2006年1月9日 作成
冬の奥多摩越え〜ほったらかし温泉ツーリング 2006年1月7日 |
メンバー | mauさん@XR100、ダー@アドレスV125 |
朝の奥多摩湖畔にて
この3連休初日は、急遽決まった「冬の奥多摩越え〜ほったらかし温泉ツーリング」。雪中ツーをやってみたいけど、1人ではなかなか・・というmauさんとご一緒させていただくこととなりました。
午前7時15分、うおっ、自宅前ですでにこの気温。こりゃ先が思いやられますね(笑)。飯能市郊外へ出て、更に気温は低下中!(←何故か?喜んでる??)。
奥多摩湖畔に午前8時半集合の予定でしたが、手前の古里駅付近のGSで、最後の給油と思うと、GSにはXR100を発見!。さすがにこの季節のこの時間に、すれ違う、見かけるライダーなんて、地元のカブでも無い限りいませんからねー。やっぱりmauさんでした。それにしても着膨れ怪しすぎ?って、お互い様か?(笑)。今日はどうぞ宜しくです。
雪面で覆われたR411
奥多摩湖畔には8時20分到着。冬晴れの眩しい朝日を浴びて、冷え切った乾燥した空気が、とても爽やかです!。日陰の大麦代駐車場は、つい昨晩?降ったと思われる新雪でうっすら覆われていました。でも下地はアスファルトですので、以外とグリップは問題ないようですね。ちなみに、奥多摩湖入口の気温計は、ご覧の通り。日差しのお陰で、随分暖かく感じるかな。
奥多摩湖畔をトレースすると、周遊道路入口の交差点を過ぎた先付近からは、初めてみる奥多摩湖の凍結。さすがの寒さの象徴なんですね。
この季節の例年パターンだと、丹波村ののめこいの湯を過ぎた先からの雪路のはずが、すでにこの状況。しかし、路面は見事に塩カル街道?と化しているのか、気温の割に凍結はしていない様子!?。なんとも微妙な具合が、またドキドキ感と緊張感を助長させてくれますねぇ〜。
一ノ瀬林道の展望所にて
お目当ての一ノ瀬林道は、崩落現場先のヘアピンの途中からスタートです。あれれ?、雪が無い??。どうやら雪国を騒がせている大雪とは裏腹に、奥多摩周辺には降雪はほとんど無かったらしい。幸か不幸か雪はかなり溶けてしまったようですね。
しばし進んで日陰に入り、ようやくお待ちかねの”白いモノ”が登場です。しかし、次第に現れた路面は”雪路”というよりは、完全に”凍結路”。いわゆる”アイスバーン”って奴ですね。アイスバーンになると、ちょっとした傾斜でも、笑っちゃうほど滑りまくりです。一度止まるとこんな感じ?。いきなり正念場のmauさん、全ては”気合い”と、最後はやっぱり”運?”で勝負です。ガンバレ!!。
更に進んで、アイスバーンと化した雪路は、轍部分がすり鉢状に凍っているから、さあ大変!。ちょっとでも轍から外れようものなら、途端に前輪がスリップアウト。全ては集中力をどれだけ持続できるかが全てですね。
何故か?微妙にステップが曲がってしまったXR100。でもそんな仕打ち?にも負けないmauさん、見事に一ノ瀬林道を走破!。いやったね♪。
一ノ瀬林道の展望広場
さて、R411へ戻ると、相変わらず路面は微妙な雪で覆われています。でも、一ノ瀬林道でパワーアップしたmauさん。なかなかの快調ぶりですね!。
さあっ!、第2ステージは柳沢峠手前の「笠取林道」です。いきなりの全面アイスバーンの上に微妙に積もった新雪具合なベストコンディション??。かなり強烈です(!)。しかも、斜度があると来たもんだ。
まずはmauさん1本目。エンストで終了?。おいっ(笑)
続いて2本目。2速発進で勝負です!。うーん、惜しい。
ならば、3本目は、助走をつけてチャレンジ!!。名付けて「ガンバレmauさん!、でもそっちじゃないのよ〜(笑)」。うおっ、いやったー!!、と喜びもつかの間。何故か?見事に決まったスライドターン?。って、うほっ、実は本人曰く、決してしたくてしたUターンでは無かったらしい!?。しかも止まらない??。一歩進んで2歩下がっちゃった・・・・。mauさん一体どちらへ??(笑)
ということで、登れない坂は最後の手段。バイクのパワーをも遙かに上回る?人力パワーってある意味偉大です。全ては”やる気で勝負”なのだ(笑)。
そんな、mauさんでしたが、僕のV125に乗ったら、あ〜ら不思議。呆気なく上っていっちゃいました(笑)。ブロックタイヤとスノータイヤ(スパイク仕様)での、アイスバーンにおける”タイヤ性能の差”というものは、4輪で言いえばノーマルとスタッドレスに匹敵しそうなほどに。自分自身改めて、タイヤの違いによる走破性というものを再認識したのでありました。
R411・柳沢峠の先も雪がいっぱい
R411もハイライト、冬の柳沢峠(1472m)に到達です!。惜しくも富士山は雲隠れかな。こんな季節に、まさかバイクで来ることになるとは思わなかったというmauさん。これですっかりその道(?)のオヒトですね(^^)
