Sat, 26 Apr 1997 19:28:03 作成


野辺山ツーリング (長野県) 1993年12月10月

メンバー:小嵐君(CBR250RR)、私(ZEPHYR)
ルート :大学(工学院)〜八王子IC〜(中央道)〜須玉IC〜増富〜(金沢山林道)〜信州峠〜野辺山〜清里・清泉寮〜甲府(山口温泉)〜勝沼IC〜(中央道)〜八王子IC〜自宅


思いつきのツーリング

  当時、私は大学4年で小嵐君は1年生。でも歳は一つしか違わないのはなぜだろう?。

 今日の講義も午前中で終わり、帰ろうかと外へ出ると、私のバイクのタンクに何やらメモ書きの手紙が貼ってある。何だろうと見てみると、小嵐君からのラブコールだった。

 『今日は、自分も授業は午前中で終わるので、午後から走りにいきやしょ。 by小嵐 』

 で、ただ今の時間はPM2:00。私と小嵐君は、2人で中央道をかっ飛ばしてるのでありました。ツーリングマップは、ライダーのバイブルです。いついかなるどんな時も、常に携帯していなければなりません(?)。

 中央道を、須玉ICで降りると、まずやってきたのは増富ラジウム鉱泉。関東ツーリングマップをお持ちの方は、P47をご覧下さい。

 増富までの道は途中とても不安になってしまいます。『ムードある渓谷、大石ごろごろ』って、その通りです。大石ごろごろって何?。それは内緒です。オンロードバイクでも問題なし。紅葉の季節がいいようです。


JR最高地点・野辺山駅(小海線)

 増富鉱泉を過ぎて間もなく、雲行きが怪しくなってきた。季節は12月。八ヶ岳周辺はもう冬だったのだ。

 ちらちらと雪が舞ってきた。しかし、ここまで来てしまった以上、先へ進むしかない。合羽を装着し、信州峠を越えるころには、雪も本降りになってきた。1人のツーリングで、雨や雪ほど悲しいものはないが、同じ境遇にいるのが自分だけではない場合、それはそれで楽しくなるものである。雪にも負けず、私と小嵐君は雪中ツーリングを楽しむ(?)のであった。

 野辺山にも見所はたくさんあります。野辺山宇宙電波観測所、獅子岩、八ヶ岳野辺山高原牛乳工場、そしてここ、JR最高地点(標高1375m)の野辺山駅などなど。また、晴れているときに来たいものですね。

 この写真を撮っているとき、周りの地元の方からは、哀れみの視線をたくさんいただきました。『こんな雪が降ってるときに、バイクで来ることないのに・・・』って、目で訴えられていた気がしました。


甲府昭和IC近く・山口温泉前にて

 野辺山を後にし、もうこの天気ではどこを走っても同じである。日も落ちてきたので帰路に着くことにした。

 国道147を下るにつれ、雪が雨に変わったのはいいのだか、どしゃぶりになってしまった。どうして、こんな天気の中ツーリングに来なければならないんだろうって、きっと後ろを走っている小嵐君も同じ事を考えているだろうね。

 そろそろ限界に達してきた。ブーツの中まで完全に浸水状態。グローブもクラッチを握る度に、水が滴り落ちる。甲府でお約束の温泉に寄ることにした。

 温泉につかると、骨まで浸みるような温かさ、この感覚がたまりません。(山口温泉は、甲府昭和IC近くにあり入浴料は500円。狭い路地の奥にあるのでいつでも空いています。←おすすめ)

 写真は、温泉の前に熱いお湯が沸いていたので、濡れたグローブを熱い湯につけているところです。また、足に履いているのはスーパーの袋です。こうすると濡れたブーツでも問題なし(←ちょっとださいかも)。
 


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