ダー岩井のツーリング写真館へようこそ

近所で雪遊び作戦!in正丸峠

 バイクでもタイヤをブロックタイヤに替えただけでも格段に向上した走破性。ずっとスキーでもノーマルタイヤにチェーンで頑張ってきた自分でしたが、昨年末に実家のスタッドレス車を初めて運転したら、その走破性の虜になりました。お陰様で、つい数日前、ついにダー家のモビリオにも、僕にとっては”初”となるスタッドレスタイヤを購入してしまいました。



 スタッドレスタイヤを履いたら、当然?その効用を早速実感してみたいのが心情ってもの。またチビ達からも「雪を見に行こう!」とせかされて、今日は午後から、早速家族を引き連れて、ソリとプラスキーを積んで「近所で雪遊び作戦♪」を決行です!。

 高麗川沿いのR299を秩父方面へ。秩父へ近づくに連れ、次第に日陰には白いものがチラチラ出てきました。そして、30分ほどで正丸トンネル入口到着。トンネルには入らずに手前を右折、まずは狙いは”刈場坂峠”です。

 途端に道路脇には除雪した40~50cmはあるであろうビックリするほどの雪塊がゴロゴロ出現!。こんな近場でも、期待通りの別世界ですね!。しばらく1車線の除雪路を登ると、中腹付近の工事資材置き場?付近で除雪は完了。この先は、無除雪のまさにムフフの雪原モードじゃぁ\(^o^)/。でもちょっと雪ありすぎかなー?と不安を感じつつ、アタック開始です。

 と、いきなり「ガガガガ・・・・・、ガガガガガガガ・・・・・」。なんだ?(汗)。新雪ならまだしも、降雪からすでに1週間が経過してますからねぇ。道路の雪は完全に凍っており、わだちを進むも、車体は大きく揺れて、どうやらモビリオでは車高の低さが仇となり、下腹がスリまくりでボディが氷を砕く音が結構なサウンドらしい。車体の大きな揺れと音?で、それまでのチビ達の歓声は悲鳴に変わり、これにて雪中アタック?は終了。実に雪路から5mほど先の出来事でした。



 一旦、R299付近まで下山し、次は正丸峠方面へ。こちらもほぼ除雪が行き届いており、走行にはノーマルタイヤでも支障ないほど。しばし、車ではあまり嬉しくないワインディングをのぼりつめ、標高630mの正丸峠に到着です。なるほどー!、峠の売店が営業中とのことで除雪されていたんですね。しかし、正丸峠より先の秩父側は通行止めとなっており、ご覧の通りの”雪国”となっていました。売店のおばちゃんの話によると、やはり僕らと同じく近場で雪をもとめて訪れる家族連れもある様で、道路ではありますが、この先は通行止めとあって、安心して雪遊びが出来る場所としても好都合の様ですね。

 では早速、ソリとプラスキーを持って雪遊びタイムです。ん?、一歩踏み出すと、こちらも雪が完全に凍ってる・・・汗。まるで氷の世界ともいいましょうか。ひろぼうもワクワクでミニスキーを履いてはみたものの、そもそも”滑る”という感覚をまだ知らないとあって、不意に滑って転んで痛くて大泣き。チビ達にとっては憧れの”フワフワの真っ白な雪♪”とは、無縁のほど遠い現実の世界でした。雪遊びでの滞在時間は実に5分。「かえる~」と終了となりました。

 冬の正丸峠、雪遊びはさておき、峠からの眺望も素晴らしく、肉眼では遠く新宿の高層ビル街までしっかり見えました。また、売店のおばちゃんによると、正丸峠はイニシャルDの舞台風景ともなってることから、こんな冬場でも若者スポーツカーがこんなステッカー求めてやってくるとのことでした。確かに後からやってきた車は、インプレッサに86レビン。うーん、なんとなく納得です。



 帰りの車の中で、いつもオーム返しのひろぼうに「おもしろかった?」と聞いてみたら、初めて「おもしろくなかったー!!」と言われてしまいました(爆)。本日の「近場で雪遊び作戦♪」は、見事に失敗に終わったのでありました。本日の教訓、降雪直後でも無い限り、やはり近場では雪質がダメらしい・・・(^^ゞ

モバイルバージョンを終了