1997年6月8日作成


木曽・御岳ツーリング 1997年6月7日

ルート :自宅〜八王子〜(国道20号)〜諏訪湖〜伊那市〜権兵衛峠〜木曽福島〜御岳山〜開田高原〜野麦峠〜松本〜諏訪湖〜甲府〜八王子〜自宅


諏訪湖畔

 今回も例によって思いつき、と言うわけではありませんが、天気に恵まれそうな梅雨時期の貴重な休日だったため、夜行日帰りでsoloツーリングに出かけました。

 深夜2時に埼玉の自宅を出発。夜の甲州街道をひたすら走って、諏訪湖までやって来ました。それにしても夜はまだまだ寒い。天気はいいけど、途中どっかで見た温度計は7℃程度でした。

 ただ今の時刻はAM5:30。下諏訪温泉の公衆浴場はAM5:30から営業しているので、早速お約束の温泉へ。
 諏訪大社のすぐ近くにある『遊泉ハウス児湯』は、入浴料180円とリーズナブル。下諏訪温泉にある公衆浴場の中では一番大きく人気があります。

 朝風呂に入ってさっぱりした後、朝焼けの諏訪湖畔にて小休止。


権兵衛峠より伊那市街を望む

 茅野から国道152で高遠へ抜け、伊那市へ。

 伊那からは、もうすぐそこにうっすらと残雪が残った駒ヶ岳が見えます。それにしても、これから向かう『権兵衛峠』は一体どこだろう?。どの山もみな険しすぎよ。

 伊那から木曽へ抜ける国道361は、またしても未開通。そのため、脇を走る林道が改良され国道代わりになっています。(通称:権兵衛峠)

 噂には聞いてたけど、凄い道ってなんのって。車一台いると、もうバイクがすれ違えないほどの狭さ。しかもガードレールもないところが多くて・・(^^;;。もちろん対向車はゼロ。しかし、前には黒煙を吐き出すワゴンが一台走ってる。一向に抜かせてくれる気配がない。何が縁でこんな山道をこんな車と一緒に走らなければならないんだ!!。もう切れそうだ!!。

 権兵衛峠(標高1523m)からは、険しい林道を登ってきた甲斐だけあって、眼下には伊那市街を見渡せました。


御岳山・御岳スキー場頂上

 権兵衛峠を越えると、木曽福島を通過し今回のツーリングの目的地である御岳山へ。

 御岳には、『御岳スキー場』と『御岳ロープウェースキー場』の二つがあるのですが、上までバイクで登れる御岳スキー場へ向かいました。

 スキー場に近づくにつれ、さっきまではあんな遠くに見えていた御岳山がどんどん近づいてきました。スキー場のベースからは、黒石林道を走り更に上へ。気分も高まってきます。そう言えば、黒石林道は有料道路のはずなのに料金所がないぞ。

 スキー場頂上(標高2180m)からは、御岳山頂(標高3067m)をこんなに身近に眺めることができました。振り返ると、眼下には開田高原や駒ヶ岳などなど・・・。スケールの大きさには、心底感動しました。


御岳から見える乗鞍・上高地

 御岳からは、乗鞍岳と上高地の穂高岳まで見えました。

 でも、疲れた〜、眠い〜。昨夜はほとんど寝ないで出発したからねぇ。

 御岳と御岳周辺を走ったのは今回が初めてでした。埼玉からだと、ここまで来るだけでも片道250km以上はあります。そうそう日帰りでは来れるところではありませんよね。今回、思い切って強行して本当に良かったです。御岳を見て疲れも吹っ飛びました(←その時だけ)。



乗鞍岳が大きい野麦峠

 野麦峠では、『あぁ野麦峠』の碑を発見。野麦峠で食べたそばは、とても美味しかったです。

 御岳からあんなに遠くに見えた乗鞍が、野麦峠からはこんなに目の前です。一瞬、これから乗鞍へ行ってみようかとも誘惑に誘われましたが、この時期乗鞍高原からの裏道は確か通行止めだったような気がしてパス。乗鞍スカイラインの3000円を払う気にもならないし、そのまま帰ることに。

 後は帰るだけと思うと、なおさら疲れが最高潮に達してきました。

 下諏訪温泉では、その疲れを癒やすために、今度は『湖畔の湯』へ。ここも入浴料は200円と安いです。

 今回のツーリングも、終わってみればまた、走りっぱなしの一日でした。お疲れさま。

本日の走行距離:705km



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