2005/1/11 碓氷峠鉄道文化むら
 連休最終日の昨日(1/10)は、前々から行きたかった「碓氷峠鉄道文化むら」へ行って来ました。長編ですが、良かったらどーぞ。

■関越道・寄居PAで「スーパージャンボカレー」

 あえてSAには寄らず、上里SAの1つ手前であるところがポイント(?)です。案の定、今日も店内空いており、子連れでお食事するにはVeryGoodです。
 寄居名物「ゼリーフライ」は、今回もお約束ですが、今回、新たなる獲物を発見!。朝から”その気”にさせるネーミング?につられて、いっちゃいました(笑)。じゃん!、これが「スーパージャンボカレー」。朝からホンマモノ(?)だったら、どうしようかとも思いましたが(爆)、幸いその後の1日を棒に振ってしまう?ほどのボリュームではなく、まあ誰でもちょっと頑張れば食べきれるレベル?でホッとしました。お味もなかなかよろしということで、朝から寒〜いときは、身も心も一発でスタミナモリモリ温まりまっせ(笑)
 他にも”ジャンボ”と名の付くもにはどうも目がないらしく、こんなものも見つけました。
 最近の高速道路のSAやPAって、そんな遊び心が嬉しいな。今後も案外身近で目が離せない存在かもしれませんね(^^)
 そうそう、子連れって意味では、食事の時に使うフォークやスプーン、はさみなどは必需品。持ち歩いてはいますが、高速のSA/PA等には、さり気なく常備されており、とても助かりますね。

■妙義山の眺望

 眺望するには冬が一番!。最近、群馬方面の眺望に何故か?凝ってる自分。見える景色があの山が何でその山がなんでといった具合で・・・と分かってしまうと、いつにない感動(?)を覚えますね。右前方には赤城山、左手には榛名山と奥手には噴煙を上げた浅間山。ちょうど正面には神々しくも思える真っ白な谷川岳が、随分手前からも眺望できたんですね!。
 藤岡JCTから上信越道へ進むと、今度は妙義山系の山々のお出迎えです。昨年の群馬ツーでの、上信越道の橋脚の下からの妙義山の絶景パノラマは、橋脚の上からの運転しながらだと一瞬ではありますが、”ココだっ!”という再びあのときの感動が蘇りました。←脇見運転危ないっちゅーの!
注)写真はかみさんです。


■峠の釜めし「おぎのや」

 上信越道・松井田妙義IC下車。本日の目的地でもある「碓氷峠鉄道文化むら」は、信越本線横川駅に隣接していました。
 碓氷峠といえば、定番の峠の釜めし「おぎのや」。その昔、上信越道が開通する前は、スキーバスなどでも必ず立ち寄った国道沿いの横川ドライブインで食べた懐かしの「釜めし」。てっきり、国道沿いのドライブインが本家?かと思えば、いえいえ、駅弁が本業でしたので、本家は横川駅前にあるんだそうですね。
 ご存じの通りすでに信越本線は、長野新幹線「あさま」の開業と共に、信越本線の横川〜軽井沢間の碓氷峠は廃線となりました。そんな訳で終着駅となった横川駅へ初めて足を運んでみました。すると、ひっそりとたたずむ駅舎の前にその本家がありました。横川駅前本店は明治18年創業だって初めて知って、その貫禄を感じさせる建物にちょっぴりジーンときちゃいました。釜めし以外にもお食事もできるようで、またの機会にバイクで立ち寄ってみよっと♪
 道路対面には「おぎのや資料館(無料)」がありました。当時の全盛時代をしのぶ、数々の興味深い写真や展示物などがあり、何か歴史の重みを感じることができました。ふと壁に貼ってあった目についたこのチラシ。うおっ!、”ヤ○コー”とか”ま○ひろ”だって(笑)。いわゆる”駅弁大会”のものですね(^^)。
 話は飛んで、廃線となった信越本線・横川〜軽井沢間。新幹線ONLYかと思ったら、この様な訳でした。確かに合理的ですね。