柳沢峠からの下りが、これまた大変!。ほぼ全線に渡りこんな状態ですからねー。そり滑りでもしたら楽しそう・・・(あぶないって)。でも、先の一ノ瀬林道や笠取林道と比べれば、凹凸の無い段違いの走り易さ?。すでに感覚が麻痺してますね(笑)。
ということで、R411の走行シーンを雰囲気だけ動画モードでもど〜ぞ(mauさんバージョン、ダーバージョン)
楠精肉店でジャンボコロッケ
時刻は正午を過ぎたところ。小腹も空いてきたところで、まずやってきたお店は、塩山の「楠精肉店」。前回同様ジャンボコロッケがお目当てでしたが、ショーケースには、未だ見たことも無いほどの衝撃の映像が・・・(!)。その名は「ヒレカツ(650円)」です。長さ40cmはあろうかというジャンボサイズにはたまげました(笑)。もちろん、ゲット!。でもさすがに1人でその場で食いきる自信も無いので、僕とmauさん、お土産に1本ずつお持ち帰りとなりました。画像ですか?、うーんどうしようかなー(笑)
続いて訪れたのは(ちょっと近すぎ)、やっぱり塩山といえば「白彩」です。今回は、ダブルで「穴子天丼(大):1000円」を頂きました。うおっ、穴子丼なのに海老って3本も載ってますぞっ(嬉!)。もちろん、「とろけるモツ煮」ちゃんもお約束。今日はおまけに、嬉しいデザートまで頂いちゃいました。どうも美味しく満腹様でした♪。
ほったらかし温泉・あっちの湯から甲府盆地を一望
笛吹川フルーツ公園上部に位置する展望台へやってきました。やはり冬ならではのクッキリとした甲府盆地が見事です!。かすかに望む富士山、あと少しなんだけどなー。
さて、雪中ツーと並び、何故か?冬は何度でも行きたくなるのが「ほったらかし温泉」。新源泉って何だ??、今回は、全て新源泉という「あっちの湯」へ。以前にも増してアルカリ成分が増強したんだそうですよ。
いやぁ〜、それにしても湯船から望む甲府盆地の景色は、まさに絶景!。もちろん、気温は氷点下ですからね。髪の毛が凍ってしまうのも時間の問題。もう何時間でも入っていられそうなほど気持ちがいいです。
あっちで、数人で濡れたタオルを振り回して、一体何しているかと思ったら、うおっ!、タオルが棒になっちゃったよ(驚!)。
こちらは、浴槽からの映像はNGなので、入浴後の休憩所からの映像です。おっと、ついに富士山のその姿を拝むことが出来て、意味もなく嬉しかったなぁ。
R140・雁坂トンネルへ
甲府盆地の眺めにうっとり未練を残しつつ、午後3時45分。ほったらかし温泉、そして笛吹川フルーツ公園を後にしました。
帰路は、雁坂トンネル経由の奥秩父越えルートです。時刻は午後4時も過ぎれば気温は一気に低下傾向にあるのみ。日が暮れるのも時間の問題。ちょっぴりドキドキ!?。雁坂トンネルを抜けたのが、すでに午後4時54分。電光掲示板によれば気温は−5℃。黒光りした路面は、濡れているのか凍結しているのか、よく分からずなんとも微妙だね(汗)
ライトアップされた滝沢ダムとループ橋を横目で堪能しつつ、一か八かで訪れた場所は「奥秩父の大氷柱」。時刻は17時15分。すでに真っ暗です。大氷柱入口で、以前には無かったバイクのヘッドライトに照らされた看板は・・・げげっ、まさかの有料とは(!)。早速、駐車場へバイクで降りると、未だ急ピッチで建物工事中。しかし、建物工事関係者の方から「もう門閉めるから」と追い出しをくらってしまいました。なので、バイクは路上に止めて、再度徒歩で大氷柱へ散策です。
国道の街灯と月夜に照らされて、かすかに浮かび上がった大氷柱。その神秘的な姿は、また昼間とは違った趣がありますね!。さすがに三脚無しのハンドパワー?じゃ、写真は無理だけど、この目でしかと見届けてきました。せっかくなので、川を渡って、フラッシュ撮影にてチャレンジ。おぉー、間近で見上げる暗闇の大氷柱って、また凄いかも。雪も降り積もった様子で、なお一層見応えも増したようですね!。
すっかり日の暮れたR140〜R299をひた走り、芦ヶ久保の道の駅にて、全行程全て終了です。午後7時30分無事帰還。早速、塩カルで真っ白に染まったバイクの下回りだけでも洗車をしてたら、案の定、洗ってるはしから凍ってます??(笑)
mauさん、朝からずっと氷点下の1日でしたが、冬の奥多摩越え&初の雪中ツー走破、おめでとうございます。どうもお疲れ様でした。また懲りずに冬ならではのツーリングを楽しみましょー(^◇^)ノ
これは今日のお土産の一品。やっぱりスゴイやぁ〜(笑)
本日の走行距離:238km
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