03/05/97 20:22:22


箱根・富士山ツーリング 1993年10月31月

メンバー:大谷君(GSX-250R)、小嵐君(CBR250RR)、児玉君(TT-R)、私(ZEPHYR)
ルート :自宅〜八王子〜厚木〜平塚〜小田原〜箱根ターンパイク〜箱根大観山〜裾野市〜富士山5合目〜御殿場〜(東名)〜厚木〜


切れたチェーン

  今回のツーリングには、児玉君(一番左)が初参加しました。私と大谷君が大学4年、小嵐君と児玉君が大学1年で、同じ吹奏学部仲間です。
 東京都は八王子の大学に集合し、いざ伊豆へ向けて出発です。国道16や国道129は、平日はトラックが多くて走りにくいですが、祝日ともなるとトラックがいないお陰で、空気は綺麗だし道も程々に流れています。だいたい私が先頭を走るのですが、今回初めての児玉君がいるので『お手柔らかに・・』と言われていました。その時は『分かってるよ』なんて、行ったにも関わらず、走り出してしまえばもういつもの調子です。それに小嵐君もついて来るものだから、また自分も飛ばしてしまうのです。

 国道129の上溝バイパス付近を走行中、ふと大谷君が付いてこないことに気づきました。さっきの信号までは一緒だったのに???。
 これまで大谷君が遅れたことなどなかったので、ちょっと心配になりました。道路脇にバイクを止め5分程待ちましたが、一向に来る気配がありません。さすがに何かあったと思い、Uターンすると間もなく向こうから大谷君が手を挙げて走ってきました。
 それがなんとチェーンが切れたらしいのです。写真は、切れたチェーンを持っているところです。下手をすれば、切れたチェーンでタイヤがロックして大事故につながったかも知れないのです。本当に何事もなくてよかった。


箱根ターンパイク・児玉君現れる

 チェーンが切れてもツーリングは続行です。近くのバイク屋にお世話になり、チェーン交換を済ませました。

 平塚から海沿いの国道134を走り西湘バイパスへ。小田原からは、箱根ターンパイクへ入ります。箱根へのルートとしては、他に国道1号線と箱根新道があるのですが、箱根ターンパイクが一番高いので一番空いています(しかもお巡りさんがいない)
 箱根ターンパイクの料金所にて、上での待ち合わせの約束をすると、そこからはフリー走行になりました。私と大谷君と小嵐君はバトルとなり、あっと言う間に頂上に到着しました。でも、児玉君がなかなか来ないなぁ。それもそのはず、15kmもの上り坂が続くのですから、エンジンのパワーの差が歴然です。私がカメラを構え、大谷君と小嵐君で遅れて現れた児玉君を迎えてあげました。

 児玉君:『何やってるの?』


箱根・大観山展望台にて

 『ダー岩井の写真館』では、箱根大観山はもうお馴染みですが、眼下に芦ノ湖とその向こうに富士山を眺めながら小休止です。

 今日は、伊豆半島へ行く予定だったのですが、チェーン切れた事件などあったため、すでに午後2時を回っています。その後の予定について話し合った結果、向こうに見える富士山が素晴らしいので富士山に登ることにしました。

 芦ノ湖スカイラインを湖尻峠まで走り、そこから裏道で裾野へ抜けました。日本ランドHOW遊園地の脇を通り、いよいよ富士山スカイラインです。



表富士・5合目

 富士山に近づいてくると、だんだんワクワクしてきました。なんと言っても、富士山をバイクで登るのはみんな初めてです。時間は既に4時を回っており、時間と共に気温も下がっていきました。さすがは富士山です。寒さも半端ではありません。

 もう、日が落ちかけてきた頃、ようやく5合目に到着しました。さっき、箱根から見ていた富士山に、今自分たちがいると思うと、なんとも言えない感激がありました。バイクに乗ってて良かったと思う瞬間です。


富士山5合目から駿河湾を望む

 五合目からの展望は、なんと表現していいのか・・。とても写真だけでは伝え切れません。是非、一度お出かけ下さい。眼下に広がる駿河湾は感激ですよ。まもなく日も落ちてしまったのですが、5合目からみる富士市の夜景も素晴らしかったです。

 みんなそれぞれ鼻水を垂らしながら、帰路につきました。次の日、風邪を引いてしまったのは言うまでもありません。


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