■碓氷峠鉄道文化むら

 駐車場でいきなり驚かされたのが、電気機関車EF63系の重連と特急「あさま」。プラレールの「サウンド連結あさまセット」では見たことあったけど、こうして本物を間近見るのは初めてです!。僕なんか以上に、プラレールマニア!?なかみさんの方が喜んでるカモ?(笑)。こんな編成で碓氷峠越えをしてたんですねー♪。
 で、ようやく本題。やってきました「碓氷峠鉄道文化むら」へ。ココは、横川〜軽井沢間の碓氷峠廃線後に、それを逆手に取って作られた鉄道歴史資料館といった感じでしょうか。
 受付で希望者にプレゼントのコレ。思わず二つ頂いちゃいました。裏面にはご覧の通りで、「電車好きなチビ達の将来のお守りになったらいいかなー♪」というのは、かみさんの発案でした。
 まずは屋外展示のコーナーへ。正面広場にあったのが、いわゆるL特急な189系「特急あさま」(→解説)。季節外れ?とあって、園内もの凄く空いており、お陰でゆっくりじっくり運転席にも座ることができました。計器類がズラリと並び、大人でも思わずワクワクしてしまいます。
 検修庫もそのままの姿で保存されており、中にはかつて碓氷峠で活躍したであろう多数の電気機関車EF63系(→諸元表)が公開展示されており、しかも運転台の操作類も手で操作することも出来たりと、満足感はかなりのもの。それにしても、運転席というのは狭いもので、リュック背負って出っ張ったお腹?だと、どうにもこうにも一苦労でした(笑)
 園内奥へ進むと、鉄道車輌の屋外展示場がありました。各種車両が24両もズラリと並んでおり、これはさすがに凄い!、圧巻です。しかも運転席や車内にも入ることができるものばかりで、滅多見られないものばかりをたくさん見られて、大人も大満足で、かな〜り見応え満点でした。
 中には貴重な除雪車(→解説)や、鉄道クレーン車(→解説)、線路を走る車?、ブルートレインの食堂車寝台車だって、もちろん初めて。

 車両展示の中で、驚いたのはコレ。ちなみに僕の最寄り駅は、八高線&川越線の”高麗川駅”なんです。なんでココにあるの?(笑)。かつて電化される前の時代の八高線車両であり、この”押しボタン”や、この”車内風景”は、まだ記憶には新しく?、僕の高校時代にお世話になったものばかりじゃん。まるでタイムスリップしたかの様な不思議な錯覚を覚えました。

 12時〜13時までがファミリー列車運転タイム。何かと思えば、ミニSLの昼休み中は、バッテリー電車が代役し、1回5名まで(1000円)で貸切で乗れるとのこと。更に自分達だけで運転できちゃうなんて、他じゃない特典が魅力ですね!。1周300mもある外周コースを、汽笛鳴らしまくり(←ひろぼうです)で、園内でも目立ちまくり!?で、ちょっと恥ずかしいけど、その醍醐味!?はなかなか楽しいかも♪
 午後1時を過ぎたら、本命?。ミニSLに乗車。僕らの時は偶然にも人員不足?で、僕等貸切で続けて2回も乗らせていただきました。
 更にコチラは、ミニSLよりも園内最外周コース(800m)を走る「あぷとくん」。煙りを上げながら走る本物の蒸気機関車は、なかなかのものですね。って、車両に乗ってしまえば、ただの列車だったり(笑)

 最後は、鉄道資料館へ。日本一の急勾配を越えるロマンと歴史、碓氷峠の変遷が、数多くの写真やジオラマで紹介されていました。中でもやはりNO1は、HOゲージによる単なる”鉄道ジオラマ”でなくて、”鉄道歴史ジオラマ”。その内容については、見応え十二分。
 HOゲージによるEF63系電気機関車と189系特急あさまの連結シーンと、実写のビデオ上映、更にナレーションと見事にリンクしており、まさにショー!。「おぉ〜!」と大人も歓声を上げるほどでした。以前は電気機関車2台に押されて、189系以前の電車はニュートラル状態で、後ろから電気機関車の重連で押してもらって、峠を登ったそうですが、改良型の189系からは、電気機関車の指示で一緒に動作できる”協調運転”が出来るようになったそうで、電車の動力も生かせることにより、更にスピードアップと効率アップが計れたそうです。そんな事柄も、しっかりジオラマで再現してくれたんですよ!。
 上映?20分間の最後は、不思議と誰ともなく拍手なんて起こってまして、まさにそんな拍手に値する内容だったです。もっとも、子供にとってはもっと豪快にいろんな電車がいっぺんに走った方が見応えはあったようですが・・・(笑)

