０円と安くて美味しい？温泉です（笑）。小さいですけど露天風呂までありまっせ！。お湯に浸かると、うわぁ〜よみがえる〜(*^o^*)。いやぁ〜体の芯まで刺すようなこの感覚。冬場ツーリングでしか味わえない快感！？ですね。

　→　下諏訪温泉マップ（３９５ｋＢ）もよろしければどうぞ。

５年ぶりに出現した神様の通り道　”御神渡り（おみわたり）”

「御神渡り」、３本の筋 　ピンクは実際に目で確認できた筋。緑は、見逃したと思われる筋です。この模式図は、僕個人の主観ですので、実際と異なる可能性があります。あくまで参考程度としてご了承願います。なお、模式図作成にあたっては、こちらのページを参考にさせていただきました。 　体もしっかり温まったところで、いよいよ諏訪湖周遊の旅に出発です！。 　諏訪湖畔へ戻ると、すっかり日も上がり、初めて見る”諏訪湖の全面凍結”は妙に新鮮でした。まずは�@諏訪湖北側で人だかり。氷上に目をやると、一部小さく凍結していない湖面でカモや白鳥たちがしきりに餌を食べていました。鳥たちにとっても、湖面凍結により餌場が無くなってしまい大変な事なんでしょうね。�A西湖畔ではまたしても人だかり。また氷上に鳥の群か！？。と思いきや、どうやら違うらしい。な〜んだ、ワカサギ釣りだったのね。でも、やってることは鳥も人間も一緒かも（笑）。そして、その横にありましたよ！御神渡りの筋の一つです＼(^o^)／。ずっと沖へ向かって延びてますね。 　�B南湖畔へやってきました。ここで先ほどの�A西湖畔から延びた筋の一部がここで接岸している様です。そしてこの筋は、再び�B南湖畔沿いから東の沖に向かって延びていますね。筋を目線で追うと・・・・およ？更なる鳥の群か！？（笑） 　早朝の諏訪湖畔をぐるり２７０゜。ちょうど�C諏訪湖ヨットハーバー付近で、遥か氷上で先ほどの人だかりを発見！。観光客の人達もどやどやと躊躇することなく氷上に繰り出して、２００ｍほど先の群衆目指して歩いていますね。 　ドキドキしながら、諏訪初めての氷上散策すると、そこはニュースで聞いた「御神渡り」の「拝観神事」を行っている最中でした。 　たくさんのカメラと報道ＴＶカメラ、そして神社関係者と観光客の方々が多数いらっしゃいました。拡声器で、”一カ所に固まらないでくださーい！。割れますよー！！”という叫び声が始終こだましてました（笑）。実際、あちこちで容量オーバー？で氷がメリメリとヒビが入る音が・・・・(^_^;)。マジでヒビが入ってませんか？。なんてたって、湖畔から２００ｍ以上も離れた氷上ですからね。実際、筋の裂け目を渡った人が、膝まで落ちたとか落ちないとか！？。 　氷上の拝観式が終わると同時に、湖畔では同神社の氏子方々による太鼓が披露されました。 こちらは動画です（雰囲気だけ） 御神渡りの様子 氏子方々による太鼓の様子 なお、『諏訪湖・御神渡り写真集』でもまとめましたので、写真だけですが合わせてご覧ください。

諏訪湖間欠泉センター横の『足湯』

　御神渡りと拝観式も見れたことだし、ここらで一休み。諏訪湖間欠泉センター横の「足湯」に寄り道です。誰でも無料で気軽に利用できる、気軽な温泉ですよね。名前の通り、”足だけ”の温泉ですが、これが意外と効くんですよ〜。ちなみに利用時間は９時から１８時半まで。時間外はお湯が抜かれているそうです。
　諏訪湖周遊の旅の最後は�D東湖畔へ。先ほどの�Cヨットハーバー沖の筋は、ここで接岸していました。これにて、諏訪湖周遊の旅は終了ですが、帰宅後、内容を整理してみたところ、どうやら朝一に薄暗い中で通過した高浜付近と、赤砂付近の湖岸道路車両通行止め区域で、一部見逃してしまったようですね。あー惜しかった(T_T)

