2002年6月9日 作成
飛騨せせらぎ街道ツーリング 2002年6月8日(土) |
ルート | 自宅〜奥多摩湖〜R411〜甲府〜R20〜茅野市〜中央道・諏訪IC==諏訪SA集合==伊那IC〜R361〜権兵衛峠〜R19〜木曽福島〜R361〜地蔵峠(旧道)〜長峰峠〜濁河峠〜大平峠〜道の駅「南飛騨小坂」〜R41〜R257〜道の駅「パスカル清見」〜飛騨せせらぎ街道〜高山〜R158〜赤かぶの里〜安房峠〜白骨温泉〜上高地乗鞍林道〜乗鞍高原・湯けむり館〜R158〜松本〜中央道・松本IC==甲府昭和IC〜ぼんち食堂〜甲府昭和IC〜甲府昭和IC==八王子IC〜自宅 |
メンバー | 多摩の銀翼乗りさん(SILVERWING)、おなかさん(TMAX)、kureさん(GTS1000)、おやじん(SILVERWING)、ダー(SILVERWING) |
中央道・諏訪SAにて
全く寝付けないまま夜の12時半に埼玉の自宅を出発。もちろん高速代節約?のため、明かり一つない深夜の奥多摩を抜け、甲府からはR20でひたすら下道で諏訪へ。諏訪ICから中央道に乗り、諏訪SA到着が3時半。あれ?、3時間じゃ高速使ったのと全然変わらんないじゃん(笑)
今日の集合時間は早朝5時。休憩所のソファを見回すと、すでに先着1名様。←の黄色い人がマグロになっていた(笑)。ということで、私もその隣りで・・・・。
私のソロツーリングならば毎度の夜行日帰りツーリング。空いている夜間に現地へ移動して、早朝の景色と走りを楽しむパターンです。しかし、そんなツーリングにも賛同してくれる人がいたとは思いもしませんでしたよ!
定刻通りみなさん早朝5時に集合すると、本日のメニューをみなで打ち合わせして、さあ飛騨路へ出発です!
R361・権兵衛峠から伊那方面を望む
中央道・伊那ICで下車すると、R362で権兵衛峠へ。
この道は、本来林道ですが、国道の未開通区間を改良した暫定国道ですね。近い将来トンネルでもできてしまうんでしょうか。
いや〜それにしてもみなさん朝から熱い走りで感激です。あっという間に権兵衛峠(標高1523m)の展望台に到着です。
朝から薄霧がかかり心配だったもの、案の定残念ながら権兵衛峠からの展望はありませんでした。うーん、惜しい・・・。
では、晴れた日のショットを1枚ご紹介しましょ!。眼下に伊那市とその向こうには南アルプスを望む絶好のシャッターポイントなんですよ。
R361旧道・地蔵峠手前にて唐沢の滝
権兵衛峠を下りR19と合流。しばし我慢走行の後、再びR361へ右折し地蔵峠方面へ。もちろんここは整備されたバイパスを通る訳でなく、あくまで旧道を走るのがポイントです。でもこういうウネウネ道は、車だったら絶対走りたくないね〜。
全線に渡り1〜1.5車線のウネウネを走ると、ふと正面に飛び込んできたのが「唐沢の滝」。落差100mもあるそうで、遠目で見てもなかなか迫力がありますね。その滝の上に白いガードレールが見えるでしょうか?。あれもこれから走るR361ですね。
地蔵峠は、ツーリングマップルのコメントによると、「信州チベット風景 裾野広げた御岳が圧倒的」とあります。この峠の向こうには御岳山の大展望が待っているはず。みな気分が高鳴ります。でも、この薄霧状態だと・・・・どうだろう。
R361・地蔵峠にて
名前の如くお地蔵様がいっぱいの地蔵峠から600mほど下ったところに、地蔵峠展望台はありました。
ご覧の通り、惜しくも御岳山の大展望は望めず。本当ならこの正面には、こんな御岳が広がっているはずだったのにな〜。滅多に来れる場所ではないだけに、非常に悔しい!。梅雨入り前のいうのは、空気が湿気っているせいだからなんでしょうか?。
地蔵峠を下るとそこは、開田高原です。御岳山麓の綺麗な清水を利用した蕎麦が美味しいそうです。
ツーリングは、景色もさることながら、走りについても、やはり早朝から午前中にが気持ちいいですね。車のほどんどいないR361を快走し、長峰峠を越えると、いよいよ長野県から岐阜県へ突入です。
濁河スキー場より望む御嶽山
長峰峠を1kmほど下ったところで左折し、濁河峠方面へ。開田高原のR361の快走2車線とはうってかわり、こちらは全線1〜1.5車線でしかも路面が冬季閉鎖でかなり荒れた熊笹の中を突き進むウネウネ道です。こういう走りにくい道ほど、個人的には大好きです!。
濁河峠(標高1770m)を超え、濁河スキー場付近にてようやく残雪が白く残る御岳の雄姿を望むことができました。
「鈴蘭スカイライン」と呼ぶこのルートは、濁河山の尾根伝いの標高1500mもある断崖絶壁をトレースする晴れればきっと絶景ですね。谷底をのぞき込むとゾッとしてしまう様な、スリル満点のルートでした。
