2002年9月9日 作成
富士山〜静岡ツーリング 2002年9月8日 |
ルート | 自宅〜八王子〜厚木〜平塚〜西湘BP〜小田原〜箱根ターンパイク〜箱根・大観山〜芦ノ湖〜御殿場〜富士山スカイライン・富士山5合目〜富士宮市〜田貫湖〜林道・湯之奥井之頭線〜下部町〜身延町〜梅ヶ島林道・安倍峠〜大谷崩れ〜梅ヶ島街道〜静岡市〜R150・大崩海岸〜焼津・カントリーロード〜東名・焼津IC・・・(東名道)・・・厚木IC〜八王子〜帰宅 |
メンバー | おやじんさん(SILVERWING)、kureさん(VTR250)、ダー(SILVERWING) |
箱根・大観山展望台にて
小雨の降る中、合羽に長靴、ハンドルカバーに軍手と、雨フル仕様で5時半に埼玉の自宅を出発。本当は、午前5時に富士山あさみライン終点・須走口にてご来光を拝む予定が、前日の天気予報により予定変更。雨天決行の食い物ツーに急遽変更したのでありました。
走り出すとまもなく雨はあがり、平塚へ出る頃には、雲の切れ目から青空が見えてきまいたよ!。西湘BP・湘南PAに到着すると、さすがに合羽着てたのは僕だけじゃん(笑)。雨降ってたのは、埼玉だけ?。
西湘BPは、常に左に青い相模湾を眺めながら、ただそれだけでツーリング気分が高まりますね。最高!。
若干路面がウェットながら、朝の誰もいない「箱根ターンパイク」を快調に走り、待ち合わせ場所の箱根・大観山展望台には、午前7時45分到着です。
あれ?見覚えのあるSILVERWINGが1台。きゃー、おやじんだ〜。来てくれたんですね!。どうやらえらい早く到着してしまったそうで、旧R1を登ってきたとか。まもなく静岡発のkureさん@VTRも何故か?静岡とは逆方向の椿ラインから登場。朝から熱い本日のメンバー3台が揃いました。
箱根大観山からは、残念ながら大観山から富士山は望めず(晴れた日は、こんな富士山が望めるんですよー)。それでも箱根は天気予報では雨天の予定でしたので、超嬉しいな(^_^)V。
富士山スカイライン・新5合目
今日のルートは、沼津で”ジャンボかき揚げ丼”を食べて、焼津で”スーパープリン”を食べて、R1しか使わない、なんとも単純かつ明快の予定(これでツーリングと呼べるかは謎)でしたが、こんないい天気じゃそれじゃ勿体ないよね〜。ということで、ご来光を除く当初予定していたルートを走ることになりました。
まずは芦ノ湖畔を抜け、御殿場方面へ下山。R246をまたいで、目指すは富士山スカイライン・新5合目(標高2400)です。
富士山スカイライン・5合目からは、晴れた日の展望は、伊豆半島と弓の様に広がる駿河湾、が一望てきまさに絶景(らしい)。
しかし、富士山スカイラインを登れば登るほど、合羽を着るほどでは無いけどキリが酷なり、もといキリが濃くなるばかり。もしかしたら雲の上に出られれば、最高の雲海だー!なんて期待は見事撃沈。→ご覧の通り何も見えませーん(笑)。
富士山5合目は、これで何度目だろう・・・。またしても成功ならず。
富士宮市・富士宮焼きそば
真夏の装備では、やはり標高2400mは寒かったかな。早々に展望の無い富士山5合目から下山し、富士宮市へ寄り道。そうです「富士宮焼きそば」へ。
富士宮市は、焼きそばの町で有名で、町のあちこちで「うみゃ〜富士宮焼きそば」の”のぼり”が立ってます。今回は、偶然見つけた「ひまわり」というお好み焼き屋さんへGO!。
11時前とあり、客は僕ら3人だけ。いや〜目の前で焼いてくれるこの香りが何ともたまりませんね〜(笑)。
麺と特製ソースが絶妙で、素朴ながら”安くて美味しい”を堪能しました。ちなみに写真←は「ミックス焼きそば(600円)」。ついでに「イカ入りお好み焼き(500円)」も食べちゃいました。
市内には何十件というお店があって、そのお店によってそれぞれの特徴と味がありますので、また機会ある毎に寄り道してみたいなーと思います。
永久保存版?「焼きそばマップ(A3サイズ表、裏、各1MB程度)
」
林道「湯之奥井之頭線」・毛無峠?のトンネル
ほどよくお腹いっぱいになったところで、R139を北上し、田貫湖の先を左折。本日最初のウネウネルートは朝霧高原から下部温泉へ抜ける林道「湯之奥井之頭線」は毛無峠へ。
雨上がりとあり路面は若干ウェット、路面はコケはえまくりでわだち以外は緑色。道は狭いわ、道路脇は草ぼうぼうで、まるで廃道を思わせる林道ですね(笑)。