 最後の最後に、鉄道資料館前には、なかなか探しても見つからないこんな「豆知識拡大1拡大2)」を発見。簡潔明快なこの説明書きは、僕にとっては永久保存版かな?(^^)
 なお、入園券&のりもの券がセットになった「割引セット券」の発売は、3/18までだそうですよ。やはり冬季は・・・狙い目なのね。

■めがね橋(碓氷第3橋梁)

 いろいろと知識を得たところで、みんなで”現場”へ行ってみよう!。横川駅からR18旧道を車で登ること6kmほど。旧R18沿いにあり、国内最大のレンガ造りアーチ橋ということで一目でコレだ!と分かりました。以前にもバイクで走った事はあるはずですが、やはり事前知識?というか思い入れが有ると無いとでは、この目にしたときの感動レベルは全く異なりますね!。駐車スペースも若干有りなので、車でも問題なしでした。
 半分居眠りまなこだったひろぼうをたたき起こし、早速散策開始。まるで機関車トーマスに登場しそうなこの情景。滅多風景には興味を示さないひろぼうも「同じだー!、同じだー!」と、大はしゃぎぶりは嬉しかったなぁ。現在では国の重要文化財として指定されており、現存する”碓氷峠の証人”として、「日本一の急勾配」の歴史をいつまでも後世に伝えて欲しいものですね。
 橋上は、すでに線路は撤去されており、横川駅から続く遊歩道として完備されているんですね。めがね橋上から北側に望めるのが電化された新線(もちろん廃線)。当時は、鉄道写真のメッカでもあったそうですね。


■金清堂の「いちごミルク大福」

 再び昨年11月の群馬ツーで、”冬季限定商品”ということで食い逃した「いちごミルク大福」。群馬ネタに熱いmagさんからの最新情報!により、1/6より販売開始されたとのこと。同じ群馬に居ながら、この機会を逃すまいと、上信越道・藤岡JCTからは一路前橋へ目指して関越道をひとっ走りです。群馬県庁のすぐお膝元。「金清堂」には、閉店近くの午後5時過ぎに到着。すでにこの日も、昼過ぎには完売してしまった人気ぶりだそうで、でももちろん朝一の電話予約でKEEP済なので本日最後の5個ゲット(^_^)V
 金清堂の奥様、以前の怪しいバイク軍団(爆)のことをしっかり覚えてくださって、遠くからわざわざ来て下さってありがとうございました!との、お礼とご厚意より、子供達にはお菓子を二つ。更に手作り”栗どらやき”までご馳走になってしまいました。
 すっかり日が落ちて来た頃、向こうに空高くそびえる群馬県庁新庁舎。地上127mからの抜群の夜景を妄想しつつ、遊び疲れてぐっすり爆睡しちゃったチビ達の寝顔を横目に、そのまま前橋を後にしました。
 帰宅後、早速「いちごミルク大福」のご賞味タイム。長旅の疲れで、上にかかったホワイトチョコが一部割れてしまいましたが、お味は変わらず甘さ控えめななんとも贅沢な味わいですね♪。イチゴ→白あん→餅米100%の外皮→ホワイトチョコという構造で、そんなん見ますと味わい深さも2倍!ってか?。詳しくは、magさんのHPをご覧くださいね!。
 美味しいものは、口コミが口コミを呼ぶ!?、まさにその通りですね!。magさん、どうもありがとうございました。!

長々と書いてしまいましたが、以上です。

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