道の駅「南飛騨小坂」にて
朝からこれだけ快走ウネウネワインディングが続くと、さすにがスクーターでも疲れますね(笑)。
道の駅「南飛騨小坂」にて小休止。ここは多摩の銀翼さんのお勧めで、みなでソフトクリームタイム。小坂川の畔で飛騨の自然を眺めながらのソフトクリームはまた格別でした!。
飛騨路は、道の駅がとても充実しています。ツーリングの休憩ポイントとしてももってこいですね。
まもなくR41へ合流し交通量も増えてきたなーと思ったのもつかの間。R257へ右折すると、再び飛騨路らしい田園風景の中を突っ走る快走2車線となりました。
白樺林の「飛騨せせらぎ街道」
いよいよ「飛騨せせらぎ街道」の入り口でもある道の駅「パスカル清見」に到着。ここでは、お目当ての飛騨牛串焼きだ〜!。みは張り切ってバイクを降りるが・・・・あれ?。店員さんに聞いてみると、「”今日”はやってないんですよ〜。ごめんなさい」。・・・・・・。
さっきアイスを食べたばかりだというのに、再び今度は空きっ腹に「モナカアイス」。今日は朝からアイス尽くめです(笑)。まあ暑いからということにしておきましょうか。
ついに、お待ちかねの「飛騨せせらぎ街道」へやってきました。ここまでの道のりも十二分に飛騨路を満喫できる新緑の中の快走路でしたが、更にここは、道路沿いには遊歩道が完備され、馬瀬川のせせらぎを身近に感じられるところが、そう呼ばれる由縁なのでしょうか。一気に走り抜けてしまうには勿体ない道ですね。という自分達も、アイスばかりで空腹が限界に達し、お目当ての蕎麦屋目指して突っ走ってしまったのでありました(笑)。
滝見展望台からの御岳連峰
飛騨路の美味しいもので忘れてならないのは飛騨の郷土料理「朴葉味噌」。七輪の上で朴葉の上に味噌と具を乗せて焼くと、とても香ばしくて激ウマだそうです。それだけでご飯3杯は行けちゃうとか。うーん、想像しただけでも美味しそう。
とりあえずお土産に、「ネギ味噌」の瓶詰めとお手軽朴葉味噌セットを買いました。
昼食は、「飛騨せせらぎ街道」沿いにある「石挽きそば処おおくら」で自分は「天ぷらそば(1300円)」。多摩の銀翼さんとおなかさんは「朴葉みそ定食(1000円)」。ボリュームは普通ながらも大変美味しく頂きました。いや、先週のが凄すぎたんです(汗)
食後は、裏手の山を一気に駆け上がる展望コース?で「滝見展望台」へ。展望台は、先ほどの蕎麦屋が点になってしまうほど高い場所にありました。そしてこちらが大倉滝。遊歩道を歩けばもっと身近で感じられますが、みな歩くのがキライ?なので、大倉滝はここまでです(笑)
飛騨せせらぎ街道も終盤に差し掛かったところで、どこかで見たシャッターポイントを発見(笑)。今回のメンバーは、左から多摩の銀翼乗りさん、おなかさん、おやじんさん、kureさん、ダーの5名でした。
R158・赤かぶの里で飛騨牛の串焼き
みなそろそろ疲れも出てきたので、渋滞している高山市内は今回はパス。市街を回避するルートで次に目指すは乗鞍です。
R158沿いのドライブインで多摩の銀翼さんのお勧めでちょいと寄り道。そうです、食べ損ねた「飛騨牛の串焼き」があるそうだo(^o^)o。 バイクを降りるとみな目指す所はあそこ。1本300円と少々高価なのも納得。柔らかくてジューシーであの旨さは病みつきになりそうでしたよ〜。
いよいよ乗鞍に近づくにつれ、正面には高くそびえる乗鞍の山々が見えてきました。今年最後の乗鞍スカイラインを是非とも走りたいところでしたが、この天気のため景色は望めそうに無いため断念。
安房峠からの乗鞍岳(標高3026m)
ようやく長野県へ帰ってきました(笑)。R158はもちろん旧道の安房峠へ。バックにうっすら見えているのが乗鞍岳です。乗鞍スカイラインは往復2200円。走るなら是非とも晴れた日の午前中に走りたいですもんね。
本日最後は、乗鞍高原の「湯けむり館(700円)」でお疲れさま会。乳白色の温泉につかって、今日1日の疲れを癒し、本日の「飛騨せせらぎ街道ツーリング」は無事終了したのでありました。
今日は、深夜からの長時間に及ぶ寝る時間も惜しんで走った長い1日でした.。が、それだけに記憶にも残るツーリングになったのではないでしょうか?。参加してくれたみなさん、大変お疲れ様でした。
飛騨路は、関東圏からだとちょっと気軽にって行ける距離ではありませんが、道よし味よし景色よしといいとこ尽くしです。是非ともまた機会を作って飛騨路へ繰り出そうと思います。
本日の走行距離 776km
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