山頂のトンネル手前からは、富士山を正面に朝霧高原を見下ろせる密かな富士山絶景ポイントだったりするそうです(ツーリングマップル関東甲信越P24:F3)。しかーし、今回2度目にして、またしてもキリでアウト!。
先の見えない真っ暗なトンネルは、怪しい雰囲気を醸し出しているんですね〜。トンネルに向かって声を発すると、1秒くらいしてからエコーが返ってくるんです。間違っても暗くなってから通りたっくないな〜(汗)。
無事?トンネルを抜けると、そこは山梨県下部町。この下部町への下山コースがまたたまりませんね〜(笑)。マムシは出るわ、直径60cmもあろうか岩塊が転がってるわ、舗装ははげてるわ、そりゃもうデンジャラスゾーンで・・・・最高!?。
急勾配のつづら折れ道・安倍峠
R52からは、安倍峠方面へ右折。この夏の台風等による災害による通行止めが心配でしたが、時間帯通行止めの看板があるものの、全面通行止めではないようです。
まもなく、急峻な山々に囲まれた深い谷へ入っていき、すると急峻なつづら折れの山岳路となります。気象の厳しさを物語る、災害の爪痕が随所に見られ、全線舗装と言いながらも何とも言い難い非常にデンジャラスでスリリングなルートですねぇ。僕らはどうやら、こんなルートばかりを好むらしい(笑)
写真は、安倍峠(標高2000m)の手前からの登ってきた「梅ヶ島林道」を見下ろす展望です。この高低差は、マジで凄いです。
安倍峠を越え静岡県に入ると、今までのスリリングな様相は一変し、山間をゆく林道となりました。これで一安心!?
大谷崩れ・ここまでか!?
梅ヶ島温泉を抜けた先で「大谷崩れ」方面へ右折。ここから先は地図にはありません。
今回来るのはこれで2度目。前回は濃いキリに包まれており、さて今回はどうでしょうか?
一面ガレキと化した安倍川源流沿いの勾配のきつい林道を走ると、いよいよ正面には「大谷崩れ」が近づいてきました。
「大谷崩れ」は日本三大崩れの一つだそうで、ここの特徴はかなり奥地までバイクや車が入っていける道が続いているのが特徴だそうです。
谷の深さ80〜100mが全て山崩れのガレキで埋め尽くされているっていうから凄い話ですね。
時間が経つにつれ、次第にキリもとれて、初めて大谷崩れを間近で見ることができました。そして、この一番奥の山頂が何を隠そう「井川雨畑林道」の山伏峠(標高2000m)なんですよ!。
日本三大崩れの一つ・「大谷崩れ」
どう見ても、静岡県とは思えない光景でした。途中、路肩崩壊により通年?ダートの迂回路がありますが、”おふ者”な人なら特に問題ないかな!?。ただ、バイクに小石傷つけたくない人は遠慮した方がいいかもしれませんね。SILVERWINGのお腹も何度かぶつけました(笑)
さて、大谷崩れを後にして、地元のkureさんを先頭に梅ヶ島街道を快走し、静岡市内はR1を横断。そのまま海岸沿いのR150(旧道)へ。
途中、大崩海岸は名前の通り、崩落危険個所であり、国道が海上を走ります。旧国道が崖崩れで一部無くなっているのが分かるでしょうか?
今日はどうも”崩れもの”が多いな(笑)
焼津カントリーロードで「スーパープリン」
本日最後のメニューは、夢にまで見た(ウソです)焼津にある喫茶店・カントリーロードへやってきました。
お店前にある「ショーウィンドウ」を眺めているだけでもワクワクしてきますね〜(笑)
メニューがこんなにありますが、おやじんが「プリンアラモード・コーヒーゼリー(1300円)写真上」、僕が「スーパープリン・プリンサンデーアイスアラモード(2000円)写真右」、そしてkureさんが大奮発!「スーパープリン・5色・アイスアラモード(2800円)写真左」を注文。
うぉ〜、噂通りのデカプリンちゃんだ〜(笑)。みなあの”ぼんち食堂”で中華丼を味わった同士なので、これくらいなら行けそうだと思いきや、最初こそ美味しいね!と味わっていたものの、予想外に後半は悪戦苦闘!?。もうプリンの味が分からないほどに舌が麻痺!?。でも、おやじんは楽勝?。僕はどうにか完食したものの目眩が・・・(笑)。プリン大好き!kureさんは、残念ながら撃沈・・・。恐るべしスーパープリンの威力(笑)
終わってみれば、プリンを食べるための道のりがとっても遠かったかな?。もうしばらく、プリンと言う名のデザートはお目にかかりたくないのが今のキモチです(笑)。
本日の走行距離:580km
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