2002年8月18日 作成
ビーナスライン〜蓼科登山ツーリング 2002年8月10日 |
ルート | 自宅〜八王子IC・・中央道・・勝沼IC〜R20〜茅野〜ビーナスライン〜蓼科〜白樺湖〜車山〜霧ヶ峰〜美ヶ原・・・・蓼科〜蓼科山登山〜ビーナスライン〜霧ヶ峰〜姫木平・利休庵〜R152〜佐久〜佐久IC・・上信越道〜関越道〜鶴ヶ島IC〜自宅 |
メンバー | ダー(SILVERWING600) |
ビーナスラインより朝の蓼科山と白樺湖
深夜2時半、埼玉の自宅を出発。深夜の奥多摩をと思ったが、今日は登山が控えているために体力温存ということで、素直に中央道・八王子ICへ。
お盆休みの初日とあり、これは帰省ラッシュと重なり、深夜3時で八王子から先13km渋滞とは・・・汗。いきなりのすり抜け走行、結構神経使うんですよねぇ。これじゃ下道で行ったのと変わりませんでした。大月JCT過ぎ、ようやく渋滞も解消し、ターボスイッチオン!。やっぱ高速はこうでなくちゃね。
でもやっぱり高速代節約で勝沼IC下車。あとは下道R20で諏訪を目指しました。
茅野市到着朝5時。右手には今日登る蓼科山が見えてきました。コンビニで朝食を買い込んで、さあまずは早朝のビーナスラインへ。
快走ビーナスライン・車山付近
ふと茅野を抜けた先のコンビニに見覚えのある車を2台発見!。「ありゃ、何でこんなところに居るの〜?」。そりゃこっちのセリフだよ(笑)。昨晩夜行で出発して蓼科山荘でとっくに仮眠してるはずのメンバー5人がいるではありませんか!。どうやら渋滞に巻き込まれ、やっとこさっとこ着いたとのこと。いや〜、ご苦労様です。
みなは、これから予定どおり山荘へ向かい仮眠。僕だけ1人元気に早朝のビーナスラインへ。
ビーナスラインも何度となく訪れているところですが、こんな早朝に走るのは初めて!。今年から無料化されたこともあり、乗鞍と並んで大変な混雑だと聞きましたが、さすがにこの時間だとご覧の通り車もバイクも走ってません。いや〜独り占めってまさにこのことですね!
ビーナスラインを鈴蘭峠から白樺湖側へ降りて行く途中に見えるこの眺め。ビーナスラインお気に入りの1枚です。
沿道では、ニッコウキスゲはもうお終わり、コスモスが咲いてました。そろそろ秋の気配ですね。
ビーナスライン・美ヶ原手前のつづら折れのワインディング
白樺湖から車山を過ぎると、左後方には八ヶ岳の雄大な裾野が常に広がっています。そして、霧ヶ峰に近づくにつれ、八ヶ岳の右肩には富士山がひょっこり顔を出しました。路肩の駐車場にバイクを止めて、買ってきた弁当で朝食です。ううっ、変な雲が出てきたな〜。
霧ヶ峰で見たこの直線を最後に、キリの中へ。一体ここは何処なんだ〜(笑)。回りの景色は白一色で何も見えず。しばし、美ヶ原目指して淡々と走るもの睡魔が誘いますね。
いよいよ美ヶ原高原近くなってきました。雲の切れ目から見えたビーナスラインのハイライト、180゜フルターンの連続するワインディングです。こりゃ雲が無かったら、走りもさることながら景色も期待できそうですね。と思うと残念なのであります。
ビーナスライン最終地点標高2000mの美ヶ原高原に到着。うーん、再び雲の中でさっぱり何も見えませーん。ビーナスラインは、またいつでも走れるところだから、また次回のお楽しみですね。
白樺の中の登山道
ビーナスラインも往路は途中は写真取りまくりだったので、復路は爆走モードでワープ!。これも早朝だから成せる技!?。あっという間に友人らのいる蓼科山荘に戻ってきました。
しばし山荘でまったりした後、午前11時頃から白樺国際スキー場上部の7合目・一の鳥居からメンバー6名で登山開始。若干1名ほどなめた格好の人がいますが、まあお気になさらずということで(笑)
