2001年8月13日 作成


富士山・静岡ツーリング 2001年7月20日(金)

ルート:埼玉自宅〜奥多摩湖〜R139〜松姫峠〜大月〜河口湖〜西湖〜本栖湖〜R300〜下部町〜林道湯之奥井之頭線〜朝霧高原〜富士市〜静岡市〜梅ヶ島街道〜大谷崩れ〜林道豊岡梅ヶ島線〜安倍峠〜見延町〜甲府〜中央道〜八王子IC〜自宅


松姫峠からの眺め

 連休初日の昨日(7/20)は、富士山〜静岡方面へ日帰りツーリングに行ってきました。

 朝、渋滞情報で中央道の大渋滞を聞き、中央高速はパス。またいつもの奥多摩を抜けて、塩山〜甲府を抜けるルートで行くことに。7時30分に埼玉の自宅を出発し、まずは2日前にも来たばかりの奥多摩湖畔です。
 今日は朝から、行楽日和とあり、バイク車ともにたくさんですね。先日誰もいなかった湖畔の駐車場も、さすがに今日は車&バイクで溢れかえっていましたね。

 R411で奥多摩湖から柳沢峠、塩山、甲府へ抜けるつもりだったのですが、奥多摩周遊道路方面に分岐する交差点に何やら通行止めの看板が・・・。ここまで来たら戻る訳にもいかないので、とりあえず久々にR139の松姫峠経由で大月に抜けるルートにに予定変更。松姫峠経由のR139も着々と道路の拡張工事が行われているようですが、相変わらず豪快な峠道には違いありません。

 ← 松姫峠付近から見下ろすR139。
   これからこの道を下っていくのです。


本栖湖と富士山

 河口湖畔に10時半に到着し、しばし休憩タイム。こちらもまたたくさんの行楽客で大にぎわいですね。

 西湖付近まで来て、ようやく富士山の雲が途切れ、久々に富士山を眺めることができました。何度来ても、やっぱり富士五湖はいいところですよ。富士山を眺めながら西湖〜本栖湖を走ったところで、いったん富士山とはお別れです。

 ここまでは序路口で、実はここから先が本日のメニューであったりするのです。先日、友人のkureさんが教えてくれました「林道湯之奥井之頭線」、「大谷崩れ」、「林道豊岡梅ヶ島線」へ向かいます。


林道湯之奥井之頭線のトンネル

 R300で本栖湖から下部町へいったん下山し下部温泉を目指し南下します。下部温泉でR300を左折したところから「林道湯之奥井之頭線」が始まります。
 狭い温泉街を抜けると、また更に道は細くなり、随所にこの先通行止めの看板がありますが、とにかく行けるところまで行ってみよう!。徐々に路面は荒れ、落石は当たり前、路面にコケ生えてくるし、勾配はとても急になってくるし、とっても不安になってしまうほど。突然、工事車両に阻まれ、ココまでかと思いきや、クレーン車の足を引っ込めて、快く通らせていただきました。
 地図上だと大した距離はないのですが、標高差がかなりあるので、とっても長く険しく感じました。こりゃR300を本栖湖から下部町へ降りるときの逆バージョンで相当上回ってますぞ。
 ようやく、標高1500mくらい?山頂のトンネルに到着。


朝霧高原の向こうには富士山が・・

 関東ツーリングマップルP24:2Fにもあるとおり、「トンネルを抜けると目の前に富士山の姿」を楽しみに、トンネルを抜けると・・・。濃いキリに阻まれ、残念ながら富士山は見れませんでした。でも、朝霧高原をこんな上から見渡せる場所からだったら、富士山が見えたら本当の絶好のVIEWポイントになるだろうな。是非、またリベンジを誓ったのでありました。ちなみにこちらの林道、全線舗装でゲートはありませんでした。

 さて、朝霧高原に出たあとは、しばし移動モード。西富士道路を経由し、富士市からR1で清水市〜静岡市へ。
 静岡市で給油を済ませた後は、次なるメニュー「大谷崩れ」を目指します。地図を見ても、場所が書いてないので、まあなんとかなるでしょう。


大谷崩れまであと僅かで通行止め

 横に安倍川を眺めながら梅ヶ島街道をしばし爆走!。いよいよ道幅も狭くなり、静岡らしい?ウネウネ道になってきましたね。梅ヶ島温泉手前で「大谷崩れ」看板を発見し左折。途中、若干ダートありですが問題無いレベルでしょう。

 ここ「大谷崩れ」とは、日本三大崩れの一つだそうです。ここの特徴は、かなり奥地までバイクや車が入っていける道が続いているのが特徴だとか。また、僅かしか流れていない水量とは裏腹に川幅は広く、これは大谷崩れから流れ出している土石流が深い谷を埋め尽くしているからだとか。その高さは80〜100mにも達するというのですからなんとも凄まじいです。気になる方は、サーチエンジン等で「大谷崩れ」で検索してみてください。

 残念ながらもう少しのところで通行止めとなり、隙間から更に奥へも行けそうですが、濃い霧のために断念。看板によると、これより先は今年いっぱいはダメそうですね。また来年にでもリベンジか。


林道豊岡梅ヶ島線・安倍峠から見下ろすと

 梅ヶ島街道へ戻り、いよいよ安倍峠へ。先ほどの下部温泉からの「林道湯之奥井之頭線」に比べれば、難なく峠に到着。しかし、やはり濃い霧のためこちらも視界ゼロ。本当ならここからも富士山の絶景が見えたはずなのに、残念・・・・。
 峠を越え、山梨県側へ差し掛かると静岡県側とは対照的に、急勾配の「つづら折れ」とは正にこのことでしょう。怖いくらいでした。

 無事に安倍峠を越え、R52へ出てようやく一安心。そのまま甲府まで出て、あとは中央道で一気に帰ったのでありました。アクセル全開?の中央道、シルバーウィングでも*80km/hは十分出ますね。まだ行けそうです。でも、タコメーターが8000回転(レッドゾーンが9000回転)ほどに達するので、エンジンの寿命を考えると、巡航って訳にはいかなそうです。

 本日の走行距離 498.5km



走行マップ(174KB)
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