1999年11月3日 作成


南アルプス井川ツーリング 1999年5月3日

ルート:自宅〜中央道・八王子IC〜河口湖IC〜本栖湖〜R300〜R52〜身延町〜富沢町〜清水市〜静岡市井川ダム井川雨畑林道山伏峠にて通行止め・Uターン〜静岡市〜清水市〜富士市〜西富士道路〜中央道・河口湖IC〜八王子IC〜自宅


富士五湖・本栖湖畔にて

 南アルプス公園線ってご存じですか?。静岡市から南アルプスの東側の麓を北上し、甲府盆地へ抜ける山深いルートです。私はあくまでオンロードですけど、大自然の中の道無き道を進むのが好きで、特に車がすれ違えないような細いクネクネ道なんか最高ですね(^_^)V。

 日帰りは少々無理があるとも思ったのですが、このGWはどこへ行っても混雑しているんだしということで、いざチャレンジです。

 早朝5時に自宅を出発し、中央道を飛ばしまずは本栖湖にて小休止です。まだ、朝7時過ぎなので、観光の車もまばらでした。晴れていれば、ここからは富士山がドーンと見えるんですけどね。


静岡市内・安倍川ほとりにて

 本栖湖からR300で身延町へ。このR300もなかなかの峠道で、どうせなら登りで走りたい道でした。
 R52でひたすら南下。ようやく静岡市内へたどり着きました。すでにここまでの走行距離は200kmにもなりました。

 安倍川のほとりにバイクを止め、なんか絵になる風景?とか勝手に思っていました。

 さて、ここからが今日の目的でもある南アルプス公園線のスタートです。これからどんな景色が待っているかと思うとワクワクしてきます。


井川ダム・井川湖

 静岡市から北上し、もう間もなく交通量が減ってくると、とても静岡市とは思えないほどのクネクネうねうね道が始まります。右へ左へ快適にワインディングを走り、ようやく井川湖へ到着です。こんな山奥でも結構な民家があって、ちょっと驚きでした。

 以前、寸又峡へ車で行ったことがあるのですが、そりゃあもう二度と車じゃ行くものかと誓うほどのワインディングでしたが、今回はバイクな訳で勝手が違います。とはいえ、さすがにヘビーだな〜。


井川雨畑林道

 井川湖畔を過ぎると、ここからがお待ちかね?の井川雨畑林道に入ります。と言っても、静岡県側は全線舗装でオンロードバイクでも全く心配ありませんでした。ですが、ご覧の通り崖崩れなどの災害の傷跡が随所に残っていて、自然の恐ろしさを肌で感じました。一歩間違えば深い谷底ですからね・・・(^^;)



井川雨畑林道の景色

 途中、路肩にバイクを止めて振り返ってみるとこんな風景が広がっていまいした。こんな道を登ってきたんだなーとつくづく感心してしまいます。

 エンジンを止めると、聞こえるのは風邪の音だけ。すれ違う車やバイクも皆無の状態で、少々不安になってしまいます。もし、こんなところでバイクの調子が悪くなったらどうなるんだろう?。幸いバイクの調子は絶好調で、快調に走ってくれました。

 これまで、いろんな峠道を走ってきましたけど、ここはその中でもいろんな意味で最も豪快で絶品とも言える峠道だと思いました。そりゃぁ、行ってみれば分かりますよ(^^;)



山伏峠(標高2014m)にて山梨県側が通行止め

 ようやく到着した山伏峠(標高2014m)は、さすがに寒い。濃霧と強風と相まって、とてもじっとしれいられませんでした。
 ちょうど静岡県と山梨県の県境となっているのですが、県境を越えるとそこからはダートとなっていました。ですが、あれ・・・・うぉ〜(◎_◎)、ゲートが閉まってるじゃないですかー。そんな通行止めの標識はここまで何も無かったぞ〜。冬季閉鎖のため通行止めだったのです。早く言ってよーって感じでした。
#後で調べたら、6月から開通したとか・・。

 バイクを倒せばゲートの下を通り抜けることも可能ですが、さすがにリッターバイクを倒すわけにもいかないでしょう・・。南アルプス公園線の全線制覇はならず、ここまでとなりました。残念・・・・・(T_T)

 え?、じゃあ来た道を戻るの?。静岡市から山伏峠まで、丸ごとワインディング70kmもあったんですよ。

 このまま来た道を戻ることになったのは言うまでもありません。またいつかチャレンジするぞーと誓って、山伏峠を後にしました。ついでに次回は、隣の安倍峠にも行ってみたいです。

以上、走行距離598kmの日帰りツーリングでした。本当に疲れました。



走行マップ

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