　最後は諏訪湖全体像を証すべく、諏訪湖上空？から見下ろせる絶好のロケーション、デートスポットとしても人気の「立石公園」へやってきました。どうですか？この眺め。晴れた日の眺めは”絶景”が期待できそうでしょ。もちろん、夜景もグーですよ(*^o^*)。是非一度、足をお運びください！。でも、今日はキリが多く、確認したかった湖面の筋の全体像どころか、筋も何も見えませんでした。あはは（笑）

　ただ今の時刻は午前１０時。。ひじょーに勿体ない気はするものの、これから天気は下り坂、雪が降る前に長野を脱出しなければなりません。これにて、長野から撤収開始です。

シャトレーゼ豊富工場併設・アウトレット店でゴマスリ２号？

　帰路の甲州街道。こちらも晴れていれば、左手には八ヶ岳、右手には南アルプスの山並み、そして正面には富士山がそびえる素晴らしい眺めの”ひたすら”一本道です。でも、こんな日はねむ〜くなるのがつらいところです。

　道の駅・白州も過ぎるとようやく路面もドライに戻り、これで気分も一安心かな。
　甲府まで戻ってくると、今日は富士五湖方面へ右折し、甲府南ＩＣ近くのシャトレーゼ豊富工場併設のアウトレット店へ寄り道。ここへ来ると、いわゆるＢ級品ですが、とても格安で購入することができます。こんなお店が、地元にあったら嬉しいのになぁ。

　ケーキ３００円で詰め放題コーナーなんて、まさに早い者勝ち状態で、みなさん目が血走ってますよ〜（笑）。品数こそ毎回限定ですが、それでもいろいろあって見てるだけもお腹が鳴いてます（笑）。
　荒波？に揉まれながらの本日の戦利品、ショートケーキ１２個と、シュークリーム１０個）、せんべい詰め放題１袋、パンケーキ１袋とこれだけ買っても１０００円ちょっと。うひょひょ(^_^)V
　でも待てよ。今日はバイクなのにこんなにかさばるものをたくさん買い込んでどうするんだ？。いやご心配なく！。スクーターだからご安心を！？。四苦八苦しながらどうにかトランクイン(^_^)V。でも。。。帰宅後にショートケーキの箱を開けてびっくり。ケーキの形までの保証は無いらしい。ご想像通りなのでありました（爆）

埼玉県・入間市「古都」のカキフライ定食

　どうにか雪に遭遇することもなく、無事に地元入間市まで戻ってきました。時刻は、まだ午後１時過ぎ、およ？まだ営業時間中だぞ！ってことで、迷わずたどり着いた先は、ココでした（笑）
　古都は、ソロライダーでも快く受入れてくれるのが好きです。さて、今日のメニューは初挑戦「牡蠣フライ定食」。朝からずっと飲まず食わずでしたが、それでも標準サイズの”古都盛り”はスゴイかも。おまけに「いつもありがとうございます！」と特別サービス？、お通しが２品ですって（笑）。ついに覚えられたらしい。もちろん、食後はホットコーヒーまでついて９８０円也。
　レジを済ませ、バイクに戻ると、店員さんが外までやって来た。何かと思ったら運なサービス「アイスキャンディー」をココでゲット(^_^)V。「渡すの忘れちゃった。良かったら帰ってから食べてね。融けないから大丈夫よ」。ん？。気温計を見ると気温２℃。確かに（笑）。どっ、どうもありがとう〜。

　以上にて、ハラハラドキドキなツーリングは無事完結です。諏訪湖の全面凍結を見たのは、生まれて初めてで、しかも「御神渡り」も見れて、いやぁ〜、寒い中行った甲斐があったというかとても感激でした(*^o^*)。
　聞いたところによると、この日夕方には諏訪〜須玉にかけて中央道はチェーン規制となったそうです。間一髪セーフだったかな？。

本日の走行距離：４０１ｋｍ

走行マップ（２３２ＫＢ） クリックすると別ウィンドウで表示します。

[戻る]