最初はうっそうと木の茂った樹林帯を進み、次第に斜度もきつくなり登山道はガレ場状に。時折、木々の隙間から見える女神湖は格別でした。
1時間15分ほどで将軍平に到着。みなの予想通り、期待を裏切ることなく、自分が足を引っ張りました(笑)。こりゃ、日頃の運動不足のたまものでしょう。
山頂間近・頑張って登ってます
将軍平の山小屋でしばし休憩の後、目指すは蓼科山頂。岩だらけの登山道となり、これは大変です(汗)。しかも斜度もきつくなり、両手をつかないと登れません。いよいよゴール間近、遮るものは無くなり、とにかく岩場を登るのみ。振り向くとこんなところを登ってきたんですよ。目がクラクラするほどです。でも景色は最高にいいです。将軍平からは30分のコースを、どうにか1時間かけて、無事6名蓼科山山頂(標高2530m)の登頂成功しました!。
いつもバイクで歩くことのない自分も、たまには自分の足で歩いてみると、苦労するほど後の感動も大きいですね。景色を眺めていると、これまでの疲れが本当に嘘の様に吹き飛びますね。
蓼科山頂(標高2530m)から白樺湖、諏訪湖方面の眺め
噂には聞いていましたが、山頂は岩塊に埋め尽くされており、下からではちょっと想像できない光景です。蓼科山は円錐形で山頂は直径約100mほどですので、ちょこっと歩いてみると、期待通りの360゜の大パノラマ(八ヶ岳方面、諏訪湖方面)が広がっていました。
山頂で弁当を食べた後は、同じ道を下山。登山は登りよりも下りが辛いですね。段差を降りるたびに体重がもろに膝にかかるため、もう膝がヨロヨロになりました。
午後3時半に全員無事下山完了。なんとも清々しい瞬間ですね。いや〜お疲れ様でした。
ビーナスライン・霧ヶ峰からの八ヶ岳と富士山を望む
山荘へ戻ると、さすがにみなお疲れモード。皆はこのまま山荘で1泊なので、お昼寝タイムの後は夜はバーベキュー。
僕だけ日帰りのため、みなと別れを惜しんで山荘を1人後にしたのでありました。
姫木平にある利休庵で天丼を食べようと、蓼科から白樺湖方面へビーナスラインを走ると、すっかり空の雲は取れ快晴です。こりゃ、また走るしかないでしょう(笑)
再び朝のルートと同じく、白樺湖から車山を経由しビーナスラインを霧ヶ峰へ。只今の時刻は午後6時になろうとしています。こんな時間にも関わらず、ご覧の通りの大展望が待っていました\(^o^)/。もちろん遠く八ヶ岳の向こうに見えるのは富士山ですよ。
写真をクリックするとフルサイズでご覧いただけます。
姫木平・利休庵で噂の天丼・再び
しばし夕暮れ時のビーナスラインを満喫した後、来たルートを戻り、白樺湖からはR152で姫木平へ。 もちろんビーナスラインへ来たらお約束?の「利休庵」へ。
前回は、「天丼そば付き」を頼んだので、今回は子天丼にしようか悩んだ末、やっぱり「天丼」を注文してしまった・・・・。
久々の天丼はやっぱり凄かった。食い応え有りすぎです(笑)。相変わらずいろんな食材がどんぶりに刺さってます。でも前回よりは天ぷらもサクサク感があり旨かったな。でも、何でもそうですが美味しいものは”適量”という言葉が大事です。はい!。うっぷ。でもやめられない・・・・。
苦しいお腹をさすりながらでも走れるのがスクーターのいいところ!?。R299で秩父を抜けるルートを走ろうとは思ったものの、さすがに苦しすぎ(笑)。そのままR152を佐久方面へ下山し、佐久から上信越道で一気に帰路についたのでありました。
もうしらばらく天丼は見たくありません。うっぷ(笑)
本日の走行距離:501km
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