1997年9月28日 作成


長野ビーナスラインツーリング 1997年9月27日(土)

メンバー:山下君(XJR400R)
ルート :
1日目・・自宅〜秩父〜R299〜志賀坂峠〜ぶどう峠〜小海町〜麦草峠〜女神湖〜白樺湖〜ビーナスライン〜霧ケ峰立石公園〜下諏訪・湖畔の湯〜R20〜甲府〜八王子〜自宅


秩父・ぶどう峠

 今回のメンバーは、友人の山下君です。天気予報だけを頼りに、昨晩の夜11時過ぎにツーリングの決行が急遽決まりました。

 朝7時に自宅を出発し、秩父から更にR299を西へ。長野へのルートとしはお約束『ぶどう峠』です。

 ぶどう峠は、特別展望がいい訳ではありません。秩父から八ヶ岳へ抜けるには林道的なイメージがありますが、ここは全線舗装済みで、いわば抜け道的存在なので、車の交通量が皆無に等しく、快適なツーリング走行が楽しめるのです。

 相変わらず、天気がごらんの通り。正面に見えるはずの八ヶ岳もすっかり雲の中でした。

 秩父周辺も紅葉にはまだ早いですね。


麦草峠(R299)・標高2,127m

 小海町のコンビニで早い昼食の後、小海リエックススキー場横を通り、R299へ合流します。

 R299の八ヶ岳周辺は、ツーリングマップにも唄われているように、ライダーなら是非一度は走りたいお勧めのワインディングです。そして、最高地点にあたる麦草峠は標高2,127m。ツーリング気分を盛り立ててくれます。

 と言うのは、晴れていればのお話。いつ雪が降ってもいいようなこの寒さは一体何なんだ〜。カメラのシャッターを押す指先もすっかりかじかんでしまったぞー。夏用のジャケットの下は、半袖のシャツ2枚。上に合羽をきたところで、しょせん装備は夏仕様です。

 山の天気は分からないもんですね。ちゃんと着るものをもってくれば良かったって後悔です。

 ごらんの通り、車&バイクはほとんど走っていませんでした。寂しいもんです。



ビーナスラインより白樺湖・蓼科山を望む

 時々晴れ間が出るものの、時折小雨がパラついていました。麦草峠を越えた後、蓼科からビーナスラインへ入り白樺湖へ。

 ビーナスラインの白樺湖から先は、有料となります。白樺湖から終点の美ヶ原まで行くと、距離にして40km弱。料金は2,320円です。走るだけなら1時間もかからないでしょう。

 これを高いと見るか安いと見るかは、その人次第ですね。でも、晴れた日の景色を見たときは、来て良かったって思うことはきっと間違いありません。


ビーナスライン・霧ケ峰の売店にて

 あまりの寒さに、霧ケ峰にある駐車場の売店横で温かい缶ジュース飲もうとしたところ、『この寒さじゃ大変でしょう。中で温まっていったら』と売店のおばちゃんが声を掛けれくれました。ご好意に甘えて、中で温かいお茶をいただきました。

 この寒さで、お客さんもぱったりだそうです。それもそのばず、外の気温は8℃!!。てことは、さっきの麦草峠の気温は5℃位だったのでしょうか。まだ紅葉もしていないのに、夏から秋を通り越して一気に冬が来たって感じでした。

 尚、通常この時期はこんなに寒くはないのでご安心を。

 ビーナスラインの紅葉は、10月中旬が見頃だそうです。



立石公園より諏訪湖・上諏訪町を望む

 この天気じゃあ、ビーナスライン終点の美ヶ原まで行く価値はありません。と言うことで、今回も霧ケ峰にて途中下車となってしまいました。高度が下がるにつれ、気温が徐々に上がっていくのが肌で感じられて生き返った気分です。

 諏訪湖を望むビューポイントはいくつかありますが、中でもお勧めなのが、上諏訪駅の北にある『立石公園』です。霧ケ峰から諏訪市内へ降りる途中に『立石公園』の看板があるので、すぐ分かります。ただ、下から上がっていく場合にはちょっと分かりにくいかも。

 諏訪市街へ降りると、下諏訪温泉へ。下諏訪温泉街には10ケ所の公衆浴場がありますが。今回は『湖畔の湯』(入浴料;200円)に行きました。温泉が恋しくなったのも久々ですね。骨まで温まるこの感覚がたまらないよー。

 今回のツーリングの目的はビーナスラインだったのですが、そのビーナスラインは悪天候のため満喫することはできませんでした。間違いなく晴れると分かっている時にまた来ようと思います。その後、R20で甲府まで走り、勝沼から中央高速に乗って帰りました。



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